2014年11月1日土曜日

Halloween 2014

楽しい夜でした。

この家で迎えた初めてハロウィンはお天気も良く
たまたま金曜日の晩ということもあり
予想していた通り50人以上の子供たちがやって来ました。


私はソワソワと日が暮れるのを待って外のキャンドルに灯をともしたり。


カボチャの電灯も
「お菓子配ってます」
の合図代わりに玄関前に配し。


辺りの家々にもオレンジ色の電灯が点き始めると、
いよいよキャンディを貰い歩く子供たちの声が何処からともなく響き始め。


手渡すためのお菓子は予め "Treat Bag"に詰めるのが我が家流で
チップスの小袋をメインに複数のチョコレートを見繕って詰め
ゴムで出来た小さなネズミのオモチャを入れて完成♪

カボチャの形のバスケットに入れて子供たちが来るのを待ちます。



Erikaは Zombieの特殊メイクが学校でも好評だったらしく
家で手直しを加えた後に近所の友達と "Trick or Treat"に出掛けた。






私は「蜘蛛女」よろしく顔に蜘蛛の巣を描いて仕上げ。


ペンダントもイヤリングも蜘蛛と蜘蛛の巣にこだわり。


そして指輪も蜘蛛と言う徹底ぶりで!




割りと早い時間にやって来たのは同じ通りに住むらしい若い子供連れの家族が多く、私にとっては初対面だったりするので、彼等から「ご近所にようこそ!」と歓迎の言葉を貰ったり、自己紹介して貰ったり、なので私も簡単な自己紹介をして互いに握手したり、ご近所さん達との「対面の場」の機会になったのは一石二鳥な感じで。

沢山の人達からハロウィンのデコレーションを褒めて貰い、内心でガッツポーズ。

ほとんど苦も無かったけれど、窓を飾った甲斐があったわ、って感じに。

カナダでは、お菓子を貰いに廻る子供たちが、ついでに「ユニセフ」の為の募金活動をする習わしがあったんだけど、ここでは見掛けず、唯一、寄附のリクエストがあったのは地元の大学が運営するらしいフードバンクへの食品の寄附のみ。

キッチンの食在庫で見繕った缶入りのスープとパスタを手渡した。


うちに郵便の配達をしてくれる郵便局の配達員さんも、ご兄弟と複数の子供連れでやって来てくれて、不在票として入ってた分の小包を再配達してくれる申し出をしてくれて、有り難かった。


お菓子を渡す際、小脇にベーコン(調理前のパック)を抱えてる少年に気付き、

「ねぇ、それってベーコンよね? 何でベーコン抱えてんの?」

と訊いたら、Trick or Treatに行って貰ったんだそうで笑った。

用意したお菓子が不十分で足りなくなってしまった場合、家にある食品を代替として手当たり次第に手渡すって家庭もあるみたいで、以前も袋入りの「インスタント・ラーメン」とか持ち歩いてる子供を見たのを思い出した。

それにしても、ベーコンって!


Erikaの例では、お菓子の代わりに「シリアルバー」だったり「干しぶどう」だったりするのは、子供として今ひとつ納得が行かないらしいケド。

家によっては「飴玉を一つだけくれる」って場合もあり、それも哀しいらしい。

そして、今回、この辺りの家ではハロウィンのデコレーションや照明が何となく中途半端で、果たしてお菓子を配ってるのか?配ってないのか?ハッキリしない家ってのが多く、戸惑ったらしく、それはちょっと危険な気がした。

過去にハロウィン当日の事故の例もあるし、「お菓子を配るならば派手な照明」、配らないならば「照明を消して留守のように真っ暗にひっそりとやり過ごす」ってのが暗黙のルールって気がしてるんだけど。

カナダでの経験では、そのルールが徹底してた印象があるんだけど。



そしておまけに UPSからの配達があり。

少し前、Pier 1 Importsから注文しておいた荷物がタイミング良く届いた。

*ハロウィン・デザインの
持ち手が黒猫になってるマグカップ♪*
(半額、しかも送料無料!だったので)





2014年10月31日金曜日

「蜘蛛女のキス」風

そんなこんなでハロウィンの当日。

朝から家族みんな(← David以外)が浮き足立ってる感じにソワソワ。

Kaitoは予定通り "A Clockwork Orange"の "Alex"よろしく白い長袖シャツに白いパンツ、白いサスペンダーをして登場。

更に片目には付けまつ毛を施して。。。と思ったら、反対側の目ですけど、それ?

