前回のブログにアップした『Target』の秋の動物たちの商品。
写真を見れば見る程やっぱり可愛く思えて、特に口髭を生やしたムッシューで髭男爵風の小鳥の存在感は捨て難く、「どうして買わなかったんだ、自分?」みたいにも思えたので、金曜日にヴォランティアのシフトが終わった後、再びいそいそとターゲットに寄ってみた。
因に、ポケモンボールだった車止め的な球状のコンクリートは、既に再び新鮮な赤色の塗料が塗られた模様で、いつも通りのターゲットのトレードマークの「赤いボール」に戻ってた。
お目当てのホームデコレーションのコーナーに行ったら、可愛い小鳥たちの棚はすっかり綺麗に空っぽになっていて唖然とした。
小鳥だけでなく、私が目を付けていたキツネやアライグマのぬいぐるみの他、可愛いハロウィンのぬいぐるみの一部も売り切れてた。
辛うじて、空っぽの棚に何故か一つだけ残ってた(髭の無い)小鳥と、同様に何故かポツンと一つだけ寂し気に取り残された感のあるキツネを、あたかも私がやって来るのを待っていてくれたかのような独りよがりな錯覚ならではの愛着を抱きながら、「待たせてゴメン。一緒に家に帰ろうね」みたいな台詞を心の中で呟きながらショッピング・カートに入れた。
が、しかし。
こうなると急に俄然、どうしてもあの髭の小鳥をゲットしたい欲求がメラメラ。
いやはや。
まさしく私のいつもの定番なパターンなんだけど。
買い損ねた物は、以前にも増して更に一層、素敵だったように思える不思議。
可愛いとは思ったけれど、まさかこれほど早くに売り切れてしまうとは思わなかったから、買い損ねてしまう可能性なんて考えても見なかった。
それで思い出したんだけど。
少し前に新聞の記事で読んだのだけれど、すっかり忘れていた。
ターゲットが北欧フィンランドの人気アパレル・ブランドのマリメッコと提携して売り出した限定商品は、店頭に並んだと同時に売り切れてしまうんだそうで。
理由は、ターゲットで大量買いの顧客たちが、買い占めた商品に利益分を上乗せして、 eBayなどで転売するんだそうで。
へぇ〜、なるほど、そんなビジネスもあるんだ、、、なんて。
記事を読んだ際には感心させられたんだけど。
果たして、小鳥やぬいぐるみたちが転売ビジネスの対象となるのかどうか素人で凡人の私には見当も付かないけれど。
でも、単価が安過ぎるから多分、違うだろうと思う。
だって一つが5ドルとか6ドルとかだから。
単純に可愛さと値段の安さで売り切れたんだろうと想像する。
とにかく。
売り切れたと思うと益々欲しくなり、幻の「髭男爵の小鳥」を求めて、別のターゲットへと足を伸ばしてみる、ちょっとアホらし〜ってな感じのワタシ。
そして別のターゲットでも、棚は空っぽだった。。。ガァ〜ン。
凄いなぁ、ターゲット。
ちょっと甘く見ていたよ、と妙な反省。
ま、仕方ないね。
潔く諦めた私の視線の中に飛び込んで来たのは、出口近くのクリアランスのコーナーの棚の上に乱雑に並べられた雑多な商品の中に紛れて「何でこんなところに?」みたいに引っ繰り返ってる(髭男爵ではないけれど!)一つの小鳥だった。
まぁ〜!何故こんなところに放置されてるのっ!?と感動の出逢い。
なのですかさず購入。
そんなこんなで何とか私の手元にやって来ることになった運命の3体。
「奇跡の売れ残りトリオ」なだけに愛着も倍増な勢い♪
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