2015年4月12日日曜日

Textile Center主催のGarage Sale

日曜日の今日は夜の9時を過ぎても気温が20℃前後あり、その後、雷雨。

ひょっとして夜の間じゅう降り続けるのかも。

向こう一週間の最高気温は毎日15℃以上ある予報で、一気に春の雰囲気。

何を着たらいいのか悩む時期でもあるけれど、とにかく薄手のものを重ね着かな。


土曜日はテキスタイル・センター主催のガレージ・セールがあって出掛けた。

場所はミネソタ大学の倉庫にて。

テキスタイル・センターの会員などから寄附された物品を、文字通りガレージ・セール価格で販売し、センターの運営資金とする年に一度のイベントで、新参者の私にとって初めての体験。

噂通り、もの凄い盛況だった。

倉庫の中のテーブルいっぱいに山積みされた布地や毛糸類の販売がメインで、あとは付随するボタンだとかビーズだとかの販売。

ミシンや編み機、織り機などは競りに掛けられて販売されるらしく。

あとは手芸関連の雑誌や出版物も大量に破格値で売られてた。

初心者の私は気軽に手ぶらで出掛けてしまったんだけど、毎年参加してるらしい多くの人々は複数の「マイ・バッグ」持参で。

会場に入ってから、その理由が解った。

高く積まれた生地の山を掻き分け、他の人達と競い合って、あれもこれもと欲張りに目に留まった商品(主に布地)に手を伸ばして、片腕で抱えるには限度があるので、私以外の人々は皆、持参した大型のバッグに次々と放り込んでるのだった。

そういうことだったのか!

う”ぅ〜〜〜っと、もがきながら大量の生地を抱えて右往左往する私を見るに見かねてか、親切な見知らぬオジさんが彼の持ってた紙袋をくれた。

おぉ〜!サンキュー、さんきゅ〜♪と受け取り、抱えてた生地や毛糸を詰め込み、更にめぼしい物があるかどうか人混みの中を行ったり来たりしてたら、紙袋がどさっ!と破けて中身が床に落ちたので笑ってしまった。

なんかもう会場にいる全ての人々が興奮状態でハイになってるって感じだし、多分、テキスタイル・センターの会員同士だろうっていう暗黙の連帯感みたいなものがあったり、あとはそれ以前に、このセールに足を運んで商品を漁ってるって事は互いに何かしら手工芸を嗜む同類よね?ワタシたち???みたいな親近感みたいなものも感じて、素敵な素材の先取獲得を巡ってのライバルではありつつも、気軽に声を掛け合ったり、褒め合ったり、応援し合ったり、笑い合ったり、、、その場の体験を共有するのを楽しむみたいなのを肌で感じた。

初めての場所での初めてイベントに独りで繰り出す不安はちょっとだけあったけれど、会場の雰囲気にのまれて、直ぐに払拭された。

普段、テキスタイル・センターで頻繁に顔を合わせてる職員の人達も沢山いたし。

とにかく障害物競走みたいなノリで、べらぼうに安い値段で売られてる素材たちを両腕に抱えて歩き廻ってたので、今朝、起きたら筋肉痛になってた。

普段、どんだけ運動不足なんだか、、、って感じだけど。

いや〜、それにしても楽しいイベントだったし、成果も大きくて大満足。

人の波に押されながらも獲得したのは、大半が "upholstery"(椅子張りなどに使われる)用の厚手の生地だったのは、やっぱりそれらの生地を店頭で少量だけ購入するのが困難だったりするから、かも。←後になって気付いたケド

*最大で5ヤードから、端切れみたいな少量の生地もあり*



*別のアングルから*



*店頭で定価だったら高そうな生地たち*



*可愛い水玉刺繍とか "hot pink"とか、或は縞とか*



*金ピカと黒の「クリムト風」とか*



*このままスカーフになりそうなニット素材は色合いが綺麗だったので*



*金茶色で「玉虫」のオーガンジーは花柄の刺繍入り*
手前は緑色系の皺加工されたクレープ生地素材
これだけで5ヤードもあるので、スカートでも作ろうかと。



あとは毛糸も2種類だけ獲得。


この辺のお店では見掛けないユニークな素材感のもの。

と思ったら、
やっぱり左手の糸はイタリア製のもので高価そうだった。

ミント・グリーンとオレンジ・シャーベット色が綺麗な糸。

スカーフか、もしくはお人形のドレスを編む、とか。
あれこれと想像を膨らませるだけでも楽しくて。


因に、これら全部で50ドルくらい。

そして使い切れない分の素材は来年のイベントに寄附する、とか。

物もお金も滞りなく流れて巡るのは悪くない気がする。






2 件のコメント:

yana さんのコメント...

わー楽しそうですね。素敵な生地ばかり!!
カーテン用の生地は素敵なのが多いですよね。
昔カルトナージュの講習を受けていたのがカーテンや椅子の貼り替えに使う生地屋を扱ったお店で、残り少なくなるとメーター1000円になるので(普段は4,5000円)よく買ってクッションや茶箱のカルトナージュなどに使いました。そのオーナーはインド人だったのでまゆみさんが買った玉虫色・・・のような生地もたくさんありました。ブルーの素敵な生地、ワンピースにできたらいいと思いましたが、洋裁は得意じゃないので諦めました。

どんな作品になるのか楽しみにしていますね。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ありがとうございます。
掘り出し物市って感じで宝探しゲームのノリが楽しかったです♪(笑

あぁ〜やっぱりメーターで4、5千円もする生地もあるんですねぇ〜。柄とか織りとか凝ってますものね。

インド製の綿とかシルク、綺麗なものが多いですよね。
特に、縦糸と横糸とに違う色の糸を2色使いで織ったものは、見る角度によって光沢のある色合いが変わるので、本当に豪華ですよね〜、うっとりするくらい。

ワンピースも夏物なら良いですが、丈がある分、大仕事な感じですよね〜。
私も衣類の洋裁は普段ほとんどしないので、ちょっとハードルが高いです。
でも、色んな手法を駆使したコートを作りたい、とは思ってるんですが。。。
さて、果たしていつになったら実現するのか。(笑