今週の火曜日は Davidと映画『Gravity』を観て来た。
宇宙の映像はもの凄く綺麗で息をのむほどの臨場感だったけど。
でもストーリー的には呆気なかった気がした。
何だかあっと言う間に秋が深まってしまって。
毎朝、秋の空の朝焼けを眺めるのを楽しみに。
おそらく自分は今、人生にとっての大きな分岐点に立っているんだろう、と改めて実感すると、何とも言いようのない期待感と不安感が入り交じった複雑な気分に捕われて、目の前に山積みの仕事の何処から手を付けていいのか解らなくなってしまう。
正直、自分がアメリカに住むことになろう事など想像もしてみなかったし、まるで実感が持てない。
何て言うか、追突事故に遭うみたいな、予想外のアクシデント的な。
だって、大抵の場合は、最初に自分の意思があって、理想があって、実現したいと思う欲望があって、時間を掛けて、紆余曲折あってようやく手に入れる、ってのが私にとってのこれまでのパターンだから。
そういう意味では、コントロール・フリーク傾向の私にとって、不可抗力で起こる事象は全て「棚からぼた餅」的にラッキーな現象であるハズ!なんて無理矢理に納得しようとしてるんだけど。
今日、家族ぐるみで長年の付き合いのある不動産エージェント:Lucyさんに来て貰い、家の中の全ての部分を注意深く内観して貰った。
家を売りに出す為の助言を貰ったり、契約や売買にまつわる手順や戦略などの打ち合わせもして、取り敢えずの売り出し価格も設定。
次回は写真撮影の為にカメラを持って彼女が再度やって来る予定なので、家の中をモデルハウス並みに整理整頓しておきたいのではあるけれど、日々の暮らしもある訳で、それなりの生活臭と言うか、日常の気配があるのは仕方ないよね。
家をより早くより高い値段で売る為にプロの「仕掛人」を依頼するのも流行りだったりするけれど、フツーのお片付け能力があって、基本的なレベルでの美的感覚があれば十分な気がしてる。
「仕掛人」は、要するにプロのインテリア・コーディネーターで、家を売りたいクライアントに壁の色を変えさせたり、イメージの悪い家具や雑貨を貸し倉庫に移動させたり、室内の雰囲気を盛り上げるような効果のある(高価な)家具をレンタルさせたり、物件をインテリア雑誌で見るような空間に仕立て上げるらしい。
そして、依頼料は安くないらしい。
不動産エージェントは、不動産物件を売る為に必要な一切の仕事(書類関係の他、庭の芝生に看板を立てたり、ウェブサイトに物件をアップしたり、オープンハウスを仕切ったり)を引き受けてくれて、家が売れた際には売主からの報酬として、売値の6%を受け取り、半分(3%)を買主側のエージェントに渡すのが通例らしい。
売買の法的契約に関しては、弁護士に代わり、ケベック州では "Notary"(公証人)が引き受けるのも別の州と違うところ、かも?
『金持ち父さん・貧乏父さん』のロバート・キヨサキ氏じゃないけど、不動産物件は果たして資産なのか、負債なのか、経済音痴で素人の私には解りかねるけれど、それでも、9年前に買った家を現在での市場価格に見合わせた値段で売りに出すことによって、利益が出せそうな点で言えば、それなりにいい投資だったと言えそうな凡人の私たちにとっては充分に幸せ。
凡人だけど、いつも「棚からぼた餅」ばかりを期待してる怠け者で強欲なワタシ(!)は、思い掛けない米国暮らしの間にいずれグリーンカードを取得し、隠居する頃には常夏の島ハワイにでも転居し、更に呑気に悠々とイルカと戯れながらの余生を送る、なんてシナリオもふてぶてしく想像してたりするんだな、これが。
はっはっはー!
