2015年12月29日火曜日

映画とか徒然

今日は火曜日なので、テキスタイル・センターへ行く予定だったけれど、昨日の午後から雪が降って少しだけ積もったのを見て、外出するのが億劫になった。

何しろ、クリスマス休暇と言うこともあり、家族がみな揃って家で朝寝坊してるし、ダラダラとのんびり過ごしてるから曜日の感覚も無くなってる。

毎日が日曜日状態で、だからもう毎日、家に籠ってぬくぬくと過ごしたい。


*映画のカタログを持って帰って来た*


Davidは Kaitoと二人で昨日、クエンティン・タランティーノの新しい映画『The Hateful Eight』を、デジタルではなく、敢えて70ミリのフィルムで観るため、少し遠くの映画館まで足を伸ばして楽しんで来た。

そして今日は、Davidと Erikaが二人で『Star Wars/ The Force Awakens』を観に行った、、、はずなんだけど、直ぐに帰って来て、チケットが売り切れだったらしい。
(何でこの間みたいに前売りを買わなかったのか?謎)



今年もあと2日で終わるけど、明日、Erikaはヴォランティアのギフトショップ勤務と、Trixeは健康診断がある程度で、あとは静かに年越しを迎えるのみ。

巻き寿司でも作って和食で年越しの夕食にしようかと考え中。

時間がたっぷりとあるので、私は思う存分にチクチクと針仕事が出来る極楽。

根を詰めると肩が凝ったり背中や腰が痛くなるから要注意なのではあるけれど。

昔、二十代の頃に、車で信号待ちの際、前方不注意の車に後ろから追突された事が2回もあって、所謂「むち打ち」の症状で外科や整形外科に通院したんだけど、そんな大昔の事故が果たして影響してるのかどうか?脊椎の周辺で、首だったり腰だったり、不具合が時々あって、痛くなったりするのは辛い。

単に運動不足とか血行不良とかが要因な気もしてるけれど。

何しろ、日本の文化みたいに毎晩お風呂に入って温まるって習慣も無いし。

最近は、外気が氷点下で寒いこともあり、朝のシャワーの際に髪を洗うのを躊躇う。

日本では、毎日欠かさず髪を洗うことは「常識」かと思ってたんだけど。

ほんっとーに日本人は清潔好きで潔癖性なんだと、つくづく再認識させられる場面は結構ある。

とにかく、北米で、特に年配の女性たちは髪を頻繁には洗わない。

カーラーで巻いてセットしたら、出来るだけそのスタイルを維持したいから、洗うのは週に一度とかってのを初めて聞いた時には信じられなかったけれど。

つい最近になって試してるけど、2〜3日シャンプーしないからと言って大した問題はなく、この歳まで生きて来て「毎日シャンプーしなくても大丈夫」なんて単純な現実に適応しつつある自分に、ちょっとした驚き。

これまで当たり前だと思って来たけれど、毎日シャンプー出来るって、それだけふんだんに清潔な温水があったり、市販されてる色んな成分を含む良い香りのするシャンプー剤が入手出来たり、恵まれた条件が揃った環境でこその特権なんだとつくづく思う。

飲む為の綺麗な水が無い国や地域だってあるのだから。



あとは習慣とか常識とかによって、特に考えるでもなく継続してるって事は結構あるかと思うんだけど、この数週間で自分にとってのもう一つの新しい試みは「枕を使わずに眠る」と言うこと。

肩凝りやぎっくり腰や、あとは時々、何かの拍子に首を「ゴキっ」と捻ってしまうことがあったりして、だから夜、寝る時の枕とか寝具とかは重要な気がしてる。

とは言え、今使ってるキングサイズのデカいベッドを買い替えたりするのは、さすがに出費が大き過ぎて、直ぐに出来る訳でもないし。

これまで枕には多少の投資をして、色々と違う種類やカタチのものを試して来たンだけど、特に「コレっ!」と惚れ込むような寝心地のモノには出逢わず。

背中がちょっと痛かった夜に、何の気無しに枕を使わずに寝てみた。

ベッドの上で背中がピンと真っ直ぐになる感じが気持ち良くて、いい感じ。

なので、その後も続行中。

ネット検索してみたら、枕を使わずに寝てる人は意外と多いみたいで驚いた。



そんなこんなでダラダラとブログを書いてたら郵便配達の人がやって来た。

Etsyで買ったアイテムがフランスから届いたらしく。


パッケージの切手部分を見てビックリ! 


