2016年5月19日木曜日

羊の形のクッキー

良い季節になると気分が開放的になるのもあり、外出する機会が増える気がする。

それでなくとも家にいると勿論、通常の家庭業務としての家事があるし(窓ガラスを拭いたりアイロンを掛けたり)、それに加えて多少の庭仕事。

庭に出て花壇作りや雑草取りや、買って来た植木を植えたり、水をやったり、一連の作業をしているとあっと言う間に数時間を費やしてしまう。

冬の間みたいに、多分、本来は孤独に家に籠ってファイバーアートの作業に没頭してたりする方が性に合ってるような気もするのではあるけれど、季節に誘われて心も軽く外に出て、人々と交流したい欲求にも駆られる。

なので作業は全く捗らないし、読み掛けの新聞も溜まってしまうし、ちょっとだけ気分が満たされない。

とは言え、出掛けた先で不特定多数の人に会ったり、顔見知りの仲間に囲まれたり、楽しいお喋りで笑い転げたり、新しいイベントやお店の情報を耳にしたりする刺激は、独りで家に籠っていては得られないものだし、自分にとって貴重な時間と体験である事は実感してる。


今週の火曜日は隔週で参加しているテキスタイル・センターでのサークルの日で、私よりも年上の知的で芸術的な女性の集団でのお喋りは本当にウィットに富んで面白可笑しく、そして為になる話題ばかりで、ミーティングの後は私を含む5人だけでウェンディさんの運転する車に乗り込み、少し離れた場所に新しく出来たカフェのランチを試したり、地元に古くからあるアンティークの倉庫みたいなお店を一緒に覗いたり、盛り沢山で楽しかった。


今日は別のグループでのラグ・フッキングの集まりがあって、メアリー・ロスさんのお宅に初めてお邪魔したんだけど、小学校の教諭を引退されたメアリーさんは家の中やお庭を案内してくれて、彼女がフッキングした沢山の作品も見せてくれた。


で、ここからは食べ物の話。


初めて伺うメアリーさん宅への手土産にウォーカーズのクッキーを持参。

"Walkers/ウォーカーズ"と言えば "Shortbread/ショートブレッド"クッキーでお馴染みのスコットランドの老舗で、オリジナルは多分、カロリーメイトと似たカタチの四角い棒状かと思うんだけど、種類が幾つかあって、チョコレートチップ入りのは丸いカタチだったり、可愛いのはスコットランドを代表する犬:スコティのカタチだったり、クリスマスの時期にはサンタクロースの顔のデザインだったり。

でも、でも、「ヒツジのカタチ」ってのは余り見た記憶がなく。。。


折しも、最近何かと「ヒツジ」に縁があったので、咄嗟に迷わず購入@Home Goods。

"Home Goods"は、何故かカナダでは名称が変わって "Home Sense"なんだけど。

色々と面白いお洒落な家具や雑貨を魅力的な値段で売ってるチェーン店で、一体どんな商品に出逢うか予測が付かないって部分が冒険的で、大好きな店ではあるんだけど、それでも正直、その店で食べ物を買うって意識は無かった。

何となく「怪し気な商品」って感じの先入観しか無かったから。

ところが!

つい最近、何を思ったか気紛れに買って見た「フランス製のマドレーヌ」が予想外に美味しくて、思わずパッケージを確認しちゃったんだけど、正真正銘フランス産で、フランスから輸入されたマドレーヌで、しかも大袋の中には「個別包装」されたマドレーヌってのが驚きな程に新鮮な感じ。

買う時に確認済みではあったけれど、ちゃんと賞味期限にも余裕があったし。

なので私の中での新しい認識は、「Home Goodsで売られてる食品類の多くは海外から輸入されたグルメ食品」という結論。

あ、でも「ティラミス味のフレンチ・マカロン」は何故かイタリア産で、ケベック州で食べ慣れた「フランス風」のマカロンに見掛けは一緒でも、内容はまるで違って余り美味しくなかったのは残念だったけれど。

とにかく、珍しい「ヒツジのカタチのショートブレッド・ビスケット」も、だからさすがに Home Goodsならではだわっ!と勝手に納得。

今日の集まりにピッタリ♪と思った通り、メアリーさんに大ウケ。

フッキング仲間である他のメンバーたちにも好評だった。

よっぽど気に入ったらしいメアリーさんは、今日は欠席だった別のメンバーに箱の写真をメールしたらしく、「何処で買えるのか?」って質問のメールが早速、私のところに別のメンバーから来たってオチで。

