暫く前に始めたプロジェクトのうちの一つ。
ピクセルでフッキングするクリムトの作品 "Woman in Gold"は、余りにも根気を要するので、しばし放置状態になってたんだけど。
ようやく顔の部分の判別付く四角形の範囲が出来た。
*数カ所で修正を要するけれど、それは後回し*
1.3cm角の升目を細い油性のペンで生地に引き、色で埋めて行く作業。
小さいエリアに集中して色の選択をしてたんだけど、微妙な色合いの加減でウール素材を選んで行く作業は、本当に妥協の連続で難しかった。
ひとくちに「肌色」と言っても、ベージュの濃淡に加え、それが紫がかったものか、緑がかったものか、或は桃色がかったものかで大幅に違って来る。
暫く放置した後で再開した際、小さなエリアに集中して色を選ぶのを止めた。
大きな絵を見ながら色を選択して行くのは大雑把な妥協が容易に出来る。
そんな事に今更のように気付きながら思ったのは、やっぱり何事も "Bigger Picture"、すなわち「大きな絵」で見る事が必要なんだってこと。
既に言い尽くされた言葉ではあるけれど。
そんなこんなを実感しつつ、引き続きの作業は黙々と辛抱強く続けるプロセスを要し、それはある意味、"ZEN"の世界と言うか、瞑想に近い修行のようでもある。
2 件のコメント:
根気のいる作業ですね。
織もやはりしばしば遠くから離して見てやりなおしたり、
あと夜のりのりで織って、翌朝日の光で見ると色が何だか変でやりなおしたり・・・・
その連続です。
クリムト、頭の毛がそっくり!!
猫ちゃんもよくできてますね。
yanaさん♪
根気のいる作業は苦手なのですけれどねぇ〜。(笑
罰のような作業を何で自分で自分に課してやってるんだろう?なんて、時々、自問自答してみたり。
謎ですね。
ほんと、その連続は多いですね!
色を選んだりの作業は、夜は駄目ですね。
いかに光が大切か、思い知らされるって事は多いです。
ありがとうございます。
ニードルフェルティングは楽しい作業なのを実感してます♪
コメントを投稿