そんなオチが何ともまぬけなんだけど。フッ。


Erikaは "Walking Dead"よろしくのゾンビ風。

液体レイテックスに湿らせたティッシュペーパーをちぎって皮膚の上に乗せ、肌色ファンデーションで色付けた後に茶色のアイシャドウを使って傷口にした後、液体血糊で真っ赤に滴る血を表現して。


もう朝っぱらからそんな Kaitoと Erikaがテーブルを挟んで Davidと一緒に朝食の図は、何とも妙な光景で、私は食欲が湧かないったら。

何事にも動揺しないのが Davidなので、仮装した子供たちに混じって黙々と朝食を食べる彼に

「で、いったいアナタは何のつもり(仮装)なんですか?」

と訊ねたら

「うーん、、、寝起きで朝食を食べる情けない中年のオタク?」

って、そのまんまなんですけどっ。やれやれ。



とにかく子供たちはそんな感じに仮装して学校へ。

スクールバスの運転手さんも大変だなぁ〜。

バスの中はもう、すんごい事になってるんだろうなぁ〜と想像。

そして、学校の教室の中の様子も怖いもの見たさで覗いて見たい欲求。

いやはや、高校の先生方たちも大変だな。。。



いや、ひょっとして、アメリカのことだから、スクールバスの運転手さんや学校の先生たちもしっかり仮装してたりするのかも?



でもって、私はじゃあ何になろうかな?と考えて。

今年買ったばかりの「蜘蛛のドレス」を着ることに。

さしずめ『蜘蛛女のキス』ってとこ?


映画『Kiss of the Spider Woman』って、実は観てないンだけど。

検索してみると William Hurt出演で、やっぱり例外なく死ぬ役らしい。

内容はよく解らないケド、男顔の私なので、濃い目のメークをするとずばり「その路線」になること間違いなく、日本で俗に言う「ニューハーフ」とか?
(注意:Gay/ゲイという意味でなく、ね)

とにかく、顔に「蜘蛛の巣」を描く前に取り敢えず下準備としての濃いメークで、普段は使うことの無いアイライナー・ペンシルとか、マスカラとか、真っ赤な口紅とかを駆使して。



怖過ぎても困るので、頭にコミカルな蜘蛛を乗せるカチューシャを仕上げに。

ってのは、ちょっとしたウケ狙いってとこ。



そうそう、あとはハロウィン・サプライズのプレゼントとして、Erikaに "Jack Skellington"(私的には「ジャック・助リントン」のスペルが気に入ってる)の小物たちが、ハロウィン間際で半額処分だったので、人形やらマグカップやらメモパッドにペンなど、買い漁ったものを彼女が学校から帰ったらあげる予定。



Kaitoには丁度いいコレと言ったモノもないので、Erikaと不公平にならないよう何かしらの案を用意するつもり。


さて、子供たちが学校から帰る頃には、私自身の仮装を完成させておかないと。


でも合間に洗濯と掃除もあるし、夕飯の支度も。

なので「洗濯物を畳む蜘蛛女」「掃除機を掛ける蜘蛛女」「キッチンに立って料理をする蜘蛛女」ってな感じで、やっぱりハロウィンって何だか妙チクリンな日っ!


子供たちは子供たちで、「Trixie(犬)の散歩をする Alex」とか、「犬の散歩をするゾンビ」とかって事になってるし!