ひゃ〜〜〜♪と思わず笑顔になってしまったじゃん。 憎いなぁ〜。





2015年12月28日月曜日

今年のクリスマス

もうすぐ終わる2015年の、クリスマスの覚え書きとして。

*ノスタルジックな色合いで作業場を臨む*


今年のクリスマスは何処へも行かず家で迎えることもあり
ツリーを飾ることにして、
とは言え、引越し後まだツリー(偽物)を買ってなかったので
初めて本物のツリーを体験。


緑色のツリーには赤い色のオーナメントが映える。

リビングルームポーカールームの窓も飾ってみた。


クリスマスのディナーにはお約束の七面鳥のロースト。

家族4人なので、スーパーマーケットで売ってる一番小さいのを購入。

10パウンドだから、ほぼ5kg程度?

スタフィングには:

- パン
- 玉ねぎ
- 林檎
- セロリ

卵と溶かしバターでまとめ
- セージ
- マージョラム
- タイム
などのハーブ類と塩コショウで味付け

これに Kaitoの提案で
レーズン(干しぶどう)と
クレーズン(干しクランベリー)も
新たに加えてみたけど甘味と酸味が加わって美味しかった!

*オーブンの中で時間を掛けて焼かれる七面鳥*


焼き上がった七面鳥はスライスされ
マッシュポテトや温野菜と共にグレーヴィーを掛け、
クランベリー・ソースも添えて。


数あるデザートの一つには『Bakers Square』の季節限定
"Candy Cane Pie"を試してみたけど美味しかった♪


何だかんだ言ってホリデーって
美味しいものをたらふく食べるイベントに他ならない気がしてる。

暖冬で雪の少ない今季でも
24日のイヴに少しだけ雪が降ったり、
あとはクリスマスの翌日26日の朝に雪が少しだけ積もった。


ほんとに少ない雪でも、辺りが白い景色になって良かった。

平和に穏やかで美味しく、家族揃って幸せなクリスマスに感謝。



12のアイテム勢揃い


「The Twelve Knits of Christmas」プロジェクトは
昨日、ようやく全メンバーの顔触れが揃った。

ので、記念撮影。


基本、本の通りに従って編んだものの
全く同じ毛糸が手元にあるはずもなく。

多少の色味や風合いが違ったり、
顔の表情や
あとは細部が微妙に違うんだけど。

*見本は、とっても親切丁寧に書かれたこの本*


あとは「太鼓」と「スティック」を編めば完成。

完成させる達成感みたいな嬉しさと共に、
やり遂げて過程を終了してしまう妙な空虚感みたいなものもあったり。

プレゼンテーションとしては、ドラマ仕立てに仕上げる予定。

引き続きの制作は、だからメインとなる「舞台」作り。

それから「木」を作ったり。

バックドロップ(背景の絵)は勿論、
舞台の「幕(まく)/カーテン」も派手なものを作りたいし。

最終的に一つの作品として仕上げるに当たり、
出来るだけ自分ならではの個性を反映させたデザインにしたい。

そして、2016年の州祭にてのコンテストに再び出展するのを楽しみに。



普段は独自のデザインとか型にはまらない手法にこだわってるから、誰か別の人がデザインしたものを作る作業には抵抗があるんだけど、編物に関しては、ちょっと別の話で。

子供の頃から時々、編物をして来て、自分のセーターを数枚とか、スカーフなんかを編んだ経験から「自分は編物が出来る」と思っていたんだけど。

北米の編物本や記号に従ってみると、自分にとって新しい編み方の方法やテクニックが沢山あることに気付き、今更ながら、自分がいかに編物の初心者だったかを目の当たりにする感じの発見。

ちょっとした「50(歳)の手習い」みたいな。

最初は意味不明だった記号たちでも、"Cast on 6 sts"、"inc1, K3, inc1, K1"、 "P" と従って、あとは"k2tog"とか "ssk" とか"M1"など、自分にとっての暗号を読解して辿り着くと、いつの間にかあるべきカタチに編み上がってる不思議、、、みたいな感覚が、とても楽しい。

