なんか、こうして見るとちょっと怖い写真だけど。
これは Erikaの部屋の机周りの写真で、
机の上に乗ってる「マネキン頭部?」が新しくやって来ました。
「彼女」の名前は "Barbara/バーバラ"(音的には「バーブラ」に近いケド)。
Erikaは、この9月から高校の2年生で。
アメリカで体験中の教育の環境とかシステムとか、日本とは勿論、大幅に違って、そしてカナダとも微妙に違い、驚く部分や新しい発見やらがあるんだけど。
今年度、ちょっとした驚きと共に感心させられた新たな体験が、高校在学中でありながら、「カレッジ体験」する機会を与えて貰えるというサービス。
高校では必須科目の英語とか歴史とかの授業と並んで、選択科目である演劇とか美術とかの授業を午前中に取って、短いランチの後、学校が用意したマイクロバスに乗って郊外の「カレッジ」に移動し、そこで選択した実質的な授業を受けることによって、興味のある専門分野での知識と技術を身に付け、しかもカレッジの「単位」を正式に得ることが出来るというプログラム。
カレッジでの選択肢の中には、医療や事務系から始まって、自動車の修理などをするメカニックの養成コースなんかもあったり。
そして Erikaが選んだのは "Cosmetology/コスメトロジー"で、まぁ簡単に言うと美容学科であり、メイクやネイルも含む「髪」を扱うのが主の美容師専科みたいな。
ヘアサロンなどで働く人たちが専門的な知識を学ぶコース。
Erikaが、髪のスタイリングにそれほど興味があるとは知らなかったんだけど。
まぁ、小学生の頃から爪に絵を描く楽しみを覚えて、それ以降、ネイルアートを時々、楽しんだり、その延長で今度は顔のメイクにも興味を持ち、綺麗なメイクから特殊メイクみたいなものにも関心がある事は知ってたけど。
それでも「髪」については、今一つ無頓着な気がしてた。
何しろ、彼女の幼少の頃から、「日本のお人形さんみたいな髪型=かっちりしたおかっぱ」にすることを Davidの義理のお祖母さんから期待されてて、だからその要望に応えて、いつも私が自宅で専用の「床屋」として、数ヶ月に一度くらいの割合いでハサミを片手にチョキチョキと素人の散髪を何年も継続してたので、その頃の彼女の髪型はずーっとおかっぱ一辺倒だった。
その後、多少、お洒落に目覚めてからは髪を伸ばし始めた。
カナダでは眼鏡を掛けて、長い髪をポニーテールにするスタイルだった。
アメリカに引っ越したのを機に、それまでの自分のイメージを壊して「新しい自分」になりたかったみたいで、眼鏡をやめてコンタクトレンズにしたり、長い髪を肩に下ろして分け目をかなり横の方に変えたり。
前髪から脇にかけては自分で好きなようにハサミを入れて、割りと散切りっぽく見えるシャギーな感じにトリム(trim)する感じで。
なので、驚くべき事実として、16歳の Erikaはこれまでの彼女の生涯の中でヘアサロンと言うものに行ったことが無い。。。
なので当然、プロの美容師さんにシャンプーして貰った経験もないし、髪をカットして貰ったりブロードライ、パーマを掛けて貰った事も一切ない。
と言えば、自宅でのヘアカラー(毛染め)さえもした事が今のところ無いし。
そんな彼女が、毎日、午後はカレッジにて美容学科を学んでる。
将来、実際にヘア・スタイリストになりたいのかどうか解らないけれど。
カナダでは学校での成績も良く、表彰されることも度々だったし、将来は獣医になりたいと言っていた時期もあったので、てっきりアカデミックな方向へ行くものとばかり思ってた私にとっては、かなり意外性のある選択肢だったのは事実。
ま、とにかく興味のある分野を開拓して挑戦して本人が納得するのが一番かとは思ってる。
それで教材セットの一部としてバーバラがうちにやって来たのだった。
マネキンの頭に植毛されてるのは、本物の人間の髪の毛なんだそう。
アイロンカーラーでカールしたり、ローラーで巻いたり、ピンで留めたり、髪をセットする練習を積むらしい。
本人(Erika)は何だかとっても楽しそう。。。♪
2 件のコメント:
なんのお写真かと思ったら、そうゆうことですか。
楽しそうですね。
それで思い出したんだけど、アメリカの美容院でのシャンプーって
すごく下手じゃないですか?
いつかつけ爪をした子がシャンプーして、ただそろりそろりとなでただけで
本当に頭に来たわ~
ちなみにスチュワーデスをしていた人に聞いたんだけどインドネシアでは
頭にみみずばれができるほどバリバリ洗うんだって。
娘は日本に来ると必ず美容院に行きます。
yanaさん♪
知らずに見たら、ちょっと怖い写真ですよね。(笑
美容院とかにも、国によっての文化的な違いがあったりしそうなのは面白いですよね。
多分、たまたま当たった担当者の個人差も大きいかとは思いますが。
yanaさんのアメリカでの体験は、イラっと来るのも頷けますね。
職業的に、プロ意識に欠けると思いますね、その付け爪は。
私は日本で、都内の港区芝浦の美容室(←具体的)で、相性の悪いシャンプー係の女の子がいました。
なでるように洗われるのが気持ち悪くて。(笑
でも、その当時は何故か、「違う人に代わって下さい」とか言う勇気が無かったのが悔やまれます。
今なら言える気がするんですが。どうかなぁ〜。
アメリカでは未だ美容室に一度も行ってないんです、実は。
自分でトリムしてバレリーナ風のシニョン(おだんご)にしてるだけなので、取り敢えず。
カナダでは、割りといつも気に入った美容師さんがいて、シャンプーも上手でしたよ♪
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