かなり前にフッキングしてあったシロクマのピースを果たしてどんな風に使おうか?頭の隅っこの方でずっと考えてたんだけど。
ふと思い立って、端切れとして安価で買って置いた綺麗な青い色の生地と合わせて見て、気に入ったので、気分に任せて一気に作業。
例え時間があってヒマしてても、気分が乗らないと作業が手に付かない性分なので、ここぞと言うタイミングは逃せない。
「気分」で作るので、全体のデザインとかサイズも無計画なのが痛いのではあるけれど、まぁ、これが自分のスタイルだから仕方ないような気もしてる。
プロとして働く適正はない。。。という自覚と共の諦め、みたいな。
とにかく、小さめのサイズでのポシェット風バッグに仕上げ。
*フッキングした部分は前面の外ポケットとして*
*ライナーには綺麗な緑色のインド風の綿を使用*
*アクセントにキーチェーンも作った*
アメリカに引っ越してからも幾つかのラグ・フッキングのグループに顔を出してみたけれど、主催する人によって傾向はかなり違い。
以前、参加したミネアポリスのローリーさんのグループでは、プリミティブが主流で、フッキングしたラグは床に敷く目的ってのが主流だった。
フォークアートとして歴史と伝統ある手工芸のラグ・フッキングなので、やはり本来の用途としては床敷きの為であり、デザインもシンプルでクラシックな色使いのものが好まれたりするんだろうって印象。
なので明らかに私が目指す方向性とは異なるのを実感してる。
私は飽くまでも自分の楽しみを目的として、試験的に型破りに色んな方向性で試してみたいと思ってるから、実はフッキングの部分は割りとどうでも良くて(と言うと語弊があるかも知れないけれど)、デザインの一部としての「絵」を作る手段であって、常にフッキングに専念したい訳ではないから、正直に言うと、フッキングのグループに出席しても伝統的なフッキングだけをしてる人たちには余り興味が湧かず、特に、デザイナーの下絵を購入して、おまけにデザイナーから色指定までされてフッキングしてる人の作業はまるで塗り絵みたいで、その労力は尊重するけれど、アーティストとしての素質には惹かれるものを感じない。
昨日、ホワイト・ベア・レイクのグループで一緒のジェーンさんと連れ立って、Stillwater/スティルウォーターにあるジニーさん宅で月に一度開催されるフッキングの会に参加させて貰ったんだけど、そのグループには個性的でクリエイティブな人が多くて、とても刺激を受けた。
主催者であるジニーさんが、とても人間味溢れる才能に溢れた人で、型にはまらない冒険的なスタイルが魅力的。
なので集まる人にも、その方向性が反映されてるんだろうと思う。
私が持参した Show and Tellの幾つかの作品集も、バッグや小物入れや壁掛けのオーナメントだったんだけど、20名足らずの皆さんに好評だった。
何人かの人たちは、私の作品を既にステートフェアのコンテストで見て覚えていて下さって、お祝いの声を掛けてくれたり。
あとは、私のオリジナルの手法で作ったオーナメントがウケて、是非、作り方を教えて欲しいと言う人もちらほらいて、ちょっとした励みになった。
いずれ、近い将来に自宅を開放して「お教室」みたいな真似事が出来たら楽しいかな、なんて可能性の想像が膨らみ。
「教える」と言うスタンスでなく、飽くまでも一緒に作業を楽しむ目的で。
冬場は特に家に籠る時間が多くなるから、もし、ここに人が集まってくれるのであれば、私にとっては労せず楽しみが得られる、みたいな。
家の掃除をする励みにもなるし。
美味しい珈琲やお茶やデザートを用意する口実楽しみにもなるし。
ま、どーなるか、分からないケド。。。実際には。
でも、カナダに住んでた頃から、実は私の師匠を通じて、アメリカの人たちが私に「習いたい」と言う要望がある、と言う話は聞かされてた。
独自のデザイン性とか色合いの選択の傾向とか、仕上げの様式なんかに興味を抱いて貰ったんだろうと思うんだけど。
一般論として、アメリカ人は「レッスンを受けるのが好き」な印象。
特にパッチワークとかフッキングとかの手芸の分野でクラスを受講するとか、手法を習うとか、そういう体験にお金を払って楽しむ事に価値を見出す人達が多い気がするのは面白いと思う。
私にとって、まだまだ未知の面白さが底なしにありそうなアメリカと言う国。
そして自分自身にとっての、この国での未知の可能性に興味津々なところ。
6 件のコメント:
はーい私も習いたいです。
まゆみさんに習いたい人が居るのは納得です。
だって作品素敵ですもの。
私も物作りは興味あるんですがどのお教室
を覗いてもお手本通りで何年経っても
皆さんの作品色は違えどお揃いで
違う事しちゃダメなのかな?
