7月も末だと言うのに、さほど暑くないのはひょっとして「冷夏」なのかどうか。
エアコンを付けなくていいのは善しとして、朝晩ちょっと肌寒いンですけど。。。
とは言え、いよいよ8月になるので、ようやく昨日、寝具を「夏用」に交換。
「冬用」はコットンのフランネルなんだけど、「夏用」はサラッとした肌触り。
ホテルの寝具同様、ベッドに入った時のヒヤッとして清潔感のある、あの感覚。
やっと夏が来た!って感じ。
今週は地元のテクニカル・カレッジにて、息子が1週間だけの体験入学として映画制作の技術を学ぶ "Digital Filmmaking Boot Camp"に参加。
月曜から毎日、車でミネアポリス市街まで送迎中。
ま、こんな事でも無ければ市街へ行く必要もないから、いつまで経っても地理に弱いまま、市街にも疎かったりするままだろうから、私にとっても良い機会と言えばそんな気もする、なんて納得しつつ。
初めて足を踏み入れるエリアは新鮮な発見が多く。
近代的な建物と、ちょっとした歴史を感じさせる古い建物が調和してたり、この地域で良く見掛ける「空中廊下」が2つのビルを繋いでたり。
テクニカル・カレッジだけあって、何やら「テクニカル」な雰囲気を感じさせる近代的な建物の存在感がちょっといい感じ。
これまで子供たち絡みでは、小学校とか中・高校とかの施設にしか縁が無かったから、こうしてカレッジの構内を歩いてみると、何やら「大人の静けさ」(←夏休み中のせいもあるかと思うけど)みたいなものが感じられて、何だか本当に新鮮な感じで、何故か独りで嬉しくなったりして。変なの。
Kaitoを "Dean"(←センセ、とかじゃなくて「学部長」ってのが新しい響き!)と初対面の挨拶をした後に送り届け、更に施設内を散策。
近代的で開放的で明るい施設内は、とっても清潔感があって設備も充実してる印象。
今回のキャンプでは、昼食もカレッジ側から提供されていて、多分、子供たちはカフェテリアで食べてるものと予想。
取り敢えずのメニューは、月曜がタコス、火曜がパスタ、水曜日の今日がハンバーガーだったそうで、さすがにアメリカのキッズ・メニューだわ。
休憩時間には、カフェテリア近くのスナックコーナーでちょっとした飲み物やスナックが買えるよう自動販売機が幾つもあったり、電子レンジも数個置いてあったり。
ちょっと感動したのは、学生用の自転車置き場で。
自転車置き場の真ん中に「修理コーナー」があって、修理用の道具が何時でも誰でも使えるよう、幾つも紐にぶら下げられてるの。
なんか「気が利いてるじゃん!」と嬉しくなった。
この辺りにも、ミネソタがアメリカで2番目の "Bicycle Friendly State"(自転車愛好家が多く、自転車に優しい道路環境が整備されてる)と言われる現状を反映してるかも?なんて思わされる。
「自転車小僧」(?)の Davidには、まさに願ったり叶ったり、、、な偶然で、一体いまは何台持ってるの?みたいな自転車コレクション(←変なデザインの自転車含む)が膨らみつつある彼は、時々ガレージで自転車の点検整備やら、パンクの修理やら、自分でチャチャっとやってしまえるのは頼もしいと思うし、だからそんな自転車愛用者にとって、何かちょっとした不具合があった際に、携帯してない大きめな工具が提供されてるのは便利なんじゃないかな?と想像。
とにかく、カレッジ側が、こういったサマー・キャンプを運営している理由の一つに「パブリシティ」(広報)とか、新規学生の勧誘と言うのもあるんだろう。
来年、高校を卒業する Kaitoの保護者として、彼の希望する進学先が大学にしろ短大にしろ、専門職業校にしろ、そしてカナダにしろアメリカにしろ、「このカレッジもアリじゃない?」なんて、余りにも単純ではあるけれど、候補の一つとして「あり得る」くらい好意的な印象を抱いたし。
何しろ「自宅通学」出来る距離感は、かなり現実味がある感じで。
彼がアパートを借りて独り暮らし、、、とか想像出来ないってだけの事ではあるんだけど。今の時点では。