2017年10月1日日曜日

October 1st

今日から10月。

樹々の紅葉も始まり、気温もぐっと下がって本格的な秋らしさを増して。

明日の洗濯日にはベッドのシーツをフランネルに替える予定。

Davidは、雨が降ったり止んだりの寒そうな天気にも拘わらず、新しく買ったばかりの備品やウェアを試したくて、数時間のサイクリングに出掛けたんだけど、家でぬくぬくしてる私の目には何かの「罰ゲーム」にしか見えず。

一体どうして好き好んで寒い小雨模様の中を数時間も自転車に乗る為だけの目的で出掛けて行く気になるんだろう?

その心境はクレイジーにしか思えない。

なので当然、私は暖かい家の中に留まって珈琲など飲みながら自分の好きな事に没頭してたりするんだけど。

そういう意味では、同じ趣味を持って一緒に楽しめる夫婦の関係も良いンだろうけれど、全く別の趣味を持って互いに干渉することなく、存分に独りの時間を満喫し合える関係も、それはそれで悪くないと思う。


Davidが単独、自転車で遠出した際に立ち寄ったトレイル沿いのカフェやドライヴ・インが風変わりで面白かったりすると、そんな場所を私にも見せたかったりするみたいで、週末に車に Davidの自転車を積んで一緒に出掛けて行ってカフェでブランチを食べた後、彼と自転車を下ろして私だけ先に車で帰宅、とか。

*自転車と歩行者だけが通行できるトレイル脇の簡易カフェ*
(私たちがブランチの後、次々サイクリストのお客さんがやって来てた)


ある週末には、かなり遠くのドライヴ・インがレトロな様式で面白いから、と言うので、夕食の為にわざわざ高速道路を30分くらい車を走らせて出向いてみたり。

こんな遠くまで本当に自転車で来るのっ!?みたいな距離感。

せっかく夜間の長距離運転の機会だから、ってので、仮免で自動車の運転免許取得に向けて運転を練習中の Erikaにハンドルを譲って、Davidは助手席、私は後部座席に座り、不慣れな彼女の運転にヒヤヒヤとハラハラ、ドキドキしながら余りのストレスで気絶しそうになったり。

暗くなって、しかも雨の降り出した高速道路を Erikaの運転で辿り着いた先は、『Minnetonka Drive In/ミネトンカ・ドライヴ・イン』と言う名前のレストラン。
http://www.minnetonkadrivein.com/our-story.html