未知の地図を手元に指示されたヒントに沿って進んで行く、ちょっとしたオリエンテーリングと言うか、小さな小さな冒険みたいに。

編物の魅力を再発見した気がしてる。




2015年12月24日木曜日

あとはドラマーのみ♪

明日はいよいよクリスマス。

七面鳥は既に買ってあるので、それ以外の食材の買出しに行ったり、『Trader Joe's』にも寄って、そこでしか買えないオリジナル商品を買ったりとか。

あとは美味しいものをたんまりと食べながら家でのんびりの極楽。

珍しく暖冬のクリスマスではあるけれど、昨日、朝から雨の予報が雪になって、割りと長い時間で降ってくれたお陰で、うっすらと雪景色になって、まぁ "Winter Wonderland"とは行かないまでも、目に優しい白い世界でクリスマスを迎えることが出来そうで良かった。

やっぱり土地柄、雪の無いクリスマスはピンと来ないのよね。


その後、ご近所さん Kateさんからのプレゼントが玄関前に置かれていて、開けてみたらホームメイドのロールケーキとチョコレートがお皿に乗ったものと、短いメモにクリスマスの挨拶に加え、この間、届けたダコワーズがとっても美味しかったらから、もし良ければレシピを頂戴、の走り書き。

その後、本人がやって来て、犬用のクッキーも焼いたから、と Trixie用のクリスマス・プレゼントに頂いた。

そしてダコワーズの話に戻り、お友達と分け合って食べたらしいんだけど

「私たち、人生の中で長年クッキーを食べてるけど、こんな美味しいクッキーは初めてよじゃない!?」

って事だったらしい。

私よりもひと回りくらい年上の Kateさんと彼女の女友達はきっと、典型的なアメリカ人の中年女性で、多分、クッキーと言えばバターと粉を使って焼いた、チョコレート・チップの入ったものなんかを筆頭に、ピーナッツバターのクッキーとか、ジンジャーブレッド・タイプのクッキーとかが一般的で食べ慣れたものなんだろうと容易に想像する。

なので、日本風にアレンジされたフランス系のクッキーは、とても目新しく、その食感やクリームの風味を斬新に感じるらしい。

とは言え、『TARGET』や『Trader Joe's』へ行けばフランス風デザートの代表である「マカロン」が買えたりもするんだけど。

でも「マカロン」と言うと、同名でありながら北米では「ココナツと練乳を混ぜて焼いた」みたいな、全く別物のお菓子が存在するし紛らわしいのは確か。


その後、別のご近所さん Bob+Patさんご夫婦もやって来て、焼き上がったばかりの「バナナブレッド」のローフ(クランベリーも入ってて美味しい!)を頂いた。

クリスマスならではのクッキー交換って感じがほのぼのとして、同時に、良いご近所さん達に恵まれた有り難いご縁を再認識して感謝の気持ちだったり。


あ、そうそう、この前の日曜日の午前中は、予定通り、Davidと Kaitoと私の3人で映画『Star Wars/ The Force Awakens』を観て来て楽しかった。

満席の映画館で映画を観るのは久し振りな気がしたけど、会場の盛り上がった独特の雰囲気の中で、ちょっとした一体感みたいなものを感じながら、「ハン・ソロ」役のハリソン・フォードの登場に歓喜したり、映画を見終わった際の満足感に拍手喝采だったりするのも面白い経験。

日本人の私にとって、主役の一人である「レイ」役のデイジー・リドリーは、どうしても(若い頃の?)中谷美紀に見えてしまって、個人的にはとっても好きな顔なのよねぇ〜なんてしみじみと見とれてしまったけど。

映画を観に行くにあたって、Kaitoはスター・ウォーズのTシャツを着て。

Davidは

「じゃあ、僕はすたー・うぉーずのベルト・バックルをしてゆくぅー!」

と意気込んで見せたものの何処に仕舞ったのやら見つけられず、、、ってのは、いつものことで。(普段から整理整頓が苦手だから)

私は、じゃあプリンセス・レイアの髪型でもして行こうかと思ったけど止めた。

次回ハロウィンの仮装にとっておこう。。。かな。


いずれにしろ、火曜日のテキスタイル・センターで、「誰かスター・ウォーズ観た?」と一応、訊いてみたンだけど、やっぱりいなかった。。。残念。

私の手仕事の仲間のほとんどが皆、私よりも年代が上だったりするから。

この間、映画『007』を観たあとの話で、私がうっかり

「思うに、これまで観て来た過去のジェームズ・ボンド役の中で、一番ピッタリ来るのはダニエル・・・」

と言い掛けたところで、メアリーとナンシーと他の誰かが即座に

「ショーン・コネリーっっっ!!!」

と叫んで、大笑いしたんだけど、まぁ、そんな感じの年代のグループ。



*いよいよ完成まじか♪*


手仕事は、引き続き「12 days of Christmas」を編んでいて、昨日ようやく「A partridge in a pear tree」の「山鶉(やまうずら)」と、「Six geese a-laying」のグース(ガチョウ)と、それから今朝、「Seven swans a-swimming」のスワン(白鳥)を仕上げたところ。

