*McGill大学のキャンパスにて*
木曜日、市街からサイクリングで郊外にやって来た友人カップル Yun & Boに会ったばかりなのに、金曜日、市街へ出掛けたついでに再び彼等と、2日連続での待ち合わせ。
特に何をするということも無く、市街の中心近くにある大学の構内のベンチに座ってお喋りしたり、ただそれだけ。
周囲には私たちみたいに、特別何かをする訳ではないけれど、芝生の上に座って寛ぐ人や、ベンチに腰掛けて音楽を聴く人や、或は楽しそうにお喋りしたり駆け回ったりする人たちが大勢、夏の終わりのひと時の陽射しを惜しみなく浴びておくのが目的みたいに、外で過ごせる時間を満喫してる感じで。
私たちも例外でなく、太陽の傾きが変わるたびに、陽のあたる場所のベンチに移動しつつ、他愛の無いお喋りや冗談で笑い合ったり。
日本で10年間暮らした彼等だし、日本で生まれ育った私だし、お互いにオンタリオ州で5年間暮らした経験もあるしで、共通の比較基準や体験を解り合えるのが嬉しくて。
お互いが現在おかれた状況とか、仕事の可能性とか、将来の見通しとか、人生観とか、今の世代だからこその行き詰まった感じの不安感みたいなものを吐き出して認識し合って励まし合う、みたいな。
単純に言うとそんな感じのメリット。
私たち移民は、皆それぞれに多かれ少なかれの疎外感や孤独感や喪失感などなどの、移民ならではの葛藤を経験してる部分があって、それが移民同士ならではの連帯感みたいなものを抱かせる場合も多々あるんだろうと思う。
外国で暮らすのは冒険的でもあり、刺激的もあって、楽しいことやメリットも沢山あるけれど、それと同じくらいの代償も勿論あったりする訳で。
帰りの電車の窓から夕焼け空をぼんやりと眺めながら、何だかしんみりと人生について延々、答えの出ない自問自答を繰り返したり。
2 件のコメント:
秋の夕暮れ時は、どこか晩夏を惜しむような、しんみりとした気持ちになるのかもしれませんね。
同じような体験を持つ友との語らいは、「いくら話しても飽き足らない」みたいな気持ちになるんだろうな~とか思いながら読ませてもらいました。私もちょうど昨日は、感慨深い気持ちに浸った一日でして・・(笑)
素敵な写真に心が和みました~♪
まゆみさん♪
あら。
まゆみさんも何やら感慨深い気持ちに浸った一日、、、!?
mixi日記を覗きに行かなきゃ!(笑
夏の終わりの夕暮れ時の空って綺麗で儚げで、思わず感傷的な気分に浸ったりしてしまいがちですよねぇ。
色んなことを話せる存在って、誰にとっても必要なものですよね。
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