脳への刺激が乏しい平和過ぎる日常なので、、、勿論、平和過ぎる日常には何の不満も無いンだけど。
ふと思い付いて別の部屋に行って、合間に別の動作やプロセスが挟まると、「あれ?何でこの部屋に来たんだっけ?」みたいな。
誰かとのお喋りで盛り上がっても、地名や店の名前や有名俳優の名前や映画の題名がなかなか思い出せなくて歯痒かったりとか。
ヴォランティアのギフトショップでのお金の計算がなかなかスムーズに行かなかったりとか。
英語も以前みたいに「勉強」してないので、日常的に使わない単語は忘れてしまいがちで、必要な時に使えないから、単純な単語の使い回しに終始して会話が単調なものになってしまったりとか。
年齢に拘わらず、本人が気付かないうちに脳内で小さなストローク(脳卒中)を起こしてる場合もあったりするらしいし、私は至って真剣に不安で Erikaに話したら、
「あぁ、そういう事、あるある! 私もしょっ中そんな感じなのよね〜」
とか言われ。
え”、15歳のアナタがそれじゃダメなんじゃない?とか内心、複雑。
Davidに話してみると、彼も同様に
「僕の物忘れの酷さは僕が5〜6歳の頃からだから、何も新しい事じゃない」
とか、或は
「一体いつ頃から忘れっぽくなったのか?さえ忘れて思い出せないもん」
とかって言われる始末だし。
家族に話しても埒が明かないし、だから今週、出掛けたテキスタイル・センターで複数の人々と活発な会話が出来たのは快感だった。
手芸家の皆さんは私よりも年配でも、とても活動的で知的で魅力ある人間味に溢れた女性ばかりなので、本当に良い刺激を与えて貰えて有り難い。
その事を今日はしみじみと再認識して、やっぱりもう少し、外に出掛けて行く口実を作り、歩き廻ったり、人と会ったり、会話したり、の機会を増やした方がいいんだろうな、と。
因みに火曜日のランチは『Tea House』と言う名前の中華レストランで、Mary W.さん、Mary L.さん、Deanieさん、Roxanneさんと私の5人で。
女同士、話題があちこち飛び交って、彼女たちのそれぞれの歴史や背景や価値観や、人間関係なんかが見えて来るのが興味深く。
私が「最近、脳ミソが退化してて心配」とか言うと、でも、二カ国語を使うって点で、それだけでも脳にとっては、かなりの運動量になってるんじゃないの?と言われ、まぁ、確かに言われて見ると、そういう可能性もなきにしもあらずにも思えない事もないような?
そんな見解で解釈されてる自分を知って意外だったり。
「英語しか話さない」ってのが典型的なアメリカ人の中にあって、Mary L.さんは異例?の英仏のバイリンガルであり、本を何冊も出版してる作家でもあるんだけど、久し振りにグループの中で会って喋ってみると、色々と突出した彼女の要素に特殊なもの(才能だったり人間性だったり)を感じて興味深い。
果たしてそれが、英語人と多言語人との違いによるものなのかどうか?
私の主観ではあるんだけど、母国語以外の言葉を話すことによって、物事の多面性を知ると言うか、別の観点や別のアプローチや別の選択肢が存在すると言う認識が深まると言うか、単純に言うと、多少に拘わらず視野を広げるような効果はあるんじゃないか?と言う気がしてる。
だからと言って自分の視野が広いか?と訊かれても困るんだけど。
私の話はいつも自分の事は棚に上げて、、、ってのが前提だから。
とにかく色んな人の話を根掘り葉掘りあれこれ聴き出すのは、相手のストーリーの中に入り込んで彼女たちの立場を疑似体験するような楽しみもあり、本当に面白いと思う、まるでインタヴューするみたいに。
インタヴュアーの仕事、かなり上手く出来そうな気がするんだけど、気のせいか。
そして、今週の手仕事は:
いつ始めたのか?自分でも思い出せないくらい長い時間が掛かって少しずつカタツムリのペースで捗ってるキルト。
2月はヴァレンタインズ・デーがあった事もあって、赤と白のギンガムチェックの部分には♡型のステッチをすることに。
あとは引き続き、葡萄のスカーフ(マフラー)。
取り敢えず土台となる部分は終了したので、あとはここにかぎ針編みした葡萄を増やして行く行程の予定で。
テキスタイル・センターでのミーティングに持って行くと、まさに "brainstorming"って感じの勢いでメンバーの皆さんが、あれこれと技術的、デザイン的、参考資料などの助言を熱心に好意的にいい感じに浴びせてくれて、それだけでも参加する価値があるって感じ。
何しろ私は色んな分野で「自己流」なので、本格的で基本的な知識が無かったり、ルールに沿ってなかったりするので。
昨日、今日と、外気温が氷点下20℃以下で、風による体感温度は−30℃とかって言う気候だった。
もういい加減、寒いのにはうんざり。
でも、朝起きた時、少しだけ薄明るかったり、鳥のさえずりが聞こえたりして来て、日中の陽射しもかなり眩しくなってるのが嬉しい。
早く暖かくなって欲しいけれど、そしたら編物もラグ・フッキングも疎遠になりがちになるだろうから、それはちょっとだけ寂しいかな、とも思いつつ。
温かいウール素材を使う手仕事を今のうちに満喫しておこうと改めて思う。
2 件のコメント:
私と主人の会話は、ほとんどあれ、それ、あの人・・・・で成り立っています。(笑い)
最近ではお互いそれが当たり前になってしまって・・・・他人がきいたらおかしいと思います。
悩んでいるうちは序の口ですよ。
落ち着いてちくちくできるのは、今のうちかも・・・暖かくなったら日も長くなりミネソタはどこもかしこも綺麗なのでお家にはいられませんものね。
ブドウのデザインは私も好きで時々織や刺繍に使います。実はもちろんですが葉っぱもグラデーションを楽しめますよね。
今月、矢吹先生に頼まれ、私主催で刺繍の講習会をしました。(午前午後、2日にわたり4講座)いつも自分勝手に絵を描くように刺繍をしているので、わかるように説明するのはなかなか大変なことでした。でも何とかみんな理解してくれて、同じデザインで5色用意したら違う色の注文もたくさんいただいたのでホッとしています。
yanaさん♪
まさに「あ・うん」の呼吸と言ったところですね!(笑
うちはまだまだその域に達してなくて、相手がなかなか私の意図を理解してくれず、いつもじれったかったり、イラっと来たりしてます。(笑
「言わなくても解るのは日本人だけ」とか、時々言われますが、文化的な違いもあるかな、とは思いますね。
本当に葡萄のデザインって多いし、素敵ですよね。
ピューター製の小物なんかにも、持ってるのは葡萄のモチーフが多かったり。
2日間で4講座、、、かなり体力を消耗しそうですね。
いつも思うんですが、人にものを教えるって、とても難しい事だと感じます。
ラグ・フッキングの世界でも、教えたり教えられたりって人々が身近に沢山いるのですが、私も教えるのも教えられるのもどちらも苦手で。(笑
気軽に教えてる人を見ると、素晴らしいなと思います。
時々、私に「教えて欲しい」と言う声も聞くのですが、無理ムリ、、、って感じです。(汗
今後、yanaさんが矢吹先生の後継者として活躍の場が更に広がる予感で、密かに楽しみにしつつ応援しています♪
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