2016年1月14日木曜日

クリスマス劇場と人魚

編物本を頼りに、北米ならではの編物記号の勉強と、自分にとっての編物そのものの復習を兼ねた練習する目的で、「The 12 Days of Christmas」の数え歌に登場するキャラクターたちを編み上げた。

本来は "free spirit"、"free form"、そして "fearless"を自分自身へのモットーとして、型にはまることなく自由自在に独自の手法やデザインでの物作りを楽しみたいと思ってるから、ここからが応用編。

作品展で発表するカタチとしては、「劇場版」に仕上げたプレゼンテーションにする計画で作業中なのではあるけれど。

"Partridge/パートリッジ(ヤマウズラ)"は歌詞の中で♪A partridge in a Pear Tree♪と歌われ、この鳥にとって「梨の木」の存在は必須であり、切っても切れない関係の止まり木でありながら、でも、私が見本にした編物本の中には「木」の部分の編み方は無く、「付録」として厚紙にプリントされたものを2枚組み合わせて立体の3Dとして立たせることが出来るものが裏表紙のポケットに入ってた。

私独自の劇場版には、場面を全て、編んだ大道具+小道具で演出したいので、ステージに収まる寸法での梨の木を創作。


木の部分は適当に編んで、枝を縫い付け、葉っぱの部分はかぎ針編みで。

梨の実はお得意の Etsyで注文したチェコ製のガラス・ビーズを針金で装着。

葉っぱの数はあとでもう少し増やすかも知れないけれど。


そして最後に編み上げた登場人物は太鼓を叩く "Drummer"。


数え歌の中では12人のドラマーたちが居るはずなんだけど、さすがにこんなのを12個も編む気力はないので省略。

「劇場」に仕立てる為の木の箱も既に用意したし、カーテンに作り上げる為の真っ赤な別珍風の生地も端切れセールの見つけて買っておいた。


クリスマス劇場のプロジェクトとは全く別の企画で。

ボテっとした体型でひょうきんな顔の登場人物たちに愛着が湧いて、だから応用編として独自に人魚として発展させてみた。


青い目をして赤毛の人魚は私の気に入り。

色や表情を変えて幾つか作ってみることにして、2つ目は碧色を基調に濃い目の茶色の髪の人魚。


3つ目は紫色の尾びれにピンク色の髪をした人魚を作成中。

海の底を、編物とかぎ針編みで、それこそ色んな毛糸をあれこれと取り混ぜて使って、海の中の生物を再現したジオラマに仕上げる計画。

夏の作品展コンテストに向けて、色々と作りたいものがあり過ぎて困る。



4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

わぁ~!人魚たちも表情や髪の色でこんなにも違ってくるんですね~♪ちょっとしたビーズやスパンコール(?)が凄くアクセントになってて梨の木も含めて素敵です。

クリスマス劇場版が仕上がるのが楽しみですね♪

皆さんの前でお披露目する作品展があると、気合がまた入りますよね!
引き続き、寒い季節、制作に没頭されて下さいね。

yana さんのコメント...

どんな劇場になるか、すごくすごくたのしみです。

人魚さん・・・色っぽいわね。

ひとつ前のポッキーだけど、
先日息子が、ロイスチョコレートとコラボしたポッキー
ちょっとレベル高いよと分けてくれました。
大きくて存在感がありました。
空港でよくロイスのチョコレートを見かけるので
そのポッキーも売っているかもしれませんね。

ヨッモックのシガールは、アメリカの高級グロッサリーに
売っているみたいですが見かけたことありますか?
娘が昔ホームステーしたお家に持っていったらすごく喜ばれたと言っていたので
きっとそちらにも受け入れられる味なんですね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
ホンモノの人間の女性もそうですが、バービー人形と同様に、瞳や髪の色が違うだけで随分と印象が変わるのを実感しますね。
その辺りが、メイクの面白さであり、人形という存在の面白さなのかも、なんて思ってます。

趣味なので、家に籠ってチクチクしてるだけで幸せではあるんですが、それでも何かしら発表の場があるのは励みになります。
この土地に来て、そんな発表の場が沢山あるので幸せです。(笑

この週末は−25℃の日が続いて寒かったです。
春が待ち遠しいですね!

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

楽しみにして頂いて(笑)ありがとうございます!

人魚って、微妙な存在感ですよね。
言われてみると、とてもセクシーにもなり易く、それでいてファンタジーにもなり得る。
それが魅力なのかも知れませんね。

ほんと、ポッキーも色んなバラエティがあって凄いですよね。
抹茶とか苺とか、アーモンドとか。
高級チョコレートだと大人な感じでしょうか、きっと。

ヨックモック、、、懐かしいです!
青山の本店前で昔、ベンツのオープンカーに乗り込む山本燿司を見掛けてコーフンした記憶とか。(笑
バターがたっぷりと使われたクッキーはどれも美味しいですよね〜。
この辺りでは見掛けたことがありません、残念ながら。
ウィキで見たら、ビバリーヒルズに出店してるらしいですね。
やはり西海岸の高級エリアでは世界中からの最高級なものが豊富に揃うのでしょうね〜。
ニューヨークもそうかと思いますが、高島屋が閉店してしまって、日本からのものが手に入り難くなったかも知れませんね?