2011年4月23日土曜日

Vintage Jewelryの魅力

私は自分でも意外な程、ダイヤモンドとか純金とかに興味が無いので、いかにも高級そうな店構えの宝飾店などにはまるで縁が無い。

それでもまぁ、ニューヨークへ行く機会があれば勿論『ティファニー』は覗いて見たい気もするけれど、それは商品が見たい訳ではなく、飽くまでも映画『ティファニーで朝食を』での場面を回顧しながら雰囲気を楽しみたいってだけで。

勿論、洗練されて素敵なデザインの宝飾品が沢山、並んでるに違いないとは思いながらも、値段を考えるだけで、その値段に見合うだけの自分自身にとっての「価値の理由付け」(つまり、それだけの高額な出費をする正当性の為の言い訳)をする事が出来ない気がして。

猫に小判、豚に真珠、私にティファニー、そんな感じで。

それよりも私にとって重要な要素は、ユニークなデザインかどうか?って事だけ。

去年の夏あたりから気に入ってたイスラエル製のシルバーとオパールのコンビネーションに引き続き、最近の気に入りは専らヴィンテージのアクセサリーたち。

現在の市場で大量に出回っていないってのも魅力の一つ。

*Etsyで見つけた『Sarah Cov』(←通称)の指輪*

『Etsy』では"Vintage"のカテゴリーもあって、アメリカの1960年代以降くらいに人気のあった宝飾品を扱っていて、中でも『Sarah Coventry』(サラ・コヴェントリー)社製にはユニークなデザインのものが結構多くて惹かれる。

70~80年代頃にアメリカのホームパーティの場で「カクテル・リング」と呼ばれ普及した、存在感のあるデザインの指輪たち。

時を経て、今、そんなデザインが私の目にはとても新鮮に映る。

*1960年代のレトロな指輪*

"Vintage"なだけに、固定の市場価格がある訳ではなく、商品の状態によって"Seller"の「言い値」みたいな感じで、だから同じ商品なのに値段に大きな開きがあったりするのが面白い。
(妥当な価格帯は指輪の場合、大体$20前後みたいな感じ)

その上、彼等は皆ほとんどの場合「在庫」を持っている訳ではないので商品は1点限りのことが多く、躊躇している間に売れてしまう場合もあって、希少性の高い商品の場合、再び巡り会えるという保証は勿論無いし、確率は未知数。

だからこそ、Vintageとの出逢いは「一期一会」的で面白いのかも。

そんな風に納得しながら『Etsy』を彷徨って、わくわくしながらVintageの「宝探し」をする、或は「狩り」をするハンターみたいな気分で。

2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

指輪との「一期一会」もまた素敵で、ときめきますねぇ~♪

手にした瞬間の「あなたはこれから、ず~っと
私と過ごすのよ~。」なんて、語りかけそうだわ。(笑)

それにしても、今の時期に見るからでしょうか。
このなんとも優しい黄緑色が、それを生かした
控えめなデザインに映えて素敵ですね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。

まさに一期一会的な出逢いで。
オークションでは無いものの、購入のタイミングが決め手だったりするので、入手の際にはちょっとした「運命」を感じたり。(笑

実際、モノとの出逢いってのもあったりしますよね。

あぁ〜これから新緑の美しい季節ですものね!
無意識のうちに、私もそんな春の色を求めてたのかも知れませんね。