2010年8月27日金曜日

夏休み終盤

火曜日、市街から帰宅する電車に乗るまでの間、Lucien-L'Allier駅でコーヒーを飲んでたら家から電話が入った。

私以外の3人で急遽、映画を観に行く話になったそうな。

別にいいけど、私は仲間はずれですか、そーですか。

映画はMichael Cera主演の『Scott Pilgrim vs. the World』。

最近、彼みたいな「どこにでも居そうな痩せてて普通っぽい俳優」がハリウッドでウケてる背景には、アメリカで8年間続いたカーボーイ野郎ブッシュ政権の終わりと共に「マッチョの時代」が終わり、歴史上、リンカーンと争う細さのオバマ氏に代表されるような「一見スリムで弱腰に見えるけれど、実は精悍で賢い」のがもてはやされる時代なんだそうな。

とにかく、映画はとっても面白かったらしいので、ジェラシー。


昨日(木曜日)は、朝からKaitoのOrtho(歯列矯正)の予約があって、これまで上顎の歯列だけだったのに加え、ようやく下の歯全体にもBraces(矯正用のワイヤー)が固定された。

何だか話すのも食べるのも妙な感覚らしいけれど、2年後の完璧な歯並びを目指して我慢して貰うしかない。
(出来ることならば、私だってBracesして欲しいくらいだし!)

午後にはHudsonへ行ってAndréeにヘアカットして貰った。

彼女は本当に腕が良くて私好みの美容師で、細かく注文しなくても、いつも私にぴったりのスタイルに仕上げてくれるから大好き♪

夕方には、Erikaの学校に出向いて、新年度のクラス説明と担当の教諭陣(英&仏各1名ずつ)の自己紹介などを聞いた。

昨年度Erikaは、5年生/6年生の混合クラスだったけれど、今年度は6年生のみだし、しかも、例年よりも若干少人数の22人編成は、嬉しいサプライズ。

Erikaにとって小学校最後の1年間が充実したものになりそうな予感。


そして今日(金曜日)は、来週から学校が始まる子供たちに私がヘアカットをしてあげた。

KaitoもErikaも、もう13歳と11歳になると言うのに、まるでプロのヘアサロンには興味が無いみたいで、いつも私にちょっとだけ希望のスタイルを告げるだけで、私が仕上げるテキトーなカットで満足してるみたいなのが不思議。

これからあとどのくらい、「おうちサロン」が続くんだろう?

2010年8月24日火曜日

CLUNY ARTBAR

今日は友人とモントリオール旧市街の「DELTAホテル」のロビーで待ち合わせて、そこから一緒に歩いて倉庫街へ向かい、友人おススメの店へランチに行った。

「ここだよ!」と言われて見ると、何だか古めかしいビルの鉄の扉が開け放してあるだけで、まるで「通用口」そのまんま。

その扉の奥にカフェがあるなんて想像も付かないから、知らなければ絶対に、何の疑いもの無く素通りするような場所。

店の名前は『CLUNY ARTBAR』で、昼間は「デリ」と言うか「カフェ」と言うか、軽食が食べられ、勿論テイクアウトも出来るので、お昼どきには周辺のビジネス系の人々で盛況の様子。

しかも、さすがはケベック州だけあって、「ビジネスランチ」風のスーツ姿の女性ふたり連れなんぞは、昼間からしっかりグラスワイン飲んでるし!

とにかく、店内に足を踏み入れると、そこは『まるで倉庫』!

吹き抜けの高い天井に、殺風景で無機質な内装で、長いカウンターの向こう側がキッチン。

テーブルや椅子の家具類は、どこかの工場で実際に使われてたような雰囲気の、程よいダメージのある古い感じが、妙にレトロでもあり、と同時にモダンでもあったり。

縦長の大きな黒板に書かれた日替わりのメニューか、或は色んな種類の個性的なサンドウィッチ類など。

食器は今のトレンドで、白い陶器のスクエア。

結局、見た目のインパクトで、私が選んだのは、ローストした夏野菜とスモークド・サーモンのサンドウィッチ。
(ディルが入ったオリーヴオイル系のドレッシング味)

値段ちょっと高め?とか思いつつ、でも、店全体の雰囲気や料理のプレゼンテーションなどを考慮すると妥当なのかも。

友人の話では、日本の神戸なんかにも、似たようなコンセプトの店があるらしく、「港近くの倉庫街」がキーワードかも。

CLUNY ARTBARに関連の写真集:

http://www.google.ca/images?hl=ja&q=Cluny+Artbar&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=9G90TIS6D4K0lQfut_XKCA&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4&ved=0CDYQsAQwAw&biw=1185&bih=686

追加:オーナーだかマネージャーだか、責任者風の中年男性がマメマメしく働いていて、何となく”何処かで見たことある”風だったんだけど、うーん、うーんと考えたら思い出した。

「ジョン・マルコヴィッチ」に似てるのだった!(雰囲気が)

彼の通称は、友人と私の間で「マルちゃん」に。

2010年8月23日月曜日

子供達のPlay Date

今日は友人のElizabethが小規模な手術を受けるので、彼女の子供たちをうちで預かる約束だったので、予定通り朝、PierreがNicholasとLauraの2人を連れて来た。

