2016年2月4日木曜日

カリフォルニア土産

今週の火曜日はテキスタイル・センターに行く予定の日(だった)。

が、しかし、大雪注意報。

メンバーのメアリーさんから全員宛てのメールが廻って来て、

「ワタシは行くつもりだったけれど、他には誰か行く予定の人いる?」って感じで。

メンバーの中には、割りと遠くから車を運転してやって来る人たち(White Bear Lakeとかお隣の Wisconsin州とか)も多くて、しかも私より年上で年配の人も少なくなく、だから冬場の天候は大きな要素。

結局、実際に雪が降り始めたのはお昼を過ぎてからだったのではあるけれど、事前に行かないことに決めた人も多かったので、出席者は6〜7人程度だった。

私はセンター内の図書館に返却する本があったりもして、だからメールでは

「今のところ、行く確率は55%程度」と返事しておいたんだけど。

なので到着した途端、私の顔を見たスコティさんが

「あ! 55%の確率の人が来たっ!」てので皆でウケた。


私には初対面の女性も一人いて、静かにせっせと編物をされてたので自己紹介を兼ねて挨拶を交わした。

大学で教鞭をとっていたけれど、定年退職されて自由な時間が出来たので、大好きな編物を楽しまれたり、ご自身が着る洋服を作られたりもするんだそうで興味深い。

元々はドイツ系の移民とのことで、名前を "Clara/クララ"さんとおっしゃるので、私は思わず

「あら、『アルプスの少女:ハイジ』に出て来るハイジのお友達と同じ名前ね!」

と、私の中で「ドイツ系のクララさん」で連想されるの唯一の発想がソレで。

「あ、そうそう、そうなの、その通りよ♪」

と、クララさんの顔が一気に柔らかい表情になって、何だか嬉しそうな返事が返って来たのは実は想定外だったから、逆に少し驚いた。

日本で、TVで放送されてたアニメしか知らないンだけど、アメリカでは実写版で古い映画(シャーリー・テンプル主演)になってたり、勿論それ以前に児童文学として普及してるって現実を再認識。


テキスタイル・センターでは、各々が持参した作業をしつつ長テーブルを囲んでお喋りするのが主旨だけど、私は最近、視力の変化があって、、、つまり老眼が始まってるんだけど、元々は近視があって遠くを見る為のコンタクト・レンズを愛用してるから、余計に手元が見え難かったりして、安い老眼鏡を掛けてみたり、コンタクト・レンズを片方だけ外してみたり、何だか忙しい。

なのでもう、外出先での作業はほとんど諦めてるって状況。

そもそも、編物などはともかく、外出先でラグ・フッキングをするのは道具も大掛かりで材料も大量だったりから大変だし。

作業は自宅でするのに専念して、集まりでは主に社交を楽しむのが目的になってる。

家に籠って独りで集中して作業するのが効率が良いし、けれど、それだけでは孤独で情報不足になってしまうから、敢えて外に出掛けて行って不特定多数の人々と交流することの意義とか重要性を感じてる。

新しい出逢いもあれば、新しい発見も沢山あるし、お喋りは脳への刺激になる。

更におまけとして、予想外の嬉しい事なんかもいっぱいあるし。


先週カリフォルニアに行っていたディーニーさんがお土産にプレゼントしてくれた。

ヴィンテージ風のデザインが施されたパッケージでの「マッチ」と、庭の木になっていたのを捥いで来たという「レモン」。


色んな種類のデザインのものが数々あった中から、特に私には「人魚」(現在のプロジェクトに因んで)を選んでくれた。

箱の裏のデザインは "Merman/マーマン"(男性の人魚)。


近いうち、私なりのマーマンも作って、既に作ってあるマーメイドたちと組み合わせてみようかな、と思う。

そんな訳で、次回は "Merman"作りに挑戦。



4 件のコメント:

yana さんのコメント...

本当にこの時期のミネソタのドライブは命がけ的なときもありますよね。
土曜日の日本語の補習校にはロチェスターや(西の)ウイルマーの方から来ている家族もあって
残念だけどお休みするとか、途中まで来たけど危ないので引き返すとか
授業が終わったら帰られそうにないと、ミネアポリスやセントポールの人の家に泊まったりすることが
良くありましたよ。1日待てば幹線は大体大丈夫になるんですけどね。

マーマンははじめてみました。おもしろ~い。
作るの結構むずかしくないですか?できたら受けると思うけど・・・・・
綺麗なレモンですね!作り物みたいですね。
暮れに主人もお友達からお庭のレモンを2個いただいてきて、
今年は私も植えてみたいと思っています。
秋田は無理だけどこの辺は何とかできそうです。
時々お庭になっているのを見かけますがこれも温暖化のせいかな?なんて思っています。

まゆみ さんのコメント...

ディー二さん、粋なお土産ですね~♪ご自分でこんなに綺麗なレモンが作れるなんて!きっと、お料理とかケーキ作りにも利用されるんでしょうね。

こんなマッチだと、箱を集めたくなりますね。

これをヒントに完成する まゆみさんのマーマン、楽しみにしていますね(*^-^*)

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ほんとに!
時々、道路の脇に落ちてる車とか、追突した後の現場とか、雪の中を走っていて見掛けることは結構あったりして怖いですね。
ミネアポリスから離れた場所には、比較的、大きな都市(ロチェスターとか)があったりしますものね。
通学や通勤、冬場は天候次第ってとこ大いにありますよね。
大雪注意報とか、雪嵐注意報とか時々、出てますけど、そんな時の外出は大変だろうと思います。
中止する選択肢があれば、家に居るのが一番ですが。(笑

マーマン、時々見掛けますよね、デザインとして。
マーメイドのお父さんとか。(笑
作るのは、お人形としての男性は、女の子を作るよりもつまらないような気がしてますが。
何か特別な、大袈裟な特徴を持った男性のお人形ならば作り甲斐もあるかな、と。
髭とか筋肉とか刺青とか。(笑

レモン、プラスチックみたいですよね!?(笑
さすがにカリフォルニアって感じで、生育も難しくないんでしょうね。
レモンの木は見た目にも素敵そうですし、自家製のレモンをお料理に使えたら素敵ですよね!
まぁ、ミネソタも無理そうですが。(笑

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

何だか「お土産」って日本ならではの習慣という意識があったんですが、最近、周辺のアメリカの人々から予想外のお土産を頂く事が割りとあって、ちょっと意外な嬉しい驚きだったりしてます。
皆さん、本当にしょっちゅう色んな場所を旅行されてるので。
さすがにリタイヤされて時間にも経済的にも余裕のある方が多いという状況もあり。

あ、言葉足らずでスミマセン!
レモンは、カリフォルニアの「その辺」に成ってたらしいです。(笑

マッチは、とても素敵なヴィンテージ風のデザインが沢山、種類の違うデザインを施されてありました。
幾つか欲しいくらいに。(笑