暖かいウール素材を用いる作業のラグ・フッキングは、どんなに楽しくとも暑い夏の時期にはやっぱり何となく捗らないので、冬の寒いうちに、ここぞとばかり楽しんでおきたい気がして。
あとはサークルに顔を出すことで他のメンバーさん達から触発を受けたり、励まされたり、褒められたりすると、俄然やる気が出て作業が捗ったりするから単純なワタシ、、、とか思いつつ。
多くの作家さん達が、大物の床敷き用ラグに取り組んでるのを横目に「凄いなぁ〜」と感心しつつも、何かと飽きっぽい自分には、ちまちまとした小物作りをするのが向いてるのを自覚している。
少し前、Etsyで売られてる可愛いペンダントを目にして、そのデザインに魅了され、ジュエリーを真似て作るのは無理だとしても、何とかそのデザインのニュアンスだけでも自分の作品に反映出来ないかな?と思い、ささっと手に取った油性のペンで直接リネン(ラグ・フッキング用の麻布=あさぬの、、、港区の「アザブ」でなく、ね)に「お絵描き」を楽しんだ後、手持ちのウール素材を処理したい目的で "Hooking"の作業に試行錯誤。
当初から「手提げ鞄」のカタチに仕上げる意図ではあったんだけど、フッキングを仕上げた後で、さて、どんな形状の鞄に仕上げようか?そして、ハンドル(持ち手)の部分は?と考えると、可能性は無限に近くあり。
取り敢えず手芸店に出掛け、手作りハンドバッグの部品として売られている持ち手になりそうな幾つかの種類を購入するも、なかなか最終的な結論が出ず。
White Bear Lakeのラグ・フッキングのグループで相談したり、Textile Centerの手芸家グループで相談したり。
親身になって色々とアイデアをくれて、とても参考になった。
結果として、結局は自分の閃きによって仕上げる事になったのではあるけれど。
たまたま開け放していた引き出しの中に入ってた、かなり以前に購入した竹製のハンドルが無造作に仕舞われていて、たまたま視界に入り、「ん?」と思った次の瞬間に、「!」となった感じで。
その後はもう無我夢中で作業。
バッグとか、普段あまり作り慣れてないので、内袋とか巾着とか、実はかなり悩みながら試行錯誤でやり直しとか、苦戦した。
でも、だからこそ、最終的に出来上がった時の感動と言ったら!
頂上を目指して山登りして、制覇した瞬間の登山家の気持ち、みたいな。
うおぉーーーっ!と雄叫びの気分。 やったぞぉー!ってね。
出来ましたっ! バケツ型の手提げ鞄。。。♪
*上から見たところ*
蓋はどんぐりの帽子のイメージで。
*蓋を開けたところ*
円柱のカタチを維持する為、段ボールが底と円周に入ってる。
*平面での全体図:ボディ部分*
「小さな森の家」のイメージ。
*蓋の部分*
*底の部分*
持ち余ったウール各色のスクラップ使いで。
手提げ鞄作りは予想以上の楽しさで、素材としてのフッキングをする楽しみもあり、規模としても大き過ぎないから飽きる前にフッキングを仕上げる事も可能だし、と色々、私にとっての良い条件が揃ってる気がする。
4 件のコメント:
楽しいバックに仕上がりましたね!!
小さい作品と言われますが大作ですよ。
トールでも箱物となると書く面が多く時にはふたの中まで書くので結構大変ですもの。
中袋までついて本当に手間がかかっていますね。
持ってお出かけしたら注目の的ですよきっと・・・・
わぁ~!可愛い手提げ鞄ですね~(*^-^*)
どんぐりの蓋に特にメロメロです♪
全体的に小ぶりでも、その細部にわたっての
手の込みようは素晴らしいですね~。
見た人の心を鷲掴みにすること間違いなし
ですよ!!
yanaさん♪
ありがとうございます。
手作りの醍醐味、結果は予想外(笑)ってのを、楽しめた気がします。
あ、大きさを記すのを忘れましたが、円の直径が18cmくらいなんです。
実用性の面では「?」ですが、話の種の作品と言う感じですね。(笑
確かに箱ものって、面が多いですね!
ラグも2Dが基本ですが、手が掛かっても、暫くは3Dの作品に挑戦してみたい欲求に駆られています。
まゆみさん♪
ありがとうございます。
どんぐりって、可愛い存在感ですよね。
ま、葉っぱがどんぐりの葉っぱではないデザインって事には後から気がつきましたが。(笑
まぁ手作りのデザイン世界は、現実と違うことも許容されるので、ま、いっか、、、って感じですが。
サークルの皆さんに見て頂くのが今から楽しみです。(笑
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