おもちゃ持参で来てくれたお陰で、うちの子供たちも大喜びで仲良く遊んでくれて助かった。

途中、ポップコーンを作って映画「Coraline」を一緒に観たりとか。

お昼には、グリルドチーズ・サンドウィッチや、ハム&チーズ・サンドウィッチや、これまた彼等が持参したマフィンやら、”All you can eat”スタイルのブッフェにして、それぞれ好きなものを好きなだけ取って食べられるランチに。
(Lauraはまだ8歳で食べ物の好き嫌いが結構あるので)

勿論、野菜も忘れずに。

今日はニンジンとキュウリとマッシュルームとトマト。

ガラスの器には、後でディッピングソース(クリーミータイプのヨーグルト・ドレッシングとか)を入れて。

日本では意外だけど、ブロッコリーやカリフラワーや赤ピーマンなんかも『生』でそのまま食べちゃうのよね。(今日は無いけど)

夕方、麻酔が切れたばかりのElizabethが、何だかちょっと”Highな状態”で、Pierreと一緒に子供たちを迎えに来たんだけど、小規模な手術とは言え、全身麻酔だったとのことで、これってきっと日本の病院だったら多分2〜3日くらいは入院するんじゃないかな?なんて。

医療のシステムとか環境も、随分と違う日本とカナダ。

2010年8月22日日曜日

出逢いは魂の洗濯

え?ここは何処?って感じの写真ですが。

Pointe-ClaireのStewart Hallにて、日加文化交流50周年を記念した展覧会が7週間に渡り開催されました。

私は、ほんの少しながら広報のお手伝いをさせて頂いたので、20日(金曜日)に家族で会場に足を運んでみました。

















湖を目の前に望む古い建物:スチュワート・ホールは、現在は、Pointe-Claire市のコミュニティセンターとして市民は勿論、近隣の人々に開放され、幅広く活用されている施設。
















展示物は、日本を代表する芸術家の方々の能面をはじめ、藍染めや七宝、漆器、彫刻、折り紙など。

広い屋根裏部屋のように梁がむき出しの天井と、茶色いレンガと、漆喰みたいに生成り色の壁が、どこか「和風」な雰囲気を醸し出していて、今回の展示物との調和が素晴らしかった。


金曜日、私たちが着いて見ると、会場は静寂で誰もいなかったものの、作品群を見終わっていざ帰ろうとしたところで、10名程度の日本人ご一行様が到着。

軽く会釈をしただけで、その場を後にしたものの、何となくこのまま帰ったのでは勿体ない(何が?)気がして、図書室で本棚を眺める家族を残し、私だけ再度、展示室に戻った。

普段、日本人にまるで縁の無い日常なので、久々に見る日本の人々に対する好奇心のようなものに駆られたのと、あとは、グループの中でひと際、存在感のある女性と絡んだ視線のインパクトに惹かれた気がして。

思った通り、再び戻った展示室で私を見つけた彼女が足早に私の方に向かいながら、話し掛けて来てくれた。

ひと目見て感じた存在感は、彼女のオーラだったのかも知れない。

七宝の作者で芸術家のKeiko Sagehashiさんとおっしゃる方だった。

私も自称、なんちゃってアーティストだったりするので、共通の言語(お互い日本人同士だから日本語は当然として)と言うか、感性的に共鳴する部分があって、話が弾み、
「日曜日は最終日で閉会式展があって、市長さんはじめ役所の方々もお見えになるし、茶の湯のお披露目もあるので是非!」
とお誘い頂き、今日(日曜日)の午後に参加させて頂いた。

*本日、雨の The Stewart Hall in Pointe-Claire 外観*

今日、到着したら既に何やら厳かな式典が始まっていて、目に付いた男性はスーツ&女性は着物姿で一瞬焦ったけど、一般ビジター(私みたいな)は皆カジュアルな服装でほっとした。

会場では沢山の興味深い方々に出逢えて興奮する私。

知り合ったばかりのアートの先生リンダさんと一緒に座ると、お茶菓子と共にお抹茶を頂き、ここぞとばかりに「正しいお抹茶の作法」などを思い出しながら飲み干すと、「結構なお点前でございました」と調子づく私。

持参したダコワーズも皆さんに召し上がって頂いたし、昨日、義母とHudsonに出掛けた際に買った地元ベーカリーの「メープル風味ビスコッティ」も、お土産としてKeikoさんに差し上げた。

いずれにしろ、ここに移住されてる日本人とか、日本や日本の文化に興味のあるカナダ人とか、最初から自分との共通点がある人々との交流って、やっぱり心地良くて楽しいな〜を実感。

これまでの、日本や日本人に余り縁の無いここでの生活が、これから変わって行きそうな楽しい予感。

とは言え明日(月曜日)は、友人 Elizabethに頼まれて、彼女の子供2人をうちでベビーシットする予定。

朝早いから、もう寝なくちゃ。。。

2010年8月20日金曜日

本日の災難

*今日の午後:災難が降り掛かる前の気持ちいいひと時*

今日はお昼過ぎ、5時間ほど家を留守にした。

Trixieは私たちの寝室でお留守番。

彼女のベッドも置いてあるし、水も置いてあるし、

窓も網戸にして気持ちいい風が流れるようにして、

いつも通り、何も問題が無いはずだった。

はずだった、、、のに。

帰ってみたら、Trixieはちょっとお腹の具合が悪かったらしく、

下痢でトイレが我慢出来なかったみたいで、

私たちの寝室の床で排便してしまったらしい。

『Oh, Shit!』

とは、まさに文字通りこの事。


2010年8月19日木曜日

夏の終わりにGarden Partyへの誘い

私は自分自身の潜在意識の能力に依存してる部分があったりするんだけど、今回も何となく予想通りに、待っていたモノが届いた、、、って感じのスリルを味わった。

それは郵便受けに届いた1枚のポストカードで、ひと目見ただけでその送り主が解る独特の水彩画のオリジナル絵葉書。




Julieさんからの『End of Summer Garden Party』へのお誘い。

と言うのも、この夏、別の市街のパーティで席を共にしたものの、他の人とのお喋りに忙しく、Julieさんとは話す機会も無いまま、彼女は先に帰ってしまったので、とても残念に思っていたのだった。

