2012年8月21日火曜日

Rock Garden みたいな

Deep River, Ontarioの河川周辺はサラサラの砂地で
綺麗な縞模様の入った岩石があちこちに見受けられる。

ビーチのところどころで横たわる岩たちの
脈略の無い配置はまさに
自然がつくりあげたアートそのものに
まるで禅の世界に通じるような
石庭の美を感じた。

私的に、風景の中から切り取った
"Rock Garden @Deep River"
ってなアルバム♪








こういう景色を見ると
益々"Algonquin Park"へ行ってみたくなる。

・・・と Davidに言ったら

「どうして?
デカい岩と大きな木しかないよ?」

うーん。。。


赤味を帯びて縞模様の入った石が綺麗♪

そして、
綺麗な石の佇まいを愛でるのは意外と楽しかったり。


小さい石たちは、
浅瀬の水たまりに沿って誰かが並べたっぽい。。。




住環境

日本で3週間滞在した後で、カナダで友人宅に週末の滞在をしてみると、改めてしみじみとその住環境の違いを実感させられる。

と言うか、まぁ生活習慣そのものの違いなんだろうけれど。

北米の住宅では、ほとんど大抵の場合「ゲストルーム」を備えて、来客があった際にはいつでも泊まって貰える用意が整ってる。

大きな家だから、とか、お金持ちだから、とかの理由でなく、例えこじんまりとした平屋建ての家や、都会の集合住宅暮らしであったとしても、(私がこれまで知る限りに於いて)多くの場合は予備の部屋と言うのが最低一つくらいはあって、その部屋を「来客の泊まる部屋」としてベッドを置き、部屋の壁の色とコーディネイトした寝具で揃えたり、パッチワークのキルトで作られたベッド・スプレッドや、手編みのブランケットなどで覆われてる、、、って場合も多い。

ゲストを気軽に自分のテリトリーに招き入れる、開放的な文化なんだろう、、、ってのと同時に、独立した(ドア付きの)ゲストルームをあてがうことによって、お互いの「プライバシー」(←重要)を維持するって部分に重きが置かれてるのを感じる。


オンタリオ州の Darroch & Carolyn宅で滞在する際、私たち夫婦に用意されてるのは半地下にある「マスタード色」の部屋で、北米での典型的なゲストルームの要素である、1:ベッド、2:ベッドサイド・テーブル+ランプ、3:衣類を入れる簡易ダンス、の3点が備え付けてある。


ある意味、ちょっとしたホテルに泊まるのと変わらない快適さで。



半地下のベッドルームの窓からは裏庭の芝生と、敷地の向こうに広がる林の木々が見えるだけで、プライバシーが守られてる安心感。

因みに娘の Erikaは半2階にある「ペパーミント・グリーン色」の(ゲスト用にしつらえられた)部屋を使わせて貰い、息子の Kaitoは半地下にあるファミリールームを急遽ゲストルームとして、大きくて頑丈なソファを簡易ベッドとしてそこに寝た。(キャンプ慣れしてる彼は、寝袋さえあれば何処でも眠れるし!)

そして更に、ゲストが専用で使えるバスルームがあって、ゲスト用のバスタオルをはじめ、シャンプーなどのバス用品類もゲストが使いそうなモノは大抵、用意されてる。

一方、日本の住宅では、新しくて現代風の家屋であったり、幾つもの部屋を備えた大きな家であったりしても、意外と未だに北米のような意味合いを持ったゲストルームってのを備えたお宅には、余り出逢ったことがない。

うちの実家は勿論、あちこち都心近郊での友人宅に泊めて貰った経験からすると、畳の間か床張りの間かに拘らず、大抵の場合は「そこらへんの空いたスペース」に布団を敷き詰めて皆一緒に「雑魚寝」ってパターン。

まぁ、それはそれで楽しかったりもするんだけど。

北米で、子供の頃から独り、子供部屋で寝て育ったうちの子供たちと一緒に、文字通り「布団を並べて」同じ部屋に眠るってこと自体が、とっても新鮮で貴重な体験ではあったりするし。

いずれにしろ、こんな住環境の違いにも、北米と日本とでの「人との距離」や「個人的なスペース」の根本的な違いを見る気がして面白い、、、のではあるけれど、だからこそ、たまに日本へ行くと、余りのプライバシーやテリトリーの尊重の無さに、時々、自分の領域を侵される感じの心地悪さを抱くって現実も否めず。

