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2019年11月18日月曜日

11月とハロウィン後記

気が付けば11月も中旬。1ヶ月くらい本当にあっと言う間に過ぎてしまう。

これと言ったドラマチックな出来事も無く、手仕事の作業に没頭する日々。

Textile Centerでは11月から、ギャラリースペースもギフトショップの延長として、ホリデーシーズン展開。

私の作品も随時、販売して貰いながら、今月の末には(何故か)ニードルフェルトの作家として "Meet & Greet"のイベントにヴォランティア参加する予定で、来場の人々にデモンストレーションしながら体験して貰う計画らしい。(←他人事っぽい)

小さな場所だし、規模も小さいので、大それた期待もしてないんだけど、まぁ、色んな人達と出逢って会話したりするのは、自分にとっての刺激とか社会勉強になるだろうとは思ってる。


Erikaがカナダに引っ越してしまって以来、これまで長年での4人家族としての団結と言うか、定着+安定してたバランスが崩れ、奇数の3人家族って「ちょっと妙」な感じに戸惑いつつも、割と「こんなもんか」みたいに慣れて来た感。

「大学生の子供に仕送りする親」って立場になった自覚が余り無いまま、でも来年は Kaitoもカナダに引越すし、そしたら暫くの間は成人した子供たち2人を経済的にサポートする生活になるんだろうな、なんて漠然と考えると、今更ながら少しだけ財布の紐が固くなる(よう意識的に努力中)気配を感じてる。

切羽詰まってないのは本当に有難い事だと思うし、洋服もアクセサリーも既に一生分くらいと思える程の量であるし、手仕事の為の材料も豊富に備蓄してる。

恵まれて贅沢で有難い、と感謝の日々なのではあるけれど、最大の不安は何と言っても「浮き草暮らし」的な現実であって、来年の今頃は果たして何処でどんな暮らしをしているのか?何の保証も無いって事。

理想的な物件に巡り合って、不動産を買って、家を自分の持ち家として手を加え、維持して、飾り付けて、最高に快適な空間に作り上げても、それが短期限定と解ってるのが北米生活の残念な現実、かな。

犬の Trixieに習って「過去を悔いず、将来を憂う事なく、今、目の前にある幸せを謳歌するべし」ってのは心掛けてはいる事なのだけど、人生は犬ほどに単純じゃ無い。


今年の Halloweenは、Erikaが居ない事もあって以前のようには気分も盛り上がらず。

子供たちの仮装を手伝いながら自分も仮装してた時代は楽しかったけれど、今、鏡の中の自分を見ると何だかもうすっかり50代半ばのオバさんの顔で、特別なメイクをする意欲も湧かない。

Trick-or-Treater達に手渡す為のお菓子はふんだんに用意したけれど、

- 当日の気温がどっと下がって氷点下で寒かった!

のと、

- 家が密集してないので歩く距離が多い割りにお菓子を貰える効率が低い

って現実があり、去年の25人から16人に減少して寂しかった。

前回の家では85人くらいの記録もあって賑やかだったのは土地柄の違い。

残ったお菓子は Davidと Kaito、そして私のお腹の中に収まり、予め、残ってもいいよう自分たちが好きなお菓子ばかり買ってた、ってのはいつもながらの原則。

*今年のカボチャは映画『IT』から
ペニーワイズ風にしてみました*


*ハロウィンには何ら関係ナイと思われるんだけど
この夏、Davidからのリクエストで日本土産として持ち帰ったコレ等
(映画『千と千尋の神隠し』のキャラ:カオナシ)
が、妙にハロウィンテーマに馴染む感じで*



Kaitoは、インターネットで "D&D / Dungeons&Dragons"と言うロールプレイングのゲームで知り合った女性と、2〜3年継続的に(ネット上で)交流して来て、9月の末に初めて単独で、シアトルに住む彼女に会いに出掛けて来た。

昔から「可愛い子には旅をさせよ」と耳にして来たものの、本当に一理ある、と言うか、真理であると実感させられる。

17歳の時に初めて単独でカナダに2週間行って来た Erikaが、(私にとって)別人のよう(外見は勿論、同じなのだけど内面の成熟度が断然に違う)になって帰って来た体験は鮮烈な記憶なのだけど、今回の Kaitoにもそれを感じた。

彼女のアパートに1週間滞在してシアトル市街の観光も楽しんで、私へのお土産も買って来てくれた。

ネットで出逢い、遠距離恋愛でも親密な関係を維持する事が出来る、新しい世代での人間関係の可能性ってのを目の当たりにする。

*シアトル土産に Kaitoがくれたマグネットたち
彼が私の「ロボット好き」を何気に把握してたって事実に驚き*




そして私はこれを書きながら激しい歯痛を体験してるんだけど、虫歯はかれこれ25年以上に渡って1本も無いので、この痛みは本当に久し振りかも。

若い頃に根っこの治療をして神経の無かった奥から2本目の上顎の歯の、根っこの部分が(疲労骨折みたいな感じに)割れてしまい、放置して炎症するのを防ぐ為に抜歯して貰い、そこにブリッジをして貰う事になった。

インプラントと言う選択肢もあったんだけど、口腔外科に行くのを躊躇した。

医療費がべらぼうに高いアメリカなのは既に有名な事だけど、歯科医療は保険が適用されないカナダもほぼ同様に高額かと思うんだけど、因み今回のブリッジ(抜歯は含まず)費用の見積もりが $4000(40万円前後)也。

企業加入の健康保険が一部負担するから、自己負担分は多分 $2500前後?