面白いのは、スコットランド産のクッキーの外箱に何故か日本語で印字されてるの。


どうやら、限定版なのかどうかは不明として、この羊の形をしたクッキーはスコットランドから日本へ輸出する為の、日本国内で販売される目的で包装されたものらしい、と言うこと。

果たしてそれが、どんな経緯で、スコットランドから日本へ渡る途中で、アメリカのミネソタの小売店の店頭に並ぶことになったのか?ミステリー。

しかも、そんなミステリーにも拘わらず、結局、日本人である私の手に落ちるとは、どんな因果なの?って感じに奇遇な気がしないでもなく。

とは言え、日本語訳で印刷された表記の原産国名が「英国」になっていて、ちょっとちょっと、スコットランド人が見たら怒るわよ〜って感じ。

未だ日本人にとってのユナイテッド・キングダムの認識は浅く、イングランドもスコットランドもアイルランドもウェールズも皆、一括りに「イギリス」なんだろう。

ま、北米人化しつつある私にとっても曖昧な線ではあるけれど。


そして食べ物ついでに他の食べ物の話。

ケベック州で名物の "Poutine/プティーン"が突然、食べたくなった時。

実はラッキーな事に、うちの近所にある「フィッシュ・アンド・チップス」の店のオーナーがたまたまカナダ人で、プティーンも売ってる。

一時は 『Trader Joe's』で冷凍のプティーンも売ってたけど最近は見ない。

この間、家で試した妥協策はハッシュブラウンのプティーン。



無性に塩ラーメンが食べたくなった時。


インスタントのラーメンに「芽キャベツ」が絶妙に美味しかった。



季節のデザートはキーライム・パイで、久し振りに作ったのはこんな風。

*ちょっと「アメリカのパイ」風に感化されたかも*


シニア施設のギフトショップでヴォランティアの日に、社食にて無料のランチ。


ヴォランティアはタダでランチが食べられる特典があるんだけど、私のシフトは午前10時から午後1時までの3時間で、ギフトショップ内での飲食には抵抗があったから、これまで食べる機会が無かった。

先週はたまたまお腹が空いてたし、メニューが「チキン・ポットパイ」だったしで、無性に食べてみたくて、だからちょっとだけ店を留守にして、隣にある社食が混み合う前に駆け込み、トレー毎ギフトショップに持ち込んで食べた。

お客さんがいつ来るか分からないから、さすがに落ち着いては食べられなかったけれど、予想外に "quinoa"入りのサラダが美味しかった。


先週末は初めて、ようやくレストラン『Chili's』を体験。

*前菜のプレートはチーズ揚げ、ピクルス揚げ、メキシコ風春巻き*


アメリカ風なファミリーレストランでのメキシコ料理。

昔、好きだったバンド "Creed"のメンバーでギターリストのマークがアルバイトをしていて、バンドのセッションだか写真撮影だかの際に、チリーズのロゴが胸に入った制服のポロシャツを着て現れた、、、ってエピソードが印象的で、いつかアメリカでチリーズを体験(ロケーションは違うけれど!)してみたいとずっと思ってた。

ま、メキシコ料理なだけに、結論として、我が家の気に入りはやっぱりメキシコ人が経営してる個人経営のレストランで、本格的な雰囲気があるし、料理も本格的なメキシコ風(多分)だし、何と言っても英語が話せないメキシコからの移民が働いてたりするから、片言のスペイン語で注文したりする楽しさがあったりするのも魅力で。


と、何だか食べ物ばっかりの話。






2016年5月16日月曜日

羊と羊毛の祭典

既に夏日のような日があって気温が30℃近くだったから、すっかりそんな日々が続くのかと錯覚してたら、土曜日は再びの冬日だった。

先週あたりにあわてて夏服を出したり、ウールの冬物を片っ端から洗濯してクローゼットの奥の方に仕舞い込む意気込みだったのに。

やっぱり完全な春の訪れは5月の20日過ぎが定説なのかな〜なんて。

とにかく、土曜日は毎年恒例のウール・フェスティバルがあって行って来た。

『Shepherd's Harvest』sheep & wool festivalと言う名称の祭典。

*広い原っぱが駐車場になっていて、入場時に手渡されたパンフレット*


新参者の私にとっては今回が2回目だけど、初めて行った去年、凄く楽しかったし、沢山のウール素材を掘り出し物価格で入手する事が出来て気分を良くしてたので、今回も行く気満々、楽しみにしていた。