だから、何とか近いうちにもう一度、会う機会が欲しいと思ってた。

Julieさんは、公立高校でのベテランの英語教師で、今年の6月でいよいよ引退したものの、趣味の水彩画に才能を発揮して、時折、ギャラリーでグループ展をしたり。

Davidも、彼の姉も妹も、高校でJulieの授業を受けた生徒だった。

高校の教師と生徒という間柄で始まった関係が、大人同士の友情になって、今でもこうして細く長くお付き合いが続いてるのは、興味深いと思う。

私にとっても興味深い存在のJulieさんは、今後も、交流を深めたいと思う人物のうちの一人で、今月末の再会が新たな展開をもたらしてくれるといいな、なんて密かに思っているところ。


2010年8月18日水曜日

Trixieとサイクリング

Trixieがうちに来てから、近所を散歩に出掛ける機会が出来たし、近所に住む人々との出逢いも増えた。

おまけにDavidは、ここ数年まるで乗ってなかった自転車を物置から引っ張り出して来て、Trixieの散歩用のツールを取り付けて、彼女を走らせながらサイクリングを楽しんでる。


Trixieのharness/ハーネス(胸部に付けるベルトで、車に乗る際はシートベルトに装着するんだけど、このハーネスを着けたTrixieは、何だか急に勇敢な警察犬かスワットチームみたいに見えるから不思議←ってのは勿論、親バカ)に、棒に接続した紐をカチッとはめてから、棒の部分を自転車のサドル下の横に接続して完了!


サイクリストと犬との間には、特別な「掛け声」があるらしく、
  • 『Whoa/ウォー』=スローダウン
  • 『Gee/ジー』=右に曲がる
  • 『Haw/ホー』=左に曲がる
だそうで、何だか面白い。

毎日、夏休み中、Lego/レゴで遊んでばかりいて運動不足気味なのか?ちょっと顔とお腹がぽっちゃりした風のKaitoに、わざと聞こえるようDavidに
「Kaitoも走らせに連れてってあげて♪」
なんて意地悪言って笑い合ったり。


2010年8月17日火曜日

色彩に見る秋の気配


うちの裏庭にある大きな楓の木の枝先に見つけた

早くも、確実に忍び寄る秋の気配


新緑の緑が青々として目に眩しかった季節を過ぎて

さわさわと気持ちのいい風が抜ける木陰を作り

今は、ほんの少し色褪せた緑の葉先が

淡い黄色からオレンジがかって

やがて秋が深まると紅kurenai色へと紅葉していく


夏の終わりまであとほんの少し


取り敢えず

今はそんな事は考えずに

太陽の光をいっぱいカラダに浴びて

能天気に過ごそう


そして、やり残した感が少しも残らないくらい

何度でもジャンプしておこう



盛り沢山の夏のイベント

先週の土曜日には、モントリオールの旧市街にて、毎年恒例らしい『祭り/Matsuri』イベントがあると言うことで、初めて、家族揃って出掛けて見た。

会場は「Old Port/旧港」にある広場で、近くには、うちの子供たちが大好きな「Science Centre/科学博物館」があったり。

*晴れ渡った土曜日のモントリオール旧港*

おまけに、旧市街近くには「チャイナタウン/中華街」もあって、本格的な中華料理の店が目白押しだったりするので、
「せっかくだから、ランチは飲茶にしよう!」←私の提案
(私のイベントの提案はいつも食べ物が中心だったり)
ということになり、久し振りに中華街でも人気の飲茶レストランへ行ったら、案の定、もの凄く賑わっていて、”15分待ち”とのことで番号札を渡された。

飲茶の楽しみは、ご存知のように?「色んなものを少しずつお腹いっぱい」食べる醍醐味にあるんだけど、うちの家族ときたら、食べることに対する執着心が余り無いみたいで、ほんの4〜5皿を分け合ったところで
「もうお腹いっぱ〜い」
とか言う有様。

私はもっと、あれもこれも食べてみたいのに!

湯気を立てて美味しそうな点心の数々を乗せたワゴンが、私たちのテーブル脇を通り過ぎて行くのを眺めながら、でも、哀しいかな、一人では到底、食べきれないし。

うちの家族だと、飲茶よりもブッフェの方が効率がいいらしい。
(ってのは次回への教訓、、、飲茶はやっぱり6人くらいが理想?)

ランチの後は、旧市街を抜け、いざ『祭り/Matsuri』の会場へ!

