平日は6時開店でも、週末は7時からの開店と言うのを見落としたらしく、駐車場に車を停めて15分くらい待ったんだけど、その間にも私たちの他に数台の車が到着し、店の開店を待ってる様子で、何やらいい予感〜♪
ほんとに「地元で人気」の店なんだ。。。の説得力。
この日、ビーチへは行かなかったものの、ホテルの "Lake view"の14階の部屋の窓からは、それなりに綺麗な朝陽が見られたのはボーナスだった。
*再び『太陽にほえろ』!?*
*勿論、初日の出じゃないけど、でも何となく縁起が良い感じ?*
日が昇る光景にはパワーがあるのを改めて感じる。
私たちが朝食に行ったカフェは『Uncle Louis Cafe』と言う名前で。
典型的なダイナー風のブースが中心の内装で、特別に気取ったところもないカジュアルなレストラン。
Davidが注文したのは具沢山のオムレツ、そしてブルーベリーがぎっしりとサンドされたフレンチトースト。
*これでもかっ!ってくらいのハッシュブラウンと一緒に*
*面白いフレンチトーストはたっぷりの生クリームと
間に生のブルーベリーがぎっしりと詰まったサンドウィッチ*
そして私はいつものようにココでもエッグズ・ベネディックトを試した。
*ソースが濃い目でマスタード色*
今風にお洒落なコンセプトでの「オープン・キッチン」と言う設定でも無いんだろうけど、厨房が店内から見えて、単身、忙しそうに働く白髪で初老の男性が果たして店主なのかどうか?
次々にやって来る客のオーダーを順次こなして行く手際は良いものの、何しろ、独りで切り盛りしてる風の様子の忙しさが見えて、何だかこちらものんびりと落ち着いて食べてられないような、急かされた気分になってしまったのは私ならではの性質なのかどうか。
とにかく新しいカフェで家庭的な朝食に満足してホテルに戻り。
Davidは自転車で帰路に着く準備、私はホテルをチェックアウトして市街でやり残した買物に出掛ける準備。
*ホテルの駐車場から自転車で出発準備の David*
リカンバント自転車はアップライト式とは違う部分が多く、長距離でのツーリングを楽しむのにもサンダル履きでオッケー。
その他、面白い特徴としてヘルメットの周りに "Da Brim"を付けて顔の日焼けを避ける機能をアップしたり、イヤフォンは耳に入れるタイプでなく、常に外部の音も聞こえるよう耳の外側に引っ掛けて、骨を伝わる音として聴く様式もものだったり、その音が風で遮断されないよう「猫耳」と呼ばれる毛の生えたものを耳の前の部分にあたるヘルメットの紐に取り付けてあったり。
あとは安全の為に目立った色のシャツを着用は勿論、高い位置に派手な色で夜間にも光に反射する「旗」を付けてたり、ヘルメットの上やその他に電池で点滅するライトも設置。
後ろの様子が見える特製「バックミラー」もヘルメットの脇に取り付けてる。
勿論、カナダ国旗のメープルも最後の仕上げに♪
これでもかっ!ってくらい安全に留意した装備であることは確かではあるけれど、それでもやっぱり無事に帰還するまで、私の心配は尽きない。
心配性で不安な私を他所に、Davidは嬉々としてしゅっぱぁ〜つ♪
私は彼の携帯電話のGPSをGoogleマップで時折、彼の位置を確認しつつ、何か問題があれば急行すると言う手筈で。
彼を見送った後の数時間は、取り敢えず、単独行動で、Duluthの観光地を一人で気ままに買物して歩き廻るのはちょっとした冒険でもあり楽しかった。
お洒落な雑貨ブティックで紫陽花のデザインで銀色のナプキン・リングを見つけ、ひと目で気に入ったのではあるけれど、前日、躊躇って買わずにいたので、後で後悔する予感に背中を押され、それを買う為に再度、足を運んで、ついでにせっかくだから、と、普段は買わないような大胆なデザインのジャケットを一つ、エイっ!と購入したり。
この旅の記念と言うか、特別な想い出の品にしたいような気持ちが湧いて。
さて、数時間経過したので、Davidは今どの辺を走ってるだろう?と携帯で確認。
びっくりするくらいの距離を移動していて驚かされる。
車で高速道路を走って彼に追いついてみよう、、、と私もDuluthの街を後に。
Davidが自転車で走るのは、主に自転車と歩行者専用のトレールで、それが高速道路の旧道に平行して走ってるから、車で走り続ければ、自転車のペダルを漕ぐ Davidを発見するかも?
何しろ目立つ旗を付け、目に飛び込む色彩のシャツを着てるから。
何度かニアミスを繰り返し、ようやく彼の姿を確認。
*橋の向こう側からやって来るのが見えた*
*自転車専用のトレールを走る限りは私も安心*
私が中学生の頃、私の地元にも「サイクリング・ロード」ってのが作られ始めた気がするんだけど、それと同様なのが北米での通称「(サイクリング)トレール」。
ミネソタ州には特にそれが充実して普及してるみたいで、アメリカ国内でもシアトルやオレゴン州のポートランドと「自転車に優しい州」ランクの上位を争ってる。
自転車乗りの Davidにとって、謀らずも偶然にしてそんな土地柄に着地することになったのは本当に幸運な巡り合わせって感じで有り難いこと。
私たちのミネソタ暮らしが充実している要素の大きな比重を占めるのは確か。
ようやく合流出来たのがお昼どきだった事もあり、たまたま David自身、最寄りの『DQ (Dairy Queen)』に寄り道する計画だったみたいで、「じゃあそこで一緒にランチ♪」ってのでお昼を食べ、デザートにサンデーも食べた。
その後は再び別れ、次は Duluthから家までのほぼ中間に位置する小さな町: Hinckley/ヒンクリーで一泊予定のモーテルで合流するってことで。
私はひとり気ままに古い高速道路を走りつつ、途中、気に入った景色に出くわすと車を停めて写真を撮ったり、曲がり道を間違って予定外に見つけた面白そうな田舎のホームセンターに立ち寄って店内を覗いて見たり、それなりに冒険的で楽しかった。
(気が向いたら)つづく。
2 件のコメント:
なるほど、GPS,早速活躍したわけですね。
何だかとても気持ちよさそうですね。
ご主人満足されましたか?
旅行先で主人と一緒もいいけど、一人の時間があって
知らない土地で自由にお買い物できるってなんだかウキウキしますよね。
続きも興味あります!
yanaさん♪
はい。携帯電話の存在そのものが凄い機能で近未来の世界にいるのを感じます。
GPSも、便利ですね。
まるで昔のスパイもののTVドラマか映画のような。(笑
とは言え、実際のデータよりも数分の遅れがありますから、誤差を読むのも必要ですが。
夫は凄く楽しかったみたいです♪(笑
次はもっと長い距離でキャンプも楽しみたいようですが。。。
本当に。
Duluthの街は初めてでしたし、そもそも私は単身行動が好きなので、とても自由で楽しい時間を過ごす事が出来、想い出になりました。
ちょっとした不安があっても、行動した後には自信に繋がるような気がしてます。
何事も経験であり、楽しまないと損ですものね。
と、自分で自分の背中を押しつつ。(笑
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