個人の健康保険積立てもあるので、お財布への新たな直接負担は無いけれど。

それにしても歯が痛いのは辛い。

昭和の日本の田舎育ちの私なので、お口の中には未だ金属(最近のは白い陶製)の詰物や被せものが複数あるのが本当に残念な現実。

結婚以来、日に複数回の歯磨きと毎晩寝る前のフロッシングを欠かさないので、少なくとも現状は維持出来てるけれど、改善する事が出来ない、、、2度目のチャンスが無い、ってのは悲しい。



歯痛の関連でチョコレートの話。

*友人 Lisaのお気に入りチョコレート*

Textile Centerではテキスタイルに関連したテーマでの海外旅行を企画して、希望者を募集して12〜18人程度での規模で実施されてるらしいんだけど、今回、夏の終わりの渡航先は日本で、私たちのグループからも Lisaが参加。

渡航前から色々と助言し、2週間弱の日本滞在で素晴らしい旅の体験をして、幸運にも大きな台風を免れて帰国、沢山の興味深い土産話と共に持参してくれたお土産が、空港で買ったと言う「ロイズ」の生チョコレートだった。

Lisaも彼女の友達たちもすっかりこのチョコレートにハマってるらしい。

次回、日本へ帰省の際には買って来て欲しい、と頼まれてしまった。

Amazonで検索してみたらアメリカからも買える! でも25ドル。

関連で、

カナダで好きだった「トマトケチャップ味」のポテトチップス、何故かアメリカでは売られてなくて、試しにAmazonで検索してみたら実際、買うことは出来るんだけど12ドル以上。

無い物ねだり、の心理と、果たして何処までの価値を見出すのか、自分の中での線引きが微妙なところ。。。

アメリカに住みながらカナダの珈琲(Tim Hortons)を注文すれば翌日に配達されるし、しかも高価じゃない!って恩恵には感謝してるけど。




新たな折り込み広告で見つけたアジア系のレストランに友達夫婦と出掛けてみた。

和食だけでなく、中華とタイとベトナム辺りの料理がメニューにあったので、弁当ランチとトムヤムスープの妙な組み合わせを試して楽しんだ。

ご飯も餃子も天麩羅もそこそこに美味しくて、とにかく「弁当」として食べられるってのが私にとっては付加価値の魅力で嬉しかった。

今の時代、美味しい寿司、っては殆ど常識ってくらいに当たり前になってるし。



この間、mixiを覗いて目に留まった広告写真のスカーフが本当に素敵で。


多分、人生で初めて?ってくらい簡単にネットショッピングの罠に落ちてしまった。

米国の販売会社かと思い込んだら、どうやら中国の会社で、4週間も経過した後で、とにかく商品は届いたのだけど、「何!?(・_・;?コレ!?」ってくらい写真とは大幅に異なるブツ(安っぽい粗悪品)だった、、、と言うオチ。

半世紀以上も生きていて、未だに勉強させられる体験があるもんだわね、と反省。




*はい、木のサイディングなので塗装の時期なの丸見えですが(汗)*

現在の家は裏庭が林のように樹々が沢山で、冬はスキーロッジのようで、夏は北軽井沢のようで本当に嬉しいのだけど。

生きものである樹だから、当然、死んでしまうって事もあり。

嵐が来て倒れて家や物置の上に倒れてダメージがある前に、残念ではあるけれど複数の木々を Davidと Kaitoが、プロのきこり(樵)みたいにロープとチェーンソーを駆使して切り倒す作業をしてくれた。

来シーズンは家全体の塗装もするべきなのだけど、見積もりを取ったら100万円以上もするので、やっぱり自分たちでしようか検討中。

因みに、樵の作業もプロの見積もりでは7〜8本の木で $2200だったので、Davidが電動のチェーンソーや道具を買って自分たちでする事にしたのだった。

プロに頼めばラクだけど高価、自分でやれば大変だけどやり甲斐はある、かも?




長くなったので次回の作品集につづく。。。


2019年6月24日月曜日

6月 ラッキー 

映画『Deadpool 2』の中で、作戦を遂行させる為の仲間を募る際の面接にやって来た女性キャラクター "Domino"への質問に
「で、君のスーパーパワーは何?」
ってのがあって、彼女が笑いながら
「私のスーパーパワーは "Lucky"な事よ♪」
と答える場面があるんだけど。

「単にラッキー♪ってだけじゃ、それは特別な能力じゃないじゃん」
と言われても
「ううん、私は特別にラッキーなのよ」
と食い下がって、
話の展開の中で実際、具体的にことごとく、本当に彼女が究極的にラッキーである事が証明されて、否応無しに説得させられる。

彼女くらいラッキーだったら、それは本当に超人的な能力かと思うけど。

私は凡人なので、勿論それほどまでにはラッキーでは無いものの、それでもここ数年での自分の人生は、何だか自分でも怖くなるくらい「夢でもみてる?」ってくらい恵まれていて、これってちょっと上手過ぎるンじゃない?と思う、ってのが正直なところ。

非凡じゃない証拠に、ラッキーとアンラッキーの波が交互にやって来るから、延々とずっと限りないラッキーが継続する訳じゃない、ってオチもあるんだけど。

過去には紆余曲折あり、思い掛けずに暮らすことになった米国のミネソタ州は、縁もゆかりも無い私たちにとって、色々と素晴らしい時間と環境を提供してくれた。

4年の間で借りて暮らした家も快適だったし、購入して住み始めた現在の家も文句の付け所が無いくらいに家族全員にとって理想的な間取りや広さで、引き篭もり傾向のお家大好き家族の私たちは益々家で過ごす時間が増えた感じ?