と謎ばかりで習うの躊躇ってしまうんですよね。
基本を習うのは同じでも良いのでしょうが
何年も皆同じデザインって面白くないです。
私は実際習う事なく覗きで終わってますが
まゆみさんが先生なら通います。
まゆみさんなら自由に作品作りサポート
してくれて楽しそうだわー
教室開いたら生徒さん押し寄せそう。
なんたって作品見てると自分も
作ってみたいと思うから絶対やる気貰える
と思いますフンガフガ(興奮)
しろくまちゃんも可愛いし
ちょこんと居るきのこに惚れました私。
人をほっこりさせる力がまゆみワールドには
ありますね。
これからも楽しみにしてます。
素敵なポシェットができましたね。
ポケットにしたのはいいアイデアですね。
存在感があっていいわー
まゆみさんがお近くならうかがいたいわ。
だっていろんなアイデアを持っていらっしゃるから・・・
私も織は材料が大変なのでしませんが、ポーチやバックなどトールのお友達に教えて教えてといわれて
度々講習会を開いていたのですが、みんなも家族が亡くなったり病気になったりで3年ぐらいやれていなく、
今年春に皆さんも落ち着き、久しぶりにやりましょうと日にちも決めていたのですが、
こんどは主人が入院することとなり実現していないんです。
家は隣の家が(母がホームに入っているので)空いているので隣のリビングで仕事をして、家でランチやおちゃをしてもらうようにしています。
マンネリ化している日常にこのようなことがあると頭も活性化するみたいで・・・・楽しいですよね。
可愛いシロクマ君!アイスキャンディーを思い出しました!(大阪だけかな?)
いつも素敵なデザインですね。私も生徒になりたいです!
日本で編み物を習った時は、(編めるけど資格を取ろうなんてアホな思考でね(苦笑))
指定された物で作るので楽しみが半減でした。
もちろん規定の品を作るには、ある程度決まりにそわないとだめだけど、私の性格には、
合わない!と再認識しましたわ。
最近は、まったく何も作ってない!何か刺激されて作り出せたらな~♪
盆栽の木、何気に可愛いですね☆それに鉢がまた素敵だ~。
色々と素敵な素材のストックが一杯あるんでしょうね!それを見てみたい(^^♪
Mutsukoさん♪
ぶっちぎりにお褒め頂き嬉しながらも恐縮です。
光栄なことに、こちらにコメント頂いた方たちと既に4人で楽しい手芸の会が開催出来そうですね。(笑
私自身、人から習うのが苦手な部分が大いにあるかと自覚してます。
人からどーしろこーしろ言われるのが好きじゃなく。(笑
おまけに、不特定多数の他の人と同じ作品を作るだなんて、考えただけでゲンナリものです。わ”はは。
カナダで知り合いの日本人がパッチワークキルトのお教室に通ってた際、藍色と白の2色使いの素敵な作品を創作してたんですが、
講師のセンセから、「もっとカラフルな色んな生地を使いなさい」とか指導されたと聞いて、何てナンセンスなんだろうと思った記憶が鮮明に残ってます。(私だったら勿論、辞めるケド!)笑
経験豊富な人からの助言には意義があるかとは思いますが、楽しむのは本人次第って部分、大きいですよね〜。
ありがとうございます。
これからも調子づいて色々作って見たいと思います。(笑
yanaさん♪
ありがとうございます。
いつも自己流なので、飽くまでも自己満足の範囲内なんですけどね。
自分の世界観を大切にしたいと思いつつ、果たして自分ならではのオリジナリティとは?ってのを探ってる過程のような。(笑
やはりある程度の数の人が集まって一緒に何かをしようとすると、タイミングは重要ですよね。
年代によって起こり得る家族の状況なども、時期的に集中したりもするでしょうし。
色んなグループに顔を出すたび感じるのは、やはり子供の手が離れたり、仕事を退職したり、人生の中での変わり目だったりする人が多い印象です。
スペースが確保出来る状況、、、特にyanaさんの環境は理想ですね!
まぁ絶対条件という事ではないですが、でも、それなりのスペースは必要ですし、専用に使える場所があれば最高ですよね。
私自身、カナダの家は手狭だったので、作業の能率も格段に低かったし、人が集まるにも無理があったかと思うので、やっぱり住環境の影響は大きいな、と改めて感じてるところです。
paraさん♪
言われて見ると、シロクマのかき氷かアイスクリーム、実家(関東)の冷凍庫で見た記憶があります♪(笑
可愛いキャラクターですよね、シロクマって何となく。
ありがとうございます。
編物の資格などもあるのですね!?知りませんでした。
ひょっとして、日本では人に教えたりする場合に免許とか資格とかが必要だったりするのかも知れませんね、多分。
お教室で、指定とか指示がきちっとあるのは、私も同様に苦手です。(笑
自分が楽しみながら好きなように「習う」って意外と難しいのかも知れませんね。
講師との相性とかもあるんでしょうが。
自分と合う講師との出逢い、とかによっても違いますよね、きっと。
素材や、やりかけのプロジェクトが沢山あり過ぎて、作業場が凄いことになってます。(笑
ま、文字通り「オモチャ箱を引っくり返したような」ってのも嫌いではないんですが。
気が向けば時々、片付けてます、はい。(汗
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