2015年2月11日水曜日

カナダ人との遭遇、そしてピンクッション

昨日、火曜日は White Bear Lakeでのラグ・フッキングのグループに顔を出す予定で車が必要だから Davidを彼のオフィスに送ったんだけど。

朝、出掛けようとガレージから出ると小雪が降っていて、まぁ天気予報通り、と思ったら、パチパチと音を立ててフロントガラスを打つアイス・ペレットに変わり、それが今度はフリージング・レインになった。

週のうち、私の外出日は限定されてるって言うのに、その日に限って悪天候にならなくてもいいのに、なんて思いながら。

路面が最悪のコンディションなので、高速道路を走る車はどれもノロノロ運転で、こんな日は誰もが家に籠って温かいホットチョコレートでも飲んでる方が安全なんだろうな、と恨めしく思いつつも、既に車を確保してしまったし、せっかく自由に車を使える一日を無駄にしたくなくて、もうこの際、それこそ雪が降ろうが槍が降ろうが目的地に辿り着く覚悟で。

到着してみたら、ひょっとして誰も来てないって事もあり得るかも?なんて不安もありながら。

それでも何とか無事に到着したら、駐車場に Pat W.さんの車を見つけホッとした。

やれやれ独りっきりじゃなくて良かった。

その後、結局、顔を出したのは Mary M.さんとJackieさんの計4人での静かなミーティングで、お昼まで一緒にそれぞれのラグをフッキングした後、近くのカフェで一緒にランチして終了。

グループに顔を出しても作業が捗るって訳ではないんだけど、他の人と一緒にお喋りしながら手を動かすのは色んな情報交換にもなるし、何よりも、他の人が制作中のラグを見せて貰ったり、素材や手法やデザインの説明が聞けるのも楽しくて。

そしてそして、今回、会うのが2度目くらいだった Mary M.さんとも落ち着いて個人的な話をする機会があり、彼女が「カナダ人」である事が判明。

何しろ、この辺りでは珍しいカナダ人の存在なので、カナダから引っ越して来たばかりの私に興味津々な Mary M.さんは、あれこれとカナダに関連したお喋りをするのが楽しかったらしく、それは私も同様で、お互い「アメリカとカナダの比較体験」など話題が尽きず、異様に盛り上がってしまった。

まぁ結論としては、私が個人的に日頃感じてた違和感が正当らしいって事で。

アメリカ人の多くはカナダについて殆ど何も知らない、とか、医療システムの違いとか、クレジットカードはカナダの方が進化してる、とか、銀行の違いとか、ターゲットのカナダ撤退の裏話とか、カナダのフランス語やケベック州がどーだとか、こーだとか、色々。

って、因みに彼女のご主人はミネソタが地元のアメリカ人だったりするんだけど。

なのでアメリカで長年暮らしてる彼女も、かなりアメリカ人化してるんだけど。

それでもやっぱり自分自身は「カナダ人」と言い切る彼女を興味深く思った。

そして余談で、彼女のご主人「も」弁護士をされてるそうで、さすがのアメリカでは本当に弁護士の数が多そうで、私が出逢う女性たちの多くのご主人たちがこぞって弁護士ってのが証明であり、面白く感じてる。

他には医者とか芸術家とかって職種の人が多い印象のこの周辺。


と、昨日の話には関係なく、最近、増殖中の私のコレクション。

コレクション、、、の定義は、「同様のアイテムが3つ以上になったら、それはもう立派なコレクションの序章である」みたいなフレーズを何処かで読んだんだけど。

最初に見つけた可愛いピンクッションは「ティーポット」の形。


次に見つけたのが「ミシン」の形で、デザインの一部に巻き尺まで付いてるのが心憎く、思わず買わずにはいられなかった。


合間にはセールになってた同じシリーズで別のデザインのコンパクトなピンクッションも買ってしまい、「あぁ、もうピンクッションは要らないわ」と思ってたのに。

「きゃ〜っ!」と心の中で叫んで即座に手にしていた最新のピンクッションは「Keep Calm and Carry On」のシリーズの椅子型。


*目的と用途の違う針をそれぞれに装備して要所に点在
ってのはほとんど口実に過ぎないンだけど*


そんな訳で、私の作業場のあちこちに点在して、種類の違う針が刺さって活躍中のピンクッションたち。

元々持ってたのと合わせて、まぁ5つもあればもう充分でしょう。。。

とは思いながら、でも心の底では、次は一体どんなカタチのデザインが登場するのか?本当に楽しみで仕方ないんですケド。




2 件のコメント:

yana さんのコメント...

どれも可愛い針刺しさんたちですね!!
発想がすごいわね。
ミシンとお花の針刺しはちょっと和風な感じがしますね。

頑張って行って・・・・カナダ出身の方とお会いできてよかったですね。
娘は、娘のご主人に、私が何気なくアメリカと一緒なイメージで話すとそんなことをを言うと嫌がるわよと言います。なんかアメリカを必要以上に意識しているみたいで・・・・
でもアメリカの人はカナダをそんなに意識していませんよね。やっぱり近いだけに・・歴史的にも何かあるのでしょうかね。なんだか面白いな~と思います。

娘も最近は氷点下続きでドライブが怖いと言っています。
まゆみさんもお気をつけてね!!

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

本当に、デザインする人は楽しいだろうなぁ〜なんて思いながら、アイデアには感心させられてしまいます。
和風な感じ、、、言われて見るとそんな気もしますね。
生地の柄の雰囲気とか、カタチとか、でしょうか。

本当に信じられないくらい、カナダ人がいないのですよね、ミネソタ。
多分、カナダ人にとって、どうせアメリカに住むならば暖かい場所を選ぶのでしょうね、西海岸とか、中南部とか、フロリダとか。(笑

カナダとアメリカの関係は微妙ですね〜。
人々のお互いに対する意識も、微妙なようです。
それぞれに個別のプライドがあり、「一緒にされたくない」っていうような。(笑

ありがとうございます。
ようやく春らしくなって来たと思った矢先、今朝は氷点下19℃、体感温度で−29℃のミネソタです。
今日は外出の予定がないので嬉しいです♪(笑