2014年1月23日木曜日

米に入っては米に従え



時々、「珈琲党?それとも、紅茶党?」などと耳にするけれど、そんな風に決めつけるのはナンセンスな気がする。

私は珈琲も紅茶も大好きなので、どちらも良く飲む。

その日に飲む度合いや量によっては意識的に、敢えてカフェインの入ってない珈琲や紅茶を選んで飲んだり。


アメリカに引越して来る前に、義母が何気に口にした私への助言と言うか、"warning"として
「アメリカでは気に入った紅茶がなかなか見つからないかも」
ってのがあって。

しょっちゅう国境を越えて食材の買出しや、買物を楽しみに出掛けてる義母なので、彼女の経験や見識を元にした発言なのだろうと理解し、とは言え、それほど深く受け止めるでもなく「へぇ、そうなんだ」くらいにしか思ってなかったんだけど。

実際、アメリカでスーパーマーケットに行って見ると、義母の懸念に反して、割りと豊富な種類での紅茶が売られてるし、私がカナダで日常的に愛飲してた "Twinings"の紅茶(ご存知、「紅茶の国」英国の「お詰め」)だって、ちゃんと手に入るから安心した。


そんな折、先日 Davidと共にお茶に呼ばれて行った Larryさんが私の為に入れてくれた紅茶が、何ともフルーティな香りで美味しかったので訊いて見ると、彼は箱を見せながら説明してくれたんだけど、それは私にとってまるで馴染みのない名前とパッケージのデザインで、『Bigelow』と言うブランドのティーバッグ紅茶だった。

早速、今日、自分でも買って来てみたんだけど、それもその筈、やっぱりな感じにこれはアメリカの家族企業(所謂、ファミリー・ビジネス)による商品で、「アメリカの紅茶」(@ニューイングランド地方と呼ばれるコネチカット州在)なのだった。

カナダでも流通してるのかどうか?は不明だけど、少なくとも私にとっては見覚えがなく、新鮮に映る社名であり紅茶であり。

箱に記載された "flavored with a secret recipe of orange rind and sweet spice"の通り、かすかにオレンジの香りがして、何やら甘いスパイスの味わいの余韻も特徴的で印象に残り、癖になる感じの紅茶。

最近、気に入って飲んでいる "Chai"ほどには強くなく。

いずれにしろ、これまで自分の意識の中に「アメリカでアメリカ製の紅茶を飲む」って発想がまるで無かったことに気付きつつ。

と同時に "Why not?"(駄目な理由ナイじゃん?)って姿勢で。

私の気に入りの「レギュラー」に決定。


と書きつつ、アメリカに来る前、最後に会った時、友達の Halehがくれた 『Harrods/ハロッズ』社のアップルティーの茶葉も未だ試してないので、これも楽しみに密やかに愉しむ予定で♪



とにもかくにも温かい紅茶の美味しい季節ですな、、、と、それもその筈、今日も寒波で−20℃以下と寒く、子供たちの学校は再び休校で「わーい、わーい♪」と大喜びな子供たちは、ぐーたらな一日を楽しんでるミネソタでの1月も早くも終盤。 早っ!



6 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

お気に入りの紅茶が見つかって本当に良かったですね♪
寒い季節には大好きな飲み物は欠かせないですからね~。

アメリカでは、またアメリカの発見があって楽しそう!

自分たちの学生時代を思い出しても、「臨時休校」って嬉しかったもんですよね。高知は台風の通り道だったから、夏にそれが多かったんです。子どもさんたちも、この大雪の中、学校に出かけなくてすんでホントにラッキーですよね。

まだまだ冒険は始まったばかり。
う~んと楽しまれて下さいね(*^-^*)

yana さんのコメント...

