前回の日記のつづき。
Davidの祖母から譲り受けた料理本の中のイラスト!
レトロな感じがまさに『Mad Men』の世界で。
当時の生活様式を反映して「ホームパーティ」とか
「カクテル・パーティ」とかの場面を想像させられる。
スーツ姿にきちんとネクタイを絞めたお父さんと
多分、専業主婦でエプロンを付けたお母さんと
家じゅうに広がる焼きたてのシナモンロールの香り。
婦人会では女性たちが集まって
持ち寄りの自家製ケーキを切り分けて社交イベント。
週末には公園へご馳走をバスケットに入れて家族で出掛け
ピクニックテーブルの上に昼食の準備。
オードリー・ヘップバーンみたいなドレスを着て
腕にはブレスレットでお洒落な身だしなみも欠かさず。
な〜んて、古き良き時代?を連想させて面白い。
さてさて、そんな時代のレシピを参考に
イースターの晩餐用の七面鳥のローストを作りました。
*あ、これからオーブンに入るとこです*
私にとっては気合いの入ったイベントだったので、
Kaitoと Erikaにもキッチンで手伝って貰っての家族行事みたいに。
あ、Davidは邪魔にならないよう自転車で出掛けましたケド。
「スタッフィング」には
- 食パン
- 玉ねぎ
- 林檎
- セロリ
を、それぞれ細かく切ったものに
- 塩こしょう
- セージ
- タイム
- マージョラム
- 鶏用調味料
を、卵と溶かしバターで前記の材料と全て混ぜ合わせ
七面鳥のお腹の中に詰めて。
七面鳥の重さが16パウンド(7kgちょっと)だったので
350°Fのオーブンで4時間半〜5時間程度で焼き上げ。
下準備を3人でしたこともあり、
オーブンに入れてしまえば後はもう待つのみ。
割りと呆気なく「料理イベント」が終了した感じで。
いつも思うけれど、オーブン料理って、本当に手軽で
家に人を招く時なんかには最適だと思う。
下準備をしてオーブンに放り込めば、
あとはずっとゲストと一緒に歓談することが出来るのだから。
和風のお料理だと、こうは行かないものね。
何しろ「作り立て」を即座に食べる、、、ってのが多いから。
(炒め物にしろ揚げ物にしろ)
夕食には何故か Erikaの友達 Elijahもちゃっかり加わって5人で。
*付け合わせの温野菜とマッシュドポテトにグレーヴィを掛けて*
デザートには、バタータルトを焼きました。
レシピ通りに作ったら、恐ろしく甘くて
恐ろしい程の分量でのカレンツを加えることになり、
うわー!って感じの結末。
でも家族はみな喜んで食べてたけど。。。
しかもアイスクリームやホイップクリープも添えて。
つくづく北米人は甘いものが好きなんだなぁ〜と
改めて実感。
6 件のコメント:
皮がパリパリで美味しそう!
飛び入りのお友達もまじえて素敵なデイナーだったのですね。
スタッフィングは土地や家庭によって違うみたいですね。リンゴが入ってもいいのですね。栗やワイルドライスも美味しそうですよね。残念ながら主人があまりとり肉が好きじゃないので家で作ったことがないのですよ。御呼ばれではいただきましたけど・・・
レトロなお料理本、今となってはなんだか新鮮ですね・・・・いずれはエリカちゃんに行くのかな?
