お天気もあまりパッとしないし、どうせ今日はもう帰るし、、、と気分はすっかり家路につくムードだったんだけど。
前日と同じカフェで飽きもせず同じようなメニューでの朝食を、皆、嬉しそうな顔で平らげて。
DarrochのiPhoneに、彼の同僚で友人のテッドさんから電話が入って、せっかくの日曜日だし近くの湖でカヤックとか、レジャーを一緒に楽しまないか?みたいな提案。
まるでアウトドアじゃない私たちではあるけれど、まぁ湖畔のビーチを歩くくらいならば楽しいかも?なんて思いつつ、それほど気は進まなかったものの彼等に合流してみることに決めて、Darrochの車に彼等のカヤック2つとゴムボート1つ、それからビーチ用の椅子やらタオルやらスナック類を積んで、2台の車に分乗して、ほんの5分程度の距離のビーチでテッドさん一家と待ち合わせ。
車を停めて水辺まで100mくらいの距離。
前回2月に来た時には文字通り白銀の世界だったのが、青い空と緑と白い砂浜の風景に様変わりしてた。
浅瀬が延々と長く続くので、Trixieも一緒に水辺の散歩。
水面に、どこまでも抜ける透き通るような青い空が反射して、あぁ〜水の色ってのは本当に空の色なんだなぁ〜ってのを改めて実感。
驚いたことに、まるで興味ナイ、、、って言ってた、割りといつも色んなことに消極的な態度の Kaitoが嬉々としてカヤックの上でオールを漕いでた。
彼の"mentor/メンター"的存在のDarrochの影響力は偉大。
んでもって、私もついでにカヤック初体験(多分?)した。
カヌーと違って、体にフィットする感じのカヤックは自分自身との一体感があって水面での操作性が高く安定感もある感じ。
私の最大の懸念は"flip"すること(ひっくり返って水中で逆さま状態になったり)だったんだけど、渓流下りなどと違って静かな湖面ではそうそう簡単にひっくり返ったりはしないんだそう。
いずれにしろ、どこまでも続く青い空と青い水の間にゆらゆらと浮かんで漂うのは、何とも言えない解放感。
雲の流れに合わせて木々の緑の影が変化する様に魅了されたり。
初対面のテッドさん一家と合流したり、不慣れなアウトドア的なアクティビティをするのも何だか億劫な気がして、いっそのこと遅い朝食の後、そのまま帰路についてしまおうか?なんて一瞬思ったりもしたけれど、そうしなくて良かった。
ほんの午後の2〜3時間で、新しい人に出逢って、新しい体験を経験して、奇跡的に回復した晴天にも恵まれて、思い掛けず自分の人生にとって豊かな時間を過ごすことが出来た。
あのまま帰っていたら、テッドさんや彼の奥さんのキャサリンさんや彼等の二人の息子さんたちに会って話す機会も無かったし、カヤック体験も出来なかったし、、、と思うと、人生は選択の連続だなぁ〜、ってのと、そして、出来ればいつも積極的でポジティブな選択が出来るといいなぁ〜なんて、つくづく思う。
でも意外とシャイで消極的で面倒臭がりだったりする自分。。。
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