あとは最後の「Twelve drummers drumming」のドラマー(鼓笛隊の太鼓叩き)を残すのみで、時々チクチクと針を動かしてるところ。

クリスマスに向けて作り始めたので、仕上がれば嬉しいけれど、仕上がらなくても別に何ら問題もないって感じのノリで。

あとは完成させた後、どんなプレゼンテーションでの展示にするか?考え中。



2015年12月20日日曜日

クリスマス準備

早くも12月も既に20日ってのが信じられないンだけど。

階段脇の洗濯室のドアの脇に下げた古いアドヴェント・カレンダー。


自分で作って 2000年と刺繍されてるので、かれこれ驚きの15年前。

以前は楽しみながらクリスマスを待ち侘びてた子供たちも、今は18歳と16歳に成長して、それでも毎日アドヴェント・カレンダーをチェックしていてくれるのは、ちょっとした何かの罰ゲームみたいな感じなのかどうか。


北米で「お歳暮」の習慣は無いと思ってたけれど、それでも、親しい人々の間では手作りのクッキーを届けたり、箱入りのチョコレートをプレゼントしたりってことはあって、だから私も、お世話になってるご近所さんとか、特に親しくして頂いてる3軒に、ちょっとしたクリスマスのご挨拶をしたいと思い、ワインと、ホームメイドのダコワーズを簡単な箱に入れて届ける計画で、箱を物色。

実はアメリカに引っ越して来てから余り縁の無かったダラー・ストア(日本の100均と同様)を覗いて見たら、ビンゴっ!予想外に可愛いイラストの缶が豊富な種類で揃っていて感激。

私は「今風」なデザインの長方形のものを選択。



昨日の午後にせっせと作ったダコワーズを詰め、Julio Galloのワインをバッグに入れて、どちらにも簡単なリボンを掛けて届けた。



クリスマス・カードと同様、12月に入って直ぐから「やらなくちゃ」と頭の中で思いつつ、なかなか行動に移せない日々が続き、どちらもようやく完了させたので、気分はまるで「夏休みの宿題をやり終えた子供」って感じなんだけど。

でも実は子供時代の、そんな記憶はないような。。。だはっ。


クリスマス・カードは、年々と投函する数が減ってしまい、気付いて見れば、去年は何と!ゼロだったと言う驚きの言い訳は、引っ越して落ち着かなかったのと、あとはカナダに長距離帰省する慌ただしさ諸々とか。

今年は何とか、本当に限定された数ながら書く心の余裕があったみたいで、これまた自分の好みを反映した雪のシーンの3Dで、雪の結晶とか鹿とか兎のデザイン。


日本でもカナダでも、同様に記念切手には素敵なものが多かったけれど、それはアメリカも同じく、季節や行事に合わせて選べるお洒落な切手が数多く発売される。

クリスマス切手にも色んなデザインのものが多く目移りしたものの、作家がミネソタ縁と言うこともあり、スヌーピーにしてみた。



そして肝心のクリスマス・ツリーは、と言えば。

去年はカナダでクリスマスを過ごすこともあり、ツリーを飾る必要が無かったんだけど、今年は家で静かにのんびりと祝う予定で、それならばやっぱり家にツリーを飾るのは必須!みたいな感じで。

Davidは子供の頃に洗礼を受けているはいるものの、現在は "Atheist"だし、私は仏教徒なのかなー?とか思いつつ、それでも神社にもお参りに行き、クリスマスも祝う、典型的な節操のない日本人の背景なので、だから正式に宗教的な意味合いからするとクリスマスを真剣に祝う家庭ではないんだけど。

まぁ掘り下げて考えると、友人や知人たちの中には、イスラム教を信仰する人やユダヤ教を信仰する人たちの数も多いから、実は大きな声で無神経に「メリー・クリスマスぅ〜!」とか言うことのないよう、場面には気を付けて配慮し、だから敢えて "Happy Holidays"とかを無難な挨拶の言葉としてる昨今だったり。

