今週は週明けからお天気が冬に逆戻りした感じ。
すっかり春の陽気で気温もかなり上がってた日があった矢先なので、外出時に着るものの調整とか混乱する。
もう必要ないかと思ってた手袋を再び取り出して来たり、とか。
昨日も今ひとつパッとしないお天気で気が乗らなかったのではあるけれど、それでもエイっと出不精の重たい腰をあげて Textile Centerへ顔を出した。
前回、前々回は小さな5〜6人のグループで淋しかったけれど、昨日は1ダースくらいのメンバーでテーブルを囲み、賑やかで楽しかった。
通常は希望の参加者が車で最寄りのカフェかレストランに移動して軽いランチを一緒に食べて解散というパターンで、最近は専ら食べ放題でブッフェ形式の中華レストランに行く事が多く。
中華は嫌いじゃないし、何を食べても割りと美味しい店なので、つい欲張って食べ過ぎてしまう傾向ってのもあり、正直ちょっと飽きて来てたから、昨日はパスして和食材の買出しに行きながら一人で簡単な昼食で済ませようかと思ってたんだけど。
思い掛けずステファニーさんから
「ビル(彼女のパートナー)が車で迎えに来るんだけど、今日、Minneapolis Institute of Art(通称:"MIA"と呼ばれている大きな美術館)で、会員の無料招待日で期間限定の展示を無料で閲覧出来るから行くんだけど、良かったら一緒にどう?」
と誘われた。
過去に2〜3度、足を運んだことがあって、素敵な美術館なので気に入ってるんだけど、これと言った具体的な理由や動機がないと、なかなか出掛ける機会がなく。
なので、これも素敵な口実かな、と思い彼等に合流した。
まずは館内のカフェ・レストランでオーガニック野菜のサラダの軽い昼食。
その後は3人でそれとなく付かず離れず作品群を観賞しつつ、時折、同じ作品を眺めながら感想や見解を交わし合ったり。
常設の展示だけでも莫大な数と空間なので、それだけで圧倒されつつ、そして行く度毎に真っ先に思うのは「とっても時間が足りない」って事で、なので「出来るだけ近いうちに改めて出直さないと!」と心に誓ってしまう。
立派な施設と展示品に拘わらず、常設展は無料で愉しむことが出来るので、その気になればいつでも何度でも足を運べるんだけど。
余談で、最近、新聞の記事を読んでいて知ったのだけど、MIAの別館はなんと、日本でも名高い建築家:丹下健三氏の設計なのだそう。
(って、ブログに既に書いたかも?思い出せない。。。)
そして最後は勿論、お約束のギフトショップを覗いて終了。
美術館や博物館に併設されてるギフトショップには特殊な商品が並んでて、見るだけでも楽しいから。
美術館の場合は特にアートに関する商品がほとんどで値段も高いから簡単には買えないけど、眼の保養に。
たまたま MIAのギフトショップで働いている男性の顔に見覚えがあって、あ、そうそう、そう言えばついこの間『Etsy』の特集で、彼がインタヴューされてる記事を読んだばかりだった。
よっぽど彼に「何故に Etsyからインタヴューの依頼?@ミネソタ???」と訊いてみたい衝動に駆られたけれど、止めておいた。
そしてそして話は変わって。
手芸家にとっての美術館巡りと同様、楽しい聖地の一つと言えば勿論「手芸店」だったりするかと思うんだけど。
アメリカには、カナダよりも沢山の手芸店が身近なところにあって嬉しくその恩恵を受けてる日々ではあるものの、そんな数々の手芸材料店の大手チェーンのうちの一つである『Hancock Fabrics』が残念なことに急遽、全店店じまいすることになってしまったらしい。
理由は解らないけれど、多分、経営難とか父さん、、、もとい、倒産とか?で、大きなスペースを店舗とする賃料の負担は大きいだろうし、インターネットと競合するのは更に大変なんだろうと想像する。
とにかく最後の閉店セールをしてるので行って来た。
がらんとした店内が寂しかった。。。
腐りものじゃないし使い途がいつの日にかあるかも知れないから、とフェルトやリボン、毛糸などを購入。
全ての商品は50%オフか、または70%とか80%とかのオフで。
なので前に見掛けて気に入ってた本が、まだあるのを発見したので買った。
*アップリケの本*
*くじらのデザインが可愛い本*
*季節外れではあるけれど、クリスマスの可愛い本*
全ての生地もセールになってるから、カット台には長い列が出来てた。
私は買わなかったけど、でも、ダイニングの椅子が8脚、古くなって来て座面の部分の布の張り替えが必要な時期だから、この際、自分でやってみようかと思ってた矢先、定価で買うと高価な布地もセールならば買い易いかも?なんて思ってみたり。
4 件のコメント:
「えい!」ってちょっと重い腰に気合を入れて出かけると、予想以上にその収穫があったりするものですが、
まさに、まゆみさんもそんな感じの一日だったのですね~。
新しいミネソタでの環境がまゆみさんにとてもマッチしてるのが嬉しいですね。
あのクジラのデザイン可愛いですね~。大小取り交ぜて3頭くらい置くとホントいい感じ。
お得感のある1日で良かったです。
こちら高知も気温差でなかなか冬物が片付け難い状態でしたが、いよいよ初夏がやってきたような勢いで、
7分袖や半袖のTシャツに羽織り物で過ごせる季節の到来です。
閉店セール、私も行った記憶があります。3度行って、最初は30パーセントオフで、最後は70パーセントオフと行くたびに安くなっていて・・・・
手芸屋さんって大変だと思います。あまり品数がないとお客さんは来ないし、絶対売れないんじゃないかと思うものも置いておかなきゃいけないし、今はネットでも買えるし・・・
しかも若い人はあまり手芸しませんものね。
今年は気温が上がらず長い間桜が咲いていましたが、横浜はとうとうおわってしまいました。
ミネソタの春は5月に入ってからですね。
まゆみさん♪
ありがとうございます。
クジラって何となく可愛い存在感がありますよね。
詳しい事は知らなかったのですが、Tildaのブランドはノルウェー発祥で日本国内でもお店があったり人気らしく興味深いです。
ヌイグルミやお人形も特徴があって、可愛らしい印象です。
高知は初夏の陽気ですか。。。さすがに南国ですね。
こちらは小雪の降る日があったり、、、。
それでも日照時間がどんどんと長くなってるのを実感するのは嬉しいものです。
冬の間で滅入ってた気分が明るくなるような。(笑
お互いに明るい季節を楽しみましょうね〜♪
yanaさん♪
そうなんですよね、閉店セール。
最後は「持ってけドロボー」的なノリの叩き売り状態になりそうな雰囲気で。
今の時代はAmazonやEtsyやeBayなどなど、色んなサイトでの買物が便利なので、商店経営は大変だろうと思いますよねぇ。
手芸は、意外と若い人たちの間でも人気が復活したのかと思ってました。
今、日本を舞台にした小説を読んでるんですが、その中でもハンドクラフトが十代の女の子の間ではブームだとかって。
まぁ地域性とかもあるかも知れませんが。
日本で桜の時期が長かったのは良かったですね。
出来るだけ長い期間で楽しみたいですものね。
ミネソタは、春が来た!と思った矢先に再び雪が降ったり。
思わせ振りな、のんびりな春の訪れはモントリオールと同様な感じです。
コメントを投稿