引っ越し後、手付かずになっていた最後の空間も片付けて、少しずつ掃除をしたり、古い家具に手を加えて置いてみたり。

元のご近所(ケイト)さんから貰ったソファを置いてみたり、エリアラグも置いて、カーテンレールも Davidが取り付けてくれたら、何だかいい感じのスペースは見る見る間にコテージとかロッヂとか、そんな別荘的な雰囲気の空間になって来た。

それでなくとも、デッキにガラスの丸テーブルとパラソルを設置したら、それだけで森の中のパティオみたいな雰囲気で、「ここは軽井沢?」って感じの満足感なのに。

半袖シャツに素足にサンダルを引っ掛けて、家の外と中の境界があやふやになるような開放感が本当に心地良く、「夏が大好き!」と叫びたくなるくらい。

キッチン上のロフトには私だけの空間のスタジオ/アトリエもあるし。

必要以上に干渉し合わない家族なので、それぞれ個別に居心地の良い場所で自由に好きな事に没頭して時間を忘れて過ごしてもなんら問題なく。

家の中に自分の好きなスポットが複数あって、気分に任せて空間を行ったり来たり。

家で過ごす毎日が既に極楽状態だから、バカンスなんて思いつかないくらいに。

ある意味、バカンスは「日常からの逃避」って部分も大きいと思うけれど、私には逃げ出したい理由もまるで無く、常に「お家バカンス」に浸ってる。

なので、日本への帰省(私にとってのバカンス?)への欲求もいつの間にか薄れ、以前のような強い必要性(子供達が成長してしまったこともあり)を感じる事なく、ミネソタ暮らしに溺れてしまってた、あっと言う間の5年間。

いよいよ両親も年老いて来た事もあり、そろそろ帰り時かも?とは思ってはいたものの、なかなか重い腰が上がらずにいたけれど、父の日の前後で実家に電話して久し振りに父親と話した際、なんとは無くの雰囲気に説得された感じ。

母が声を出すことが出来なくなって以来、電話での会話は諦めていたので、時々、忘れた頃に一方的ではあるけれど(返事が来る期待はないので)、拙い手書きの手紙を書いて、数枚の写真をプリントアウトして同封してた。

けれど最近、母が自分で食べるのが困難になり、姉からスプーンで食べさせて貰ってると言う話を聞いて、ショックと共に動揺してしまった。

物事が動き出すと、堰を切って流れ出す水の流れの勢いのように、自分でも驚くほど上手い具合に色んな事が速やかに、自然に、あるべき場所に次々と流れ着いて行くって感じの迫力にびっくり。

目には見えない不思議な力に身を任せて運ばれて行くかのような錯覚。

これが「ラッキー」と言う、凡人の私が少しだけ蓄えてるスーパーパワーなのかも?

手配できた航空券の日程が、ミネソタで兼ねてから予定してた私のイベントに支障をきたす事のない枠で嬉しいのをはじめ、同行する事に決めた Erikaの状況も同様。

秋からカナダの大学に入学するのに伴って寮生活を始めれば、夏の終わりには家を出る事になるから、母娘での二人旅行をするには貴重なタイミング。

家にはまだ Kaitoがいる(来春まで、かな?)から、日中、Davidが仕事に出掛けても家が留守にならず、Trixieも寂しくないし、食事や家事のあれこれを男二人で協力し合うことが出来る。

上野の美術館で開催中の『クリムト展』(7月10日まで)に間に合う!

地元の友達曰く「行きたいと思いつつ単独で行くのを躊躇ってた」らしいから、思い掛けず一緒に行けるし。

長野の友達が、たまたま東京の友達と合流する計画があり(数年に一度の確率)、その日程が偶然にも私の到着日の翌日で、私も合流することが出来る!とか。

何だか色んな事が図らずも自分に都合の良い方向に流れてる。

東京の友達は、80年代ロック好きの私と Erikaを、そんなテーマのバーに連れて行ってくれると言うし。

地元の友達は軽井沢への買物に同行してくれると言うし。

本当に有難いやら嬉しいやら。

5年振りの日本は、年老いた両親と、姉との再会を含め、現実の世界に直面すると言う意味では悲喜交々、感情のジェットコースター(英語ではローラーコースターだけど)状態間違いナシ!かとも思うと複雑な心境ではあるけれど、それはそれで覚悟して。

幼い子供たち2人を連れて単身(Davidは仕事だったし)で4週間とか5週間とか?長期帰省してた頃が、本当に遠い過去の事のように思える。

20歳になった Erikaと、年老いた中年の私自身と、女ふたり旅を、果たして喧嘩することなく穏やかに平和に過ごす事が出来るのかどうか。

都内では歩く距離が長いので、折りたたみ式のベビーカーに Erikaを乗せて押してたのを思い出すけど、今は私がおんぶして欲しいくらい歩き疲れちゃうかも。

Erikaの友達:エマも最近、彼女のお母さんと二人でスウェーデンを旅行したらしいんだけど、旅先ではいっぱい歩いたので(美味しい料理も沢山食べたのに)、体重が3〜4kg減ってたらしい。

私たちもきっと日本では美味しいものをたらふく食べると思うけれど、果たして痩せて帰るのか?肥えて帰るのか?謎。

カナダでは昔、格安航空券を2〜3ヶ月前から買ってた記憶なんだけど。

今は状況も変わり?到着も成田じゃなく羽田空港だし、出発も来週。。。!