まぁ色々と考え始めるとキリがないので、取り敢えず家族の中で交換し合うプレゼントの適切な「置き場」として、やっぱりクリスマス・ツリーは必要と言う結論。

我が家の伝統として「偽物の白いツリー」を探すも気に入ったものが見当たらず。

「偽物の白いツリー」なだけに、「安物」だとほんっとーに「ニセモノ」風の安っぽい白いツリーになってしまうから、私的にはちょっとくらい奮発してでも何とか「マジカル」で夢のような白いツリーが欲しいのよね。

それが無理ならば、いっその事、「ホンモノ」のツリーはどう?って事になり。

未だかつて「本物のツリー」と言うものを体験した事が無かったので、実はいつも毎年、白いツリーを飾りながら「本物のツリーって一体どんな感じなんだろう?」と頭の中で想像を膨らませ、未知のツリーを思い描いてた。

多くの人たちから「とってもいい香りなのよ〜」とか聞かされ、興味津々だったから、今回ようやく、それを体験してみる機会が出来た。

今年初めて本物のツリーを体験して、そしたら来年、果たしてどちらのツリーにするのか?比較検討することが可能になる。


買ったツリーを車に積んで家に帰る、、、ってのを初めて体験。

いかにも北米での、典型的なクリスマスを迎える為の12月の儀式、みたいに。

これまで何度となく映画の場面でみたり、街頭で見たり、通り過ぎる車のルーフにツリーが括られてる光景を、いつも何となく羨ましいような不思議な気持ちで見て来た自分が、今回、当の本人になってる感覚には凄く特別なものがあった。

ほんの短い一ヶ月の間の儀式の為に自然の樹を切ってしまうことに対する反発も少なからずあった自分にとっては、ちょっとした葛藤もあり。

*立てたばかりのツリーは枝がまだ広がってない*

家の中に木が立ってる、、、初体験。


本物の木には森の中みたいな錯覚する素敵な芳香が漂って素敵♪


そして飾り付けをして少しずつプレゼントがツリーの下に出現中。


そして木が乾燥しないよう、毎日の水やりを欠かさずに。


2015年12月18日金曜日

パン作り(inedible)

今朝は今シーズン一番の冷え込みかな?の、いよいよ氷点下の7℃で寒かった。

運動不足で体が硬くなって、あちこち痛みがあったりの老化現象を食い止める為、昨日は家でトレッドミルをしたり、今日はスイミングに行ったり。

やっぱり水泳は膝への負担も掛からないし、浮遊感が気持ちいいし、適度な運動にもなるし、おまけに北欧式サウナにも入れるから嬉しい。



さてさて世間はもうスター・ウォーズの話題で持ち切りな印象。

映画館のタダ券が4枚あるけど、スター・ウォーズは前売りで完売してしまうくらいだから当然使えず。

取り敢えず Davidと Kaitoと私の3人分、日曜の午前中に行く予定でチケット予約。

IMAXと3Dと2Dとの選択肢があって、どうやら人気はIMAXと3Dに集中らしい。

上映時間的には午後から夕方に掛けてのチケットが完売、余裕があるのは夜の10時過ぎとか11時過ぎとか、或は夜中の12時過ぎから上映の分のチケットで、驚きなのは、夜中の2時とか3時とかからの上映もあり、おまけに早朝の5時とか6時とか7時とかの上映もあって、じゃあ早起きして朝一番で、学校や仕事の前に
「スター・ウォーズ観てから行く?」
みたいなのも凄いなぁ〜〜〜と。

一体どんな人達がどれくらいの人数で、どんな時間帯に映画館に足を運んでるのか?興味津々なところ。

ひょっとしてこの辺りでも公開前に並んだ人たちとかいるのかな?

興味半分に夜中過ぎの上映とか早朝からの上映とか行って見たいような気もするけれど、基本的に、夜間の外出はしないことに決めてる。

陽が落ちてからの一人歩きとか、暗くなってからの外出とか、カナダではそれほど意識したことは無かったけれど、ここはさすがにアメリカなので。

フツーに拳銃や猟銃が流通している土地柄では、自然と慎重にさせられる。

と、この件について書くと長くなるので、もし別の機会があれば書くかも。

銃社会とかテロリズムとか宗教とか、短くまとめて書くのは難しいし、私なりに個人的に直面する事、感じること、考えさせられる事は多々あるものの、このブログは飽くまでも軽く楽しい事柄を共有する場所にしたいのを主旨としてるので。