なんか笑える。。。

2014年10月30日木曜日

ハロウィン前夜祭

いよいよ明日はハロウィンの当日。

どんだけ待ち侘びてたの!?
ってくらいに、
カウントダウンのボードまであったり↓
(バカです)



"Trick or Treat"にやって来る子供たちに手渡す為のお菓子も
大量に買って予めの袋詰め作業途中。

*ポーカーテーブルが意外と役に立ってるし!*


何しろ、この家で迎える初めてのハロウィンなので、
果たしてどれくらいの数での子供たちがやって来るのか見当も付かず。

近所の Kateさん情報により50人分程度を用意する予定で。

問題は、買って来たお菓子を既に食べてる人がいるし。
(ワタシも含め。。。)

だって、余っても困らないように
自分たちの好きなお菓子ばかりを選んで用意してるので。だはっ。


今日は用事があって新しくできた「女友達」の家に行ったんだけど、
私の母親くらいの年齢の彼女にも "Treat Bag"をお土産にあげた。

袋にはチョコレートやキャンディの他に
蜘蛛やコウモリやネズミも忍ばせて。

*ハロウィンのネズミたちに占領された私の机周り*


「ぎゃーーーーーっ!」
と、心臓発作とか起こしてないといいけど。

それはないわよね、きっと。


*ハロウィン・ネックレスがチカチカ点滅*






2014年10月29日水曜日

初めての Nuno Felting

ミネアポリスの『Textile Center/テキスタイル・センター』は繊維関連のアーティスト達にとっての "Hub"として、染色や織物の設備を整えた施設であり、膨大な量の関連書籍を蔵する図書室や、頻繁な企画展が開催される展示室も備えた素晴らしい場所で、だから即座に会員になった私は割りと足繁く通ってるんだけど。

昨日は私がたまたま持参した「かぎ針編みで花のコサージュを作る」日本語で出版された日本の本を、図書室の管理員 Nancyさんが目ざとく見つけて、
「何?この素敵そうな本はっ!?」
と手に取ると、
「ちょっと出版情報を書き取らせて貰っていい?」
と訊くので、はい、どうぞ♪と答え、
「でも、これって日本語での出版ですけど。。。?」
と指摘した私に、
「日本の出版物は目に見るだけでも綺麗だし、編み図が解り易く記述されてるから地元民にも好評なのよ」
ってので納得。

この本が取り寄せられて実際にセンターの図書室の本棚に並ぶ日も近いかも。

何しろ繊維関連の手工芸本を専門に集めた施設としては、アメリカで最大らしいし。

こういう面でとても充実して優遇されたミネソタ州と言う土地柄の横顔。

恵まれた環境に住むことが出来て幸せ♪


そんなセンターなので、希望すれば気軽に参加できるような企画イベントやワークショップ、お教室なども頻繁に催されて、私はこの間の日曜日にあった "Nuno Felting/布フェルティング"のクラスに参加してみた。

講師は地元で活躍するアーティスト:Jill Lynnさん
http://www.jilllynn.com


"Wet Felting"(←You Tubeを見て学習)も、"Needle Felting"(←日本の出版物を見て学習)もそれなりに見よう見まねで自己流に経験のある私にとって、"Nuno Felting"は未だ経験が無く、かねてから興味津々ではあったんだけど、ワークショップの参加料とか講習料とかがいつも高額で二の足を踏んでいた。

正直、今の時代、何でも You Tubeのヴィデオを見れば自己流で出来るし、材料は大抵のものが何でも "Etsy"で取り寄せることが出来るし。


が、今回、テキスタイル・センターでのセッションは割りとお手軽価格で、しかもセンターの会員には割引きの会員価格もあったりで、即座に申込みしていた。

定員が果たして何名だったのか?知らないけれど、参加者は私を含め9人。

女性ばかりで和気あいあいと実験的な作業が出来て、楽しい体験だった。


時間の制限もあり、最終的に自宅で仕上げることにはなったのであるけれど、なので結局のところは自己流仕上げで余計なこともしてしまい、出来上がった作品 。

*乾燥機に入れた段階で熱を加え、縮ませた*
(本来は「空気乾燥」させ、縮みを最小限に抑える手法らしいケド)



