フランス語で”poisson d' avril”(直訳すると「4月の魚」)が『エイプリルフール』の意味だったなんて、今日、初めて知った。
本当に私には、仏語のバックグラウンドと言うものがまるで無い事を実感する。
現在、週に2回取っている「初級レベル」ではあるけれど、でも、私以外のクラスメイト達はかなり、基本的な単語は結構知っているように思える。
数字とか曜日とか身体の部分とか。。。
負けず嫌いの私は、この歳で必死に”予習&復習”をしたりして、なんか中学生みたい。
予想外にのめり込んでる証拠に、この間、夢の中で仏語を喋ってたし!
(まともな会話になってたのかどうか?は謎)
もう一つ、今日、初めて知ったこと。
それは、私の隣の席にいつも座って何かと助け合ってるMatthewが19歳だと言う事。
がーん、がぁーーん、がぁーーーん。。。
(脳裏でPaul Hardcastleの「19」と共に)
知的な眼鏡を掛けて、無精髭を生やして、多分、歯列矯正したであろう完璧に近い真っ白な歯並びの笑顔の彼は、微妙にフェミニンな雰囲気を醸してるので近寄り易かったし、授業中、解らない部分を補い合ったり、一緒に会話練習を重ねたり、何かと励まし合って来た過程で、不思議な信頼関係と言うか、友情のようなもの(?)を抱き始めていたのに。
26歳年下の男友達。。。デミ・ムーアもびっくり。
まるで息子だわ。
いずれにしろ、言葉を習うってのは、つまり文化を習う事だなぁ〜とつくづく実感する。
私にとって未知の世界であった仏語の文化は、日本語は勿論、英語とも全く違う。
言語の中にさえsex/性別の認識が存在する影響力はかなり偉大である。
英語を話す際は英語脳への切り替えを要するのと同様、仏語の際には仏語脳を試みる訳だけど、それだけで何故か、かなり”色っぽい”思考になるような気がする。
Madame/マダムの称号は、英語のMrs/ミセスとも全然違う響き。
若くて可愛い女の子以外は全て「オバさん」に分類されてしまう日本では存在しない属性。
年齢に関係なく、女性として敬われる文化に暮らせるのは幸せなことだと思う。
足の先から指の爪先までしっかりと女を感じさせるフランス生まれの講師に、生粋の『フランス女』を見る気がして、時折、圧倒されるのも事実だったり。
そう言えば、
Newcomers' ClubメンバーのAlisonは多言語に堪能らしく、現在、首都のOttawaへ行って、訪問中のヒラリー・クリントンさん専任の仏英通訳をしているらしいけど、そういう脳の切り替えがスムーズに出来る人って、単純に素晴らしいと思う。
私なんて、仏語に力を入れれば入れる程、その分と同じ位の英語を失いそうな気がするもの。
そんなこんなで、とにかく今日『4月の魚』の目玉としては、
授業中にコピー室の男性が手から血を大量に流しながらやって来て騒然とした(5秒間くらい)こと、かな。
勿論、それはコピー室のインクだったんだけど。
それに比べたら、子供たちのブーブークッションは罪が無いかも。
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