なんて笑いながら、意外と現実になったりして。
最近、ハワイに関連する人との出逢いも重なったし。
そういう兆候(?)みたいなものは結構あるのよね。
と、飽くまでも独り言的に。。。ボソッ。
都合いい妄想ばっかりしてないで、荷作り梱包した方がいいな自分。
8 件のコメント:
何カ月、紫陽花咲いていたのでしょう。まだ色がしっかりあるのですね。綺麗です。
お引越しは不安だらけですよね。
ミネソタは会社から主人1人の出行だったので、情報が全くなく(今のようにコンピューターもなく)ミネソタの卵売りという歌があることと、昔テレビでやっていた、草原の小さな家という物語の舞台ということしかわかりませんでした。きっと御飯も当分食べられないんだと思っていました。少ししたらコリアのお店があることが分かり、日本の食材もいくらか手に入るようになりましたが。ニューヨークに引越しの時も、フィラに行くときも、やっと慣れたところを離れるのはとても嫌だったのですが、行く前に治安のいいところイコール教育水準の高い地域を選んで家を探したせいか、いずれもよいところで、案ずるより産むがやすしでしたよ。
ただ私は日本に帰ると決まったとき、とても滅入って憂鬱でした。主人は一人っ子で隣に主人の両親とおばあ様までいて、本当の娘のようにかわいがってくださったのですが、何でも(子育ても)私の意志で決めることができなかったので(昔の嫁なので)そうなったのでしょうね。実際は帰ってすぐおばあさまが病気になり、私もづうづうしくなって気を使わなくなっていきましたけどね。
かぼちゃ…スープとてんぷらは食べるけど・・・
それでも体にいいので、週1回は煮物も出すのですが、薬だと思っているみたいで、お茶で流し込んでいます。(笑い)
ヤム餅のレシピ書いておきますね。
もち粉・・・!Lb
ヤムいもの缶詰・・・1
砂糖・・・1C
ヤムいもをつぶし、もち粉、砂糖、缶詰の汁と水を合わせて1.5Cを入れて木べらで混ぜ合わせる。
中強日で35分くらい蒸す。(お湯がなくならないよう気をつけて)
バットのように平らな容器にきな粉を敷いて、お餅を入れ、上からもきな粉をまぶしながら、(サランラップの上からの方がやりやすい)平らに1センチか1.5センチぐらいに伸ばして少しさめたら、食べやすい大きさに切る。
yanaさん♪
この紫陽花、夏の間はずっと白くて、秋口から徐々に色づいて、今現在がこの色ですので、3ヶ月以上、目を楽しませて貰ってます。
次回の家にも是非、植えたいのが紫陽花です。
ほんと、引越しは大規模な作業ですね〜。
特に海外引越は面倒で。
ミネソタの卵売り、、、(笑)本当に、そのくらいですよね、日本の一般人にとってのミネソタって。
私はTV番組も観てませんでした。
取り敢えず、この夏、下見に行って来た分、安心感はあるのですが。
観光と暮らすのは別ですものね。
特に米国では、治安とか教育水準が人種や所得層によってはっきりしてる現実に直面しました。
カナダはもう少し混じり合ってる気がするので。
欧米での生活に馴染んでしまうと、日本での生活は閉鎖的に感じるでしょうし、窮屈さや面倒臭さを感じるかも知れませんね。
俗に言う逆カルチャーショックと言うか。
それでも親族や身内が傍にいる心強さみたいなものはあったかも?と想像しますが。
今回、私は逆で、見ず知らずの異国に飛び込むって感覚です。
仲良く交流のあった身内から離れる心細さは多少あるかも。
かぼちゃ、スープも天麩羅も美味しいですものね!(笑
私は久し振りに煮物が食べたくなってます♪
ヤム餅のレシピありがとうございます。
まずはヤムいもの缶詰探しから始めないと。
ひょっとして、アメリカの方が食材は豊富に揃うかも?な予感です。
美しい紫陽花ですね~♪
いよいよ人生の分岐点で、また新しい一歩を踏み出すわけですね。最近、私の25年来の親友が一大決心をして高知の教員を退職して、埼玉県の試験を受け、残りの10年をこの4月から埼玉でスターとすることが決まったばかりでした。
まゆみさんの場合は、子どもさんの学校の事も含めて本当に大きい決定ですよね。
でも、アメリカとなれば、またカナダとは違ったものが見えてきて、新たな経験をすることもあるでしょうし、ワクワク ドキドキですね。
住み慣れたお家が素敵な方に渡り、そして、アメリカでも快適な新居が見つかりますように。
ともあれ、やるべき事が山積してるでしょうから、健康に気をつけて頑張って下さいね。
いよいよと言っていいのか本決まりですね、これから色々忙しくなると思いますがお身体くれぐれも気をつけてくださいね。
引越しって本当体力取られるので、まゆみさんの場合国が変わったりその他もろもろ私のインスタント的引越し作業とは随分違うので休み休み進んでくださいね。
って呑気な話ですいません。(汗
ハワイのお話に乗っかって南の島担当、北の島(北海道)担当で老後のホームステイ計画を勝手に妄想してしまいました。
ハワイで本場フラを習うのもいいなーなんて妄想は果てしなく膨らんでますが
忙しい作業の合間に色々想像しつつ息抜きしてくださいませね。
近所ならかぼちゃの煮物差し入れしながらお手伝いしたいところですが・・・・話込んで邪魔しそうですな。(笑
アメリカへ行ったら是非スペイン語始めて私にも教えて下さい~~♪
日本でスペイン語を習うって先生見つけるのがすごーく大変ですがアメリカなら沢山いそうですよねってまた勝手に便乗妄想女が暴走してるので今日はこれにて どろん。←死語(汗。
Mutsuko
まゆみさん♪
梅雨時に咲く紫陽花とはまた違う特質みたいで、まるで秋に紅葉するみたいなのが興味深いですね。
本当に人生には幾つもの分岐点がありますよね。
多分、毎日が小さな選択の連続なのでしょうけれど。
高知から埼玉とは、またかなりの距離がありますね!