かなり以前にフェルトで作った「箱」としての「パン屋」さん。

*因みサイズは:建物の正面の長さは約14㎝で奥行きが7㎝、
高さが10㎝ちょっと*


*建物横の窓からは中が見えるようになってる*


この間、何となく気が向いたので、ちょっとだけ中身を追加で制作。

入り口脇の黒板に書かれたメニューの前にカウンターを作って設置し、その上に、キャッシュ・レジスターを置いてみた。

そしてガラス張りのショーケースの中には「デコレーション・ケーキ」とか「ドーナツ」を並べ、上には「クロワッサン」のトレーとか。


パンの棚にはスライスしてない「食パン」のローフとか、フランス風のバゲットとか、田舎風の丸くて素朴なパンも並べた。


床に広げて並べて見たらこんな感じ。。。


ミニチュアの制作は肩が凝りますなぁ〜。ふぅ〜。と、歳を感じてる。。。






2015年12月16日水曜日

Paku, Paku, Paku.

今週はもう、いよいよ12月も3週目に入りホリデー気分全開。

Kaitoはカレッジの授業が無いので事実上の冬休みに突入。

高校生の Erikaは23日まで授業はあるものの、今日は半日だったので、学校まで車で迎えに行って一緒に買物に出掛けた。

冬支度の一環として、新しいジャケットとブーツを探す目的で。

残念ながら気に入ったジャケットが無かったものの、ブーツは購入。

彼女の買物に付き合いつつ、私はクリスマスのオーナメントに目が留ってしまい、中でも気に入ったものを厳選して幾つか買ってしまった。

*自分で手作りするのが馬鹿らしく思えるくらい
安価で可愛い「手作り風」オーナメントたち*


可愛いチェック柄の生地で作られた犬とか、インドで作られたらしい厚手のフェルト生地で出来た犬とかのデザインのオーナメントは、一つが3ドルとか4ドルとかの値段で売られていて、一体これらを手作りする人たちの手元には、どれほどの収入となるのか?心配になるくらい安価で。

こういった商品が市場に出回っている現実を知ると、益々、ビジネスとしてモノを売るということの厳しさを想像させられる感じで萎える。

取り敢えず Etsyに出店してる(現時点での扱い商品はゼロだけど!)ので、過去には自分で作ったアイテムをほんの数点だけ販売した経験はあるものの、熱心さと勤勉さに欠けるので継続するのが難しく。

例え「もの作り」が大好きだとはしても、売ることを目的として作るのは本当に大変な事だと思うし、自分には向いてない事も実感している。

「商いとは即ち飽きないこと」とは本当に良く言ったものであると感心する。

そんなあれやこれやを考えながら店内を歩いていると、意外な商品がどかーん!と店頭に置かれていて、ちょっとした新鮮な驚きだったのは↓これ。

*じゃ〜〜〜ん♪*


な、な、なんと! 昔懐かしい『パックマン』ではありませんかっ。

『ナムコ』社製だから、ひょっとして日本からの輸入もの???

自宅にゲームセンターみたいな本格的なゲーム機があるって面白そう?

一瞬、Davidへのクリスマス・プレゼントに買ってあげようかと思っちゃった。

今、借りてる一軒家のリビングは彼のポーカー・ルームになってることだし。

なんて冗談半分に考えつつ、一応、念の為チェックしたらお値段2000ドル也。

わはははは〜、そりゃそうよね〜、そういうお値段よね〜と空しく笑って終了。



2015年12月15日火曜日

ミニ雪だるま

12月も半ばと言うのに、昨日は朝から雨が降ってました。

ひょっとしてひょっとすると、雪の無いクリスマスなんて事もあり得るかも?

まぁ生活するにはラクで有り難いンですが。

今月支払い分の暖房費も去年の同じ時期と比べてみたら格段に低くて驚いたり。


そんな状況に関係なく、冬景色のシャドーボックス他を作成。



フェルトのボックスは8cm角くらいのサイズ。

小さなスノーマンはニードル・フェルティングで5cm弱。


今日はテキスタイル・センターにて、通称 "Textile Artists on Tuesday"のいつものメンバーで「ホリデー・ランチョン」のポットラックだった。

