2017年10月26日木曜日

モロッコな昼食

先週の土曜日は珍しく本格的に雨降りの一日で、どょ〜んと暗く。

玄関脇の窓から楽しみに観察を続けてた楓の紅葉も綺麗な最高潮に達した後は、てっぺんから葉を落として行き、見る見るうちにすっかりハゲ坊主。

*雨に湿って全体的に茶色っぽい風景に溜め息*


どんよりと暗い週末は家に籠って静かに好きなことをして過ごそう。。。

なんて思ってたら、Davidがいきなり「モロッコ料理が食べたい!」と言い出し。

何でも彼がいつも聴いていてポッドキャストのホストがリポートでモロッコへ行った際、現地で食べた料理がどれも美味しかったンだそうで。

それを聞いて、「そういえば、モロッコ料理って食べたことあったかな?」と思い、どうしても食べてみたくなったんだそうな。

検索したら、このエリアにも数店で専門のレストランがあるらしく。

翌、日曜日の昼食に出掛けることに。

取り敢えず選んだのは、気軽に行けそうなミネアポリスのミッドタウンにある店。

何度も通り掛ったことはあるけれど、建物を正面から見たことがなかったので、予想外に素晴らしいアールデコ風?な建築物に驚いた。


上階はアパートメントになってるらしいんだけど、このビルの一角に集合レストランやブティックが入っていて、とっても雑多で異国的な『Global Market/グローバル・マーケット』は何だかとってもエキゾチックな雰囲気。


私たちは日曜日、ランチの早い時間に行ったので混雑前だったし、開店してない店もあって割りと静かな感じではあったけれど、異国情緒たっぷりに国際色豊かなレストランが幾つも入ってフードコート状になってる空間は、映画『Blade Runner/ブレード・ランナー』の中でハリソン・フォードが「ヌードル」と「何か」を4つ注文して、屋台のオジさんに「2つで十分ですよぉ〜、解って下さいよぉ〜。」と言われる、混沌とした街の様子を彷彿するような。

*割りとひっそりとしてたモロッコ料理のブース*


Davidは骨付きラム肉の "Tagines/タジーン"なるものを注文。


クスクスの上に乗ったラム肉はじっくりと調理されて柔らかかった。

多少臭み(ラム肉特有の)があるので、私は味見させて貰う程度で十分だけど。

なので私の選択は「海老のタジーン」。


初めて注文する料理なので、一体どんなものを期待すればいいのか?ちょっとしたワクワク感を伴う不安もあったけれど、カラフルに絵付けされた大皿の上には色んな具材がたっぷりと乗っていて、最後に廻しかけてくれた熱々のスープ状のものが湯気を立てて美味しそうだった。

たっぷりの温野菜と、かと思えば冷たい野菜もあり、何だかその温度差を一緒に味わうのが面白い気がした。

ひよこ豆や、大好きなオリーヴもたっぷり。

私たちが食べていると、店の前に列が出来始めてた。

「ねぇ、モロッコに行って見たいと思う?」と Davidに訊いたら、「うーん、どうかなぁ〜」ってな返事で、それは私も同様。

余り冒険心があるとは言えない二人なので、多分、無難に近代化された都市にしか出掛けることは無いかと思われる。

なので、どんなにモロッコ料理が美味しくても、モロッコまで実際に出掛けて行って現地で本格的なモロッコ料理を食する可能性は激しく低い。

だからこそ余計に、こうして家の近くに居ながらにして、遠い異国のエキゾチックな味を試してみる事が出来る環境と状況を有り難いと思う。



ランチの後は別行動で、Davidは車に積んで来た自転車でサイクリングに出掛け、私はマーケット内をぶらぶらと散策して、特にこれと言って欲しいものも見つからず(←珍しい!)結局、何も買わずに車で帰宅。



6 件のコメント:

ミリンダ さんのコメント...

今はほとんどの国の料理が居ながらにして食べれますね。でもモロッコ料理 食べたことはないです。東京の方だとあるかもしれませんね。
モロッコ って青い街 と言われていたような気がします。家々が青と白らしい💦です
日本からのツアーが結構掲載されています。
ご主人本当にアクティブな方ですね ヽ(^。^)ノ まゆみさんも色々体験できますね
我が家は主人は慎重派 私は好奇心旺盛の向う見ず派( ^ω^)・・・で47年よくもったな~~ なんて

Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

本当に便利で有り難い時代ですよねー。(笑
多分、東京ならばほとんど世界中、全ての国の料理巡りが出来るような気がしますが、どうかしら。
モロッコは、何だかお洒落な印象があるのですが(笑)実質的なことは良く知らず。。。
日本からは色んな国へのツアーが精力的にプランされて販売されてるのは凄いなぁ〜と思います。

夫は、実は余りアクティブでも無いんですけどね。(汗
実行するのに時間が掛かるし。
でも、人間とか性格とか変わるものですよね〜、少しずつ。
47年、、、もう少しで金婚式ですね!
うちはもう少しで銀婚式です。。。って、考えると怖いなぁ〜。(笑
何事も長い間で「維持する」って容易いことではないですね!?