 当日、まずはセンターに早めに到着。

到着した人から順に好みのシルク・スカーフを選択。


綺麗に手染めされたシルクは色合いが微妙にどれも綺麗で、選ぶのに苦労したけれど、早い者勝ちって感じに、早く着いたのは正解。

実際、私が選んだ配色は1本しか無かったし。

*ミントグリーンとピンクがかったピーチ系の色合い*


Jillさんが実際に、シルク・スカーフの上にウールを配して説明してくれた。


作品見本もあれこれ見せてくれて、加工の効果や配色デザインの参考に。




実際、スカーフとして仕上げられた作品も見せて貰ったり。


「穴開き」のデザインにそそられたのではあるけれど、何しろ実験的な第一回目でもあるし、取り敢えずは基本的な技法の習得を集中して。


シルクの縮み具合とか、ウールの色の混ざり具合とか、意図的にデザインを操作することが出来るようになるにはちょっと練習が必要そうで。

*ちょっと配色には失敗した感もあり*

とは言え、事故的にランダムなデザインに仕上がるのは私のいつもの様式だし。

*敢えてウールを置かない部分との素材感のコントラストも魅力*

「思い掛けない」表情の仕上がり、って部分に魅力を感じる。

そういう意味でも、ウール側(表)よりも、シルク側(裏)の微妙な色の混じり具合とか、表面の不規則な縮み具合の方が好きかも。。。

*ミントグリーンとピーチの組み合わせは、うん、やっぱり私の好きな配色かも*


要は、シルク素材の上にウールを置いて、洗剤液を掛けて、丸めて乾燥機に放り込み、常温の空気乾燥サイクルで廻す、、、と言う今回の技法。

シルク素材(コットンや化繊などでも出来るらしい)に入り込んだウールの繊維が縮む際に引っ張り合って、表面に凸凹を作りだす。


個人的には、バブルラップで寿司巻き状態にしてギュ〜ギュ〜と押すやり方が好き。

あとは熱を加えて少し縮ませるやり方も好き。


とにかく、とても実験的であり、病み付きになりそう。


ってので、Jillさんが手染めしたシルク・スカーフ素材を3本買って来た。

クリスマスも近いことだし、義母と義妹へのプレゼントにそれぞれ彼女たちの好きな色合いで作って見る予定。

ま、飽くまでも実験なので、彼女たちは "Guinea Pig"ってトコですな。


結果がどうであれ、"Handmade"効果の魔力があるし、ちょっとくらい「何コレ?」的な仕上がりでも "Art"として誤摩化せる「逃げ道」があるのが素敵♪





2014年10月28日火曜日

切り絵作業 その2

最近、私の中で火曜日は "Magical Tuesday"って定説になってるくらい、毎週、何となく素晴らしい事が連続して起こる曜日。

ま、たまたま火曜日が外出日で、人に会う曜日だからってのもあるんだけど。

White Bear Lakeのキルトショップにてのラグ・フッキングの集まりだったり、Textile Centerにての手芸家の集まりだったり。

問題は、どちらも毎週火曜日の午前中ってこと。

どちらのグループも別の魅力があって、どちらも参加したいから困る。

取り敢えず先週は White Bear Lakeだったから、今日は Textile Centerへ。

とても興味深い芸術家肌の人たちの集団で、彼女たちが創作中の作品を見せて貰ったり、色々と興味深い話を聞かせて貰ったり、このエリアでの情報を貰ったり、刺激になる事ばかりで楽しい。

