いよいよ今年1年を振り返る時期みたいで、インスタグラムでも多くの人々が「今年の傑作ベスト9」を発表してるのを見掛ける。
私はどうだったかな?と写真のアルバムでこの1年を振り返って見た。
作品が多過ぎて、だから細々と小さなものは除いて。
あとはやりかけのプロジェクトも多過ぎるので、飽くまでも完成させたもので、そして自分的に割りと納得して気に入っているもの限定で。
それでも写真数が多くなるので、上半期と下半期とに分けて、ここに記録として残してみようと思う。
すっかり自分でも忘れていたけれど、1月は割りと熱心にかぎ針編みをやっていたみたいで、薔薇の花を作ったり、♡型のリースを作ってみたりしてたのは2月のヴァレンタインズ・デーを意識してたから。
*左がかぎ針中心、右はフッキングした面も加えて*
春先はイースターの為の作品を仕上げた。
ウサギやひよこや卵にニンジンやマッシュルームなど。
*麻布を土台にフッキングしたパーツを飾り*
5月にミネアポリスのテキスタイル・センターにて、グループ展をすることが決まって以来、俄然やる気が湧いて集中的に作業が捗ったクリムトのシリーズ。
何故か作品を仕上げる手法として好きらしい傾向のある「箱に入れる」形態で、シャドウボックスとして完成させた3点は、ラグ・フッキング、刺繍、ビーディング、縫製、編物、かぎ針編み、ニードル・フェルティングを要所に駆使し組み合わせた、所謂ミックスド・メディア。
*通称『Woman in Gold』で有名なクリムトの作品
アデール・ブロックバウワーの肖像と、
グスタフ・クリムト画伯を彼の愛猫と一緒に加えて*
*『The Kiss』*
*『メーダ・プリマヴェージ』の肖像*
仲間から譲り受けた彼女の作業から出てスクラップ布を使ってイメージを作ったり、伸縮性のある綺麗なプリント柄の布でフレームを覆ってみたり。
額に入れて仕上げる作品を作るのが楽しくて、プリンスの横顔も彼の大好きだった花ヴァイオレットを添えて仕上げてみた。
久し振りに足を運んだ画材店で、新しい感覚の、シリコン系やガラスのように仕上がる塗料を見つけ試さずにはいられず、わくわくとした気持ちいっぱいに作業したのが夏の初め頃のこと。
スクラップ素材を使ってイメージを表現する手法の延長は、ラグ・フッキングの際に出る「スニペット」の通称で呼ばれる切り落とされた細いウール生地を使った絵。
モザイク的に配置してメタリックの糸を用い固定。
行き当たりばったり的なイメージとして「2本の樹」に見えるかどうか。
写真が増えて、しかも長くなったので、ここでひと息。
次回につづく。。。
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