大きな倉庫みたいな建物が4棟、それぞれの用途で開放されていて、ウール素材の紡ぎだとか織りだとか編物などのデモンストレーションがあったり、あとは生産者たちのブースがあって素材や作品の販売。

アンゴラ兎なんかもいて触って見られたり。

ほんと文字通りの「お祭り」って感じの気分が楽しめる。

何しろウール素材は既にもう大量に家に持ってるから、今回はさほどの買物は無かったのではあるけれど、予定外に、可愛い羊のデザインのステインドグラスの壁掛けを目にして、しかもそれがほんの15ドルだった(ステインドグラスは高価なイメージがあるし、素材のガラス片だけでも高いはず?)のですかさず購入。


意識してなかったけれど、ウール素材を頻繁に扱った手作業をすることもあり、やっぱり羊は身近な存在感なのかも?と最近になって実感してるところがあったり、今更だけど。

そんな関連で、そう言えばつい最近も羊がモチーフの銀のペンダントをフッキングのイベントで購入したばかりだった。

*こぶりのサイズで羊が3Dにデザインされたペンダント*


あとは少し、色合いや素材感が面白い糸を幾つか買った。


作って見たいものは本当に沢山あるんだけど、あれもこれも実現するのには時間的な制限もあったりして、だから素材たちの出番がいつになるか?は未定。

それでも「素材収集家」としての欲求は満たされてるからハッピーなんだけど。

作業場で氾濫してる色や素材の洪水に浸かって溺れてる状態は、この上ない快楽って感じで。


2016年5月15日日曜日

続:犬たちのポーカーナイト

フックドラグ、或はラグフッキングの手法で、引き続き、犬たちがポーカーテーブルを囲む図を制作中。

で、いよいよ犬がようやく5匹登場。

*現時点での進行状況:右下にはお茶目な Heidi#2(既に他界)*

最終的には6匹になる予定。

デザインは作業を進めながら決めて行くやり方だから、最終的にどんな雰囲気に仕上がるか?私自身にも分からない。

*コリーの雑種 Angieは細かい事にはこだわらない大らかな性格*


*グレーハウンドの Prisは Kevaの相棒で大人しい性格*


*真面目な Kevaはポーカーでも真剣*


*まずは、うちの犬:Trixieからスタート*


生存する4匹の犬と既に他界してしまった2匹の犬たち。

それぞれに、彼女たちの性格を反映させてデザインにしたいんだけど。

この世にはもういない2匹の犬たちを登場させてるけれど、彼女たちを天使として描くかどうか?(天使の輪と羽根を加える、とか)迷い中。

いずれにしろ、随時、デザインを追加しつつの作業なので、水で消せるインクのペンは簡単な下書きを加えるのにとても便利。←最近になって初めて使ってみた!

以前は油性のマジックペンでいきなりの下絵描きで、だから時々「ちょっと違うな〜」って変更するのが大変だった。

犬たちを全員フッキングし終わったら、次は背景の作業で、室内の内装デザインを決めて行くのは楽しみ〜。

壁の色とか、壁にはどんな絵を飾ろうか、シャンデリアを下げようか、とか。

自分はやっぱり内装のデザインとか「お絵かき」とかの作業が本当に大好きなんだなぁ〜ってのを実感しながら、あとは今回、初めて犬というテーマをフッキングしてみて、それがとても楽しくフッキング出来る題材だってのが新発見で。

猫は幾つかフッキングしたことがあったけれど、犬は何故か自分の中で「準備中」な心境で、「素材として温めていた」って部分があるので、文字通り満を持しての取り組みって感じかな、大袈裟に言うと。






2016年5月13日金曜日

犬たちのポーカーナイト

相変わらず、色々とやりかけのプロジェクトが幾つもあるんだけど。

凝りもせず始めた新しいプロジェクトは、フッキングの手法。

前々から頭の中にあったデザインは「ポーカーをする犬たち」で、勿論オリジナルのランダムなデザインだから、下絵は無し。

性格的なこともあるんだろうけれど、最初に下絵のデザインを完成させることに抵抗があって、細部のデザインをあれこれ最初から決定してしまうのが嫌だったり、そういうのは何だか窮屈に感じてしまう。