私は簡単に焼けるチーズケーキのデザートを持参して好評だった。

前回に持参したダコワーズも好評で、それはレシピをリクエストされてたので、そのコピーも持って行って配った。

オリジナルは日本で購入したデザートの料理本だったから、日本語から英語に翻訳するのは私にとってのちょっとした「宿題」って感じだった。

会話で気軽に説明するのと違って、やっぱりきちんとした文章で表現するとなると、翻訳作業は本当に面倒で煩わしくて、あれこれと頭を捻って悩む作業。

そんな作業を本業とする人は本当に大変だろうと思うし、尊敬してしまう。

だって、同じ意味合いでも、表現の仕方は無数にある訳で、どんな言葉を選んでどんな説明にするかは、飽くまでも個人的な世界だから。

おまけに、分量の「g」だとか「ml」だとかのメトリック式を、アメリカではインペリアル式の「oz」や「lb」に置き換えないといけないし。

オーブンの温度は勿論「℃」じゃなくて「°F」だしね。あ”ぁ〜!

とにかく、英語の文章ではいつも Davidに校正して貰えるから助かる。

「赤ペンして!」と頼めば、いつでも快く引き受けてくれるから。

ま、個人的な手紙だとか、友人や仲間同士でのメールなんかであれば、私にとって第二言語である英語で多少の間違い(スペルミスとかでなく)があったとしても、それが私の個性であり、私らしさであるから、まるで問題とは思わないんだけど。

言語に対する認識とか価値観みたいなものには個人差が大きいかと思うんだけど、テキスタイル・センターでの仲間の多くは皆アカデミックで、テキスタイル・アートの傍らに教壇に立って英語や文学や芸術を教えてたりするので、彼女たちと言語や文化関連の会話をするのは興味深く、刺激的で、私にとって勉強になる事も多い。


もうすぐ年末年始を迎えることもあり、気分的に何となく和食材を買っておきたい気がして、テキスタイル・センターの後、『United Noodles』に寄り道。

真空パックで冷凍された「鰻の蒲焼き」をはじめ、冷凍の「ほっけ」だとか「ししゃも」だとか(これらは飽くまでも自分用だけど!)も購入。

おまけに奮発してキューピーの和風ドレッシングだとか、インスタントのしじみやあさりの味噌汁だとか、たらこのふりかけやパスタソース、ひょっとして巻き寿司なんかも作るかも?ってので焼き海苔なんかも購入。

あとはクリスマス・ストッキングに入れる子供たち用の「ちょっとしたプレゼント」のおまけに、日本のお菓子「ハイチュウ」とか「チョコベビー」とかも買ったり♪
(日本へ行った際に食べて好きになった特別な想い出のお菓子って感じ)

そして自分用には醤油味の胡麻煎餅とかうに風味の揚げ煎餅とか。

そんなあれこれを物色してたら、近くに若いアジア系の女性が二人やって来た。

見た目では余り日本人っぽく無かったから特別、気にも留めなかったのではあるけれど、ふと耳に入って来た彼女たちの会話が日本語でビックリ!

思わずタイミングを見計らって「に、ニホンジンですか!?」と訊いてしまった。

何しろ、ミネソタに越して来て以来2年間でのニホンジン遭遇率はとても低く。

多分これは私の年代とか行動範囲の狭さによるところも大きいとは思いつつ。

とにかく、彼女たちは日本からミネソタの大学に留学している学生さんと言うことで、寮生活をしながら心理学などの専門分野で勉強しながら、アメリカ生活を楽しんでるらしく、私は本当に久し振りに他人と日本語での会話をして妙な気がした。

それで気付いて見ると、本当に自然な成り行きで、彼女たちとの会話が英語になっていた訳なんだけど。

なんかそういうのも面白いな、と思う。

例え日本人同士ではあっても、生活語はやっぱりお互いに英語なんだな〜って。

言葉は生活であり、日常であり、環境であり、とても流動的なもの。

だから面白いものであり、大切に扱いものだと思う。




2015年12月11日金曜日

角、見つけました

少し前にラグ・フッキングの手法でフッキングしたパーツを

パッチワークのように継ぎ接ぎして3Dとして作り上げた鹿の頭。


この間、郊外の駐車場脇に植えられた大きな木の下に落ちてた枝が

「あ、、、鹿の角(アントラー)にぴったりかも♪」

と思い、拾って来たものの、ガレージの中に放置されてたのを

思い出したように、小型の鋸を手に2つに切り分けて

あとは細部をトリムしてみたら、やっぱり!