*祭り/Matsuri会場入り口近く*

特設ステージがあったり、文化的な情報ブースがあったり、模擬店があったり、浴衣をレンタルして着て歩けるサービスもあったりして、とても賑わっていた。

当日、気がついたんだけど、何やらコスプレ姿で徘徊してる人(「ドラゴンボール」とか「ワンピース」とかの主人公?みたいな)も多く、聞くところによると、『アニメ・カンファレンス』も同日、近くで開催されて盛り上がってたらしい。

ついでに日曜日には、市街で「Gay Pride Parade」なんかもあったみたいだし、夏の終わりは多種多様なイベントが目白押しで楽しみがいっぱいみたいなモントリオール。

2010年8月15日日曜日

顔の識別で共通点探し

少し前、West Islandの「アップルストア」に行って、
新しい”リンゴ”を買って来ました。

*こんな四角い箱に入ってやって来た*

既に6〜7年愛用の「Power Book G4」がちょっと化石のようになりつつあったので。

*箱から出した図*

新しく選んだのは「Mac Book Pro」で、薄く一体感があって滑らか。

*起動した図*

スクリーンが鏡のように滑らかにピカピカしてるのと、
キーボードを打つ時にカチカチと音がするのに慣れず。

デザイン的にはG4の方が好きだなぁ〜と思うのは、
単に長い間で慣れ親しんだ愛着なのかどうか。


新しいiPhotoの機能で顔を識別するのがあって、
写真のアルバムを写ってる『人』毎に分類するのに便利。

人間の顔を識別するコンピューターの技術って凄いなぁ〜、
と思いつつ、
時々、勿論エラーとかもあって、
そのエラーが妙に人間臭くて笑えたりする。

例えばKaitoのアルバムの中に、
『ひょっとして、コレもKaitoではありませんか?』
と言って、Davidの写真が紛れ込んでたり。

やっぱり親子だけあって似てるんだろうな。
テクノロジーによって親子である事を証明されるのって、
何だか妙に説得力がある気がする。

と同時に、
『これもKaitoではありませんか?』
ってのが、
たまたま着てるTシャツの『トーマス』だったり
(機関車だよ、ソレ!)
たまたま手に持ってる『ジンジャーマン』だったり
(クッキーだし、それ)
或は、
たまたま背景の『銅像』だったりするからウケる。

因に、
『ひょっとして、コレもMayumiではありませんか?』
ってのには、
予想通り、複数のKaitoとErika(うちの子供たち)の写真に加え、
私が鉛筆で描いた素描画っぽいモデルの『絵』とか
(に、2次元、、、?)
たまたま写り込んでた『見ず知らずの年配女性』とか。

・・・ちょっと失礼だったりする新機能。


2010年8月13日金曜日

優雅な香りの”トイレの水”

今日(金曜日)は、9月にカンファレンスに招待されてインドへ行く予定のDavidが、ビザの申請をする必要があって市街へ出掛けたついでに、私のプライベートな買物も頼んだら、快く引き受けてくれて買って来てくれた。

*Crabtree & Evelyn の”Evelyn Rose”のオードトワレ*

もう随分と長いこと愛用している香水(実際にはオードトワレだけど)が、残りわずかになってしまい、いつものFaiview Mall内の店で買おうと思ったら、『Crabtree & Evelyn』のブティックが陰も形も無くなっていて、買えなかったので。

ショッピングモール内の案内デスクで問い合わせたけれど、モール内での”移転”では無くて、完全な”撤退”だそうで、がっかり。。。

英国系のブティックとしては、かつて『Marks & Spencer』も大の気に入りだったにも拘らず、カナダ国内での業績不振によって撤退してしまい、今でも時折、懐かしく残念に思うほど、私にとって大きなダメージだった経験があるので、同じ英国系のブランドとして(『M & S』に比べると規模は断然は小さいけれど)『C & E』も、全ての店舗がカナダから無くなってしまわない事を祈るような気持ち。

取り敢えず、市街にはまだ店舗が無事にあるようでほっとしたわ。

いずれにしろ、『Evelyn Rose』の甘過ぎず爽やかな薔薇の香りが気に入ってるので、今後も心境の変化がある迄は、浮気をせずに使い続けたいと思ってる。(とは言え、『C & E』では、他にも「フリージア」とか「すずらん」とか、魅力的な香りを幾つも出してて、時々、心が傾くんだけど)

それにしても、『Eau de Toilette』って良く考えて見ると(と言うか、直訳すると)『トイレの水』よね?

フランス語の発音には、何もかもを優雅な響きにしてしまう魔法があるけれど(だから、レストランでのメニューを見る時には断然フランス語よね)、知り過ぎない方がいいって場合もあったりするのかも。


肉質で気付く自分の『中年度』

何だか昨日、呆然としたンだけど。。。

去年まで着てたような夏のワンピースがキツいの!(特に腰回り)

最近、薄々と気付いてはいたんだけど、何だかカラダ(特に肉質とか。ちょっと高級な霜降りでーす!って感じ?)が今までの自分とは違うって。

もう完全に二十代の頃のカラダでも体型でもお肌でも無いっ。

そんな現実。

つまりそれは、単純に言うと『中年のオバさん』みたいなカラダ。

あぁ〜、私って『中年なんだ。。。』としみじみ。

だからって、死にたい気分にならないとこが既に『オバさん』

『オバさん』は逞しいの。

その逞しさは特に”二の腕”の辺りに現れてたりして。

かつてテニスで鍛えた腕の筋肉は、何だか訳の解らないぷよぷよとしたマシュマロのように柔らかいお肉で見事に覆われてる感じ。

ついこの間まで『永遠の23歳〜!』なんて思ってたのに。

カラダは正直。

問題は、『中年のオバさん』の自分自身とどう向き合うか?

現実を受け入れるって事は、時として残酷で厳しい。

だからって、必要以上に落ち込んだりしないとこも、立派に『中年のオバさん』パワーだったりするのかもね。

さぁ〜、もう怖いもの無しだじょー!って感じ?

