季節行事には家族が揃って食卓を囲む機会でもあり、食いしん坊の私にとっては楽しみでもあったり。
義理の両親宅での晩餐のメニューが『Beef Bourguignon』/ビーフ・ブルガニョン(日本で言うところのビーフシチューに近い)と知って、私は小躍りした。
図らずも、数日前に映画『Julie&Julia』をDVDで観たばかりで、映画の中のJulieが、Julia Childのレシピに従って作るBeef Bourguignonがいかにも美味しそうで、何とか近いうちに食べたいものだと思っていた矢先だったから。
北米の生活が長くなっても、日頃TVを観ない私にとって、アメリカ人の料理家Julia Childは余り印象が無かったものの、映画の中のMeryl Streepを見る限り、
「あぁ〜、きっとJulia Child本人ってのは、いかにもこんな感じの人だったのだろうなぁ」
などと、漠然と納得していた。
それは、
これまでのMeryl Streepの女優的才能に対する評価を基準として。
なので、たまたま録画しておいた番組を見ようとした合間に、偶然、TVでやっていた再放送のJulia Childの料理番組をふと目にして、改めてホンモノのJulia Childを見たら、彼女が”Meryl Streepにそっくり”でびっくりした。
いずれにしろ、義母Carolが作るBeef BourguignonはJulia Childのフランス仕込みのレシピとは違って、Low Fatバージョンながら、美味しくて満足♪(”おかわり〜”しちゃったのが私だけ、、、ってのは内緒)
私がフィンガーフードとして持参したのは、サーモンムースとほうれん草のムースを詰めたカップに、イタリアンハーブ風味のスモークドサーモンを乗せ、Dillで飾ったもの。
(市販品のカップとムースとサーモンを”assemble”しただけ)
パセリと共に、私はつくづく生のDillが好きだなぁ〜と思う。
Tortillas/トルティーヤでwrap/ラップを作る際にも、
- チキンにイタリアンハーブをたっぷりまぶして焼いて、トマト風味のライスの上に乗せ、
- 更にソースには<マヨネーズ&ディジョンマスタード&カレーパウダー>を混ぜたものを乗せ、
- 最後に新鮮なDillをたっぷりと乗せ、巻いて仕上げるのがおススメ。
今年はようやく本格的に、裏庭に『家庭菜園』を始める企てをしているので、その一角に是非、DillやParsleyなどのherb類も育てたいと思う。
問題は、ピーターやコットンテールなどの野うさぎに狙われること、かな。
デザートには、ガナッシュをたっぷり使ったラズベリーとチョコレートのケーキ。(写真:上)
ラズベリーは種がいっぱいの、あのつぶつぶの食感が苦手だったのだけど、最近は余り気にならなくなって来たのが不思議。
チョコレートと合うフルーツとして、クランベリーやオレンジに並んで重要な存在。
オレンジ風味のリキュール『Grand Marnier』も60ml程使ったのだけれど、この香りには本当にうっとりとさせられる魅力がある感じ。
とは言え、
チョコレートのケーキを焼きながら、ほんの少し嗜むのはアイルランドのリキュールでクリーミーな口当たりの『Baileys』だったり。
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