2015年4月25日土曜日

See's Candies Barbie

私は子供時代、バービー人形との遭遇が無かったので、それで遊んだ記憶も勿論無いんだけど。

実はリカちゃん人形でさえ、持っていた記憶が無いくらいだし。

うちってビンボーだったの?と疑問が過る。

それほど「お人形」が好きではない子供だったのかな?謎。

しかしもっと謎なのは、何故か大人になってから人形好きになった自分。

大人なのにも拘わらず可愛いお人形たちに惹かれるのは何故?

まぁ、大人が人形に興味を持ってはイケナイと考えるのも一つの固定観念でしかないのではあるけれど。

実際、欧米でアンティーク人形の熱心な収集家たちの多くが年配だったりするし。

とにかく、私が初めてバービー人形に関心を持ったのが三十代の初め頃で。

結婚して東京に暮らして最初の子供を妊娠している頃ってのが可笑しいンだけど。

息子を出産した新宿の病院の個室には、私にとっての第一号のバービー人形が、Davidからの「お見舞い」として飾られてたんだっけ、ってのを思い出す。

看護師さんに「あら〜、なんかとってもセクシーなお人形さんね〜」なんて言われ。

多分、産科の病室という空間には異質の存在感だったんだろう。

ちょうどその頃の日本で、バービーが復活人気だった背景もあるんだろうけど。

復刻版のバービーが売りに出されたり、バービーの写真集だとか、関連の出版物が出版されたり、原宿のキディランドでもバービーのコーナーが拡張されて、オリジナルの古い高価なバービーや陶器製のバービーもガラスのショーケースに鍵が掛けられて展示販売されてたり。

バービーの魅力にハマった私も「Star Trek/スター・トレック」(William Shatnerが演じるた "Captain Kirk"を再現したもの)や「The X-Files/Xファイル」("Mulder"と "Scully"のコンビを再現したもの)やらの、どちらかと言うとオタク系のシリーズを中心に購入するうち、割りと結構な数のバービー・コレクションが出来上がってた。

カナダでは IKEAで買ったガラスの飾り棚に整然と目一杯に飾ってたんだけど、アメリカに引越してからは「仮の住まい」と言う意識もあり、残念ながら今でも段ボール箱に仕舞われたままになっている。

根強いバービー・ファンはいつの時代でも変わらず、世界中の何処かに居るんだろうけれど、一時のブームが去った後は、私の熱も冷めたみたいで、もう随分と長い間で新しいものを購入するような機会も無かった。

因に、カナダで知り合った中国人の女性は、私よりも少し年下で既婚、一人娘を持つ母親と言うプロフィールだったんだけど、熱狂的なバービー人形の収集家という事で、300体とか600体とか(正確な数字は覚えてナイ)の、しかも年代物だったりする高価なバービーを所有しているってのを聞いて、うぉ〜!っと感心させられたのを思い出した。

とにかく、私自身はもう新たなバービーを探してもいなかったんだけど。

Etsyを徘徊していて出くわしてしまったのよ。


↓こんな特別なバービーに!


きゃ〜〜〜♪

私の大好きな
『See's Candies/シーズ・チョコレート』のバービーよ!?


こんなのが存在するって事さえ知らなかったわ。



箱入りの See'sのチョコレート(勿論プラスチック)付き。

そして、本物そっくりの「制服」を着てるし!

実在の See's Candiesを見事に再現してる!


実際の See's Candiesのブティックは
異様な程に真っ白(タイルとか壁とか照明とか)な内装がトレードマーク。

なので制服も真っ白(まるで「白衣」を思わせる)!

でも現実には、
バービーみたいに綺麗でセクシーな店員さんってのは居なくて。

年配の女性か、、、或は、
(私の体験では)

美味しい See'sのチョコレートを食べ過ぎて
(これまた飽くまでも私の想像ではあるんだけど!)

ぽってりとした体格で虫歯の多い

憎めない笑顔の年配のおじいさんって場合が多い。。。


お店に入ると「サンプル」のチョコレートをくれるの♪



さすがにバービーが大人気だったブームも過去の話、ってのを反映して、Etsyで "vintage"として売りに出されてたコレは、お値段10ドル。

下手したら "shipping"(送料)の方が高いンじゃない?ってくらいだけど。

それでも迷わず買ってしまいました。。。ほんと久々のバービー。




2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

白いバービー人形、なんか凄く魅力的ですね~♪
この白がポイントなんでしょうね~。
お宝とこんな場所で遭遇できるとは、これも運命的な出逢いだったんですね。

私たちの子どもの頃は、なんと言ってもリカちゃん人形の時代でしたよね~。私も1つしか持ってなくて、
しかも、着替えのお洋服は母が手作りしてくれたものだけという。今、思い出すととても懐かしくて母の努力を有難く思う幼少期の思い出の一つですね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

清潔そうな制服姿だと、それだけで印象にインパクトがあるって面白いですね。
バービーの魅力は、その変幻自在なイメージ変身なのかも。(笑

Etsyをはじめネットショッピングは、探してもいないモノを発見してしまう危険性がつきものですね。(汗

懐かしいですよね、リカちゃん。
時々、人気の復活が繰り返すようですが。
手作りのお人形のお洋服! 記憶に残りますよね。
私も母が編んでくれたお人形用の小物など、記憶に鮮明に残ってる嬉しい子供時代の記憶な気がしてます。