もっとこう、、、最終的にはどうなるか分からないけれど、、、みたいに行き当たりばったり的な取り組みでの作業の方が自分には合ってる気がする。

フッキングの良いところは、油絵と同様、完成までの過程で何度も手が加えられる。

なので作業を進めながら随時デザインも考えて決めて行く手法。


*まずは Trixie(右)を最初にフッキング、
次に Keva(中)と Pris(左:グレーハウンド)*


登場するのは勿論、家の犬:Trixieと、あとは家族内の犬たち。

ちょうど「編む犬」のシリーズにも登場したお馴染みの面々。

*左から:Pris, Angie, and Keva*
(たまたま家のポーカーテーブルの上での撮影だったし!)


*既に "Knitted Dogs"として過去の作品に登場した犬たち*


編物とは手法が違うので、見た目の違いも大きいけれど。

あとは手元にあるウールが限られてるから、ある色と無い色が当然ある。

無い色は勿論、妥協して本物とは違う色になる分、雰囲気がかなり違う仕上がり。


この週末は、郊外の牧場でウールのフェスティバルがあるから、朝早くから出掛けて素材を仕入れて来る楽しみな計画。




おりじなるアクセント

この間、時々利用する高級スーパーマーケット(因みに『Byerlys』)のデリ・カウンターにて、量り売りのハムをスライスして貰ったりの注文をしてたら、偶然隣り合わせた見知らぬ老婦人に予期せず声を掛けられて驚いた。

だって余りにも予想外な彼女の言葉は

「まぁ、何て綺麗なアクセントなんでしょう〜」

だったから。

自分にとって第二母国語である英語だから、流暢とは言え永遠に完璧になる可能性は無いと思ってるんだけど、それでも褒められるのは嬉しい。

それで勿論、立ち話での身の上話的な会話で盛り上がり。


その女性には3人の息子さんと一人の娘さんがいらして、お孫さんも11人いるんだそうで。

娘さんは韓国からの養子縁組の養女とのことだけど、ミネソタ州には韓国から養女として受け入れられて地元の家庭で育てられて、現在30代とか40代とかの年代層での女性たちが沢山いる。


カナダでは、中国から養女として移民した女性を多く見掛けたけれど。

なので義母と私の二人で出掛ける際に私は、自分が「白人家庭に養子縁組された中国からの娘」と勘違いされる事もあるんだろうなぁ〜なんて、いつも漠然と考えてたりしたんだけど。


北米の人々が養子縁組を考える際に、受け入れる子供の人種や国籍にこだわらない姿勢は、そういった習慣の無い日本で育った自分にとっては本当に斬新であり、その意識の柔軟性は本当に素晴らしく、感動さえ覚える。

たまたま Erikaに見せられた You Tubeのヴィデオで、3組のアメリカ人(多分)カップルに養子縁組についてのアンケートをしてるんだけど、とても興味深い。

*色々と考えさせられて興味深い*


そこでも3組のカップルが全員、「国籍や人種の選択」の設問に躊躇うことなく即座に「こだわらない」を選択してるから。

へぇ〜っ!って感じに、私には目から鱗みたいな衝撃。

と同時に感動的でもあり。



とにかく、話はかなり飛んだけど、道ですれ違う見ず知らずの人と笑顔で挨拶したり、お互いの気分が合ったら他愛の無い短いお喋りをしたりするだけで、その日一日が明るいものになる気がする。

顔見知りの人とすれ違った際にも挨拶は勿論、何かしら気軽に相手のことを「褒める」習慣ってのも、いつの間にか身に付いて気に入ってる。


ケベック州では、人とすれ違っても果たして相手が英語人か仏語人か解らず、おまけに、例え相手が英語を話す事が出来る人でも「敢えて仏語でしか喋らない」と制限してる気難しい人だったりする可能性もあるから余計に、気軽な挨拶をすることに抵抗があった。

社会的な規制みたいなものを常に感じて、精神的なストレスがあったり心を開放的にして他人を受け入れるような土壌じゃなかった、と今になって実感する。

そういう意味では、アメリカは自由だし開放的だし本当に快適。


Made in Japanの私はカナダのオンタリオ州に引っ越してカルチャー・ショックの洗礼を受け、ケベック州で仏語を学んで視野を広げ、アメリカで更に新しい自分磨きを継続中〜ってな感じで、いつまで経っても発展途上なんだな、を実感。