”お預け”の贈り物

昨日は一人で買物に出たついでに、赤ちゃん用品が目に付いて、あぁ、そう言えば、ご近所のエミリーさんに赤ちゃん(ダニカ)が産まれて、何かちょっとしたお祝いをあげたいと思ってたのよね、ってのを思い出して、何か可愛くてちょうど良さそうなモノがあるか?探して見た。

エミリーさんは、うちのErikaがTrixieの散歩で知り合った、綺麗な金髪の白人女性で、妊娠後期でもアクティブにガーデニングや散歩したり、とっても気さくな女性で、プロのドッグ・トレーナーでもあるので、たまたまうちのTrixieが下痢をしてた際などには、親切に適切なアドバイスをしてくれたりと、心強い存在だったりもして。

あぁ〜それにしても、乳幼児の用品ってあれもこれも可愛くて目移りしちゃう!

カルバン・クラインとか有名どころのブランドもあったり、やたら洗練されて大人っぽいのもあったけれど、やっぱり典型的なやさしいピンクの花柄に惹かれてしまった。


一つのハンガーに、あれもこれも付いてるセットの割りに値段が安かった(いつもお得意の「WINNERS」なので!)のでコレ↑に決定。(因にお値段16ドル99也)

分解して見ると、

まずは、足付きの長袖パジャマと、お揃いの帽子に、

同じ花柄の半袖肌着とBib/よだれ掛けのセットと、

足付きパンツと、ゲップ布まで付いてる!

(ゲップ布=写真は2つ折りになってるけど、お母さんが肩に置いて、この上に赤ちゃんの顔を乗せて背中を叩く。ミルクを飲んだ後にゲップをさせる目的だけど、ミルクを吐く場合も多いので)

と、全部で6点の乳児に必須アイテムのセット!

淡いピンクの薄紙にくるんだ後、包装して、パステルカラーのリボンを掛けて出来上がり!


色白の可愛いダニカちゃんに似合うだろうなぁ〜。 

喜んでくれるといいなぁ〜などと思いつつ、早く渡したい欲望を抱きながら、でも、出産後間もなくて、きっと寝不足気味のエミリーさんのドアを突然ピンポ〜ン♪ってのは気が引けるので、次回、散歩中の彼女の姿を見掛けるまでの、楽しいお預け。。。

2010年8月11日水曜日

幅広甲高デカ足用サンダル探し

11歳になった娘:Erikaは、身長はまだ私より10cmくらい低いものの、足のサイズは私の23cmをとっくに越えて、見事なデカ足に成長した。

不憫にも、David譲りの『幅広甲高』だし!

しかも問題は、足のサイズだけは立派に「大人」でも、デザインの好みが「子供」というアンバランス。

彼女の為の(安くて可愛くて、でもデカい!)サンダル探しに、もう随分とあちらこちらの店へと奔走したものの、遂に諦めて、値段は高くても仕方ないから、とにかく彼女の足に合ってデザインもそこそこ”無難”なもの、ってことで、近所のショッピングモール内に入ってるスポーツ用品店へErikaと二人で出掛けた。

*MERRELL:SIENA(Light Brown) Size: 8 又は 25cm*

なんだ。。。私が去年買ったのとお揃いじゃん。単に色違いで。
(私のは黒だけど)

結局、私が去年買って気に入って履いている「MERRELL」のサンダルで落ち着いた。

ほとんど”素足感覚”なので解放感があるし、それでいて、長時間で歩いても足の疲れが気にならないだけの充分なサポート&履き心地の良さがあるし、おまけに防臭処理もしてあるらしい。
(サンダルとは言え、夏は足も汗をかくし臭くなり易いものね)

いずれにしろ、もう、お財布に優しい「子供靴」にはサヨナラ〜だし、カラフルで可愛いデザインに目移りする「子供服専門店」の類いにもサヨナラ〜〜〜って感じで、なんか寂しいのと同時に、出費も立派に大人価格になるのが痛いわ。


消化不良の火曜日

何だか昨日(火曜日)は、とっても優柔不断で、何もかもが上手く行かないパターンの日だった。
(たまに、そういう日ってのがあるのよね)

どうしてもまた「Pizza Hut」のブッフェ・ランチに行って、あれもこれも好きなものをお腹いっぱい食べたくて、朝食も抜いてたのに(気合いの入った喰い意地!)、DavidとErikaがTrixieの散歩でDog Parkに行ったまま、なかなか帰って来なくて、やっと帰って来た後に出掛ける支度をして、ようやく4人揃って車を乗り付けたら、もう2時近くて『ブッフェの時間、終了』してた。。。なんてこったぃ。

仕方なく、Fairview Mallのフードコートでそれぞれ好きなモノを食べることに。

フードコートの利点は、皆それぞれ思い思いの違うスタイルのものが食べられることで、Davidはギリシャ系:スフラキ、私はイタリア系:ピザ、Erikaはアメリカ系:ハンバーガー、Kaitoはジャンクフード系:ポゴ(日本でいうアメリカンドックってやつ?2本)、って感じで。

ランチの後は、特にあても無かったンだけど、ちょっとだけウィンドウショッピングしたりして、まぁ、ついでだったので「HMV」にも寄って、「Twilight: New Moon」のサウンドトラックを買った。
(この間、間違えて「Eclipse」買っちゃったので)

*左から「Twilight」,「 New Moon」, そして「Eclipse」*

計らずもシリーズ全部揃っちゃった。。。!