日本国内でもエリアが違うと気候風土は勿論、生活習慣や言葉、食生活もまるで違いますから、慣れるのは結構大変だったりしますよね、きっと。
自分で選んだ変化であれば、後悔することなく乗り切れるのでしょうね。
新しい土地での新しい可能性に期待したいですね!
実際、今の家での生活も10年目を迎え、私にとっての新しい変化と刺激を求めていたってとこはあって。
いいタイミングでいい方向に導かれるのはとても恵まれたことだと感謝しています。
とは言え、引っ越すまでには暫く時間が掛かるかと思うので(家が売れ次第、なので)、ブログでもしつこく「引越しするする詐欺」状態が続くかと思いますから(笑)、「またか」って感じにうんざりしたらご遠慮なく、放置(或は無視)して下さいね。(笑
ほんと、一体いつ頃引越しになるのか?見当も付きませんので。あ”ぁ〜。
Mutsukoさん♪
ご心配頂きありがとうございます。
何だか最近はもう引越しの話題ばかりで。(笑
その割に全然引越しにならなくて。(笑
まるで詐欺状態です。
まぁ、何事もなるようにしかならないので、と完全に開き直っておりますが。
いいでしょ? 老後のハワイ生活!?(笑
ま、北海道も捨て難いですが。
妄想は活きる力ですよねっ!?
楽しい妄想があれば辛い人生も生きて行けるっ。(って、全然辛いことナイけど)笑
でも、自分にとって都合のいい事ばかり妄想してると、人生、不思議とその方向に転んで行くので、ほんと不思議。
妄想は止められません。(笑
Mutsukoさん、ご近所なら楽しそう〜♪
縁側でお茶飲みたいですよねー。
あぁ〜スペイン語は、意外と自然に耳に入って来るかも。
身に付くかどうか?は謎ですが。
でも、日本人にとってのスペイン語の発音は割りと簡単だったりしますよね。ハッキリしてるから、音が。
まるでカタカナ読み、みたいな?(笑
お互い、楽しみながら頑張りたいですね♪
ヤムいもの缶詰めは
cut sweet potatoes in syrop…16OZ缶
というものですが、なんせ昔の話でっすから今はないかもしれませんね。
3年前ミネソタ在住の日本人のお友達(日本語補習校で一緒だった)が帰国の折に寄ってくださって、昔はお魚が食べられなく辛かったけど、今は毎日でもお刺身がいただけるといってました。旅行していてもアジアのレストランが多くなりびっくりです。食糧事情も大分変ってきているのでしょうね。
yanaさん♪
本当に、食の文化は何処も国際化してますよね。
まぁ土地柄にもよるでしょうが。
私たちが以前暮らしたオンタリオ州でも、最初の頃は寿司も魚も珍しかったですね。
売ってる魚は「catfish」(ナマズ)程度でしたし。
地元民には魚料理なんてしたこともないって人も多かったし。
モントリオールはグルメな土地柄なので、あれこれと美味しいものが食べられるのはラッキーでした。
最近は、生で「いくら」を置いてるスーパーもあるくらいで、感動的です。(笑
今は牡蠣のシーズンで、プリンス・エドワード島からの魚介類(ムール貝とか)が店頭に並んでます。
米国は、人口の比率から言っても物流がカナダの比ではないくらい充実してますし、レアの物も入手し易い点でのメリットは大きそうですね。
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