*このドアの向こう側に手付かずになってた空間*


*3面にガラス窓の他、網戸がある screened porch
或いは 3 seasons room 又は sunroomと呼ばれる部屋で
私的にはロッヂとかコテージって感じ*


*先ずは最近まで Erikaが使ってた箪笥を化粧直し。
そもそもは Davidの両親のコテージにあった古い家具を譲り受けたもの*


*最近人気のチョークペイントを用いて*


*ハンドルも新しいものに交換*


*薄暗かった部屋の一角が色づいた感じ?*


*元のご近所さんから貰ったカウチを置いて、
新たに購入したエリアラグを置いて、
Davidが以前、オフィスで使ってたIKEAの安テーブルを置いた*


少しずつ心地良いコテージ空間に進化中。。。


*ドアを開けて一歩、ウッドデッキに出て森林浴も出来る*


風に吹かれ鳥のさえずりを聞きながら珈琲を飲む極楽。


と言えば!

私たちの米国引越し後、
懐かしくて恋しく思ってたカナダのコーヒーとドーナツの店
『Tim Hortons/ティム・ホートンズ』が
私たちの後を追いかけるように(?)
ミネソタ州に大々的に出店して、
「なんてラッキーなの!」と私たちを歓喜させたのが1〜2年前。

その後、贔屓にしてたのではあるけれど、
ビジネス/フランチャイズ契約的に問題があったみたいで
最近になって、その殆どが撤退+閉店してしまった。

残念無念、がっかりしたのも束の間、
Timmy'sのコーヒーは米国amazonでも買える事に気付いた。

注文すると翌日配達だし!

しかも店頭価格よりも安いじゃん〜!と言うオチで。

なんか世の中の仕組みとか変動について行けてないのを感じる。






*前回フッキングしたピザに続き、
今回は毛糸で編んでみたミックスピザの一切れ*

ペパロニやマッシュルームやピーマン、黒オリーヴはかぎ針編み。
生地とトマトソース+チーズの部分は棒針編み。

他にも色々作ってます。

日本へ行く3週間で手仕事をお休みするのはちょっと変な感じ。。。




2018年5月16日水曜日

春ランラン♪と爛漫

大規模な引越しから1ヶ月半が経過。

引越した直後はこんな↓ 景観で、辺り一面が雪に覆われた白銀の世界だった。


冬季での家の購入は果たして雪の下にどんなものが埋れてるの?想像もつかない分、新しい季節での新しい発見が冒険的な楽しみだったりもして。

今年は春の訪れが遅く、それでもようやく気温が上がって雪がすっかり溶けてしまうと、まるで別世界のような急激な景色の移り変わりの速さに驚き。

写真で見ても一目瞭然なのだけど、白黒写真の世界が一気にカラーになった!

*中二階のリビングルームからの眺め:
新緑が眩しく斜向かいの家の樹にはピンク色の花が満開で嬉しい*


新しい家での生活を始めたの同時に、当然のことながら色んな諸々が新しく。

新しい地域、ご近所さん、買物をする店、ピザを注文する店、外食に出掛けるレストラン、市街の学校への通学方法、Davidの通勤、、、家の中の配置や使い勝手、などなど多くの事柄が心機一転、新たな気持ちで始めるのは新鮮な冒険心いっぱい。

色々と新しい出逢いや発見、楽しい事があり過ぎて自分でも呆気に取られてるってくらいの日々なのが正直なところ。

引越し前の不安が嘘のように、私的には殆ど全ての事が "Too Good to be True"って言う感じで、何もかもが夢のように理想的に上手く行き過ぎて怖いくらい。


市街から遠くなるので心配した買物にも全く困る事が無くて、かえって店の選択肢が豊富になったし、新しく試したピザの店がなかなか美味しくて気に入った矢先、以前、贔屓にしていたチェーン店の新しい支店が近くに先日オープンになったり、Davidが気に入りの本格的メキシコ料理の店の姉妹店が、新しい家から徒歩圏内にあったり。

子供たちが通うミネアポリス市街のカレッジまでの市バスも、以前より距離がある代わりに高速道路を利用する「高速バス」の選択肢が加わり、以前と同じくらいの時間で通学が可能だったり。

とは言え、家の近くのバス停まで来るバスは朝と夕方の通勤時間に限定されてるので、それ以外の時間帯では、家から車で10分くらいの場所にあるターミナルへ子供たちを送迎する必要があるんだけど。

バスターミナルはショッピングモールに隣接していて、待ち合いの調整時間を潰すのにも問題なく。

ターミナルの駐車場を挟んで正面には大手チェーンのスポーツジムがたまたまあったりして嫌でも目に留まり、子供たちを送り届けた後は家に帰るだけ、って日にはせっかくだから利用するのはどうよ?ってな安易な動機の流れでフラッと寄って見たら、案の定、即座に入会してスイミングとスカッシュに通うことになってるし!

