2015年9月20日日曜日

ご褒美:焼き魚弁当

金曜日には予定通り腸の内視鏡検査に行って来た。

水曜日の夜中過ぎから固形物を食べることが許されず、木曜日の一日中と金曜日の午前中、空腹に苦しむかと思い、日頃、喰い意地の張ってる私としては、かなりの恐怖心を抱いてたんだけど、意外と食欲がなく自分でも驚いた。

まぁ、あれこれ検査前の準備として大量に飲まなければならない液体があったから、と言うのもあるんだけど。

これを機に、この方法を応用すれば減量ダイエットに成功する気もするんだけど。

最近、買っている V8の「緑色」なんて見るからにカラダに良さそうだし。
(かなり濃い緑色でホウレン草やケールの入ったジュース)

とにかく、内視鏡検査は滞りなく済んでホッとした。

有り難いことに普段は健康体で病院にお世話になる事も滅多にないから、たまに病院のベッドの上に横たわったりする感覚が新鮮。

看護師さん達やドクターも皆、親切で、寒くないか?毛布がもう一枚欲しくないか?音楽がうるさ過ぎないか?あれこれと気を配って質問してくれた。

点滴でちょっとした麻酔が入った後は、意識が朦朧として詳しい事は何も覚えてないのが不思議な感覚なんだけど。

大腸癌は勿論、ポリープも一つも無かったそうで良かった。

次は10年後だけど、さて、10年後の自分は果たして何処にいるのやら。

車を運転して帰ることが禁止されてたので、Davidに運転手として付き添ってもらい、診察室に入ってからはずっと意識が朦朧としてたのではあるけれど、その前に行った化粧室で壁のガラスタイルの色が綺麗だったからしっかり写真に撮ったり。


あとは通路の壁に飾られてた額に入ったアートがこれまた綺麗で携帯で撮影。


一見パッチワークのキルトなのかと思って近付いたら、布ではなく全て「紙」で出来ていて、一部は手漉きの和紙みたいな素材だったりして興味深かった。


折りの組み合わせも面白いので、いつか布のパッチワークで再現してみたいと思う。

そしてそして、断食を我慢したご褒美に、Davidが夕食に連れて行ってくれた。

好きなレストランを選んでいいと言うので、迷わずに和食で。

またしても、Como Ave.にある『OBENTO-YA』に直行。

本当は、軽い食事から始めないといけないらしかったんだけど、でも和食なら余り脂っぽくないし重たくないから大丈夫だと思って。


焼いた鯖のお弁当を選んだけど、まさに "Hit the Spot"な感じ。

文字通り五臓六腑に沁み渡る美味しさの大満足感。

何と言っても焼き魚だとかキンピラゴボウだとか漬物が食べられるのが嬉しい。

ふと思ったんだけど、加齢に伴って、てのは勿論、今後、病気で食欲が落ちた際とか、病み上がりの時とかの場面で、ひょっとして益々、和食が恋しくなったりするんじゃないかな?なんて。

隣のテーブルでは白人の女性二人が楽しそうにお喋りしながら箸を上手に操りながら、単品で注文したらしい「漬物の盛り合わせ」(沢庵とか柴漬け、緑色に漬けられた胡瓜など)を、お料理が運ばれて来るまでの間につついてる、ってのが何となく面白く印象に残った。

Davidが注文した焼き鳥も美味しかったし、お土産に「いくら寿司」を持ち帰り。

懐かしい青紫蘇が一緒に巻かれていて嬉しい味わい。

「いくら好き」な Erikaと分け合って食べた。

さすがにちょっとお値段高かったケド、特別に奮発ってことで。



2 件のコメント:

yana さんのコメント...

ミネソタの病院はアートしていますね。

日本はまだまだです。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

とても洗練された印象がありますね。
やはり保険制度の背景的に、「ビジネス」色が濃いからなのでしょうか。

先日のmixiで、日本のサイケデリックな病院を紹介してましたよ。
江戸川病院、だったかな。
ちょっと特異な路線でしたが。(笑