冬の間はずっと氷点下の気温が続き冬眠傾向の日々なので。
だからせっかくの週末と言っても家に籠りがちの出不精で怠惰に過ごすことも多い。
5月も中旬になってようやく冬眠から醒めて活動的になった感じ。
それを象徴するかのように、昨日、土曜日はとっても楽しい一日だった。
郊外の農場で開かれるウールの祭典に行きたい私と、郊外のサイクリング・ルートを長距離で自転車に乗りたい Davidと、お互いの目的を同時に叶える事が出来た。
車に Davidのリカンバント・バイクを積んで、Lake Elmoへ。
私が行って見たかったイベントは↓これ。
駐車場で Davidの自転車を下し、彼は60km程度のルートでのサイクリングに出発し、近くのレストランでお昼頃に落ち合う約束で。
羊とウールの祭典なので、綺麗な色の毛糸たちも沢山売られていて興奮した。
*手織りしたウールで作られた Margaret Stumpさんの作品*
販売だけでなく、色んな道具を使ったデモンストレーションとか、作品などの展示だとか、参加型のイベントやお教室など盛り沢山。
見所が沢山で、私は興奮し過ぎないよう冷静を保つ努力をしながら片っ端から見て歩いて、時折、めぼしい物があれば買物ってペースで。
盛り上がって買い過ぎるのも困るケド、年に一度のイベントにてのせっかく出逢いで買い逃しもしたくないしで、その辺りのバランスが難しい。
まずはラグ・フッキング用に欲しかった「肌色」のウール素材と、あとは綺麗な色合いの変わった混じり織り素材のウールを少しだけ購入@One Wing Wool。
*One Wing Woolのブースは綺麗な色のウールが沢山で
とても良くオーガナイズされて見易かった*
初めて出掛けるイベントなので、一体どんなものが売られているのか?どんな物を買う目的で行けばいいのか?漠然としてたのではあるけれど。
ウールと言えばやっぱり、取り敢えずの「毛糸」でしょ、って感じで。
綺麗で面白い素材感の糸を沢山売っていたブースに足を止めて暫し物色@Silver Creek Cabin。http://www.silvercreekcabin.com/index.html
目に付いたのは、Wales/ウェールズ製とか日本製とか、輸入糸ばかりで。
比較的、高価な糸だったので、一巻きで23ドルとか22ドルとか。
*左の紫色の糸は日本製で、「野呂栄作」の糸*
(16ドルの値段が付いてた)
高価なので、3つだけ買うつもりでレジに持って行ったら、付いてる値段は店頭で売られてた定価であって、このイベントでは定価に拘わらず一巻き10ドルなんだそうで嬉しいびっくり。
更に驚いたのは、一巻き10ドルなので3巻き買うと30ドルなんだけれど、でも、まとめて5巻き買うと20ドルなんだそう。
え”っ!??
北米では大抵の場合、まとめ買いするのがお得で。
例えばドーナツひとつ買うと1ドルの場合。
2つ買うと2ドル、3つ買うと3ドル、でも6つ買うと4ドルになる、とか。
そういうケースは多いから、だから敢えて複数買いするんだけど。
でも、ひとつ10ドルの毛糸が3つで30ドル、5つで20ドル、ってのは初めて。
なので勢いに任せて10巻き買って40ドル!
*これも日本製:「野呂栄作」でシルクが混じった糸*
(ツィードっぽい素材感と色合いがとっても気に入った)
*これらもウェールズ製でウール100%の粗く撚った糸たち*
(むら染めの色加減がとってもいい感じで綺麗)
透明の大きなビニール袋に入れられた10巻きの糸を持ち歩いてたので、会場ですれ違う多くの人達から「わぁ〜綺麗な糸ね!」とか「どのブースで買ったの?」とか、声を掛けられた。
あとは Wet Felting用の手染めのシルク素材を2枚ほど買ったり。
偶然に見つけたインド・シルクの Sari/サリのリボン糸も2色購入。
*Celestial Designs Fiber Artのブースにて購入*
White Bear Lakeのラグ・フッキング・ギルドの Patさんは、サリ・シルクのりぼんをフッキングした作品を作り、それがとても綺麗だったので、私も試してみたいと思ってた。
柔らかいウールとは異なる「シャリ」っとした素材感と、シルク特有の光沢のある色合いが冷たい感じの仕上がりになるのが面白いと思う。
会場を2〜3時間歩き廻ってる間、複数のフッキング仲間に行き会ったり、あとは会場に出店してた日本人の女性と出逢ったり、日本に12年間も暮らしたと言う織物作家の男性にも出逢ったりして、とても興味深かった。
同様に2〜3時間でサイクリングを楽しんだ Davidと近くのレストランで合流。
飾らないカントリースタイルのレストランで気取らないランチを食べて来た。
家に帰って、買って来た品々を並べると、どれもこれも本当に綺麗で眺めてるだけでうっとりと楽しくて、ちょっとした恍惚状態に陥り、はぁ〜っと萌え死にしそうな感じ。(←バカです)
2 件のコメント:
レイク・エルモ・・・・懐かしい響きです。
ウイスコンシンに近いところでしたっけ。
それにしても面白い値段設定ですね。
最低でも5束は買うしかありませんね。
本当にいろんな催し物があって楽しいですね。
yanaさん♪
そうです、そうです。
ウィスコンシン寄りの、ミネソタで東側の地域です。
値段設定は、えぇーっ、何それ!?って感じで、一瞬、呆気にとられました。(笑
処分価格で、とにかく在庫を処分したい意向だったらしいです。
買う方としては、とてもラッキーでした。
この周辺って、文化とか芸術とか、とっても盛んで、特にこれから秋にかけての時期は色んなイベントが沢山あって、本当に飽きずに楽しめますね!
ビバ・ミネソタ!って感じ一杯です。(笑
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