yanaさん♪
ほんとスタッフィングは色んなアレンジが利きそうで、ソーセージなどの肉類を詰めるレシピもあるし、おっしゃる通り、ワイルドライスなどの穀類を詰めるのも美味しそうですよね。
栗だと秋のサンクスギビングにピッタリかも。
私も色んなのを試してみたい欲望はあるものの、量が多過ぎて、滅多に作れないのが難点。
(因に、一度ロースト・ターキーを作ると、3〜4日はソレを食べ続ける羽目に!)ひぃ〜!(笑
七面鳥は、私も最初は「泥臭い」?感じがして好きではなかったのを思い出します。
「家宝」なので(笑)いずれは子供たちのどちらか、料理が好きな方に譲るかと思います。多分。(笑
きゃ~~~!美味しそう~(*^-^*)
朝からヨダレが・・(笑
それにしても取り分けられて付け合せを添えて盛り付けられたお皿の写真、そのままレストランで出されそうですね♪
家族の一大イベント、楽しく終わって良かったですね。
あーすっきり、私の消えたコメにターキー写真アッププリーズとか本の中身覗きたいとか本を持つ贅沢は譲る事も出来る繋ぐ価値とか色々思いつくままだらだら書いていたんですが消えてしまったのに願いが叶った!笑
上記のコメントでも本はいずれお子さんにって何か良いなーとしみじみ電子化せず受け継がれる物ってやはり素敵だと思います。
歴史も覗けるし、本の中はまるで奥様は魔女の時代に行ったようなお洋服ですね♪
かつて日本もそうであったように(階級もあるんだろうけど)いかなる時も身なりを正しくって感じのお行儀の良さが伝わる本でもありますね。
私ホテルリッツの料理本持っているんですが海外の食事情や伝統料理が古いイラストで書かれていてたまに見ては妄想の世界で伯爵夫人になってます。
それはさておき、ターキーとスイーツの美味しそうな事(*´ω`*)私もお邪魔したかった~
しかしレシピまんまだとやはり甘いのですね。北米のレシピって確かにサイズもビッグなのでこんなもんかな?と思いつつも日本サイズに直して砂糖は…!!(゜ロ゜ノ)ノひー計算間違えたと何度やり直しても凄い量なので勝手に変えちゃいます。
何だか見た事ない砂糖の量の使い方に豊かさを感じます、砂糖は高級品だった時代からのレシピな気がするので←勝手な思い込み。
やはり日本人って薄味好みなのかもしれないですね、関係ないけど昨夜のテレビで麺は啜る事で気化した汁をより味わえる理想の食べ方で日本人は他の国より素材を美味しく食べる能力に長けてるみたいな事を言ってました、フランスの有名シェフも日本へラーメン修行に来て啜る食べ方は理想的とズルズル食べていたのは驚きましたがかつて行儀悪イエローなんて言われたズルズルが今やニューヨークの食通にも認められた食べ方のスタイルに変わりつつあると知りズルズルさせて食べないでと文句言った海外の友人にどや顔したい気持ちになりましたよ。
話はズレましたがそこそこの食文化は悩ましくも面白いですね♪
また海外食レポ楽しみにしてまーす。
まゆみさん♪
ありがとうございます。
何とか楽しく終了して良かったです。
お肉も野菜も何もかも一つのお皿に盛り付けてしまうカジュアルな北米スタイルなので、何だか手抜きで洒落っ気が無い気もするんですが。
まぁ家庭料理なので飾らないのが一番合ってる感じで。(笑
Mutsukoさん♪
えー、そうだったんですかっ!?
知らずに偶然、願いを叶える事が出来て良かったです。
(って、大袈裟ですが)笑
「奥様は魔女」って!
まさにソレですねー、懐かしいっ。
サマンサの服装って、いつも大好きだったんです。
レトロでエレガントでお洒落っぽくて♪
ホテルリッツの料理本?も興味津々な感じですね。
伯爵夫人とは。(笑
マリー・アントワネットの時代にトリップですかね。
いやー、北米レシピはそのまま作ると結構すごい事になったりするのをすっかり忘れてましたが。
砂糖を使う量がハンパ無いんですよね。
しかも今回はコーンシロップまで投入で。
実はコーンシロップ、初めて買ったんですが、さすがに甘いですっ!
そうそうアメリカは未だに単位がインペリアルだったりして、メトリックに直すのが煩わしいですよね。
ズルズルが懐かしく、今日は思わず昼食に日本蕎麦を茹でてしまいました。(笑
たまには音をたてて豪快に食べたいですね。
おっしゃる通る、食文化って、世界各国にいろいろと根付いてる大きな違いがあって興味深いですよね。
今の時代、旅をせずに世界中の味が楽しめるのは本当に極楽万歳ですよねー!(笑
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