何年経ってもどんなに生きてもずっとずっと未完成で未成熟、なのかも。

自分って、、、人間って、、、と考えるとキリがなく深いブラックホールの闇に引き込まれそうになるので、それは避け、取り敢えず熱い珈琲を入れて何かしら甘いものでも食べよう。。。そんな金曜日の幸せな午後。


2016年5月12日木曜日

プロムのドレス

事実上、Kaitoは今学期の授業が全て終了し、カレッジの夏休みに突入。

ビザの関係でアルバイトが出来ないとは言え、家に籠ってヒマさせておくのもシャクなので、家の庭仕事に駆り出し、花壇作りの為に土を耕して貰った。

期間限定で借りてる家だから、庭造りにも制限を感じて、思い通りのガーデニングが出来ない葛藤を感じつつ、取り敢えず殺風景なガレージ脇の花壇にホスタを移植。

裏庭から掘り起こした余剰のホスタ3種をアレンジして植え込み、真新しい mulch/マルチで覆っただけで、見違えたように「乾燥して所々に雑草が生えてる見放された花壇」から「手入れされてる庭」へと変化を遂げたのが劇的なくらい。

自分の中で無理矢理に押さえつけられてた庭仕事への欲求に火が点いた、、、かも。

敷地内に数カ所、手を加えることが出来る「放置されたスポット」があるので、今季は少しずつ手を入れて小さな「私の庭」に変身させてみたい気がしてる。


Erikaはまだ高校の夏休み突入までに1ヶ月あるものの、ケベック州の教育システムでの年度はアメリカと異なり、カナダで同級生だった彼女の友人たちは皆、この6月に高校を卒業する予定。

高校の卒業と言えば勿論プロム(正装での卒業ダンス・パーティ)は付きもので、どんなドレスで出掛けるか?とか、リムジンを手配するとか、そういった楽しい話題で盛り上がってる様子に興味津々な Erika。

少し前から夏休みの計画について色んな可能性を話してた延長で、選択肢の中にあった「カナダに行く」と言うのが、プロムの話題に刺激された Erikaの中で急速に膨らんだみたいで、現実のものとなりそう。

17歳の彼女にとって生まれて初めての一人旅であり飛行機での「海外旅行」!

6月初旬、夏休みに入ったらカナダへ行って、まずは彼女の叔母:ジェンのモントリオールのアパートに滞在して、その後、郊外の祖父母の家で滞在する予定。

現地ではプロムに飛び入り参加して、元の同級生たちをビックリさせる計画。

当然、プロムに着て行くドレスが必要になり、お得意の『Good Will』へ "hunting"に行き、淡いサーモンピンクのドレスを9ドル(!)で購入。

サイズ的な問題はデザインを手直しして解決するつもりで♪

*9ドル也のドレス*


最初に居候させて貰う予定のジェンは、劇場用の衣装を担当した経験もあるプロだから、Erikaのドレスも彼女の体型に合わせて直して貰い、カナダのプロムで着た後はアメリカに持ち帰って今度は来年、自分の卒業プロムで再び活躍させるらしい。

「可愛い子には旅をさせよ」とは昔から言われる事ではあるけれど、まさか自分が自分の子に旅をさせる時期が来る実感も心構えも無かったから変な感じ。

Erikaは私に連れられて何度も日本へ渡航して飛行機の乗り換えも体験してるし、家族旅行で別の国に行った経験もあるから、単独とは言え飛行機に乗る抵抗感はさほど無いみたいで。

国境を越えるセキュリティや税関のチェックがあるとは言え、カナダ人の彼女がカナダへ旅する訳だし、当然、言語での問題がある訳でも無いけど。

だからまぁ、母親である私にとっては、子供を「サマーキャンプ」に送り出すって感じの心境。

実際、サマーキャンプに子供を送り込んだ経験も無いので飽くまでも想像ではあるんだけど、北米の夏休みは2ヶ月以上もあって長いから、多くの家庭で子供たちをキャンプに送るんだけど、色んな団体が運営するキャンプでは様々な楽しいアクティビティが連日でスケジュールされていて、親元を離れての団体行動を体験する事で、ひと回り大人になって帰って来る、、、ってのが定説、かな。

自分の家と言う "comfort zone/コンフォート・ゾーン"から離れて、色んな体験を通して視野を広げたり、今後の人生に何かしらのインパクトを与えるような、想い出に残る旅になるんだろうな、と漠然と期待している。