Davidの通勤も以前より少し距離が短くなった分、時間も短縮、何より混雑して運転するのが怖いと思ってた幹線の高速道路を使わず通勤できるのも嬉しい。


家屋に限定してみると、家の規模は以前よりも少しだけ小さく、敷地は広くなった。

私が個人的に好きな「傾斜のある土地」に建てられてる家なので、地階の部屋でも実質的には地下でなく地上にあって大きな窓から十分な陽射しが入るのも理想的。

半階毎に部屋が区分されていて、家族4人がそれぞれ別の階にプライベートな部屋を持てるのも理想的。

因みに、記述してみると

2 階:私の作業場+クローゼット
中2階:リビングルーム|ゲストルーム+浴室|私たちの寝室+浴室|
1 階:玄関|キッチン|ブレックファスト|ダイニング|洗面所|洗濯室|
半地下:ファミリールーム|Erikaの部屋|サンルーム|浴室|
地 階:Davidのポーカールーム|Kaitoの部屋|Davidの作業場|物置|

家に接続した2台分+のガレージと、南向きのウッドデッキが2つ、南面の裏庭には2階建てのガーデン物置もあり。

フェンスで囲まれた裏庭のゲートから外に出るとそこは舗装された遊歩道で、遊歩道に沿って小川が流れてる。


*4月4日現在での裏庭の様子*


*5月7日サンルーム前のデッキにテーブルと椅子を出して
今季初のパラソルを広げて外でランチ*


インスタグラムにもアップした今週の裏庭の風景。



*お隣さん家の敷地で満開の樹を愛でる*


ブログのアップが滞っている理由はそんな訳で、充実して夢のように幸せ過ぎる毎日にプカプカと、非現実的であるかのように、精神的な浮遊状態だから、かも。


2018年4月9日月曜日

引越しは気力と体力

すっかりブログをサボってしまったけれど、それ程、引越しの前後では時間的にも気持ち的にもまるで余裕が無く、本当に色んな意味で一杯いっぱいだった実感。

何しろ一軒家から一軒家からへ家族4人分での引越しのボリュームは大規模。

前回の引越しの際、かなりモノを減らしたつもりだったのに。

何故か今回もモノが多くて、片っ端から荷造り(箱詰め)して行くのに、まるで埒が明かないって感じに圧倒されて、時間の制限もあり精神的に追い詰められて行くってシナリオ通りのパターン。

最後はもう何が何だか、混乱して泣きながら荷造り、、、みたいな。

過去に体験した数々の引越しとの違いは、割と近い距離間での引越しってこと。

距離にして30㎞、高速道路を利用して片道25分程度の新旧2軒の家々の間を、何度も往復して、その度、細々としたモノを車一杯に積んで運んだ。

借りていた古い家の方の引き渡しが3月31日の正午で、プロの引越し業者による正式な引越し日が29日。

それに合わせて、新しい家の方のカーペット・クリーニングを28日、古い家の方のカーペット・クリーニングを30日に設定。

それぞれの家じゅうのカーペット(固定の床敷き)を専門の業者によって、特殊な機械で高温洗濯して貰った。

色々と日程が詰まって、心配性の私は連日、朝早くに目が覚めてしまい不眠気味。

睡眠が充分に取れないと途端に免疫力が落ちる感じ。

今回のストレスは首に来た。

ギックリ腰にならないよう腰には注意を払って用心してたンだけど。

どうやら首への負担は二の腕の痛みと腕の痺れという症状で出るらしい。

医者に診て貰う手間を惜しんでも、ネットで検索出来るのは本当に便利。

大体の要因が解れば納得が行くし、重大性や緊急性が把握できる。

追って時間に余裕が出来たら落ち着いて対処する選択肢が得られるのは助かる。

とにかく、新しい方の家を正式に引き継いでから転入するまで、2週間足らずの間で、Davidはリノベーションをし、私はペンキ塗りをした。

リノベーションは、本格的なフィンランド式サウナを取り払い、そのスペース(2畳半くらい)を Erikaの寝室の一部に当てるプロジェクト。

浴室側のドアを塞ぎ、寝室側の壁一面を壊して石膏ボードで囲み仕上げ、床にはカーペットを敷き詰め、部屋全体を新しい色でペイントして、新たな部分の天井からはクリスタルのシャンデリアを下げた。

ペンキ塗りは Erikaの寝室の他、私自身の新しい作業場の壁に造り付けられた本棚の背景を既存の辛子色(黄土色)から、白っぽい色に変えたのと、オフィスの壁を既存のオフホワイトから心機一転、新たな色に塗り替えたのと。

*私の新しい作業場はキッチンの上のロフトスペースで
造り付けの本棚が2つの壁一面を覆ってる*


*玄関ホール脇の私のオフィスの壁のペンキ塗り*


賃貸生活では(制約があって)一切、縁の無かった一連の家に関わる作業をするのが久々に新鮮で、新たな道具を要したり、ペンキの色を選択するのも楽しみではありながらも結構、苦心したり労力を要する作業の連続だった。