やっぱり私って『Twilight Moms』みたいじゃん〜。
(ち、違うのよ〜!とか否定しても説得力無さそう〜)

でも、映画「Twilight」系のサウンドトラック版の魅力はやっぱり、これまで聞いた事もないようなバンド名の(単に私にとって?)無名のミュージシャン達がほとんどで、そのサウンドが、とても耳に新鮮で『今』っぽい感じのエネルギーを感じさせられるって事。

例外の有名どころは、1枚目の「Linkin Park」と2枚目の「The Killers」くらいだもの。

とにかく、私は「Team Edward」でも「Team Jacob」でもないけれど(かといって、「Bella」のチームでも無いし)、まぁ、この一連のTwilightブームを遠巻きに楽しんでるって感じで、実は何気なく原作本も夜、寝る前にベッドで読んでたりするんだけど、うーん、何だか全然捗ってないなぁ。

2010年8月9日月曜日

雨天につき、ポーカー・ナイト

昨日はElizabeth&Pierreの家でプールパーティの予定だったんだけど、生憎の雨の為、急遽、屋内でのアクティビティに変更。

彼等とうちの家族の他に、彼等の友人家族があと2つ、計4家族で。

Pierreが、自慢のカードゲームセットを取り出して来て、皆でテーブルを囲み「ブラックジャック」と「ポーカー」をすることに。
(子供たちは、地下の娯楽室で子供用のカードゲームをしたり)

私はまるで素人で、「ブラックジャック」は余り自分で”プレイする”って感覚が無いまま、ただ配られるトランプの運が悪く、チップが激しく目減りしてしまい、”楽しい”って印象は残らなかった。

チップを配分し直して「ポーカー」にも挑戦したけれど、”初心者の幸運”というものらしく、勝ちが続いて、目の前にチップが山積みされていく様を見てると”アドレナリン・ラッシュ”的な快感を覚えるのも解るような気がした。

*先月のポーカーの世界大会@ラスベガスの様子*
*撮影:John(義父)←参加して、見事に撃沈して帰って来た*


Lady Gagaの「Poker Face」じゃないけど、やっぱりソレは作戦上、必須みたいで、だからベースボールキャップを被ったり、サングラスしてる人は多いけど、そんな中で少数派の女性プレーヤーで存在感のある人をTVで見たりすると、カッコいいなぁ〜と思う。

まぁ、私にはギャンブル・センスってのが全く無いみたいだけど。

でも、いつか一度くらいは行って見たい気がしてるラスベガス。

*先月のラスベガス:Johnが撮って来たアルバムより*

2010年8月8日日曜日

目で見るTrixieの成長記録

*October 2009*

*November 2009*

*April 2010*

*July 2010*

毎日、一緒に暮らしてると解り難いけど

気付いて見ると

随分と大きくなったんだなぁ〜Trixie。。。


2010年8月7日土曜日

My name is "Mailloume"...

今日の夕食は、珍しく『ドミノ』のピザにすることになった。

ほんと、もの凄く久し振りに。

うちって外食とか持ち帰りフードとか極端に少ない気がするのは、やっぱり私が育った過程で、実家が滅多に店屋物も取らず、外食もしない家庭だった影響が大きいのではないかと常々思ってる。

両親、共働きだったにも拘らず、母は良く頑張って料理してたものだなぁ〜と、今更ながら感心しつつ、北米のいかにも手抜き的な食生活の恩恵を受けながら、体たらくな主婦業エンジョイ中、、、みたいな自分にちょっとだけ嫌悪感を抱いたりして。

とにかく、たまたま食材の買い出しもあったので、『IGA』(スーパーマーケット)で殆ど買物を済ませたところで携帯から最寄りのドミノに電話で注文し、ピックアップして帰宅する予定で。

注文の最後に名前を訊かれ、思わず「David」と言いそうになったけれど、でも今日の場合、実際にピックアップするのは私だから、やっぱり本人の名前でいいや、、、と、今回は自分の名前を言った。

そう言えば、東京で暮らしてた頃、電話で宅配ピザの注文をするのは何故か大抵Davidの役目で、でも、英語名で注文すると紛らわしい事になるので、彼はいつも
「ハイ、ナマエは、タカハシです」
と言って注文してたのを懐かしく思い出しながら。

さて、いざドミノに寄って
「電話でピザを注文した”Mayumi”だけど」
と、ちょっと半信半疑な気持ちで店員の若い男の子に告げたら、思い掛けず、難なく無事に注文したピザをピックアップする事に成功。

ちょっと嬉しい肩透かし、、、って感じで。

車に乗り込んだ途端、興味津々に受け取ったピザの箱に貼られたステッカーの『注文者名』を確認したら、そこには私の名前が

『MAILLOUME』

とプリントされていた。
(なんかちょっとフランス語っぽい綴りだな、やっぱり)
と妙に納得して感心。

確かに音としては、”マイユゥームぃ”で、フランス語の子供アニメ「Caillou/カイユ」に似てるもんね。

因に、現在ドミノではサマーキャンペーン中らしく、Lサイズ(直径=約35cm)に希望の4種のトッピングが出来て9ドル99!(つまり1000円くらい)