グロッサリーで日々新しい発見ですね!
娘はセントキャサリンスで2年ホームステイしたお家がスコットランドからの移民の方たちだったので朝起きたらとにかく紅茶という生活が身に付き、彼女が帰ってくると、紅茶と(これも好物の)お煎餅のヘリが激しいです。
私はコーヒー、紅茶、日本茶何でもいただきますが、とても寒い日は(1年に10日くらいですが)無償にココアもいただきたくなります。
主人も無類のお茶好きで結婚して以来、私の顔を見ると、お茶!!お茶!!といいます。5、6年くらい前から中華街で食事をした後必ず、お茶屋さんにも寄って中国茶をいただくのですが、私たちは台湾青茶が気にいっています。台湾に行った時買ってきたお店に今もなくなると頼んで送ってもらっていますが、中国茶だけは主人が管理していて、私が飲みたくなると、お茶!!といって最近は仕返ししています。フフフ。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
紅茶にしろ珈琲にしろ緑茶にしろ、やはり寒い季節には温かい飲み物が欠かせませんものね。
紅茶には、そして珈琲も最近は、それこそ本当に色んな香りの付いたものが売られていて、試してみるのも楽しいですよね。
キャラメルやチョコレートの甘い香りや花びらの香りや、うっとりと夢のようなのもあり。(笑

ほんと、同じ北米でありながら、カナダとアメリカは異なる部分も多く、新たな発見が多いです。
ってのは、何度も繰り返ししつこく書いてますが。(汗

「臨時」って響き、何かしら良いですね!
「臨時収入」とかも。(笑

あぁ〜、台風の通り道、、、それは確かに大変そうです。
住むのに何もかも揃って完璧な地域ってなかなか無いのでしょうね〜。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

うふふ♪
毎日、小さな発見の連続が楽しいです。

なるほど興味深いお話。
実際、北米は原住民以外、色んな国や地域からの移民で構成してますから、それぞれの人々の背景によって暮らし振りも違うのでしょうね。
あ、因に、私の義理の祖母もスコットランドからの移民で、言語が違ったり、長い間でこだわってる習慣があったりしますね。
祖国へのプライドを感じさせられたり。

紅茶とお煎餅。。。!
う〜ん、お煎餅はやっぱり日本で食べるのが美味しいですよね。羨ましい。
こっちでも確かに売ってたりしますが、微妙に違うんですよねぇ。(笑

ココア!
確かに。
うちの娘はもっぱらココアですね、言われて見ると。
「ホットチョコレート」と言う響きが最高です。
実際にはかなり甘いので、まぁ飲むデザートって感じでしょうか。
マシュマロを浮かべて電子レンジでチン♪して飲むのも楽しいですよね。

台湾青茶、、、は知りませんでした。
キルトのギルドに台湾出身のシンディさんがいたんですが、訊くチャンスを逃しました。(笑
気に留めておいて、いつか試してみたいと思います。
中華料理を食べた後って、さすがに中国茶は最適で、とても美味しく感じますよね。
さすが中国もお茶は歴史もあって、種類も豊富そうです。

yana さんのコメント...

ニューヨークの大家さんは、ギリシャの方で、良くケーキとコーヒーのおよばれがあったんだけど、ギリシャのコーヒーは直接煮出したウゾというのでしょうかとにかく濃くてしかもアメリカンサイズのカップになみなみと下さって、2日くらいは胃の調子が悪くなるほどでした。(笑い)
台湾茶の登頂烏龍は醗酵しているのでとても紅茶に近い味がするんですよ。紅茶も茶葉はアジアのものですし当然かもしれませんが、娘が中華街でお茶をしたらアメリカ人の人はお砂糖をもらって入れていたそうです。
日本ではマシュマロあまりいただきませんが、アメリカでは(カナダも、かもしれませんが)ライスクリスピーやら焼いてクッキーにはさんだりと思いがけない使い方をしますよね。スタバで初めてホットチョコレートに入っているのをいただいた時はちょっと感動しました。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

確かに言われて見ると珈琲にも色んなお国柄があったりしそうですね!
イタリアも勿論エスプレッソが有名ですが、濃い目ですし、ベトナム式ってのも有名ですよね。
(私自身は詳しくないですが!)
濃い珈琲は、デミタスみたいなカップで少量飲むだけで充分な気がしますね、確かに。(苦笑

先入観で、中国茶には砂糖やミルクが合わない気がしますが、実はそうでもないかも?ですよね。(笑
個人的には、お茶も珈琲もそのまま何も入れないのが良い気はしますが。

今や日本には美味しいお菓子が沢山ありますから、マシュマロは地味な存在なのかも知れませんね。
日本で売ってるジャムやチョコレートの入ったマシュマロ、美味しいですよね♪