それはもう、どうする事も出来ないのではあるけれど。



2012年8月17日金曜日

実家のための玄関ラグ

*I digitally erased a number and a character from the address
on the bottom of the design.
デザインに住所を含む為、一部消去してあります*


この夏の帰省に間に合わせて実家への贈物用ラグを完成させた。

両親の結婚50周年:金婚式のお祝いと
実家の土地に姉が建てた家の新築祝いとを兼ねて。

新しい家の全景を真ん中に
母の好きな花:白百合と
姉の好きな花:桜と
玄関周りに飾ってある葡萄をモチーフにしたデザイン。




Rug Hooking/ラグ・フッキング
又は
Hooked Rug/フックド・ラグ
と呼ばれる
北米で歴史のある伝統的な手工芸の一つ。

ウール100%の生地を手染めした素材を
5〜10mm程度の幅に細くカットしたものを
目の粗い綿または麻の生地に「刺して引き上げる」を繰り返し
デザインを仕上げて行く手法。

私自身は個人で楽しむ他、地元のギルドにも参加し
この秋、図書館のメディアルームにて合同作品展の予定。




2012年8月16日木曜日

猫と犬とジジ

うちには犬のTrixieしか(人間以外の)動物はいないし
Davidの実家も Angieって犬が一匹
義妹のとこも Kevaって犬が一匹
そして私の実家には Ciao2号っていう、これまた犬が一匹だけ。

そういう状況からも私の身内は「犬派」と言うか
犬好きな人ばかりみたいで、
だから猫には余り縁が無く
近い距離で接する機会なんてのは殆ど皆無に近い。

何しろ Kaitoは猫の毛にアレルギーがあるみたいだし。

なので、
Darroch & Carolynの家に滞在中は
家のどこかしらに猫の存在があって
私たちにとっては非日常的な世界。

私にとって、まるで未知の生態な猫ちゃんたち。

しかも彼等の家には猫が6匹もいて
それぞれに容姿や年齢は勿論、性格もかなり違うらしく
個性の違いに触れるのは凄く面白い気がした。

気紛れで人懐っこく
鼻の周りから胸にかけて白い毛に覆われたマギー。

真っ白い両の前足がまるで
「3匹のこぶた」のお話に出て来るオオカミが
「お母さんよ、ドアを開けとくれ」
と言って見せる時の
小麦粉をたっぷりまぶして白くなった手みたいで可愛いの。

そして、そんな小麦粉みたいな白い毛に覆われた
ピンク色をしたちっちゃな鼻と口元も♪


大きな瞳をくりくりさせて「みゃぁぁぁ〜〜〜♪」とか言うの。
うぐっ。たまらん!



そしてオレンジ色の猫:ルディは、

「アンタ何やってるんですかっ、そんなところで!?」

と思わず訊いてしまったケド
何故かキッチンのシンクで寛いでんの。。。なんで!?



シャワーでも浴びたいのかな?なんて思ったり。
猫の気持ちがまるで読めない私。



ふぅ〜、やっぱり猫って良く解んないわ。。。
なんて距離を置いて気を抜いてると
突然テーブルの上にどさっ!と飛び乗って来るからビックリ!

「ひぃ!何事!?」
と一瞬なにが起きたのか解らず、
あぁ、猫か、、、。

うわっ。猫ってテーブルの上にジャンプしたりするんだ。
うわぁ〜。
(うちの犬じゃあり得ないもんなぁ〜)←しみじみ
と、私にとっての「未知との遭遇」みたいな。


だから突然、至近距離での接近遭遇に驚かされたり。

(犬と違って)まるで忍者みたいな猫たち。
身軽だし神出鬼没。


そんな
猫という生き物に対する免疫みたいなものが無いのはTrixieも同様で。

*無言で牽制し合う彼等*


網戸越しに睨み合う彼等の周囲には緊張の空気が漂ってんの。



余談で
猫好きな住人への日本からのお土産。


『魔女の宅急便』が好きみたいなこともあって「ジジ」。

たまたま別の雑貨屋さんで見つけた
ワイヤーの"cage/ケージ"(鳥籠)みたいなのに入れて
ちょうど映画と同じような贈り物にして。

まぁちょっとしたジョーク・ギフトではあるかな。





8月12日(日曜日)

