毛糸のコレクションは膨らむ一方ながら、再び迎えようとしている毛糸の季節。
買い置きの毛糸の中から古い順に何とかせねば!みたいな強迫観念に駆られ。
かなり以前にかってあった毛糸を引っ張り出して来ると、徐にかぎ針を片手に何も考えることなく取り敢えず鎖編みを始めてみる。
チクチク、チクチク。
って、鎖編みやかぎ針編みの音も「チクチク」って言うのかな?
たまたま糸の風合いがとても好きなタイプの縮れで、しかも緑色だったから、私の大好きな「苔」にも似た風合いが嬉しく、取り敢えず葉っぱみたいなカタチを鎖編みの途中に所々で編み加えて行き、「ラリエット」みたいにしあげようかと思ったんだけど、糸が "variegated"(一本の糸に複数の異なる色が順に現れる)にだったから、緑色が途中から青色になってしまい、うーん、ちょっとどうかなぁ〜なんて感じ。
まぁ予想外でランダムなデザインは私の傾向でもあるんだけど。
ラリエットのアイデアは横に置いといて、取り敢えず緑色の苔のような部分が気に入ったので、この可能性に集中してみることにして。
しっかりとしたボディ(土台)を加える為に銅製のチェーンを使って。
緑色の苔、、、なだけに、キノコのビーズを加えて、葉っぱや木の実もビーズで追加して遊びながらネックレスに仕上げてみた。
キノコの向きを変えてみたり、木の実の種類を変えてみたりで変化をつけながら幾つか作って見たんだけど、タイトルは「森の妖精のネックレス」かな。
そして夕方、玄関には定期購読している雑誌「マリー・クレール・イデー」が配達されてた。
楽しみにしげしげと表紙を見ながら、今回のは今ひとつ魅力に欠ける表紙だな、なんて心の中で自分自身につぶやきながら。
それでも、頁をめくって見るとビックリ!
たった今、私が浸っていた世界そのものの特集ページがまさかのように目の前にあったから。
ファッションやインテリアに「苔」を取り込んだデザインの特集で。
だから勿論、頁の写真には「苔」を中心に「キノコ」「木の実」があって。
まさに私が嬉々として扱っていたばかりのアイテム達の世界で、このタイミングに、「まさに今」な季節感とその訪れを再認識させられた。
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