先週末の日曜日に Davidと二人でブランチに出掛けたついでに、せっかくだからと St. Paulの市街で開かれてる Farmers' Marketを覗いて見ることに。
こんな機会でもないと、わざわざ行って見るって事もないかと思ったので。
多分、売られてるのは地元で穫れた野菜が中心だろうから、特にこれと言って買うものは無いかも知れないけれど、最近は喧噪とか雑踏とかの環境に身を置くことも無いし、大勢の人々に囲まれることも無いし、なのでたまには人の流れに混じりながら、あれこれと商品を眺めて歩くだけでも貴重な体験かな、なんて思って。
思惑通り、いい感じに混雑して活気があって楽しそうな雰囲気にワクワクした。
多くの地元産の野菜に混じって、綺麗な花束や鉢植えの花も沢山並べられてた。
あぁ〜自分の花壇があったら、あれもこれも植えたいのに、なんて思いながら。
あとは手作りのサルサだとかハマスだとか、蜂蜜や石鹸、収穫されたばかりのトウモロコシは勿論、「焼きとうもろこし」まで売られてていい匂いを放ってた。
さすがに醤油の香ばしい香り、、、と言う訳ではなかったけれど。
そんな中に混じって思い掛けず嬉しい発見だったのが「紫蘇」。
思わず速攻で1束買ったんだけど、お値段たったの1ドル。
何だか申し訳なくて胡瓜もひとやま一緒に購入、それでも計5ドルだったけど。
大量の紫蘇は家に帰った後、洗って小分けにしてジップロックで冷凍保存。
直ぐに使う分はフードプロセッサーに掛けてトマトソースで和え、トマトバジリコ・ソースとして、細麺のパスタと共に夕食のテーブルに。
やっぱり欧米の "Basil"(通称バジル←ベィゼルと発音)とは風味が違って懐かしい味に感動。
残った分は更に翌日のお昼に独りで楽しんだ♪
さて、散策のつづき。
Farmers' Market近くの駐車場に車を入れ、マーケットをひと通り廻り終えても未だ時間に余裕があったので、ちょっと散歩をしてみることに。
"Twin Cities"として、お隣の Minneapolisと都市の機能やサイズが分割されてるとは言え、St. Paul市街にもそれなりの高層ビル街があり。
割りと良く整備された印象で、緑地帯も多い感じ。
そして、Montrealの "Bixi"みたいなレンタルして街を走れる自転車もある。
ミネソタって、何の予備知識も持たなかった私ではあるけれど、街を歩いて見る限り、特に「田舎」と言うこともなく、予想外に洗練された建物が多く驚かされる。
公園とか児童公園なんかのデザインにも、細かく神経が配られてるのを感じさせられる凝った趣向が施されてたり、遊び心が見られたり。
何だかとっても「住み易い環境」を感じさせる街と共に、割りと便の良さそうな鉄道のシステムも整備され、バス路線も広く網羅してる感じ。
感動的なのは、ここでもまた「自転車に優しい街」を印象づけられるんだけど、自転車で移動する人も気軽に自転車持ち込みでバスの利用が出来るよう、バスの車体に「自転車ラック」が設置されてるの。
ま、モントリオールでも、自転車を持ち込んで、電車や地下鉄に乗れるようになってはいたけれど。
*ちょうどいい感じの都会、なセント・ポール*
あとはとっても可愛いキャンディ・ストアも発見!
『Candyland』と言う名前の、このエリアで数店ある古くからのお菓子屋さん。
店頭のスヌーピーのディスプレイに思わず引き寄せられた感じで。
因みにスヌーピーはミネソタ生まれなので、この辺りで地元の人々に愛されるマスコットとして、割りと頻繁にあちこちで見掛ける。
店内は時代錯誤な感じに懐かしい古いスタイルの「量り売り」で、ユニークで甘そうで美味しそうなお菓子が所狭しと並んでるの。
あれもこれも試して見たくなる感じで、たまたま一緒になった他の男性客が大きな独り言で「あぁ〜ここに住みたいっ!」と言って、思わず居合わせた皆が笑顔に。
楽しい気分になった流れで『Children's Museum』のギフトショップに寄り道。
可愛いオモチャやゲームやお人形たちに懐かしい気分いっぱい。
私はちょっとだけ「パディントン・ベア」のヌイグルミが欲しかった。
買わなかったけど。
そんなこんなで楽しい日曜の午後の散歩になった。
おしまい。
4 件のコメント:
なんだかとっても住みやすそうで素敵な街、セントポールですね~♪
紫蘇は日本人にとって凄く手軽でこの季節にはなくてはならない食材の一つですよね。見つけられてラッキーでしたね。
定住するとわかっていたら、自分のお庭作りにも力が入り色んな苗を買うとこでしょうが、こればっかりはね。
ともあれ、楽しい散策となって良かったですね(*^-^*)
気持ちよさそうですね。
主人は私たちが行く3か月前に着任して、夕食を食べるために毎晩ダウンタウンの日本食屋さんに通っていたので、あのレストラン知っているんだと思います。日本食屋さんでは翌朝食べるおにぎりまで作ってもらってたみたいです。
昨日は世田谷美術館に(ボストン美術館、華麗なるジャポニズム展を見に)お友達と3人で行ってきました。世田谷美術館は砧公園の中にあり、いつもあまりこんでいなく、レストランからの眺めも素晴らしいので時々出かけます。帰り自由が丘に車を止めて36度の炎天下、2時間ほど雑貨屋さんを4.5軒回りみんなそれぞれ好きなものを2,3点買ってそれなりに満足して帰りました。セントポールのような気候だったらどんなにいいかと思いますよ。
自由ヶ丘は、春等は、花壇にきれいなお花が植わっていて街全体とてもおしゃれなんだけど何せ連日35度以上では・・・歩いている人もまばらでした。
カナダもそうですが夏中きれいなお花が咲いているのは本当にうらやましいわ~
まゆみさん♪
この地名、実は一つ懸念があるんですが、日本語読みだと何故か「サン・ポール」で、トイレ用洗剤と一緒なんですよね〜。(笑
暑い日本の夏の食卓で、爽やかな味覚を演出するのが紫蘇だったりしますよね〜。
問題は、有効利用できるメニューのレパートリーが無かったり、、、ってとこですが。(汗
日本のレストランで、鰻の蒲焼きを押し寿司にしたものが、紫蘇の風味がきいてて美味しかったのを再現したい気もしつつ、ちょっと困難かな〜、なんて。
(多分、それには青じそかと思うし)?
yanaさん♪
日本食屋さんがあるんですね〜。
と、ふと思い出したのが『FUJIYA』と看板の出たレストランで。(笑
Wabasha通りにあるんですが、ひょっとしてソコかしら?なんて。
それにしても、翌朝用のおにぎりエピソードには笑みがこぼれましたよ。
いいアイデアだし、サービスも良いですね♪
世田谷美術館、、、私は行ったことが無いかも?
都内の美術館って、ほんと充実してますよね。
海外からの作品も沢山やって来るし。
国内にいながらにして世界中の作品が観られる、有数の環境なのではないか?とさえ思えます。
うわ〜、35℃とか36℃とかは本当に厳しいですね。
以前、帰省時に上野の雑踏で天井の低いトンネル通路のような場所で高温を体験し、パニック症候群を起こしそうな心境でした。
精神的に、恐怖を感じるほどの暑さで。(苦笑
なので北米の湿度の低い夏には本当に感謝しています。
コメントを投稿