2010年4月27日火曜日

Dacquoises

去年の暮れに初めて作ったダコワーズ。

ずっと気になりつつ、何故かハードルが高くて、試せないまま15年近く経ってしまった。

『フランス菓子』の持つ独特なイメージに対する先入観?

この歳になっても尚、自分の意思や理想に反して、物事に対する偏見や先入観、思い込みをなかなか克服することが出来ないのが悩み。

それらのものから解放されて、もっと心を自由にして、選択肢の幅を拡げて可能性を導きたいと願うのに。 それが容易に出来ないから、未だに毎日、カルチャーショックの連続。

考えて見ると、このダコワーズのページだって、きちんとレシピに目を通したことさえ無かったことに気付いて、何を根拠に勝手にハードルを高く設定していたのか? 自分でも謎。

材料を見るだけで、手順のシンプルさは一目瞭然なのに。

それでも、レシピの単純さとは裏腹に、口溶けの良い美味しさは勿論、見栄えの良さと、やっぱり”Dacquoises”と言う名前の響きに『フレンチ効果』があるのは否めない気がして、最近「ホームメイドの気軽な手土産」として、あちこち持参して絶賛され気を良くしたついでに、今日はお隣のフレンチ系カップルにもお裾分けした。


調子づいて大量生産、、、って感じ。


秘密兵器はこれ。
卵の白身だけをパックした商品の存在は偉大!

卵の殻を割って黄身と白身とを分ける手間(時々この作業に失敗するんだな、これが)が省けるし、何よりも、大量のメレンゲが必要な場合だって「さて、大量の黄身はどうするか?」悩まずに済む。

いずれにしろ、最近の私にとって、日本から持って来た年季の入った古い料理本たちが、ちょっとしたバイブルと化している。



余談で、最近、仏語の単語を見るだけで、
「男性?女性?単数?複数?うわーーー!」って感じの病気。 

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