Deep Riverでの3日目。

お天気もあまりパッとしないし、どうせ今日はもう帰るし、、、と気分はすっかり家路につくムードだったんだけど。

前日と同じカフェで飽きもせず同じようなメニューでの朝食を、皆、嬉しそうな顔で平らげて。

DarrochのiPhoneに、彼の同僚で友人のテッドさんから電話が入って、せっかくの日曜日だし近くの湖でカヤックとか、レジャーを一緒に楽しまないか?みたいな提案。

まるでアウトドアじゃない私たちではあるけれど、まぁ湖畔のビーチを歩くくらいならば楽しいかも?なんて思いつつ、それほど気は進まなかったものの彼等に合流してみることに決めて、Darrochの車に彼等のカヤック2つとゴムボート1つ、それからビーチ用の椅子やらタオルやらスナック類を積んで、2台の車に分乗して、ほんの5分程度の距離のビーチでテッドさん一家と待ち合わせ。

車を停めて水辺まで100mくらいの距離。


前回2月に来た時には文字通り白銀の世界だったのが、青い空と緑と白い砂浜の風景に様変わりしてた。



浅瀬が延々と長く続くので、Trixieも一緒に水辺の散歩。


水面に、どこまでも抜ける透き通るような青い空が反射して、あぁ〜水の色ってのは本当に空の色なんだなぁ〜ってのを改めて実感。


驚いたことに、まるで興味ナイ、、、って言ってた、割りといつも色んなことに消極的な態度の Kaitoが嬉々としてカヤックの上でオールを漕いでた。


彼の"mentor/メンター"的存在のDarrochの影響力は偉大。


んでもって、私もついでにカヤック初体験(多分?)した。

カヌーと違って、体にフィットする感じのカヤックは自分自身との一体感があって水面での操作性が高く安定感もある感じ。

私の最大の懸念は"flip"すること(ひっくり返って水中で逆さま状態になったり)だったんだけど、渓流下りなどと違って静かな湖面ではそうそう簡単にひっくり返ったりはしないんだそう。


いずれにしろ、どこまでも続く青い空と青い水の間にゆらゆらと浮かんで漂うのは、何とも言えない解放感。

雲の流れに合わせて木々の緑の影が変化する様に魅了されたり。


初対面のテッドさん一家と合流したり、不慣れなアウトドア的なアクティビティをするのも何だか億劫な気がして、いっそのこと遅い朝食の後、そのまま帰路についてしまおうか?なんて一瞬思ったりもしたけれど、そうしなくて良かった。

ほんの午後の2〜3時間で、新しい人に出逢って、新しい体験を経験して、奇跡的に回復した晴天にも恵まれて、思い掛けず自分の人生にとって豊かな時間を過ごすことが出来た。

あのまま帰っていたら、テッドさんや彼の奥さんのキャサリンさんや彼等の二人の息子さんたちに会って話す機会も無かったし、カヤック体験も出来なかったし、、、と思うと、人生は選択の連続だなぁ〜、ってのと、そして、出来ればいつも積極的でポジティブな選択が出来るといいなぁ〜なんて、つくづく思う。

でも意外とシャイで消極的で面倒臭がりだったりする自分。。。




2012年8月15日水曜日

8月11日(土曜日)

Deep River, Ontarioでの2日目。

まずは遅めの朝食を『Rocky River Café』と言う名の
町のガソリンスタンドに併設した建物の簡易食堂的な
小さな町の地元の人々が集う場所、、、って感じの
朝から午後2時迄限定で営業のアットホームな店で。

いかにも「ホームメイド」っぽい料理が嬉しい♪

すんごい分厚いふっくらとしたワッフルとか。


焦げたブラウンシュガーにシナモンの香りがたまらない
厚切りパンのフレンチ・トーストとか。


甘くて、割りとそれ自体がデザートっぽい朝食の後に
更に追い打ちを掛けるように甘いデザートは
この店の自慢でもある手作りの「ココナッツ・クリームパイ」。


実は意外とあっさりとした甘さで軽い美味しさ♪



大満足の朝食の後は、実は今回の訪問の一番の目的でもある『AECL』(Atomic Energy of Canada Limitedの略で日本語で言うところの「原子力研究所」)のオープン・ハウス見学の為、施設のある隣町 Chalk Riverへドライヴ。