車で乗り付けてマイクで注文すると、料理をトレーに乗せて車まで持って来てくれるので、それを車に乗ったまま車内で食べる、というレトロな様式。

私は欲張って(せっかく遠くまで来たし、最初で最後の機会かもしれないし!ってので)あれもこれも注文したんだけど、驚いたことにどれもこれも美味しかった♪

食べ切れなかった分は翌日の Kaitoの昼食になったので無駄も無し。

白身魚のフライのサンドウィッチも、ステーキのサンドウィッチも、どちらも美味しいと言って喜んで食べてた Kaito。


合間のヴォランティア先では、時期外れとも思える紫陽花が見事な花色で咲いてるのが夢のように綺麗で思わず写真に撮ったり。




ふと見ると、池の噴水に虹が出来ていてラッキー♪ってのでこれも写真に撮ったり。




Textile Centerには二度目の「納品」としてハロウィン関連の作品を中心に届けた。


残念なニュースとしては、Textile Center仲間と行くランチの店として気に入りだった和食レストラン『Obento-Ya』が閉店になってしまったこと。

何処か別の「美味しい弁当を出す店」を探さないと!ってのが目下の合言葉。


そして目先の目標としては、次の土曜日に迫ったイベントで販売する為の作品作り。

引き続きあれこれと売る為の作品を作ることに没頭してる。

それが終われば次は Textile Centerで販売する為のクリスマス商品作り。

自分の手作り作品を販売する意図なんて無かったのが嘘のように。

背中をポンっ♪と押された弾みに始めた事が、どんどんと本格化してるような。

嬉々として手仕事に集中する時間が長いのも苦にならないから、きっとこれは自分にとっての天職みたいなものなのかも、と思う。

経済的に生活を支える足しにもならないとしても、飽きずに愉しみを見出すことの出来る作業であり、日々のその日暮らしの私の人生を満たし。

おまけに誰か、不特定多数の顧客となる第三者の心に何かしら作用するような、微々たる効力を持つモノを創り出す事が出来るかも知れないと言う自己満足も満たし。

自分の作品を気に入ってお金を払ってくれる奇特な人がこの世に存在するかも知れないという、ほとんど奇跡的な現実に感動してしまう。


父も母も器用な人だったから、その血を受け継いだのかな〜?なんて。

手仕事の作業は私にとって、ある意味、瞑想みたいな部分もあり。

針を持つ手を忙しく動かしつつも頭の中ではあちこち色んな所を旅してる。

脈略の無い過去の風景を懐かしく思い出したり、無作為な登場人物として過去に知り合った人々の事が次々と思い出されたり、本当に取り留めも無く。

とにかく、割りと頻繁に思い出す父と母には感謝の気持ちもあり、その割りには音信も途絶え気味なので、久し振りに懐かしくなって電話を掛けてみたり。

とは言え、いつもの事ながら大した会話にもならなくて、まぁ元気な声が聞けたらいいやね、みたいな短いやり取りで終わるんだけど。


秋は何だか切なくて物悲しい気分に浸ってしまうような魔力があるような。

だから夏が好きなんだけどなぁーーーっ。

と言っても仕方ないので、まぁハロウィンを楽しみに気分を盛り上げて、充実した10月を過ごす事が出来るよう前向きに。


近所のジェシカさんに貰った小さな緑色のトマトの袋の中には、同じく緑色をした幾つかのバナナ・ペッパーも入っていて、、、あぁ!これはひょっとして、このままピクルスを作ることが出来るキットなんだわ!って事に気付いたのは、たまたま夕食に招待して貰った元ご近所さんのケイトさん宅で、彼女の自家製のピクルスが偶然にも「小さな緑色のトマトとバナナ・ペッパーのピクルス」だったから。

それで初めてピクルス作りに挑戦。


*砂糖と塩を加えた酢液に紫玉ねぎとハーブ各種も追加*


周囲の人によってもたらされる偶然の出逢いとか知識とか機会とか縁とかタイミングとか、「新しい入り口の扉」を開くことが出来るのは本当に有り難いと思う。



6 件のコメント:

ミリンダ さんのコメント...

どこの国にいても季節の移ろいはやってきて私たちの感性に刺激を与えてくれますね

自分の感動を分かち合いたい というご主人 素敵ですね 彫れ(あえてこの字で Σ(´∀`;)💦 )てしまいそうです
罰ゲーム って発言にも笑っちゃいました 失礼!
私もそのように見られそうな行動が多々・・・(;´・ω・)

ピクルスもとても色がきれい 色々作ってたくさん並べておきたいですよね(*^-^*)

ミリンダ さんのコメント...

PC 私に惚れられのも 罰ゲームの一つですね  ハハハハハ

Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

本当にそうなのですよね、季節に関しては。
いつか南国のトロピカル生活にも憧れる気持ちもあるのですが、やっぱり四季の移り変わりがほとんど見られないのはちょっと物足りないかな〜?なんて気もします。

罰ゲーム、、、keiko ミランダさんのはどんな行動かしら?と一瞬、気になりました。(笑
実際、傍目に辛そうでも、本人には楽しかったり、意義があったりする行動ってのも多々あるのかも知れません。
私はどうかな〜、と考えて見ても、直ぐには浮かびませんが。
快楽主義なので(笑)美味しくて楽しい事しかしてないような気も。

ピクルスって、実際、沢山に食品棚に並んでるのも絵になりそうですよね〜♪

Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

わはっ! これまた自虐的な発言で。(笑

PCは、多分きっとPSの意味ですね!?

ミリンダ さんのコメント...

おっと あわてんぼうの老婆 そうです PS の間違いです 私っていつもこうです (;´・ω・)汗

Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

うふっ。お茶目。←ってのも失礼ですが!(笑