とにかく、無事に引越しを終え、新しい家が少しずつ自分たちの生活に合わせ、自分たちならではの家へと快適に変化しつつある過程を興味深く見ているところ。

写真は既にアップしているインスタグラムとダブるけれど、取り敢えず記録としてこちらにも添付。





引越し前ギリギリまで作業して仕上げ、配達した作品は、ミネアポリスのテキスタイル・センターのギャラリーで開催中の企画展(活躍する女性シェフ達とのコラボ)に合わせ、「食」をテーマにニードルフェルティングで寿司のコレクション。

*厚焼き卵の握り寿司*


*マグロ:トロの握り寿司*


*海老とイクラの寿司にガリとワサビを添えて*


いつもの事ながら、素材が先にあって触発されるパターンで、黄色のウールには真っ先に「ひよこ」と「卵焼き」を連想し、鶯色のウールには「わさび」、ガラスのビーズには「イクラ」、、、いつか時期が来たら作ろう♪と密かに「その時」または「出番」を待っていた素材たち。

「ご飯粒」に見えるウール素材は Etsyで英国から取り寄せた。

テキスタイル・センターの仲間たちは、75ドルから120ドルの間で値段設定を提案してくれたけれど、ギフトショップ運営のナンシーさんに現時点では値段付けを一任しているので、彼女が「売る為」の「売れる値段」(割と安価!)を設定してくれて、2つのセットのうち既に1つは売れてしまった様子だった。

自分の意に反した値段が付けられていたり、他の似通った作品を創る作家さんたちの作品に付けられた値段と比較して見たり、売れたり売れなかったり、色んな要素で舞い上がったり落ち込んだり、今はそういった葛藤を体験して学ぶ期間と自分に言い聞かせてる。

ギャラリー脇のギフトショップで自分の作品の販売を始めて、この夏で1年になるので、それを目処に値段付けを自分の責任で請け負ってみようかと思ってる。

届ける作品のほとんどが完売する傾向にも嬉しく、後押しされる感じで。





2017年12月14日木曜日

師走の奔走

11月の中旬を過ぎてしまうと時間の経過が本当に速くて。

気がついて見ればあっと言う間に12月も半ば。

毎日毎日の小さな出来事の連続に追われ、気持ちの抑揚や葛藤やに翻弄されつつ、この時期ならではの Winter Blue とか Winter Blur とか、パッとしない気分の冬鬱傾向に気分が傾いてしまう感じで。

それを口実に、やらなくてはならない目の前の雑用から逃避したり。

それらが雪だるまみたいに溜まって大きくなって行って圧倒されてしまって、余計に何も手に付かない気分になってパニックモードだったり。

クリスマスがやって来る華やいだ気分は楽しくて大好きでも、この時期ならではの行事やらイベントに伴う準備やらのあれこれを考えると憂鬱になる現実もあり、複雑。

ここ数年「自由人」的な生き方が許されてる自分にとって、「しなければならない」と「するべき」とか、そういった強制的かつ義務的な業務が負担。

多分、世間一般の人々が難無くこなせるような物事の一つ一つが、私にとってはいちいち重大な事件= Big Deal だったりして、余計な神経を擦り減らし無駄に疲労してるのも解ってはいるんだけど、「落ち着け自分」と言い聞かせるくらいしかなく。

ちょっとした「年末年始パニック症候群」って感じかも?

小さな懸念としては「クリスマスの晩餐をどうする?」ってな事で、冷静に考えて見れば単純で下らないことだったりするんだけど。

取り敢えず、家族内でクリスマスの朝に交換するプレゼントの数々(一人に一つずつと言う訳じゃなく複数)の買物は無事に済ませたのでいいとして、実はこれ自体が既にもうかなりのストレスだったんだけど。

北米でのクリスマス・ショッピングは、ハリウッドの映画にもなるくらい人々の思い入れも強く、小売店の年間売り上げの半分以上を占めるのがこの時期だし、だからこの時期での買物は本当に混雑して大変。

昨日はようやく家で独りの時間を見計らってプレゼントを包装した。

複数の、デザインの違うクリスマスの包装紙で、宛名用のステッカーも貼って。

数が多いし、どうせ内輪だし、どうせゴミになるのでリボン掛けは無しで。

日頃お世話になっているご近所さんに渡す為のクリスマス・プレゼントは、日本のお歳暮みたいな感覚で、箱詰めのチョコレート(この時期、特設営業の See's Candies!)と一緒にカリフォルニア・ワイン(個人的に大好きな Gallo)とかキッチン・タオルとかペーパー・ナプキンとかハンド・ローション(私的に贔屓の Crabtree&Evelyn)などなどで、それらは綺麗に包装してりぼんも掛けなくては。


そんな時期にあって、ヴォランティア先のギフトショップも割りと忙しい。


前回、私のシフト日がたまたまブラック・フライデー(サンクスギビングの翌日で世間一般の大特価日)で、でも私には関係ないと思って行ってみたら、しっかり店内のあちこちに「Black Friday Sale」の張り紙があってビックリ。