Mutsuko さんのコメント...

モロッコ料理いいなー。私以前からモロッコやらペルー料理に興味津々なんですがなかなか日本ではお店がなくてやはり現地に行くしかないのか…と思って諦めモードでした。(海外旅行は腰が重くなる私)

しかし、さすがアメリカあるんですね!お店!
私道産子で羊肉はマトンもラムも大好きだから御主人チョイスの一皿が気になって生唾でました(笑)
まゆみさんのも好みの具材で美味しそうー。

近場で他国の料理を食べられるってある意味贅沢ですよね♪羨ましい これを機にアメリカの中の海外グルメレポートお願いします(笑)

食事後もサイクリングに出かける御主人、本当にサイクリング好きなんですね、その行動力見習いたいです。


そうそう日記違いますがエリカちゃんのスタンプ色々可愛いらしくて私も自作したくなりましたー、絵心ないから無理だけど、ショボン(´・c_・`)

あ、是枝さんの映画 父になる と海街は以前みて海街の樹木希林さんの自然な演技には引き込まれましたあの存在感があってこそしまる話な気が勝手にしてます。

父になるのリリーフランキーのどうしようもない感じと温かい父像も福山のイケメン機械化パパとの対比で作品に引き込まれました。

邦画も随分様変わりして観たいと思うの増えました
、アクションや特撮はやはりアメリカには叶わないですけどね。

余談ですがまゆみさんの好きな俳優…なんとかペッグさんのミラクルニール?(題名あってるかな)観たんですがやはりペッグさんああ言う役をやらせたら最高ですね、私もファンになりましたよ(^o^)

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

長い返コメを書いていたら途中でフリーズしてしまい、書き直しです。ショボン。

ペルー料理は、ちょっと謎な感じですね!私的には、かも知れませんが。(笑
以前、ブラジル料理は体験したのですが。割りと素朴な印象でした。南米なので似てるかも?
モロッコは、一時期、日本からの渡航先として人気だった印象があるので、料理も身近になったかも?と思ってました。
都心だとレストランもあるのかも?って気もしますが、どうかな〜。

アメリカ中の海外グルメ!面白そうですね。意外と可能かも。。。
取り敢えず、地中海周辺とメキシコ、日本と中国は問題なくカバーしてるし。(笑

スタンプ、、、bitmoji?は、Wiiで作るMii?と同様で、顔のカタチ、髪型、目のカタチや位置を選択するだけなのです。
携帯のメッセージで使うのが主ですが。

樹木希林さんの存在感は本当に独特ですよね〜。
確かに、映画の中で彼女抜きだと、かなり味気ないものになりそうですね。
ほとんど「地」のような、果たしてどの程度で「演技」してるのか、解らないところが魅力のような。(笑

リリー・フランキーも本当に面白い存在感ですよねー。(笑
俳優さんって、実生活での人間性とか人間味とかの厚さが重要な気がします、最近。
「芸の肥やし」ってやつが必要なのでしょうね、きっと。

あはっ。サイモン・ペッグも、本当に人間味に溢れてますよね。実際に会って友達になりたいような。(笑
その映画はアメリカでは今ひとつヒットしなかったみたいで、実は私もまだ観てないのです、何と!
早速、地元の図書館にリクエストして貰いました、夫に。
来週あたりに観てみます!
楽しみが一つ出来ました。ありがとうございます♪(笑

Mutsuko さんのコメント...

あ、映画すんごいくだらない内容なんです…
が、ペッグさんの演技で随分楽しくなった感じです。
私的にプーの二足歩行がツボで大笑いしました、小学生か!と自分にツッコミながらゲラゲラでした。

ペッグさんの顔芸は本当に見る者を魅了しますね、やはり人間味が溢れてるからかな~❤️

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

予告編を見たのですが、とっても楽しそう♪(笑
ハリウッド映画でなく、英国で制作されたモンティ・パイソン系の笑いのようですね!?

ロマンチック・コメディ路線での『Man Up』という映画もとっても楽しかったですよ、余談ですが。

憎めないキャラって、得ですよね。
やっぱり性格ってオーラとか顔とかに現れる気がしますね〜。
私も気を付けて頑張らないと。(笑