Etsyで、手作りのブローチやネックレスを販売しているブルガリア在住の Saffronさんの、細い針金で作られた動物デザインの作品を幾つか持っているものの、ハロウィンの時期に販売されていた黒い猫は何故か買いそびれて後悔の念が残ったまま、再び季節が巡って来たから、ひょっとしてまた登場するかも?なんて期待中♪
彼女の黒猫作品に触発されて、私は別の手法で自分の作品に反映。
ラグ・フッキングの手法でカタチを作り、切り取って、別布にアップリケ。
相変わらず、小さくて、しかも3Dな作品に仕上げるのが私の主流で。
そしてジオラマとかシャドーボックスとかの形状に完成させるべく、今回の小道具には植物を作ったり、小さなネズミを作ったりするのも楽しかった。
IKEAに安価で売られているガラス付きの額縁に奥行きのあるものを選んで買って置いたので、それに合わせてセッティングした。
上部に小さな穴を開けてコウモリを飛ばせたら、いい雰囲気で完成♪
大きさとしては、10インチ角(10" x 10")。
更に次なるハロウィン作品の流れで幾つか布に落書きしてみた。
Trick or Treatの仮装をした子供たちのデザイン。
ウール素材をフッキングして色付けして、切り取って、コラージュにする予定。
気紛れなので、デザインは作業しながら変化するんだけど、いつも。
だから仕上がってみないと、実際どんなカタチに出来上がるか?解らない。
行き当たりばったりと言うか、本当にランダムで。
未完成風な完成だったり、完璧じゃない仕上がりだったり。
自分にとっての完結が完成なわけなんだけど。
興味深いと思ったのは、State Fairの作品展から戻って来た作品たちにコンテストの審査結果と共に審査員のコメントが添付されてたんだけど、それらを読んでいて、主観の違いを埋める不可能を再認識させられた。
私が故意に、デザインとして意図的に放置した未完成な不完全さが審査で減点の対象となっていて、コメントに
「その部分さえ『きちんと』仕上げてあったら満点だったのに残念」
みたいな評価をされていて、
「その部分こそが『(意図する)ポイント』なんですが。。。!?」
って感じな、遣り切れない不完全燃焼と言うか消化不良と言うかな心境で。
自分以外の人から評価されるって難しい。
それでも、自分にとっての完成度を他人の好みや他人の目に映る基準に合わせるつもりは毛頭ないから、結局のところ自己満足の世界を極めるって事なんだろうけど。
自分が好きなものは自分が一番良く解っているし、色調や配色や線や傾きや構図や均衡や全ての詳細に於いて自分なりのこだわりを以て達することの出来る快感も心得ているつもりで、だからそれなりの自信もあったり。
時々は自信過剰だったり。
そして時々は急激に自信を喪失して打ちのめされてどん底気分だったり。
ふぅ〜。
幾つになってもいつまで経っても、色々と浮き沈みが大きいのよね。
2 件のコメント:
着々とハローウィンの準備が進んでいるのですね。
ひとつ前のブーツもインパクトがあって素敵ですね。はやく完成が見たいです。
とても自信のある作品が受けなかったり、自信のない物が以外と人気だったり・・・
私も作品作りは、楽しかったり、落ち込んだりの連続です。
今月5日に90歳の母が逝きました。
3週間入院しましたが、それまではぼけることなく(お手伝いさんには来てもらっていましたが)自立して
生活できたことは幸せだったと思います。今はあちらで父と積もる話をしていることでしょう。
yanaさん♪
実は魔女のブーツは、あの時点で完成として(笑)魔女のドレスの下にセットして全体の完成としてしまいました。
手抜きではあるんですが、ボディに接続する意図も無かったので、見た目が自然ならばそれでいいかな〜なんて。
やはり経験の長い yanaさんでもそうなのですね。
作者の自信は、一般にウケるかどうかに反映しないのですね。
もし、売る為のモノ作りであれば、そのあたりの関連性はとても難しそうです。
作るのが楽しくて自信のある作品ばかりが評価されると理想ですが。
シニア・レジデンスでヴォランティアをしていると色んなご家族に接しますが、90歳で自立して自分の家で住まう事が出来る人はそう多くはいないかと思います。
施設で暮らすシニアの多くがアルツハイマーを患っていたりするようですし、別の理由にしろ、介護を必要とする人が多いですね。
メールさせて頂きましたが、お母様のご冥福を心よりお祈り致します。
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