全然聞いてないよ〜と思いつつ、でもよくよく思い出して見ると確か去年もそんな感じだったかも?なデジャヴぅ〜だったのは余談で。

私が金曜日で、Erikaが土曜日のシフトって事も多々あり、私の「売り上げが割りと良くて忙しかった〜」てな充実感に浸った翌日、Erikaが更に私の3倍くらいの売り上げでシラッとしてたりするのを見て、ちょっとだけ複雑な衝撃を受けたり。

若くて、要領が良くて、接客上手だったりする彼女にほんの少しの嫉妬、と言うか。

所詮ヴォランティアなので、ライバルって訳では勿論ないのではあるけれど。


で、家のクリスマスに話は戻り、業務(!?)の一つに「飾り付け」ってのもあり。

ハロウィンやサンクスギビングの飾り付けを片付け、今度はクリスマスのデコレーションを見繕って、電飾その他の諸々を引っ張り出して。

今年は諸事情に依り、クリスマスツリーを買わないことを家族会議で決めたので、その代わりと言う意識が潜在的にあったのかどうか、TARGETの店頭で見掛けた電飾のディスプレイに心を奪われ、帰宅後、検索してみたらネット上では既に売り切れて「在庫無し」ってのにガァ〜ン!

「店頭に並んでるのを早くゲットしなければ!」の気持ちに拍車が掛かり、早速、週末の朝早くに出掛け、混雑の前に無事に買って来た。

*一目惚れして後から真っ先に買ったガチョウの親子3点セット*


*躊躇いつつ一緒に購入した子鹿=Fawnも一緒に暖炉前に設置*


私は現実的に「無収入の専業主婦」であるから、割りと大きな買物をする際にはそれなりの躊躇いもあって、脳内での会話を良くするんだけど、「コレって本当に必要なの?」「必要じゃないけど、可愛いじゃ〜ん♪」「要らないよ」「でも欲しいの」「駄目」「お願い♡」そんな不毛な綱引きみたいな会話。

大抵の場合は、理性のある「却下」ってのが勝って、自分の中では諦めて納得したつもりで買わずに帰るんだけど。

家に帰った後、忘れることが出来ずにグズグズとズルズルと問答するって事も少なくなくて、結局、エイっ!と買うことに意を決して店に戻ると既に欲しかった商品が売れてしまってる→→→大きな後悔→→→以前にも増して更にもっとソレが欲しい欲求に駆られる、、、と言うパターンを何度も経験している。

にも拘わらず、相変わらずそのパターンを繰り返す自分って。。。!


今回、そんな葛藤の後に、でも無事に購入する事が出来たのは子鹿の父♪

*親子一緒で嬉しそう♪(!?)*


子鹿だけでは寂しそうだったし、やっぱりアントラー=角のある鹿も欲しかった。

これ自体、電飾としてはかなり真っ白で寒い光なので、昼間は暖色のボール状の電飾を鹿の足元に飾ってる。

*スーパームーンを翌日の明け方に玄関から見た*


今季は既に本格的な雪も3度くらい降り、窓の外は文字通り白銀の世界。

確実にホワイト・クリスマスを迎えるんだろうと思う。

久々のブログで長くなるので、次回につづく。。。


2017年9月7日木曜日

停電とオーロラ

昨日の晩は、ミネソタ州の辺り(多分、特に北部)でも運が良ければオーロラを観ることが出来る可能性がある、と聞いて気分が浮き足立った。

ニュースの記事:
http://www.pulseheadlines.com/northern-states-aurora-borealis-wednesday/66806/

政府関連の宇宙天気予報:
http://www.swpc.noaa.gov/phenomena/aurora


Davidは、「今夜は曇り空だからきっと無理だよ」と言って11時頃(彼にしては随分と早い!)にさっさと寝てしまった。

ミネアポリス市街のカレッジに就学中で、日によっては夜間の授業もある息子は、市バスと路面電車を使って遅くに帰宅するんだけど、昨日は普段よりも遅くて携帯電話に連絡を試みても通じず、何だか不安になって玄関の近くでやきもきと待ってた。

ようやく11時半くらいになって帰って来たんだけど。

カナダと違い「アメリカは銃社会」と刷り込まれたイメージが脳裏に付いて回り、やっぱり夜間での単独行動とか、どの程度「安全」なのか?私には判断不能。

良くも悪くもアメリカは地域差が激しい現実があり、経済状況や人種によって裏付けされる傾向は、どんなに否定したい気持ちがあっても残酷に顕著だったりする。

だからそう言った諸々の兼ね合いを総合した結果、私たちが暮らす地域は「とても安全」なカテゴリーに属するので、そんなに心配する必要が無いってのは理解してるのだけど。

子供が無事に帰宅するまで待つ親の心境って、こんな風だったのか、と、昔、実家で暮らし門限を破る事も多々あった自分の罪を改めて知る、そんな感じ。




とにかく、オーロラが見えるかどうか気になって、何度も裏庭へ出たり入ったり繰り返してた。

何しろほぼ満月?の丸い月が煌々と夜空を照らし、月明かりが幻想的に眩しくて、雲は何処へ行った?ってな風に澄み渡ってたから、ひょっとしてチャンスがあるかも?と気が気でなく。

