2013年1月9日水曜日

重たい映画

今日、『Lakeshore General Hospital Fundation』(レイクショア総合病院基金)からメールが来て、年末のクリスマス時期にボランティアでしたギフト・ラッピング(@ショッピングモールの特設カウンター)のお礼と共に、最終的に集まった募金額が $38,000(日本円で340万円近く)にのぼったと言う嬉しい結果の報告があった。

そして、今日は今日とて『Beaconsfield Quilters Guild』のミーティングにて、『Children's Hospital』に寄附する為のキルト作成の一環で、私はせっせとコットン生地にアイロンを掛けたり、その後は6インチ角のピースにカットする作業を午前中だけして来た。

北米で生活していると、本当に気軽で容易に何かしらのボランティアに参加することが出来るので、特別な覚悟も必要ないし、あらたまって気合いを入れる必要もないし、知らないうちにちょっとだけ社会の役に立つことに参加して、気負うことなくいつの間にか誰かしらの役に立ってるってスタンスが凄くいい感じ。

作業をしつつ、実は色んな人たちとの交流とか会話とかを存分に楽しんでるって部分に、最大の意義があったりして。

今日のギルドでは、台湾出身の Cindyさんと一緒のテーブルで作業したので、彼女と話す機会が多くあったし、年配の Dianneさんとは彼女のお嬢さんがアジアの歴史を専攻して博士号を取る為に、マンダリンに並んで日本語も勉強しているってので会話が弾んで楽しかったし。

自分の平凡な人生だけでは知り得ない見識が広まるし、話題に意外な共通点を発見することもあるし、自分とは違うものの見方や価値観に目から鱗みたいな刺激を受けることも多いしで、やっぱり外に出て人々と交流するのは大切なことだなぁ〜と。

そうは思いつつ、でもやっぱり冬は出不精で「おうち大好き♪」で、家に籠って人見知りな世捨て人っぽく、自分のコンフォート・ゾーンに逃げ込んで自分の好きな事だけやってるってのも実は案外、開き直った感じに嫌いじゃなかったり。

だから冬の間は、外出も億劫で毎日連続ではしたくない。

なので、火曜日の昼間上映の映画『Les Misérables』に MirianとAnnからせっかく誘って貰ったのに、残念ながら断ってしまった。

多分、今年のアカデミー賞ではオスカーを幾つか獲得するんじゃないか?って確信するくらい、素晴らしい作品だろうとは思うんだけど。

断った理由の一つには、月曜の晩も映画を観に出掛けたばかりだったから、ってのもあって。

たまたま Davidが、公開間近の映画の試写券を無料で取得したので。

月曜の夜7時からの試写に二人で出掛けた。


Ewan McGregorと Naomi Wattsが主演の映画『The Impossible』は、実話を元にした作品なんだけど。


実話だけに余計にインパクトがあって、重くて "emotional"で観た後にどよぉ〜んと気分が滅入って疲れてしまった。

とてもじゃないけれど、この映画の翌日に『Les Misérables』は勘弁して、って感じだったのよ。

近いうちに観るのは何か軽くて楽しいのがいいな、そんな心境。



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