「The Twelve Knits of Christmas」プロジェクトは
昨日、ようやく全メンバーの顔触れが揃った。
ので、記念撮影。
基本、本の通りに従って編んだものの
全く同じ毛糸が手元にあるはずもなく。
多少の色味や風合いが違ったり、
顔の表情や
あとは細部が微妙に違うんだけど。
*見本は、とっても親切丁寧に書かれたこの本*
あとは「太鼓」と「スティック」を編めば完成。
完成させる達成感みたいな嬉しさと共に、
やり遂げて過程を終了してしまう妙な空虚感みたいなものもあったり。
プレゼンテーションとしては、ドラマ仕立てに仕上げる予定。
引き続きの制作は、だからメインとなる「舞台」作り。
それから「木」を作ったり。
バックドロップ(背景の絵)は勿論、
舞台の「幕(まく)/カーテン」も派手なものを作りたいし。
最終的に一つの作品として仕上げるに当たり、
出来るだけ自分ならではの個性を反映させたデザインにしたい。
そして、2016年の州祭にてのコンテストに再び出展するのを楽しみに。
普段は独自のデザインとか型にはまらない手法にこだわってるから、誰か別の人がデザインしたものを作る作業には抵抗があるんだけど、編物に関しては、ちょっと別の話で。
子供の頃から時々、編物をして来て、自分のセーターを数枚とか、スカーフなんかを編んだ経験から「自分は編物が出来る」と思っていたんだけど。
北米の編物本や記号に従ってみると、自分にとって新しい編み方の方法やテクニックが沢山あることに気付き、今更ながら、自分がいかに編物の初心者だったかを目の当たりにする感じの発見。
ちょっとした「50(歳)の手習い」みたいな。
最初は意味不明だった記号たちでも、"Cast on 6 sts"、"inc1, K3, inc1, K1"、 "P" と従って、あとは"k2tog"とか "ssk" とか"M1"など、自分にとっての暗号を読解して辿り着くと、いつの間にかあるべきカタチに編み上がってる不思議、、、みたいな感覚が、とても楽しい。
未知の地図を手元に指示されたヒントに沿って進んで行く、ちょっとしたオリエンテーリングと言うか、小さな小さな冒険みたいに。
編物の魅力を再発見した気がしてる。
0 件のコメント:
コメントを投稿