引き続き、5月のグループ展に展示する為の作品準備をしながら。
集中して一つの作品に取り組むことが苦手な自分を実感。
色々とデザインのアイデアが思い付くままに手当たり次第に始めて見るので、何とも試作品と言うかプロトタイプと言うか、要するに中途半端にやりかけのプロジェクトが多く、そこら辺に溢れてる何だか訳の分からないものの山に埋もれそうになる。
ある日は「冬の空」を編んでいたり、そしてまたある日は「蛸」を編んでいたり、いったい何が何だか自分でも良く解らんっ!な状態で。
そんな日々ではあっても、まるで本職の芸術家のように自分の作品創りに専念することが出来る時間を与えられているのは本当に幸せなこと。
これ以上、望むものは何も無いと言っても過言ではないくらい。
とは言え、画家の絵の具のように、繊維職人である私にとっての絵の具となるウールや毛糸を、ネットで注文してたのが玄関先に届いたりなんかしたら、今の私にとってはそんな瞬間が幸福の絶頂って感じのこの頃。
そういう意味でも、俗に言われる「女子力」はかなり落ちてると思う。
エステやネイルサロンなんかは以前からまるで興味が無かったけれど、それに加えて、アメリカに越して来て以来、ヘアサロンにも行ってないと言う驚きの事実。
え”ぇーっ、じゃあ髪は伸ばし放題?
世捨て人の仙人みたいに、そんなのもいいかも?
でも、実は自分でジョキジョキと切ってる。
そして一束にまとめてるから、正直、カットのスタイルとか関係ないし。
これまでずっと自分はとても世間一般的に普通で平凡だと思って来たから、ここぞと言う作品創りに取り組む際、いつも思うのは「クレイジー」が足りないってこと。
なので「もっとクレイジーが欲しい」と念じつつの作業をしてたり。
それで少しずつ、ちょっとだけエキセントリックな傾向にある自分も感じる。
異端児と言うか、ある意味やっぱり世捨て人みたいな。
世間から切り離したところに存在する本来の自分探しと言うか。
正直な自分ならではの独自のパッションを発掘するような。
なんだよ、この歳になってもまだ更に自分探しの旅かよ、と自虐的に。
今年は Erikaが6月に高校を卒業することもあり、彼女にとっての卒業旅行と言うか、私ももう暫く日本に行ってないし、母娘での日本旅行を考えてるんだけど。
考えて見ると、9月から Erikaがカレッジに通うとして、多分、郊外(バスや電車が使えない)にある学校に通うことになるだろうから、そうなると車が必要なのよね。
それ以前に、試験を受けて免許証を取得しないと、なんだけど。
うちの車はオートマじゃないから、彼女にとっての負荷が大きいと言うか。
どうせ必要なんだし、じゃあ練習するのも試験を受けるのも、簡単なオートマの方がいいんじゃない?
さっさと買ってしまう方が理にかなってる現実。
車を買って保険にも入って、となると出費もバカにならず。
二人での日本旅行と車の購入と、同時にすると当然、出費がダブルになる。
それで現在、日本旅行の計画を躊躇中。。。ふぅ。
年老いた両親が元気なうちに会っておきたい気持ちは山々だし。悩める。
来年の夏まで待とうか、、、と言う選択肢を考えつつも、果たして来年ならば大きな出費(家を買うとか)が無いのかどうか?保証はない。
それどころか、1年先の話なんて、全てが今のままだなんて誰にも分からない。
両親が元気に暮らせてるか、私たちの生活が安定してるかどうか、アメリカに住んでるのか、カナダに引っ越してるのか、経済的に余裕があるのかどうか。
色んな可能性を考え始めるとキリがなく。
確かなのは、自分の選択に対して後悔したくないってことだけ。
タイミング良く巡って来た縁であれば逃したくないとは常に思うこと。
全てのことがその機会なのかどうか、冷静に見極めたいと思う。
先週末は、すっかり時期を逃した感がありつつ、Erikaを筆頭に家族が4人揃って何故か今更な感じでクリスマスのクッキー・デコレーションに挑戦。
去年の暮れ、Davidがコンテストの賞品として貰ったままだったキット。
何を思ったか、Erikaが突然これをやると言い出し。
それにつられて、まるで興味も無さそうだった男子二人も参加してた。
*クッキーのデコレーションに参加できず残念な Trixie*
先週の金曜日は、初めて Stillwater/スティルウォーターと言う町の市街に行った。
図書館のギャラリーにラグ・フッキングの仲間たちの作品が展示されていると言うので、応援がてら、ベッキーさんと待ち合わせランチの約束も兼ねて。
*Stillwater Libraryの窓からの眺め
白く凍った川の向こう岸はウィスコンシン州*
フッキング友達のベッキーさんに案内されて図書館内を散策し、展示された数々のラグの閲覧を楽しみ、ベッキーさんお薦めのお洒落で美味しいカフェ・レストランにて、ステーキの乗ったサラダと、クレーム・ブリュレのデザートを楽しんで来た。
サラダにはビーツのピクルスとフェタチーズ、砂糖漬けのクランベリー、あとは粗く刻んだピカーンにバルサミコ酢のドレッシングで、とても美味しかった。
水辺の立地でもあり眺めが良く、暖炉に火も入って良い雰囲気♪
いつか Davidとも行って見たいと思うお店:Dock Cafe