2014年8月2日土曜日

アートあんどクラフト熱 

Kaitoは、カレッジで一週間だけのサマーキャンプで映画制作の体験を無事に終了し、ショートフィルムの撮影と、トレーラーの編集を駆け足で仕上げたらしい。

何しろ月曜から金曜の5日間しかないので、脚本、小道具作り、衣装の調達、演技と撮影、編集の全てが激しく凝縮された体験だったのは確実で。

それでも、映画制作のクラスには13歳から17歳までの間の男女合わせて16名が参加したらしく、無難に丁度良いくらいのサイズだった雰囲気。

他には建築とかグラフィック・デザインとかウェブ・デザインとか、デジタル・フォトグラフィーや航空、そして何故か調理まで網羅した選択肢が興味深い。

とにかく、家でぼぉーっと過ごすよりも格段に刺激があって充実した1週間だった事には違いないと確信。

運転手の私も、無事に役目が終了して良かった。

って、夏休みはまだまだあと1ヶ月間、丸々残ってるンだけど。ふぅ〜。



でもって、私の夏休みの図画工作の宿題。

ってのは冗談だけど。

取り敢えず『Etsy』に自分のお店があるってだけで、実際に売るとか売らないとか関係なく、割りと創作意欲が湧く気がするのは面白い。

あとは住環境による気分の違いってのもかなり影響する感じがしてる。

カナダの家ではとにかくスペースが限定されてたから。

住んでる時には気がつかなかったけれど、振り返って見ると、今よりも精神的に窮屈だった気がするし、まぁそれは目に見える事ではないけれど、とにかく目に見えて実質的に違うのは、家の中に入る自然光の量が大幅に改善されたって事で、それによってかなり影響を受けるらしい気分がかなり違う。

前回の家で南に向いた窓と言うと、縦長に細いものが一つだけだった。

基本的に、北米では住宅開発される際、道路が整備され、敷地の区画がなされ、家は大抵の場合、正面玄関のある面を家の顔として道路に向かって建てられるので、日本のように「南向き」にこだわった家の配置がなされない。

実際、今、私たちが借りてる現在の家も「西向き」の家だし。

リビングの大きな窓は西に向いてるし、ダイニングやサンルームは東向きに大きな窓があるお陰で気持ちの良い朝の陽射しが入り込むのは有り難いとして、それでもやっぱり南向きの窓と言うと、キッチンの小さな窓とか、サンルームの一面がかろうじて「南向きの窓」って感じ。

まぁ、だからこそ、この家にはたまたま天窓が複数あるかと思うんだけど。

そんな事からも、元々この家を建てた最初のオーナーさんは、ひょっとして画家とか、自然光の下で作業する事によって恩恵が得られるような、特殊な職業か趣味を持った人だったのではないかしら?なんて、勝手に想像を膨らませてる。

絵の具を混ぜて色を作りだしたり、限りなく自然に近く美しい色彩を捉える写真の撮影をしたり、モダンアートのキルトや刺繍やウールの糸を混ぜ合わせた配色でする編み物などなど、大きな窓が沢山ある環境で出来たら素晴らしいと思うもの。

そんな訳で、大それた作品を仕上げる訳ではない私でさえも、この環境にはかなり触発され、気分的にもポジティブな影響を受けてるらしい。


なので色んなクラフト熱が持続的に高まって。


土曜日の今日は、8月と言うのに何故か「かぎ針編み」に熱中。

夏に編み物!?って感じではあるけれど。

自分でもびっくり。

まぁそのくらい「暑くない」って事なのかも知れないケド。




*少し前、作った作品*
<フェルトのプチ庭オブジェ>
土台:4" x 6"



<フェルトのミニチュア・ハウス>
<パイプクリーナーで作った小さなベアたち>




そして、最近 Etsyで買った
ヴィンテージのガラス製ビーズは苺のカタチ



同じくヴィンテージの小さな小さなガラスのボールには
何らかの透明の液体と小さなペリドット色のクリスタルが入ってる



来週は Erikaと一緒にこれらの材料を用いてネックレスを作る予定。




6 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

息子さんも充実した経験をされて、まゆみさんも運転手のお役目も果たされ、お疲れ様でした。

家に入る太陽光って凄く大事ですよね~。
その点、日本人は、必ずと言っていいほど、
南向きの日当たりのいい家や部屋を選びますもんね。これは、精神衛生上も凄く大事で理に適っていると思います。

今のお家を建てられた方は、どんなお仕事をされていたのか、創造の世界が膨らみますね~。

まゆみさんの作品、可愛いですね~♪
出店されてから、ますます創作意欲が掻き立てられることでしょう。

黄緑色の中にペリドットが入った石、素敵だわ~♪娘さんと仕上げる作品を楽しみにしていますね。

yana さんのコメント...

息子さんは充実した1週間を過ごされ良かったですね。
日本はエネルギーがない国なのでなるべく冬は暖かく、夏は涼しいように配慮して家を建てますが、アメリカはそんなこと考えずに家を建てますものね。
環境が整い、素敵な作品が沢山出来そうですね。
4X6ってインチじゃなくってセンチですよね。よくあんな小さい動物や木ができますね。アメリカの人は綺麗な出来栄えに感激するんじゃない?なんかそちらの物は大雑把な気がします。私なんかも、あまり小さいものはゆがんじゃったりくしゃくしゃなったりしちゃうので・・・・本当にいつも感心します。
ビーズの作品も楽しみです。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。

「精神衛生上」、まさにソレですね。
普段、余り意識しませんが、目に見えない大切な事って、結構多い気がしますね、毎日の生活では。

陽当たりとか風通しとか、家を建てる際や部屋を借りる際、真っ先に浮かぶ条件ですよね。

この家はたまたま南北に通る道の右側なので、否応が無しに西向きの家、って感じで。(笑

このペリドット色のクリスタル、ガラスの中でゆらゆらと揺れて光るんですよ〜。
いったい何の液体が入ってるんだか?謎です。(笑

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ありがとうございます。

確かに!
南向きの家って、冬も暖かいですもんね、陽射しが入ると。
夏にはすだれだとかの日よけをしたり。
アメリカは、、、割りと省エネとかに疎いですかね、多分。

4x6は実はインチです。
ちょうど、写真プリントのサイズで。
日本だとポストカードのサイズでしょうか。
ガッカリさせてしまったかしら。
私も最近はどうやら視力が、、、ろ、ろ、ろ、老眼(笑)の傾向のようで、本当にガッカリなんですが、細かい作業が苦手になりつつあって哀しいです。

綺麗なビーズは眺めるだけでも嬉しくて、本当に楽しい作業です。


yana さんのコメント...

やっぱり・・・・インチでしたか。
安心しました。それでも細かい作業ですね。
目は本当に厄介です。私なんかもう眼鏡なしでは仕事ができません。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

昔はミニチュアとかドールハウスとか大好きだったので、自分でも小さな作品を細々と作ったんですけどね。
視力の老化には敵いませんねぇ。
眼鏡を使うのが煩わしく、本当に憂鬱です。
近いうち眼科医に相談しようかと。。。