ニュースの記事:
http://www.pulseheadlines.com/northern-states-aurora-borealis-wednesday/66806/
政府関連の宇宙天気予報:
http://www.swpc.noaa.gov/phenomena/aurora
Davidは、「今夜は曇り空だからきっと無理だよ」と言って11時頃(彼にしては随分と早い!)にさっさと寝てしまった。
ミネアポリス市街のカレッジに就学中で、日によっては夜間の授業もある息子は、市バスと路面電車を使って遅くに帰宅するんだけど、昨日は普段よりも遅くて携帯電話に連絡を試みても通じず、何だか不安になって玄関の近くでやきもきと待ってた。
ようやく11時半くらいになって帰って来たんだけど。
カナダと違い「アメリカは銃社会」と刷り込まれたイメージが脳裏に付いて回り、やっぱり夜間での単独行動とか、どの程度「安全」なのか?私には判断不能。
良くも悪くもアメリカは地域差が激しい現実があり、経済状況や人種によって裏付けされる傾向は、どんなに否定したい気持ちがあっても残酷に顕著だったりする。
だからそう言った諸々の兼ね合いを総合した結果、私たちが暮らす地域は「とても安全」なカテゴリーに属するので、そんなに心配する必要が無いってのは理解してるのだけど。
子供が無事に帰宅するまで待つ親の心境って、こんな風だったのか、と、昔、実家で暮らし門限を破る事も多々あった自分の罪を改めて知る、そんな感じ。
とにかく、オーロラが見えるかどうか気になって、何度も裏庭へ出たり入ったり繰り返してた。
何しろほぼ満月?の丸い月が煌々と夜空を照らし、月明かりが幻想的に眩しくて、雲は何処へ行った?ってな風に澄み渡ってたから、ひょっとしてチャンスがあるかも?と気が気でなく。
結局、夜中の2時頃まで「裏庭に出ては天を仰ぐ」を繰り返してた。
さすがにもう9月も初旬で、夜中過ぎの外気は肌に冷えるから長い間でのオーロラ待ちをするのは無理なんだけど。
いっそのこと、Davidのキャンプ用の寝袋を引っ張り出して、裏庭に寝転んだらいいんじゃないか?なんても思いながら。
結果、オーロラらしいオーロラは観られなかった。
でも、何となく碧掛かったような大気がゆっくりと移動するような形跡は見た。
いずれにしろ、秋の初めの妖艶な月光はまさに Starry Nightな世界で、星月夜が綺麗で、おまけに流れ星が落ちる瞬間を目撃して、何とも神秘的で厳かな気持ちになった。
それだけでも私にとっては非日常であり、貴重な体験だったし。
話は変わり、一昨日の晩は予期せず、久々の停電があった。
夕食が済んで暫く経った頃だったので、余り影響は無かったのだけど。
取り敢えずラップトップも使えて WiFiもバックアップの電源で機能したし。
とは言え暗闇の中を手探り状態で移動するのもおぼつかないから、懐中電灯をはじめ、乾電池式で点灯するLEDのライト、キャンドルに火を灯すランタン等々を引っ張り出して来て、この時とばかりに活躍。
中でも思い掛けなかったのはハロウィン用の飾りのLEDライト付きツリー。
*まさかこんなカタチで役に立つとは!思ってもみなかった*
あとは「こんなの一体どこに下げていつ使うのよ?」なんて思いつつも、デザインのカワイさに負けてつい買ってしまうような安価なガーランド式のライトも。
*仕事場の棚に下がってるフラミンゴたちの出番♪*
*これまた普段は私の仕事場に放置してある
毛糸玉のカタチがデザインのガーランド・ライトをキッチン脇の棚に移動*
毛糸玉のデザインは私の仕事場にピッタリ♪と思い、ターゲットで安く買ったものの、特に使う機会もこれまで無かった。
キッチン脇の棚に下げたら天井に反射する影が優しい雰囲気を醸し出してた。
あとは昔 IKEAで買ったキャンドル用のランタンをキッチンの流し台の上に。
電気の無い生活は勿論、不便だから停電は無いに越した事はないのだけど、それでも何かと新しい発見があったり、価値観をリセットする機会になったり。
Kaitoは「せっかくだから暗がりで家族揃ってボードゲームでもする?」なんて提案もしてたけど、割りと早くに電力が戻って再び日常のフツーの生活になった。
各々それぞれの部屋に戻って個別のラップトップで見る映画や YouTube、デスクトップ・コンピューターでするロールプレイ・ゲーム、TVに接続された任天堂かプレイステーションかXboxだかのゲーム、って感じに。。。