思った以上にぴったりな雰囲気でフィットして嬉しくなった。


木の枝ならではの、独自の自然なカタチで。

不規則にボコボコとした突起とか、枝の曲がりくねった感じが好き。


まぁ、クリスマスが来る時期的なこともあり、

ちょっと鮮やかな色味を付けて華やかな感じに飾りたいと思い、

カラフルな羽根が撚り込まれたウール素材をからませた。


クレイジーでポップな仕上がり(かな?)。。。に自己満足♪

作業場の一角のソファの横の壁に設置。



2015年12月8日火曜日

ケーキみたいなクッション

私の仕事場の一角に置いたソファには

デザイン違いの布に包まれたボタンが

ランダムにいっぱい付いているのが気に入ってる。


なので、それに触発されたクッションを作った。


 "Cute as a Button"を合言葉に。


いろんな色合いのウールをフックして

ところどころランダムにボタンを縫い付け

フリンジ部分には毛糸をループ状にフッキング。


クッションとして仕上げたら

何となく「デコレーション・ケーキ」みたいに仕上がった。


当初の予定としては、

綺麗で個性的な年代物のボタンたちを飾るつもりだったけれど

余りにも個性的過ぎるボタンを配してみたら

視覚的に焦点の定まらないデザインになってしまい。

敢えて妥協してトーンの同じボタンたちで落ち着いた。


クッション・カバーとして仕上げなかった理由は、

どっちにしろ洗う機会は無いだろうから。

なので直接にポリエステルの綿を詰め込んで仕上げ。


ラグ・フッキングのコミュニティでは、思いの外にウケたみたいで

好意的なコメントを幾つも頂いた。






2015年12月3日木曜日

犬柄のお皿にダコワーズ

例年よりも長く暖かい秋が続いたミネソタも、

今週、月曜日の朝にはいよいよ冬の様相に。


そして火曜日は Textile Centerでの集まりに

Dacquoise/ダコワーズを大量に作って持って行った。


カナダで作って以来なので、2年振り以上。


すっかり要領を忘れて、手順にあたふたしながら

カタチも不揃いになってしまったけれど。


まぁ味は一緒だからいーや、って感じで。


今回のお皿はコレ。

*Pier 1 Imports の新柄*

ちょっとクリスマスの雰囲気で♪


ダコワーズは好評でレシピをリクエストされたから

日本語のレシピを英語に直してプリントして持って行く予定。


グルテン・フリーなのでグルテンを避けている人にもピッタリ。


ステファニーさんもそんなうちの一人で

「これまで食べたグルテン・フリーのクッキーの中で一番美味しい♪」

とか言って、大喜びだった。


因に、日本のレシピでは主に使う卵白の量が

「140g (卵4個分)」

とかだったりするんだけど。


その少なさに戸惑う。


北米では牛乳パックみたいなのに入って1ℓとかで卵白が買えるので

取り敢えず、その半分くらいを使った分量で作った。


これに限らず、日本と北米での料理のスケールの違いは顕著。

まぁ、料理だけではないけれど。

日本に比べると北米では何でもかんでもが「ドカーン」って感じ。









フェルトのおせち:覚書

カレンダーもいよいよ最後の1枚になり「師走」。

日本では「おせち」の注文をする頃なのだろうか。

時期的に、フェルトでもお節料理を手作りしたくなる人は少なくないみたいで
「フェルトのおせち」で検索して、このブログに辿り着く人もいるらしく。

せっかくの機会なので、自分版のフェルトのおせちを
改めて一つの頁にまとめておこうと思う。



漆塗りに金箔で描かれた松竹梅の重箱(のつもり)を重ねて。





参考にしたのは、おせちの注文を取る為のデパートの広告。
(どこのだったか?は忘れたけれど)


まずは壱の重から。


紅白のかまぼこや伊達巻き、昆布巻き、栗きんとんなど。






続いて、弐の重。


数の子、蓮根、蛸などの酢の物が沢山入ってる。






最後は、参の重。


こちらは煮物が中心で、がんもどき、椎茸、蒟蒻など。






大きさの参考に百円玉を置いてみました。。。





中身が解るよう、重箱から出して分解してみました。




材料は主にフェルト。

部分的にガラスビーズ、極細の針金など。

基本的に接着剤で貼り付けるのは嫌いなので
飽くまでも針と糸でチクチク縫い付けてます。

あとは所々、必要に応じての刺繍を施して。

重箱の1辺は6cm弱(ほぼ2インチ)ってとこで。

細々と楽しい作業でした♪