Erikaが階下からやって来て「あれ、仕事行かないの?」って。
「・・・・・」
いや、あんた毎日が休日だから曜日の感覚、無くなってるね。。。
Kaitoも Erikaもカレッジの授業が終了して事実上は夏休みだから。
そして二人とも殆ど毎日うちに居て曜日に関係なく好きな時間に寝たり起きたり、コンピューターに向かって過ごしてるから無理も無いンだけど。いやはや。
とは言え、Kaitoは夏期講習でスクリプト・ライティングの授業が始まるし、インターンシップでミネアポリスの映画プロダクション会社にて、脚本関連の仕事も少しだけするらしい。
そんな彼、7月の誕生日を迎えると21歳になる(信じられないケド!)ので、いよいよ社会的には「成人」と見なされ、Davidの扶養家族としてのステイタスで米国に居住する権利を失う事になり。
カナダ人だからカナダに帰って暮らせばいいってだけの話ではあるんだけど、高校生で米国に引っ越したからカナダでの教育も経験も人脈も無く。
新宿生まれだから日本の国籍を維持して、じゃあ日本に引っ越して暮らす?とか言っても、日本での生活経験が無いのは同様で。
ビザの失効まで時間が迫ってるし、取り敢えずの手段として手っ取り早いのが学生ビザを取得するって事だったんだけど、カレッジを通して申請すると取得まで半年くらい掛かるかも知れないから間に合わない。
じゃあやっぱり単身カナダに帰国するしか無い?かと思ったら、国境へ行って手続きすればその場で問題が解決するらしい。。。ほんとかいな?
たまたま David自身も彼のパスポートへの証明が必要だったし、実は私もビザの延長手続きが必要だったりで、Davidが勤務する会社に任せれば経験ある専門の弁護士が勿論やってはくれるのだけど、会社が負担する費用がべらぼうに高く時間も延々と掛かりそう、、、ってので、急遽、Davidと Kaitoと私の3人でカナダ国境を目指す事になった先週末。
まずは北に向かって五大湖の一つであるスーペリア湖畔の観光地: Duluthを通過(ここまで車で3時間程度)し、湖に沿って北東に向かうとカナダの国境に到着(更に3時間前後)。
*海のように大きな湖:Lake Superior*
*延々と続く湖を右手に北上*
*流石にカナダは寒かった*
申請自体はアメリカ国内ですることは出来ず、基本カナダからの入国という形が必須と言われ、ほぼ数年振り?に国境を超えてカナダ国内へ入国。
そのままUターンしても良かったけれど、せっかくカナダへ来たから少しだけカナダを体験して行こう、って事にしてオンタリオ州の Thunder Bay/サンダーベイと言う、国境から30分程度の町で一泊して来た。
予め計画した観光旅行じゃ無いし、小さな町だし、着いたのが土曜日の夕方って事もあり、取り立ててこれと言ったアクティビティも無く。
ホテルのフロントで教えて貰った地元のギリシャ料理の店で夕食の後、私はホテルに戻り持参した編物、Davidと Kaitoは夜9時半から上映の映画『deadpool 2』を観に出かけ、夜中過ぎに帰って来た。
翌日の朝はカナダならではのチェーン店に寄ってカナダでしか買えない特別なものたちを幾つか「お土産」に買ったり。
*カナダを代表するチェーン店*
*Davidが嬉々として買ってた安価なマグ*
アメリカの国境に戻って入国審査、、、は、いつもの事ながら緊張する。
特にトランプ政権になった現在では移民制度に変化があるみたいだし、色々とネガティブな印象が濃い傾向の最近なので。
アメリカ南部の国境に比べると(飽くまでもイメージのみ)警備も思った程に厳しく無く、ちょっとだけ拍子抜けで、カナダから入国する人々と審査官との会話も多少の緊張感はあるものの割とのんびりとした内容だったりで、ひと安心。
多少の時間は要したものの、ほんの30分程度?そして、費用が何と!一人当たりにつきたったの6ドル(×3=18ドル)ってので驚き。
会社の弁護士を通したら数千ドルとか聞かされてたので余計に。
とにかくこれで、あと1〜2年は安心してアメリカで暮らすことが出来る。
因みに余談ではあるけれど、毎年アメリカでグリーンカード(永住権)が当たる宝くじみたいな抽選があって、それなりに書類を用意して写真と共に申請するので面倒ではあるんだけど、密かにそれに応募してたんだけど、結果発表が今月あり、予想通り見事に外れたらしい。。。
国毎の割り当て数があるらしく、日本やカナダからの応募は比較的少ないから、確率的には多少高め?と言う噂ではあるんだけど。
私自身への週末旅行のお土産は、Duluth近くの湖のビーチで拾い集めた石たち。
綺麗な石がいっぱいで、時間に制限が無ければ半日くらいは楽しく石拾いをして過ごせそうな気がした。
6 件のコメント:
いつも素敵なご家族の日々ですね
単一民族単一国家のウサギ小屋でのんびりと暮らして来た私には 羨ましいばかりですが・・・
とはいえ 国をまたいでの生活も想像以上に色々と大変なんですね
異文化を旅行で少しかいま見るのが唯一の楽しみですが それも 体調的にだんだん遠方には難しくなりつつあります(;^ω^))
「あんた毎日が休日だから曜日の感覚、無くなってるね。。。」
はい! Erikaさん同様 私たち夫婦も 主人が定年後 まったく同様で・・・( ^ω^)💦
わーおっ
何がびっくりって弁護士費用の高さもですがカイトさんが21歳っ!!
