2014年3月12日水曜日

アメリカでフランス雑誌

昨日は Davidを車で仕事へ送った後、Byerly'sで少しだけ食品の買物。

近所に数あるスーパーマーケットの中で『Byerly's』は取り敢えず一番、高級感漂うグルメな品揃えと高価な店って位置付けなんだけど。

だからこそ、特定の商品はソコへ行かないと、みたいな私の中でのニーズと言うか小さなこだわりみたいなものがあり、例えばサンドウィッチ用のハムをデリで薄くスライスして貰ったり、とか。

真空パックで売られてるのは、どうも水っぽくて、パッケージの中に肉汁が溜まってるのを見るだけでゲンナリしてしまうのよね。

なので対面式のデリで、塊のハムやターキーやパストラミを好みの薄さで好みの分量だけ、自分の為に新鮮にスライスして貰うのは小さな贅沢って感じで。


その後は家から一番近いショッピングモール内に入ってる大型のチェーン書店 Barnes + Nobleに寄って探し物。

『Barnes + Noble Booksellers』はアメリカで最大手の本屋さんらしく、カナダの『Chapters』や『Indigo』と酷似した店内の内装やレイアウトで、書籍の他にトレンディなインテリア小物やファッショングッズや CD、文具類などが売られてたり、店内にスターバックスが入ってるところまで一緒で、取り立てて新鮮味は無いものの、違和感がない分、心地良く馴染み易い。


何より、家からの徒歩圏内に、こんな大規模な大型書店があるってこと自体が素晴らしく、季節が良くなれば散歩がてらここに入り浸って、注文したカプチーノを片手に顧客用にあしらわれた座り心地の良さそうな椅子を見つけて、頁をめくりながら数時間も過ごせてしまいそう。

おまけに軒を並べて数軒先には『Michaels』まで出店してるし。

あ、そうそう『Marshalls』も同じモール内だし。


でもって、今回の私の探し物は、例によって例の如し、長い間で継続して購入しているフランスの雑誌『Marie Claire: Idées』。

カナダのケベック州は公用語がフランス語圏と言うこともあり、フランス系の文化はいつも身近にあったり、フランスからの輸入品が割りと手に入り易かったんだけど、何しろアメリカで買うのは初めてだから、果たして在庫があるのかどうか?内心ドキドキもので、しかも店頭に見当たらないし、で、店員さんに訊いて探して貰った。

あった! ありましたっ! 良かった。。。うれち♪


「アート+クラフト」のコーナーを探して見つけられなかったんだけど、実は「ハウス+ホーム」のコーナーの、しかも一番奥の方に置かれてた。

「その雑誌、常時入荷して、いつも「その辺り」に並べられてるハズだから」
と店員さんが親切に教えてくれた。


最近はなかなか本を「本屋さん」で買う機会も少なくなってしまったけれど、それでも、街の本屋さんが完全になくなってしまうのは哀しいので、たまには出来る範囲でサポートしたい気持ちは山々なんだけど。

少し前、Erikaと一緒に出掛けた際、彼女が思い切って買った『Divergent』のハードカバーセット、家に持ち帰った途端、速攻 Davidから「それ、Amazonなら20ドルも安く買えるよ。しかも送料タダ♪」とか言われ。

結局、14歳の Erikaにとっての20ドルの差は大きく、本屋で買った本は、本屋へ返品すると言う結末に。

ま、北米は「返品天国」と言う環境もあるんだけど。


いずれにしろ、街の本屋さんもかなりビジネス的に苦戦してる模様。



4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

自分の生活圏内に、こんな大手書店があるって凄いラッキーな事ですよね♪
お気に入りの雑誌も見つかり、更に丁寧に他の本の売り場の事も説明して貰えたりで良かったですね♪

子どもさんにとってのみならず、大人でも
20ドルは大きいですもんね。返品して正解でしたね。流石、ご主人。情報通ですね。

少しずつそちらの生活に慣れ、楽しめているようで何よりです。

yana さんのコメント...

家も3日か4日に1度ペースでアマゾンの箱が届きます。主人がアマゾン依存症で・・・・
以前は会社の帰りや休日に、秋葉原やビックカメラや本屋さん、お薬屋さんに出かけていたのに、ここ4,5年もっぱらアマゾンです。運動不足になるからお店に行ってみたら・・・というのですが価格ドットコムで安いのを見つけ、送料ただならそっちのほうがいいだろ・・・と。
数百円の物でも、本1冊でも立派な段ボール箱に入って送料ただってどういうこと?まったく無駄なんだから。ごみは増えるし・・・と怒っている私ですが、最近は便利さに勝てずちょいちょい便乗しています。
先日はタイガーの魔法鍋(今度は大きめの)6リットル
なかなかお店には置いていなく、頼んでしまいました。
お店の生き残りは大変な時代ですね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

本屋さんって、買う買わないは別にして、何となく引きつけられる不思議な存在感の魅力がありますよね。
何かしら面白い発見があるんじゃないか?って期待感を抱かせるような。
生身の店員さんによるサービスも雰囲気が良く、ネットでの買物では得られないのが、このコミュニケーションの部分なんだよなぁ〜って感じに価値を見いだしたり。(笑

消費者にとって選択肢があるのは好ましい事ですよね。
全てがネット購入になってしまうと味気ない感じはしてますが。

新天地での新しい季節の訪れにわくわくしてるところです♪

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

お宅もですかっ!?(笑
依存症、、、になるのも解る気がします。
うちの夫もそれに近いものがあり。
何しろ、サイトを眺めて見るだけで楽しくて新しい発見がありますものね。
指先一つで何の苦労も無く商品が届くのは魔法のようで、夢のような快感を覚えます。
因に、私は一時期 Etsyの中毒でしたが。(苦笑

実際、宅配では過剰気味な梱包もあり、特に日本ではリサイクルに手間が掛かる?分、ゴミの問題は悩ましいでしょうねぇ。

本当に路面店を維持するのは大変な時代だと思いますね。
店舗の在庫にはキリがあるでしょうし、そうして見つけ難い商品を店頭でお取り寄せ注文などしている手間には、ネットで直接、注文購入した方が早いですものね。
今後も益々、便利さや早さが優先されるでしょうし、人々の時間に対する寛容さのスパンはどんどん短くなってる気がします。(汗