合間に Davidは Las Vegasへの小旅行があったり、自転車でミシシッピ川に沿って走り連日キャンピングする1週間のツアーへの参加があったり。

なので夏の家族旅行ってのは特に無いだろうって感じの今季。

来年の夏は日本へ行きたいね♪なんて、 Erikaと私は密かに「母娘二人旅行」を楽しみに計画してたりするんだけど、果たしてどうなることやらの未定。


夏がやって来る解放感のワクワクと、子供たちが毎日うちに居てグータラする重たい空気感への憂鬱さと、入り交じった複雑な心境。


2016年5月8日日曜日

紫はプリンスの色

今日は母の日。

日本は北米よりもひと足早くに母の日を迎えたので、夕べ実家に電話を入れた。

鉢植えの赤いカーネーションをネット注文して送ってあったんだけど、まずは電話に出た父が嬉しそうに

「綺麗なお花が届いたよ〜、ありがとね〜♪」って。

まるであたかも自分に贈られたかのように言うので戸惑った。

まぁ、とにかく父も母も共に揃って何とか元気に生活できてるから有り難い。


私なんて、まるで毎日が母の日みたいな生活だから更に有り難いんだけど。

ありがたやー、ありがたやー、と感謝の日々で。

だから今年は自分へのプレゼントではなくて、ユニセフの募金に寄附した。


当初から今夜は宅配のピザ(実際にはピックアップだけど)を食べる予定だったから、デザート用に今シーズン初のキィライム・パイを作った。

朝は Davidと二人、子供たちがまだ寝てる間に Trixieを連れて犬の公園に行った。

公園に向かう途中、以前から Davidの気になっていた『SONIC』と言うドライヴインみたいな軽食のレストランに寄って、車の中での朝食を食べた。

日本にも勿論「ドライヴスルー」はあるけれど、アメリカは、カナダよりも更にドライヴスルーのサービスが多い気がする。

レストランだけでなく、銀行のサービスもドライヴスルーだったり。


犬の公園から帰った後は、Kaitoを加えて3人で映画に出掛けたけれど、上映時間の変更があったようで、次の上映までの待ち時間が長いから諦めて帰宅。

帰り道、ガーデニング用の土を買って来た。

少しだけ、既存の花壇に手を加える予定で。

ま、単にホスタを株分けして殺風景な部分に移植するだけの作業なんだけど。


あとは普通にのんびりの日曜日で。


相変わらず思い付きで始めるプロジェクトが幾つもあって、それぞれが割りと面白く進んだりすると、気紛れで始めて見たとは言え最後まで完成させることになるので、あれもこれもと収拾がつかない状況なのはいつもの事で。

少し前に「プリンス」が急逝して、ミネソタが地元の彼だけに、新聞には毎日、彼の記事がプリントされていて、縁あってミネソタ在住の身をなった私にとっても、そんな状況は更に彼の存在を身近に感じさせるものがあり。

ある日、雨降りの日があって、思わず♪パープル・レイン♪を口ずさみながら新聞を読んでたら、在りし日のプリンスの写真に目が留り、、、何となく、彼の姿をラグ・フッキングの手法でフッキングしてみたい欲求に駆られた。

予め計画してた訳じゃないから、下絵のデッサンとか構図とか無しで。

まさに落書き風のフリーハンドで。

紫色のウールでアウトラインをフッキングしたら、割りといい感じで。

思い掛けず気に入ったので、小さい作品だけど、仕上げて見ることにした。

ま、最終的にどんな風に仕上がるのか?見当も付かないけれど。

いつもの「気紛れ作品」なので。

*取り敢えず、紫色の濃淡だけで制作中*



*最初の気紛れ "doodle"のアウトラインはこんなスタートで*


紫色を基調にフッキングして、デザインの一部に薔薇も紫で加えてみた。


電話で話したばかりの父が、たまたま薔薇のアーチを作ってる最中で、色んな種類の薔薇を買って来て庭のあちこちに植えてるって話で。

薔薇は私も大好きで興味があるから、一体どんな種類を買ったのか訊いたら、何だかとっても珍しい「青い薔薇」らしいってので更に興味津々。

名前を訊いたら「ソニアドール」って。

早速、検索してみたら、青と言うよりはやっぱり紫色の薔薇だった。

偶然、プリンスの薔薇と一緒だわ♪