冷静に考えると大学生の姪や社会人として働く甥と同じ年なんですが何故かびっくりしちゃうミラクル・・・・
まゆみさんとネットで出会ってから10年過ぎたんですね~~Σ(・ω・ノ)ノ!
改めてこれからもよろしくお願いします。
しかし色々上手くまとまり懐かしいカナダへの旅も楽しそうで良かったですね。
また落ち着いてアメリカ生活楽しめますね~~。
私はこちらの生活も順調ながらまた海を渡る(国内だけど・・・)日が近そうな雲行きにドキドキしてます。
では、お互い緑の濃い季節楽しみましょうね~~。
ミランダkeikoさん♪
アメリカは自由な空気いっぱいで開放的で暮らし易いのではあるんですが、
政治情勢(←現在のトランプ政権とか)によっては移民への締め付けが厳しくなったり
銃の規制を巡っての問題があったり、
私たちのようにアメリカ国籍を持たない住民にとっては時として神経質にならざるを得ない場面もあったりするのが現実で。
(先週もグァテマラ出身の女性20歳がテキサス州の国境辺りで警備の男性に射殺されてしまったそうで衝撃を受けました)
まぁどの土地も住めば都、なのでしょうが、一長一短ある、と言ったところでしょうか。
精力的に色んな国を旅されていて、本当にその身軽さと冒険心は凄いなぁ〜、とmixiの日記で感心させられてます。
確かに旅には体力が要りますね〜。
健康で無いと!とは実感するところです。
うふふ♪
長年に渡って勤務されたのですから、定年後は堂々とのんびり〜♪ですね!
次はどんな旅に出られるのか?楽しみにしています。
Mutsukoさん♪
何しろ米国は「石を投げれば弁護士か医者に当たる」ってくらい(←私が勝手に言ってるだけですが!)で
とにかく弁護士と医者にお金が掛かる土地柄のようです。
そうなんですよねー。
Mutsukoさんの姪御さんが都内で単身勤務とかってのも私にとってはショックでしたが。(笑
確かに自分の息子が21歳ってのも、エェーっ!?いつの間に?みたいな衝撃だったりします。
それにしてもネットで知り合ってから10年、、、ってのも凄いですねっ!!!
うわーっ、って感じです。(笑
出逢った頃のmixiは活気があって楽しかったのですよね〜。
昔の時代ならばペンパルと言ったところでしょうけれど。
実際に会えるか会えないか?は謎なところですが、面白い関係ではありますよね。
あら〜、また転勤ですか。。。ほんと大変ですよねお引越し。
北の海を渡るのかしら???
なんて勝手に想像してますが。
色んなことが滞りなくスムーズに運ぶよう願ってます!
綺麗な景色ですね~。デスクの横の地球儀で何処だ?!と見たら書かれてる地名がちゃんとあっておぉ~ここか~!と一人で地球儀と写真を楽しみました🎵
カナダのメイプルマークは本当に可愛いですね!
手続き無事終わって良かったですね。アメリカ、本当に今後何処に向かってるのだろうか・・・と思いますよね。
でも空港のイミグレ、機械化されて前のようなあの係官の恐ろしい待遇に合わなかった!と聞いたのであらま!と思ったり。別室経験者の私からすると飛行機なら入りやすくなったのか!?と思ってみたりです。
所で、石!可愛い💛いろんな色のドットが入ってるなんて不思議な石ですね!作品やインテリアに使えそうですよね。
こちらは奇麗な海や湖が無いので水辺のキラキラしてるのを見るとこれからの季節、涼しげで良いですね。
既に30度近くなってて5月なのに!?何処も異常気象なのかな・・・
と言ってもこちらも良い季節です!海外だと空が高く見えるのはなんでかな?
paraさん♪
おぉ〜、地球儀にも地名ありましたかっ!?(笑)
五大湖って、高校の地理で習いましたが、本当に大きな湖なんですよねー。
カナダのトレードマークは赤と白で、日本と似てますが、楓のデザインは印象的ですよね。
まぁアメリカの国旗もデザイン的には魅力的だとは感じますが。
政権によって魅力がダウンする場合も。。。!(笑)
入国審査は審査官との相性などもあり、意地悪な人に当たると最悪ですよねぇ。
それでなくとも無愛想な人に当たるとアンラッキー、とか思いますが、
相手も人間、家で嫌な事あったのかなー、仕事に飽きて嫌々ながらやってるのかなー、
だったらさっさと転職して欲しいなぁ〜、なんて勝手に脳裏でシナリオ想像したり。(笑)
石、コンフェチみたいに色が入ってるのが魅力で、ほんと自然の不思議ですよね。
シーグラスなども素敵ですよね、夏は特に。
アメリカも既にあちこち嵐で水害が出てるようです。
洪水や土砂崩れ、怖いです。
少しくらい暑くても、竜巻さえ来なければ文句言わないようにしてます。(笑)
空が高く見えるのは広いからですかねー?
日本だと東北や北海道、郊外や山間部で体感出来るかも???どうかな?
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