結局、夜中の2時頃まで「裏庭に出ては天を仰ぐ」を繰り返してた。

さすがにもう9月も初旬で、夜中過ぎの外気は肌に冷えるから長い間でのオーロラ待ちをするのは無理なんだけど。

いっそのこと、Davidのキャンプ用の寝袋を引っ張り出して、裏庭に寝転んだらいいんじゃないか?なんても思いながら。

結果、オーロラらしいオーロラは観られなかった。

でも、何となく碧掛かったような大気がゆっくりと移動するような形跡は見た。

いずれにしろ、秋の初めの妖艶な月光はまさに Starry Nightな世界で、星月夜が綺麗で、おまけに流れ星が落ちる瞬間を目撃して、何とも神秘的で厳かな気持ちになった。

それだけでも私にとっては非日常であり、貴重な体験だったし。



話は変わり、一昨日の晩は予期せず、久々の停電があった。

夕食が済んで暫く経った頃だったので、余り影響は無かったのだけど。

取り敢えずラップトップも使えて WiFiもバックアップの電源で機能したし。

とは言え暗闇の中を手探り状態で移動するのもおぼつかないから、懐中電灯をはじめ、乾電池式で点灯するLEDのライト、キャンドルに火を灯すランタン等々を引っ張り出して来て、この時とばかりに活躍。

中でも思い掛けなかったのはハロウィン用の飾りのLEDライト付きツリー。

*まさかこんなカタチで役に立つとは!思ってもみなかった*


あとは「こんなの一体どこに下げていつ使うのよ?」なんて思いつつも、デザインのカワイさに負けてつい買ってしまうような安価なガーランド式のライトも。

*仕事場の棚に下がってるフラミンゴたちの出番♪*


*これまた普段は私の仕事場に放置してある
毛糸玉のカタチがデザインのガーランド・ライトをキッチン脇の棚に移動*


毛糸玉のデザインは私の仕事場にピッタリ♪と思い、ターゲットで安く買ったものの、特に使う機会もこれまで無かった。

キッチン脇の棚に下げたら天井に反射する影が優しい雰囲気を醸し出してた。

あとは昔 IKEAで買ったキャンドル用のランタンをキッチンの流し台の上に。


電気の無い生活は勿論、不便だから停電は無いに越した事はないのだけど、それでも何かと新しい発見があったり、価値観をリセットする機会になったり。

Kaitoは「せっかくだから暗がりで家族揃ってボードゲームでもする?」なんて提案もしてたけど、割りと早くに電力が戻って再び日常のフツーの生活になった。

各々それぞれの部屋に戻って個別のラップトップで見る映画や YouTube、デスクトップ・コンピューターでするロールプレイ・ゲーム、TVに接続された任天堂かプレイステーションかXboxだかのゲーム、って感じに。。。



2017年4月16日日曜日

今年のイースターあれこれ

何だか割りと慌ただしくしてました、最近。

何はともあれ、イースターの日曜日もほぼ終了。

身内が近くにいれば集まってご馳走を食べるパターンなんだろうけど。

改めてふと、ミネソタでの浮き草生活を実感させられるような。

普段は孤独を感じる事もなく家族揃って仲良く楽しく暮らしてるんだけど。

でも、季節のイベントや誕生日なんかがあると家族4人だけなのを知ると言うか。

物足りない気もしつつ、まぁラクでいいや、とも思える。

そんな訳で盛り上がりにも欠け、特別な準備も無い分、飾り付けも地味に。


*鳥の巣に見立てて飾ってみた*



*チョコレートに見えるプラスチック製の卵たち*


あとはまぁ、子供たちが大きくなってしまった、と言うのもあるかな。

エッグハントの為の卵を隠すわけでもないし、イースター・バニーからのプレゼントの大きなチョコレートを前の晩に準備する事もなくなってしまった。


最近、St. Paul市で発掘した気に入りのベーカリーで特別なパンを買った。

*写真を撮る前にすっかり食べてしまった。。。*

この辺りでは、イースターの時期にしか買うことの出来ない "Hot Cross Buns/ホット・クロス・バンズ"は、名前の通りに十字架のデザインが施されて、ドライフルーツの入った甘いおやつパン。

カナダでは年中いつでもスーパーマーケットで買うことが出来たんだけど。

*カナダでは、甘党の義父が大好きでしょちゅう食べてる*


そしてイースターに因んで、金曜の外出時に選んだ指輪。


*Etsyとか ebayとかで Avonの Vintageとして安価で売ってる*


ブロンズ色の指輪に白いエナメルのウサギを真ん中に、ピンク色の花と、あとは黄色の花に蝶のデザインの指輪が3つセットになったもの。

Avon化粧品から販売されてたらしいヴィンテージで7ドルくらいで買った。


もう一つ、これまた Avon化粧品のヴィンテージの指輪も着用。


*Etsyか ebayで買った、Avonの Vintage Ring*


ヴィンテージの指輪にしては珍しい?2本の指にはめるタイプ。

真ん中に透明で淡い紫色の石(ガラス?)があしらわれてて、その周囲をエナメルのカラフルな花々と蝶とてんとう虫が飾るデザイン。

こちらも確か10ドル前後で購入。

安い指輪でも、季節柄のデザインに魅了されて気に入ってる。

春先のイースターの時期にしか身に付ける機会は無いんだけど、その分、特別な気がするし、春の訪れを祝う儀式みたいな意味合いもあり。

出掛けた先々で、割りと多くの人の目に留ったようで言葉を掛けられた。

そういう意味でも身に付けるのが楽しいハッピーな指輪たち。