どちらのグループも、帰り際にはカフェかレストランに寄ってランチを楽しみながら引き続きのお喋りにも花を咲かせて盛り上がったり。

新しい土地で親しい女友達のいない私にとって、女同士でのカフェ・ランチが再び出来るのも嬉しい収穫って感じ。


そして帰り道には「ウォルマート」に寄ってハロウィン用のキャンディを大量に仕入れたり。

何しろ今週の金曜日に迫ったハロウィンだし。

デコレーションも最後の仕上げとばかり、週末に引き続き追加で幾つかの「切り絵」を月曜日にせっせと作り、窓に貼った。


今回は蜘蛛の巣、蜘蛛、コウモリ、黒猫、骸骨、そしてキャンディ複数。


窓が賑やかになりました。


子供たちがいっぱい "Trick or Treat"に来てくれるといいな♪


さて私自身の仮装は何にしようか。。。


因みに Kaitoは映画『A Clockwork Orange』(邦題:時計じかけのオレンジ)の "Alex"になるんだそうで、白い長袖シャツ、白いパンツ、白いサスペンダー諸々が必要との事で、週末、それらの品を幾つかの店を廻ってハンティング。

白いパンツは『Goodwill』で何と! $2.99で買えてビックリした。

年に一度だけ使う仮装の衣装としては嬉しい価格。

使った後は多分、再び『Goodwill』へ持って行って寄附するんだろうケド。

余談で、巨匠?キューブリック作品の『時計じかけのオレンジ』ではあるけれど、私は好きじゃないのよね。

同様に『2001年 宇宙の旅』も退屈過ぎて寝てしまったし。

ある意味、彼の芸術世界が解せない凡人のワタシ。


いずれにしろ、Alexの「杖」はなかなか見つからず、Kaitoの仮装は未完成のまま遂行される模様。




2014年10月25日土曜日

楽しい切り絵作業

*窓ガラスに貼る予定のアイテムたち*
(床の上で塗料が乾くの待っている)


今日はもう既に10月も25日なので。

ハロウィンも間近です。

と、言うことで、道路に面したリビングルームの窓に飾るためのデコレーションを、いい歳をしたオバさん(←勿論ワタシよぉ〜♪)が独り段ボール箱と格闘して、何故か楽しそうにせっせと作っておりました。

何しろ窓には白い繊維質のブラインドが付けられてるので、それを下ろすと「白い背景」が出来、黒いペイント塗りで仕上げたデコレーションが丁度、「影絵」のようにくっきりと浮かび上がるって目算で。

段ボール箱をガレージから引っ張り出して来て、平らに開いて、カッターで下絵無しのフリーハンドで「適当に」切り取って行く作業はかなり楽しく。
(私の作業はいつもこれ、場当たり的なテキトーで予想の付かないアクシデンタル)

弱い部分はグルーガンを使って補強したり。

仕上げはクラフト用の水性絵の具の黒を用いてまんべんなく塗りつぶし。

アイテムは:

- 気味の悪い大きな木に止まったフクロウ

- 地中から突き出た助けを求める手/腕

- お化けカボチャ(Jack O' Lantern)

- お墓/墓石

- そして、猛犬の Trixie♪ ←似てないケド


乾いたら早速、窓ガラスにテープで貼り付ける予定♪


この家で初めて迎えるハロウィンなので、飾りは地味めなんだけど。

*玄関前のプランターに埋め込んだ墓標、骸骨、カラスなど*









*いよいよ夕暮れ時、窓に貼ってみました♪*








2014年10月24日金曜日

白いアップルバター

早いもので10月も下旬なので、考えるのはクリスマス休暇の事だったり。

何しろ、予約が必要なものは特にさっさと手配しないといけないし。

案の定、Davidはモントリオールに帰省して彼の両親の家でクリスマスを過ごしたい意向で、選択肢は飛行機で 行くか車で行くか。

飛行機なら2〜3時間でも、家族4人だとそれなりに費用も高額になるし、航空券を取ると日程も時間も変更し難く融通が利かないし、あとは Trixieを同行させるのが困難なので、彼女が快適に過ごせるケンネルを探さないといけない。

車なら片道20時間の運転で、Davidと私が交互に運転すればいいし、旅行日程の 融通が利くので途中での寄り道やちょっとした観光をしてホテルで2〜3泊すれば旅行気分が楽しめるし、そして何より Trixieも一緒に連れて行ける!

