この金曜日は、ヴォランティアとしての勤務日ではなかったんだけど。
私が働くギフトショップだけでなく、施設内の色んな分野でヴォランティアとして働く人達を招いた昼食会が催され、招待されたので行って来た。
一人では気が進まず、無理矢理に Erikaを誘って。
彼女もたまにギフトショップでのシフトが入ってるから、勿論、彼女も招待状を受け取ってるし。
とは言え、彼女はまるで行く気が無かったのではあるけれど。
私は去年も参加する機会はあったものの、行ったことが無いので果たしてどんなイベントか興味津々ながら、やっぱり一人では行く勇気が無かった。
意外と人見知り。。。
こういうイベントじゃなければ、割りと何処にでも一人で出掛けて行くし、一人で行動することに抵抗は無いし、外食だって一人で出来るんだけど。
パーティだって嫌いじゃないから、お洒落して出掛けるのは好きなんだけど。
特定の場所での特定の人達が集まる会で、知ってる人が余りいない会ってのが苦手。
実際に行って見て、やっぱり Erikaが一緒で良かった♪を実感。
まぁ一人だったら、見知らぬ人と知り合う可能性はあったかも知れないけれど。
でも精神的に、Erikaが一緒だと気分が盛り上がる気がする。
そんな訳で、二人揃って朝からいそいそと出掛けて行った。
行き慣れた場所ではあるけれど、普段はギフトショップ周辺のみの往復だから、施設内で別のエリアに足を踏み入れるのはちょっと新鮮味がある感じ。
受付を済ませた後、ダイニングに下り窓際のこじんまりした小さな席を確保。
*私たちのテーブル越しに見える外の景色*
*普段は居住のシニアが夕食を愉しむダイニングルーム*
このシニア施設は立地が素晴らしく、大きな湖に面してるから眺めがいい。
池があって噴水があって、でもその向こうには自然湖の水面が広がってる。
テーブルに置かれたプログラムには「ガーデン・パーティ」とあって、季節的にもお天気にも恵まれた昼食会にふさわしいタイトルに気分もほっこり。
参加したのは140人くらいだったらしいけれど、ブッフェ式の食事の合間には施設のスタッフが、まるでウェイトレスやウェイターかのようにそれぞれのテーブルをまわって珈琲やジュースなどの飲み物をお給仕してくれて、敢えて時間を取ってヴォランティアたち皆に日頃の感謝の言葉とかねぎらいの言葉、個人的な軽い話題での会話を楽しんでる様子だった。
生での演奏にはハープ奏者が奏でる優しい音楽も素敵だったし。
後半、ドア・プライズの抽選で名前が読み上げられ、12人くらいの人達が色んなレストランからのギフトカードを賞品に贈られたんだけど、私は何となく自分の名前も読み上げられるような直感があって、直後、実際に呼ばれて確信になったのにはビックリした。
貰ったのは『Jimmy John's』(サンドウィッチ・レストラン)で使える20ドル分のギフトカードで、、、ラッキー♪
それ以前に、大勢の人々の前で自分の名前を呼ばれることに快感を覚える最近。
だって、私の名前はとっても個性的でユニークだから。
昔、子供の頃、自分の名前がそんなに好きではなかった。
日本では余りにも平凡で普通過ぎる名前だったから。
結婚しても夫婦別姓で日本名を使い続けているのは、カナダのケベック州で普通の流れではあったけれど、最近になって、自分の名前のユニークさを再認識して、そして新たな愛着みたいなものを感じてる。
ここでは多分、他の誰とも違う、自分だけのユニーク名前。
誰も持っていない唯一無二の響き、、、多分、ミネソタのこの辺では。
その事実が私をとってもユニークな存在にしてくれる気がして、それが快感。
食事の後は、テーブルの上にリボンを掛けられて置かれてた鉢植えの花々(ベゴニア)がそれぞれ持ち帰りのお土産用だったのを知らされたので有り難く頂き。
庭造りの専門家が案内するガーデン・ツアーに出掛けた。
中庭に集まって待っていると、専門家(ランドスケープやメインテナンスの事業をする)の男性がやって来て、まずは色々と花に関する興味深い説明をしてくれた。
感心していると彼が私のところへやって来て、「なんだろう?」と思ったら
「ワタシハ、ダイガクデ、ニホンゴノ、ベンキョウヲ、シマシタ」
と言うからびっくりしてしまった。
個人的に話す時間も無かったから、詳しいことは不明のままだけど。
*シニア施設の敷地内の庭は今の時期とっても綺麗*
綺麗に手入れされた庭は、色んな種類の花がいっぱい咲いていて見事。
私の小さな花壇は、、、既に「草ぼーぼー」な状態だけど。
庭を綺麗に管理するって容易ではない、特に今の時期。
自分の庭を持たない今の状況は、だから悪いことばかりでもないのよね。