なので、家族揃ってアメリカへの引越しが決まった時、正直、それらのもの全てに別れを告げなくてはならないって思って、残念無念の覚悟をしてた。
だって、アメリカでの生活を知らない私にとって、いったい何をどれだけ期待する事が出来るのか?まるで想像もつかなかったから。
過去の昔、サンフランシスコには3週間ほど滞在した経験はあるけれど、それは飽くまでも「観光客」の延長であり、期間限定だったし。
短期で滞在するのと、腰を据えて生活するのとでは随分と心の準備に要求されるものが違うし、特にミネソタ州だなんて、余り話に聞いた事も無ければ、アメリカの地図の何処にあるのかさえ予備知識が無かったから。
解ったのは、ミネソタが『Target』発祥の地であること。
うちの近所にある『Target』が、歴史を飾る第一号店であるってこと。
そして、『Target』はかなり「使えるっ!」って事実。
だって、だって、まさか米国のミネソタで、「フレンチ・マカロン」が売られてるだなんて、正直、期待してなかったもの。
*6種類のフレーバー入りで4ドルくらいだった、かな*
かと思えば、いかにもホームメイド風(正統派のシェル型)の「マドレーヌ」まで売られてて。
しかもこれが、カナダのスーパーマーケットで買って食べたどの種類のマドレーヌ(本場おフランスからの直輸入品含む)よりも風味も食感も優れていて美味しいの!
おまけに、カナダで散々、あちこちのベーカリーで買っては頻繁に食べていた「チョコレート・クロワッサン」まで売ってるし。
し、しかも! これが他聞に漏れず美味しい。。。
まぁ本格的なフランス系のクロワッサンと比べるとフツーの「パン」って感じに近いかも知れないし、中に巻かれてるチョコレートは普通のミルクチョコレートとしても、上に掛けられてるのはちょっと溶かしたチョコレート・ファッジ("fudge")っぽい感じで甘過ぎなくもないんだけど。
いずれにしろ、もうお目に掛かることもないかも(←大袈裟だけど!)と半ば諦めていたものに再会することが出来、しかも以前よりもアップ・グレードしての再登場なのは予想外で、嬉しさ倍増って感じ。
とにかく『ターゲット』のストア・ブランドの商品には優れものが多い印象。
余談で、私と入れ違いくらいにカナダへ進出+出店している『ターゲット』ではあるけれど、経営的には苦戦を強いられてる様子で、企業としては誤算だったのかどうか?本土への痛手にならないと良いのだけど。
4 件のコメント:
ターゲットも進歩したものですね。私たちがいたころは食糧なんてなかったもの。ただ、NBAのテインバーウルブスのホームコートがターゲットセンターなのでミネソタにターゲットはまだあるんだとは思っていたけど、全米ブランドになりそんなに美味しいものまであるなんて、うれしいな~
ミネソタは移民の人を積極的に受け入れている洲なのでいろんなルーツを持つ人が住んでいると思います。私たちのころはカンボージアン、その後はソマリア、今は分かりませんが、その点ではカナダに近いものがあるかもしれませんね。
yanaさん♪
どこの店も'One Stop Shopping'を目指して、かの『WalMart』も生鮮食糧売り場を併設して久しいです。
実際、消費者にとって、一ヶ所で全て揃うのは便利なのも事実。
ターゲットはウォルマートと競合で比較もされますが、庶民的なウォルマートに反して、ターゲットはちょっとお洒落で社員教育がなされてる印象です。
カナダもアメリカも移民の多い多民族国家ではありますが、似てるとこも多く、同時に違うところも少なくないのが興味深く、まだまだ新しい発見の連続です。(笑
家の近くで、「ターゲット」があって、こんな美味しい物が手に入るなんてラッキーですね♪
なんか、アメリカのお菓子のイメージは、とにかく大きくて量も多くて甘いって感じでしたが、この写真を見てると、繊細で、なんか日本のケーキ屋さん的イメージです。美味しいのを沢山みつけて下さいね!
まゆみさん♪
本当に。
たまたま借りてる現在の家がとても便利な立地で有り難いです。
実は以前から『ターゲット』には興味津々で、こうして利用出来るようになった事も嬉しく思ってるところです。
アメリカで売られてるケーキも、未だに青や緑の原色ものも数多くありますが(笑)、新しい傾向と二極化してるってとこでしょうか。
明らかに選択肢は増えつつあります!
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