冬の時期なので天候次第ってのは飛行機も車もどうせ一緒だし。

そんな訳で多分、車で再びのロードトリップにてカナダを目指す事になりそう。


クリスマス時期にモントリオールへ帰省するとなると楽しみな事が沢山あるんだけど、特に毎年恒例で Bonaventureにて開催される「Salon des Métiers d'Art」に行けるかも?なんて、一瞬、心が踊ったものの、今年の最終日の日曜日が21日なので、やっぱり日程的に難しそう。

Salon des Métiers d'Artは、「手仕事の芸術とグルメの祭典」と言った感じで毎年クリスマス前に開催されるので、ケベックの芸術家だちの作品を眺めたり、地元産のグルメのワインやチョコレートなど買うのが楽しみなイベントだったんだけど。

特に買いたいと思ってたのが、ケベックシティ近くのオルレアン島で作られてる「アップルバター」で、"Didrerie Verger Bilodeau Ile d'Orleans"と言う家族経営の林檎園が出してるアップルバターは特に秀逸で、白くて軽く滑らかで、焼いたブリーチーズ(日本だとカマンベールとか)に乗せて食べると天国の味わいのように美味しいの。

だって、一般的なアップルバターと言うと、大抵の場合は茶色で重たい味わい。

*ミネソタで最近買った伝統的なアップルバター*


ネットで検索したら、奇しくも今回は出店しない様子なので、いずれにしても私にとっては入手困難みたいで残念。

ところが!

偶然にも、似たようなアップルバターが作れるレシピを発見!

考えて見ればアップルバターの材料は基本的に「林檎と砂糖」な訳で、自分で作れないはずもなく、どうして思い付かなかったのか?ってのはやっぱりあの「白さ」と魔法のような軽やかな口当たりに、何だかとっても謎な秘伝があるんじゃないか?ってな気がして。

これまでも、日本からカナダに引っ越した当時は手に入らない食材も多く、「現地で調達できないものは作るしかないっ!」と気合いを入れてあれこれ試して見た経験があり、まぁ割りと何でも(餃子の皮とかあんぱんとか)それなりに作れるのではあるけれど、それでもやっぱり専門のプロが作ったようには行かない、と言う結論に達して。

あれやこれや材料を揃えて準備してキッチンを引っくり返して頑張って作った結果が、やはり市販品に敵わないって現実は空しく。

以来、市場で簡単に苦労せず手に入るものは抵抗せず有り難く買わせて貰う信条。


なので私の中では未だあの夢のように美味しい「白いアップルバター」に何処かの市場で巡り会える日を待っていたんだけど。

とにかく作って見ました。

小さく切った林檎を鍋で砂糖と煮て、仕上げにバターを煮溶かして出来上がり!と、とても簡単で今更ながら、そのシンプルさに呆気にとられ。

しかも結果として、あの「白いアップルバター」に近いものが再現出来たし!

*何に塗って食べても、そのまま食べても美味しい♪*


材料は:

林檎
(好きなだけ)

砂糖
(林檎に対して18〜20%程度)

バター
(林檎に対して12〜14%程度)


ポイントは:

- 焦がさないよう時間を掛けて煮る

- バターを仕上げに投入すると色が微妙に白味を帯びる

- 出来ればフードプロセッサーに掛けると滑らかに
(これは冷めた後)



取り敢えず、林檎2個か3個を使って作って見ると良いかも。

お薦めは、薄切りにしたバゲットの上に薄くスライスしたチーズ(Brie/ブリーかカマンベール系のマイルドで柔らかいもの)を乗せて、その上にアップルバターも乗せてトースターで焼くと、溶けたチーズとアップルバターの甘味が、、、(←上手く表現できない)美味しい。