でもって、今夜の我が家の選択は
<ペペロニ+イタリアンソーセージ+ベーコン+マッシュルーム>
でしたとさ。

明日の夜は、Elizabeth&Pierreの家にてプールパーティの予定。

2010年8月6日金曜日

BFFはBest Friend Foreverなのだ

*Erikaがひと目惚れした(?)Old Navyの"BFF"Tシャツ*

今朝、起きたらてっきり土曜日かと思ったら、まだ金曜日だった。
完全に夏休みボケ。

火曜日はErikaと二人で買物に行く予定だったけれど、友人のElizabethから電話があって、急遽、子供たち(計4人)の為のプレイデートということになって、boulevard des Sourcesにある『Kazoom Café』(今更な感アリ、だけど)で落ち合い、子供たちを一緒に遊ばせた。

マクドナルドにあるプレイエリアを大規模にしたような、あぁ言った類いの場所で子供を遊ばせる(?)為に足を運ぶのも、これが最後だろうとか思いながら。
何しろうちの子供たちももう13歳(中学生!)と11歳だし。

とは言え、本人(子供たち)達が意外と嫌がりも恥ずかしがりもせずに、結構、楽しそうに遊んでたのにはびっくり!
子供の許容量って計り知れないものがあるな、やっぱり。

まぁ、Elizabethも最近なにかと忙しかったみたいで、彼女のとこのNicholas&Lauraと会って遊ぶのも、うちの子供たちにとっては久し振りだったってのもあるかも知れないケド。

ランチを何処でするか?でかなり揉めた後、レストランスタイルの『Pizza Hut』に決まり、私たちは初めて行ったけど、単にピザだけでなく『ブッフェ』(大好きな食べ放題! Woo Hoo!!!)があって嬉しいビックリだった。

ピザハットの看板商品「パン・ピザ」各種の他に、サラダは勿論、ベイクド・パスタや、デザートもあって、特に、ピザ生地でリンゴを包んで焼き、シナモンとアイシングが掛かったのがとても美味しかったし、フレンチフライには独特の風味と食感があって暫くの間は虜になりそうな予感。

おまけに値段も、大人が8ドル50、子供が4ドル50という安さ!
(これに当然TaxとTipがプラスだけど。でも、ランチ価格?)


昨日(木曜日)は、延期になったErikaとの買物を実行。

最近、やたら”ファッション・コンシャス”になった彼女との買物は、もはや以前のように<幼児を伴った私の買物>の形態でなく、<女同士の共同ショッピング>へと様変わりしつつある感じ。
ある意味「Sex and the City」に近いノリで。それはそれで楽しい。

Fairview Mall内を彷徨った挙げ句、「H&M」で予定外に私の(既に何枚も持ってるようないつもの黒い)スカートを購入し、「Old Navy」で計画通りErikaの新学年度用ジーンズとTシャツを買い、「HMV」では私が「Twilight/New Moon」のサウンドトラック版を買うつもりが、何故か間違って買ったのは「Twilight/Eclipse」だった!
(私、ボケてるの?って感じ)

「Old Navy」の更衣室には以前「GAP」で見覚えのある女性スタッフ(同系列ブランドだから)がいて、プロのスタイリストみたいにErikaにフィットしたジーンズを見つけてくれ、感心した。

それを彼女に言ったら、
「GAPとOld Navyとで計10年もやってるのよ〜」
と、案の定のキャリア。

英語だと、そういう何気なく感じた素直で正直な感情を気軽に口に出して言えるところがラクだし、心地いいなぁ〜と思う。
『言った者勝ち』みたいな。

そういう意味でも、北米で受けるサービスって”パーソナル”な分、日本のそれよりも心地良かったりして結構、好きだったりするのよね。

*ノートに走り書きしたみたいなデザインのTシャツ*


2010年8月5日木曜日

2本の傘と文化的ギャップ

最近、夕方になると夕立ちで激しい通り雨になる日が多い。

典型的な夏の気候。

月曜日も、私がキッチンで夕食の支度をしながら、そろそろDavidがバスで帰って来る頃かな?なんて思ってたら、急に暗くなって激しい雨が降り始めた。

バス停まで、ほんの50m程度だけど「この土砂降りでは絶対にびしょ濡れになってしまうなぁ、どうしよう?」と思った矢先、Kaitoが

「ダディを迎えに行ってあげた方がいいよね?」

と思い掛けず

「僕が行くから、傘、2つある?」

って以心伝心みたいに。

それで、私の大きめの傘を2つ持たせてあげた。


DavidとKaitoと、二人で仲良く傘を差して帰って来るかと思ったら、意外にも、市バスの運転手のおじさんがバス停でハチ公みたいに主人の帰りを待つKaitoを乗せてくれて(無賃乗車!)、運行路じゃないうちの通りを走り、わざわざ家の前(勿論、バス停じゃないし!)で停まって二人を降ろしてくれたらしい。

運転手のおじさんの好意と、ルール無視のその柔軟性にびっくり!

