2011年6月17日金曜日

庭の敷石みたいな苔色のクッション・カバー

カナダの郵便サービス・システム『Canada Post』は現在、労働条件交渉が難航しストライキ中らしい。

ビジネス以外のやり取りは大抵"email"になってしまったし、声が聞きたい時には電話だから、最近、本当に手紙と言うものを書く機会がめっきりなくなってしまった(たまに書くと字が下手になってたり、漢字がまるで分からなくなってたりするし!)とは言え、でも、郵便物が配達されないのはやっぱりなんか詰まらないし、不便だなぁ〜と感じる。

このところ『Etsy』でのネットショッピング(私にとっては「ネットハンティング」だけど)は「お預け」状態で、私宛に郵送される小包の当てもないから、まぁ個人的にはそう直接的な影響がある訳でも無いンだけど。


Valentine's DayとGardeningのテーマでデザインしたRugが、Hookingが終わった後、暫くの間、放置したままだったのを先日、ようやくクッション・カバーに仕上げた。

Hooking部は"mosaic"をイメージして、まるで砕いたタイルを配置して行くみたいな楽しさ。

全体では、庭先の芝生の上とか、或は花壇のアクセサリーとして置かれた"steppingstone"みたいに仕上げたくて、だからバッキングの素材は、あたかも"moss"色みたいな深い緑色をしたコーデュロイを選んだ。

*Hooked Rug@Center*

たまたま別のプロジェクトで、色味のグラデーションが楽しい毛糸を鎖編みの変形?「スレッドコード」で編んでたら、何やらクネクネ&クルクルとねじれる効果が面白くて、その自然の捻れをそのままコーデュロイ生地に縫い付けて行った。

ランダムで"abstract"(抽象的)なデザイン。


仕上げにカラフルなフェルトのボールを、これまたランダムに配置。

ちょうど、コンクリートの上に綺麗な色のガラスのビー玉を無作為なバランスで散りばめて行くみたいな、そんな楽しさで。

カバーの後ろはファスナーでの開閉。

オリジナルのデザインに拘るのはいいけれど、「完成図」ってのが無い分、完成に漕ぎ着けるまでの回り道&遠回り的な試行錯誤の期間がべらぼうに長かったりするのが難点。

行き当たりばったり的な作業では、予想外の仕上がりになってやり直したりって場合も多々あるし。

その時の気分によってアイデアが閃いたり、或はまるで浮かばなかったり。

うろうろと同じ場所を何度も行ったり来たりするような状況や、まるで手付かずの状況を経て、それでも何とか最終的に一つの形として仕上げた醍醐味はやっぱりいい感じ。

2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

素敵なクッションカバーですねぇ~♪

ハートの優しい色合いを周りのシックで、
くねくねとしたラインが包み込んでるって
感じで、出来上がりを見ると、

「はい!私買います!」ってパソコンの前で
言っちゃいました~(笑)

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

何故か今頃、頂いたコメントにお返事してないことに気付きました!
ゴメンなさい。
せっかく褒めて頂いたのに。(笑
気に入って頂けて光栄です♪
ガーデニングがテーマのものって、デザインのモチーフになり易いンですよね。
何だか楽しい道具や小物が多いし。