2015年10月7日水曜日

『The Martian』と手芸の会

*IMDbからのポスター画像*


日曜日の午前中は Davidと Kaitoと私の3人で映画館へ。

少し前に原作本を読んで以来、Davidも Kaitoもとても楽しみにしていた映画で、マット・デーモン主演、リドリー・スコット監督の『The Martian』。

火星の映像がとても綺麗で、話が淡々と進んで行き、飽きずに愉しめ、あっと言う間の2時間20分って感じに満足感が大きかった作品。

金曜日に公開になったばかりの話題作でも、日曜の午前中ならではの、敬虔なクリスチャンたちがこぞって教会に行かれるであろう「教会効果」と、若い世代はきっと朝寝坊してるであろう「スリープイン効果」を狙って期待した通り、映画館は比較的、空いていて快適だった。

おまけに、そんな背景で客足が少ない時間帯での低価格設定タイムでお得だし。


あぁ〜楽しかった♪と家に帰って寛いでたお昼頃、珍しく電話が鳴り。


White Bear Lakeのラグ・フッキングのメンバーで、うちの近くに住む Jayneさんからで、何だろう?と思ったら、彼女が家族の為に用意してる手作りのクリスマス・オーナメントの一部としてお人形を制作中なのであるけれど、どうしても胴体の部分で苦労していて、ちょっと助けて貰えないか、と言う内容。

えぇーそんなことで私に電話して来るなんて意外ー、ってのが正直な感想で。

だって、これまで「グループ仲間」として月に2〜3度の頻度で顔を合わせては来たけれど、個人的にグループ外で付き合ったことがある訳じゃないし。

とは言え、気軽に頼りにされたみたいなのが嬉しくて、「じゃ今から行く」ってなノリで老眼鏡を片手に車でひとっ走り駆け付けた。

彼女が途中まで作ってるお人形が、偶然、私も持ってる手芸家 Salley Mavorの本『Felt Wee Folk』で、ちょっと驚いた。

*Etsyにも出店してる*


元、小学校の低学年担当の教諭をしてたジェーンさんは最近、引退したばかりなのをきっかけにラグ・フッキングを始めたんだけど、絵の才能もあるし、仕事がら小学生の為の図画工作に長い間で関わって来た経験から、色んなアイデアも豊富も持っていて、多岐に渡ってのお喋りをするのが楽しい存在。

彼女の家に駆け付けた私は、元、高校教諭のご主人にも初めて会った。

淹れて貰ったお茶を飲みつつ、彼女の手芸部屋の机の前に肩を並べて座り、お喋りしつつ、本のページを眺めながらあーでもないこーでもないと試行錯誤、チクチクと針を動かして、何となく人形らしく見えるカタチに辿り着いた。

途中、フェルトを切って人形のドレスに仕立て、肩の部分にレースを縫い付けたりする作業では、「どんな感じにカットしたらいい?」とか「どうやって縫い付けるの?」とか、私の手元を覗き込むジェーンさんに、「こんな感じ」とか説明して見せるのが何だか私にとっては新しく新鮮な体験で面白かった。


そんな流れで、私の「フェルトで作るミニチュアのドールハウス」シリーズに興味津々の Jayneさんと、彼女の元同僚であり仲良しの友達であり一緒に White Bear Lakeのグループでフッキングを楽しむ仲間の Janeさん(同名でスペル違い)が揃って、私と一緒にドールハウス作りに挑戦する為、明日、木曜日の午前中にやって来る計画。

お教室、と言う訳ではないけれど、自宅で、何かしら趣味の「手芸の会」みたいなものが出来たらいいな、とは思ってたんだけど、少しだけ、そんな可能性に向かってるような気配、なのかどうか。


特別な掃除もしてないけれど、それでも特別なお茶や珈琲やおやつなんかをいそいそと、それとなく用意してたりするのが楽しい気分。


家に誰かしら遊びに来る、って感覚は割りと好きかも、と懐かしく思い出す。

この家に越して来て以来、私の関連での人を家に招くことが無かったから。

家族絡みやご近所さんや Erikaの友達が来るってのは勿論あったけれど。


この金曜日にはまた Davidのポーカー仲間が20人足らず押し寄せて来る予定だけど、それとこれとは全く別な感覚で。




2 件のコメント:

yana さんのコメント...

先日、お家でお教室を・・・・と話していたら、
早くも実現しましたね。
まゆみさんには教えてほしい人が沢山いると思いますよ。
これから、寒くなったらそのような楽しみ方もいいのでは・・・・

私もアメリカにいたころから、(まゆみさんのようにレベルの高い物ではありませんが)
時々そんな時間を持って楽しんでいました。
私も手芸屋さん巡りが大好きなので、布、糸レース、ビーズ、革、金具などなど
友達の要望にこたえてすぐ出てきて、我ながら家って何でもあるわ~と感心して見たり(笑い)
まゆみさんも一緒でしょう!

スチルウォーターもステキな街ですよね。
アメリカで会社の方に初めてよんでいただいたのがスチルウォーターのお宅で・・・
高級住宅地といった感じでした。


Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

そんな風におっしゃって頂いて、ありがとうございます。
いずれにしろ、何かしら期待して頭に描いてる事って、言葉にして繰り返してると結構、現実になったりするものですよね。
寒い季節は外での行動が制限されるので、家の中に籠って出来る趣味で集まれたら楽しそうですよね。
実際に、お喋りしてる中で、色んな可能性が膨らんで、お互いがそれぞれに楽しみにしてるような感じです。(笑

やはり yanaさんにも、そういった集まりの会があったのですね〜。
あはは。ご想像の通り、、、そんな感じです。
本当に、季節毎の手芸に使えそうな部材が大量にありますね。
いつ使うか、、、当ては無いんですが、ここぞ!と言う出番を待ってるような素材たち。
素材の収集も趣味の一つ、、、みたいな。(笑

ほぉ〜、そうなのですか〜。
私はまだ限定した場所しか訪ねてないので、町全体としての印象は薄いのですが。
市街もまだ未体験なので、近く、散策してみたいとは思ってます。
郊外に小さな町が沢山あるので楽しいですね♪