とにかく色んなハンドクラフトに手を出して、あれこれと欲張りに試作するので、そこら中に作りかけの作品が転がってるんだけど。
かと言って、刺繍にしろパッチワークのキルトにしろ編物にしろ、特にこれだけは!と自信を持って自慢出来る技がある訳でもなく。
それでいて材料を揃えるのは楽しくて、素材集めが趣味であり目的みたいに。
毛糸やビーズやコットンのプリント生地やウールを買い揃えるだけで、勿論かなりの出費になるので、その上、更に道具となると二の足を踏んでしまう。
それでも、ラグ・フッキングをするのに究極の道具があることを知り。
White Bear Lakeのラグ・フッキングのサークルでは、既に4〜5人のメンバー達がソレを入手して愛用してるくらいの人気で、私は興味津々に見学しつつ、安価ではない道具なだけに安易に飛び付く訳にも行かず、なので時間を掛けて、実際に使ってる人たちから使い心地や満足感など訊きつつ、自分なりにリサーチしてみた。
結果、市場に出回ってる数々の道具の中で、やっぱりソレが最も優れてる印象。
ソレは、『The Needleworks』と言うコネティカット州にある小さな個人経営で、職人さんが手作りしてるラグ・フッキングの為のフレームとスタンド。
ちょうど先月、自分の誕生日があったりもしたので、それも兼ねて、特別なプレゼントとして買って貰うことに成功。
手作りなだけに注文してから届くまで4〜5週間掛かると言われ、辛抱強く待っていた甲斐があって、先週末にやっと届いたのを早速、使って見て、もう本当に素晴らしい使い心地で、今までの苦労は何だったの???ってくらいに感動の嬉し涙。
*四角でも円でもないフレームが絶妙なカタチ*
何しろ今まで頻繁に使ってたのは、大型の刺繍用フープみたいなもので、木製の輪が二重になってるやつ。
カナダに住んでた時に、プリンス・エドワード島の業者さんから注文したもので、それも手作りされた品質の良い道具ではあるんだけど。
同じ場所から購入したのは、長方形の木製のフレームに "Gripper(s)/グリッパー"が付いたものだったけど、それは私が作る作品群(小さいサイズばかり)には使い勝手的に合わず、なので余り活躍する機会が多くないのが残念だった。
今回届いたこのフレームはサイズが12インチ(直径)で、大き過ぎず、かと言って小さ過ぎもせずに丁度良い使い心地。
*床置きでキャスター付き*
フレームの高さも角度も変えることが出来る
*グリッパーはトゲトゲの針状のもので*
フッキングの土台となる麻や綿の布を上から覆うように置くだけで
滑らず固定することが出来る
今回のフレームは床置きでも作業出来るし、上部だけ取り外してミーティングに持って行くことも出来るのが便利。
そして何よりも!グリッパーの付いたフレーム部分が360°回転すると言うのが最大の特徴であり魅力であるところ。
「弘法筆を択ばず」とは言われるけれど、私はいや、「道具次第」って部分は大きいンじゃないか?といつも思う。
ある程度「いい道具はいい仕事をする」ってのが定説であり、いい仕事をするのにいい道具は欠かせないと思うのよね、実際のところ。
このフレームを買った事によって、私のフッキング作業の能率は遥かに上がるだろうし、作業そのものが随分と気軽に楽しくなると確信してる。
なので今後暫くの間でフッキングにちょっと専念してみようかな、なんて。
とも思うのではあるけれど、時はハロウィン、そしてクリスマスへと向かうだけに、オーナメントや人形作りなんかの作業も楽しそうだったり。
ま、相変わらず、色んなプロジェクトに誘惑されまくりなんだろう、ってオチで。
2 件のコメント:
だめっ!!
まずはメイドシリーズ(ハロウィンのとか)仕上げてくだせー。
見たい見たいーーーっっ!!
と言ってみる。
だってあの娘達可愛いんだものー。
Mutsukoさん♪
わははっ!
思い掛けない嬉しいコメントにウケました。(笑
ありがとうございます。
メイドシリーズ、、、次はバレリーナとか王様とかだったりして、それらも割りと可愛いので、早く作ってみたい気はしてるんですけどね。
勿論ゾンビも、、、本が届き次第に作って見たい欲求に駆られるのは必至ですし。(笑
タコのように腕が8本くらいあるといいなぁ〜と馬鹿な事を考える今日この頃です。
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