町の大多数はこの施設で働いてるって感じのコミュニティで、だからオープン・ハウスは関係者やその家族たちを招いてのファミリー・ピクニックって感じの、ある意味お祭りっぽいイベントではあるんだけど、でもまぁ扱ってるのが原子力とかその燃料とかって部分が繊細な為、アメリカ・ニューヨーク市で起きたテロ事件(9/11)以降、セキュリティの関係で一般公開はこれまでずっと取り止めになっていたらしく、なので今回は稀なチャンス、、、ってので、ここの顧問弁護士をしてる Darrochが私たちにツアーをしてくれた。

「研究所」なので、研究者たちがあれこれと色んな物理的な研究のプロセスだとか研究結果だとか、原子力発電関連や放射能について説明してくれて、本当に有意義で興味深い情報に触れる貴重な機会ではあったんだけど、でも私って、実は原子力周辺のことってあんまり良く理解してないバカちんだわっっっ!って実感が痛い。

屋外のテントではBBQで焼いたホットドッグ(多分)のいい匂いがして列が出来てたのを横目に、朝食が遅かったからそこでのランチは抜かして、更に隣町の Petawawaへ向かった。



Petawawaでは何故か?ミリタリーや警察関連の公式用具(銃器とか)や服飾(コンバット・ブーツとか)道具(バックパックや携帯品など)を扱う専門店に寄り道、、、と思ったら Davidが注文しておいたらしい革の"heavy-duty"なベルト(警察官仕様)をピックアップしてた。


そんな流れで、途中からもの凄い土砂降りの雨の中『CFB Petawawa Military Museum』ってのも見学。(CFBはCanadian Forces Baseの略で、実際、Petawawaには軍の基地がある)





帰りにどうしても珈琲が飲みたくなって、ハイウェイ沿いの『ティム・ホートンズ』に寄って貰い、抜かしてしまった昼食の代わりに?皆で食べられるようドーナツを1ダース、珈琲と一緒に買った。


チェーン店なので、しょっちゅう寄るTimmy'sではあるんだけど、でも1ダース入りの箱でドーナツを買ったのは意外と初めてかも?なんて思ったり。

いずれにしろ、珈琲と合わせても9ドルしない安さに驚き!


そして夕食にはピザ。デザートには大きなパイ。カロリーも糖分も摂取過多な週末だけど、ま、たまにだからいいよね!?なんて皆で口を合わせて言いながら。
(あ、勿論パイはヴァニラ・アイスクリーム添えで♪)




2012年8月14日火曜日

8月10日(金曜日)

週末の天気予報は連日雨マーク、、、にも拘らず、私たちは先週の金曜日の朝、友人夫婦の待つオンタリオ州(Algonquin Provincial Park/アルゴンキン州立公園の近く)に向け、ハイウェイをひたすら西に車を走らせた。

天気予報の通り、どんよりと曇った空に時折の小雨が降る中。


ハイウェイの左右には、広がる牧草地帯と林や森の緑色が延々と続いて、何とものどかで眠気を誘うような。


途中、Ottawa/オタワでハイウェイ沿いのレストランに寄って(例によって例の如くケベック州に無い『Red Lobster』♪)昼食の前後に、Trixie(the dog)を散歩させたり。

そこから更に西へ200km程度走って、ようやく私たちの目指す、人口4000人余りの小さな町 "Deep River"に到着〜。


Davidの古い友達 Darrochと半年振りくらいでの再会の後、彼がBBQで焼いてくれたバーガーの夕食を食べ(奥さん:Carolynは、彼女の具合の悪いお母さんを訪問中で夜遅くなって帰宅)、近所のアイスクリーム屋(Laurentian View Dairy Ltd.)まで散歩。

8月とは言え、さすがに雨降りの夕方はそうそう暑くもなく、それでなくても Deep Riverは Montrealよりも常に2〜3℃くらい気温が低いし、素足にサンダル履きの足元が雨に濡れて更に肌寒い感じで。


私以外の皆が揃って、アイスクリーム・コーンに山盛りされた色んな種類のフレーバーのアイスクリームを美味しそうに食べる中、思わずコーヒーを買ってしまった私。。。

ふぅ〜はぁ〜♪って感じの温かさが嬉しく。

散歩の後は、皆でテーブルを囲んでドミノ(Mexican Trainってゲーム)で夜遅くまで無邪気に遊んで、夜中過ぎに就寝。