まぁ、小さな島の小さな町の小さな公共バスではあるけれど。
(通勤電車の最寄り駅までの乗り合いバス、って感じかな)

でも、こういう人間味に溢れたフレキシブルなサービスって、やっぱりさすがに北米!って感じがする。

日本は何でも『マニュアル通り』が基本だから。

『マニュアル』を越えたサービスって、日本ではなかなか得られないし、いかにも容易で可能に見えるリクエストをしても、大抵の場合

「申し訳ありませんが、それはちょっと難しいンですよねぇ〜」

って断られるので、そういう「マニュアル破りを恐れる」ロボット的なサービスに愛想を尽かしつつも慣れてしまった感アリ。

まぁ、そういう部分をも含め『文化的相違』と言うんだろうけど。

2010年8月1日日曜日

突然、身近に感じるイスラエルという国

ジュエリーは流行に関係なく、自分のその時の気持ちに合ったものとの出逢いで買うことにしている。

もともとゴールドには興味が無いし、アンチ・ダイヤモンド派なので、どうせ”輝く透き通った石”を身につけるならば、クリスタルで充分だし、人工のキュービック・ジルコニアでも全く問題ない、そういう意味では”安上がりな女”と言える私。

シルバーの冷たくてシャープな感じが一番好き。

最近、偶然に見つけた指輪のデザインに衝撃を受けて、そのオリジナル性の高いユニークなデザインのジュエリーを送り出す”イスラエル”という国に目を向けている。

*興味の発端となったMade in Israelのジュエリー#1*

ひと目で気に入った指輪は、リング状でありながら均等の輪でなく、不規則な幾何学的形状をしたもので、部分的に14Kのゴールドが長方形の”板”みたいな形で配され、埋め込まれたオパールが正方形なのも面白い。

文字通り”尖った”存在感のアクの強いジュエリー。

次に見つけた指輪も、シルバーとオパールのコンビネーションから、ひと目で”イスラエル製”かも?と連想させた。

*幅広のリングで花がモチーフながら何故か海を連想させる#2*

幅が2cmほどのリングで、丸いオパールが2つ配されている。

最初の指輪と同様に、その店にとっての”1点もの”であり、サイズ違いを選ぶことが出来ない状況は、まるで”シンデレラを探し当てるガラスの靴”に似ている。

私の指にぴったりと入った指輪を見た店員が驚きながら、
「この指輪、多くの顧客の関心を惹いたのですが、誰の指にも合わなくて皆がっかりしていたんです。」

2回も連続で、指輪にとっての”シンデレラ”だった私。

こういった運命的なモノとの出逢いって、女性ならば誰でもわくわくするのじゃないかしら? それが特にジュエリーの場合は余計に。

気を良くした私は、イスラエル製のシルバー・ジュエリーとの縁のようなものを感じて、以前はそれほど興味のなかったオパールという石についても、何かしら愛着のようなものを抱き始めている。

そんな折りに見つけたのが3つ目の指輪。

*過去の2つとは全く異なるデザイン#3*

これまたユニークな、大振りの花の形で、これも例外なく”いかにも”な”手作り風”の”1点もの”で、サイズもまるで私がオーダーして創らせたみたいにぴったり!
(因みに、私の指のサイズは日本では決して細い方ではなく、北米サイズで7号なのだけれど、多分、北米の女性たちは”骨太”で、更に大きなサイズの人が多いのだろうと勝手に解釈)

そんな訳で、探していた訳では無かったにも拘らず、縁あって私のところに遥々イスラエルからやって来たシルバーの指輪たち。

急に指輪のコレクションが増えちゃって、
「指輪はもう当分、要らないや」
と思っていたら、次の出逢いは上手い具合に計らずもペンダントだった。

*基本的に私が弱い”透かし模様”のペンダント#4*

直径が6cmほどの大振りなデザインで、7つの小さなオパールが不規則に配してある。

これまで宝飾店を覗いても、高級ジュエリーの中には欲しいと思うものを見つけられず、一時は銀製のジュエリー創作にも手を染めて、「自分が本当に気に入ることの出来る、この世で一つだけのオリジナルでユニークな作品を創る」ことに憧れたけど、イスラエル製の銀細工ジュエリーとの出逢いは、その憧れの実現に近い感じ。

私のアバターみたいなアーティストが、イスラエルの何処かで作品を創り出してる、そんな不思議な連想が楽しい。


あぁ、時の流れは残酷に

久し振りに写真の整理をした。

昔の懐かしい写真とか、子供たちが小さかった頃の写真とか、友達が送ってくれた写真とかをそれぞれカテゴライズしたり、それぞれのアルバムに入れたり。

最近はデジタルカメラで撮った写真をMacに入れたままだから、実際にプリントされた写真を見るのも、アルバムを開くのも、本当に久し振りのことで、なんかそういう作業が当たり前だった時代にタイムスリップしたような錯覚さえして面白かった。

義母から譲られた Davidの幼少からの写真てのも結構、数多くあるので、それらは特別に”くまのプーさん”のアルバムに収めてるんだけど、久々に彼の若い頃の写真を見て思わず溜め息が出た。

*若くて痩せてて髪の毛もあった頃のDavid君*

あぁ〜、私が好みのタイプは一貫してたんだなぁ〜と。

小学生の頃に初恋の”謙一クン”と同様で、たまたま「ビートルズ」で言えば、あの4人の中では断然ポール・マッカートニーみたいな存在で(特別ビートルズが好きと言う訳ではないけれど)、つまり、何となく”お坊ちゃん風”で(髪型もズバリ坊ちゃん刈りだったりして)、俗に言うところの”甘いマスク”を持ちつつ、いかにも学校の「お勉強が出来ます!」みたいな雰囲気を漂わせてるような、そんな感じ。

でもって、笑うとエクボが出来たりして。

輪郭は面長で、どことなくマット・デーモン風だったりして。

そうよ、私は”そのタイプ”に弱かったのよ!ってのを思い出した。

今となっては、昔の『陰も形も無い!』ってのは多分、私も同罪なので文句は言えないけど。

時の流れって残酷。。。