2017年4月27日木曜日

時々、寿司 CARs

5月も目の前と言うのに、今朝起きたらうっすらと雪の形跡があってびっくり。

*裏庭の垣根や芝生の上が真っ白*


日中も春とは思えないくらい寒く、暖房が入ってた。

そう言えば昨日、郵便を出しに近所の郵便ポストまで歩いたけれど、春先のパーカを着てたら寒くて、おまけに手袋が欲しいくらいだったのを思い出した。

まぁ、そんなお天気とは何ら関係なく。

この間、Erikaと Mall of Americaへ出掛けた際に買った(日本でありがちな)「お楽しみ箱」の中身が可愛かった。

日本へ行く度、300円とか500円とかで売ってる、お菓子がほんの少しとお目当ての「おもちゃ」が入って中身はどれが当たるか分からないのを、割りと真剣になって買ってしまうんだけど。

だからこのシリーズも日本っぽい?とか思いつつ、でも実は日本のカワイイ文化に触発された、アメリカの西海岸在住のデザイナー仲間が立ち上げたブランドらしい、"Tokidoki/トキドキ"と言う名前もカワイイ商品で、以前、別のシリーズの「ロックバンド・キャラ」のフィギュアがキーチェーンになったものを買った経験あり。

性懲りも無く、今回も買ってしまったのは「寿司」シリーズ。



Tokidokiブランドでお馴染みのキャラクターたちが、それぞれ"Sushi-Car"?寿司のカタチをした車に乗ってるの。

箱を開けるまでいったい何に当たるか分からない。

私のは「海苔巻き(カリフォルニア・ロール)カー」に乗った白い動物だった。

*シロクマ?それともシロネコ?かは不明*



 プラスチック製なんだけど、ご飯粒や海苔の質感がいい感じに出てて感心。

何の役にも立たない「置物」の飾りではあるんだけど、でも私、「車を運転する動物」ってのが好きらしく、何故だか不思議なんだけど。

今季のイースターで追加されたデコレーションのアイテムも、実は「卵カー」に乗ったヒヨコだったのは偶然。

*ピヨピヨ♪*


去年だったか一昨年だったかに買って以来、気に入って飾ってるのも「蕪カー」に乗るウサギだったり、あとは Trixieのオモチャとして「人参カー」に乗るウサギってのも持ってるのを思い出した。

その昔、東京に住んでる頃に買った鉛で出来たフランス製でミニチュアの、「赤いスポーツカーに乗った黒い熊」はミニチュアにしては高価(いや、ミニチュアだから高価、なのかも知れないけれど)だったのではあるけれど、そのカワイさに諦め切れず、エイっと勇気を出して買った歴史があるんだけど、ひょっとしたらそれが、この一連でのコレクションの最初だったのかも。

フランスから輸入された手描きの鉛製のミニチュアを扱う専門店だったけれど、「何でこんなところに?」って感じの立地の、小さくて不思議な存在感の店だった。

港区の JR山手線の田町駅が最寄り駅だったんだけど、その店は、私がしょっちゅう前を通り過ぎるNEC本社ビルの近くだった記憶。

今、急に懐かしくて、Googleマップの Street Viewを見てみたら、何だかまるで風景が変わってしまってて混乱した。

考えて見たら、かれこれ20年以上も経ってるのだから当然なんだけど。

何だか色んな意味でショック。。。



2017年4月26日水曜日

Skull and Bones

目には見えない縁とか傾向とかについて感じたり考えたりするのが嫌いじゃない。

それが自分にとって都合が良かったりする場合は特に。

ポジティブにしろネガティブにしろ、それはスパイラルに動いて雪だるま式に膨らむ事が多いから、善い種がどんどんと大きくなるのは応援するとして、暗い思想は早めに摘み取る努力が必要だと感じてる。

要するに "Happy go Lucky"で自分にとって都合の良い事ばかり連想する習慣で。

縁あってミネソタに越して来た以来、割りとハッピーでラッキーな連鎖が続いてる。

人生には色んな局面があることは勿論、現実として認識してはいるけれど。

私の最新のハッピーな連鎖は、まずネイル・エナメルから始まり。


凄く綺麗で面白い仕上がりのネイル・エナメルを2種、しかもスカル(頭蓋骨)の形をしたガラスの容器に入ったのがもの凄く気に入り。

2種類を交互の指の爪に施し悦に入ってた。

特に光沢のあるメタリックな青緑色は本当に溜め息が漏れるほど綺麗な色で。

そんな矢先に偶然、Etsyで目に留まったのが、ずばりスカルのデザインに綺麗な青緑色が輝くオパールを施した銀製のリング。

*ひぃ〜、この色の指先にぴったりだわ♪な指輪*


やっぱり縁とかタイミングとかってあるんだわ〜と独りで納得。

そんな矢先、探していた訳でも無いのだけど、偶然にこれまた Etsyで出くわしたのは、何も探してない時でも Etsyを徘徊するのは趣味なので、やっぱり「犬も歩けば棒に当たる」ってな確率での出逢いではあるんだけど。

こんなの探してもそうそう見つかるシロモノじゃないわっ!てな。


なんと、骨のカタチがモチーフのブレスレット。

これも銀製でヴィンテージ、しかもお手頃価格の掘り出し物で。

そんな訳で、新しい季節に素晴らしく完璧なコーディネイトが出来上がり。


ちょっと "Goth"で "Punk"、しかも "Badass"なイメージ・キャラで行こうと思う♪



猫と金魚


Rug Hookingのコミュニティ・サイトの自分の頁にも、インスタグラムにも既にアップした画像なので、ブログにアップするのもシツコイ気がするんだけど。

最新の「横道プロジェクト」がコレ↓


猫です、一応。


スクラップ、、、他のラグ・フッキングのプロジェクトで切ったウールが

溜まって来たので、それを利用して。

猫には実生活で余り縁が無いのではあるけれど。

フッキングした猫の顔に Lucite/ルサイトの金魚を置いて見た。





そして、

かぎ針編みした石を配し、

珊瑚や海藻に見立てて編んだものを設置。





ガラスに見えるビニール製のシートを配して見る。





金魚鉢を覗く猫。




これをポシェットにするかバッグにするか。

それともバスケットとして仕上げるか、悩むところ。



ErikaのProm


高校3年生の Erikaは、この6月に卒業を迎える。

そして北米の高校では、卒業式の前に "Prom/プロム"と言う一大イベントがあり。

簡単に言ってしまえばまぁ「卒業ダンス・パーティ」なんだけど。

ハリウッドの青春もの映画などを見ると解るけれど、例えば "Twilight"とか。

プロムへ出席するかどうかは勿論、誰と一緒に行くか、一緒に参加する特定の相手が決まった場合、次なる悩みは何をコーディネイトして着て行くか。

結婚して30歳過ぎまで日本に暮らした私にとって、青春の大イベント:プロムなんて、まるで縁の無い話で、その概要をまるで知らないんだけど。

とにかく、単独でも参加できるプロムではあるけれど、それでもやっぱり一緒に行く「デート」がいてカップルとして参加する方が盛り上がるらしい。

記念として想い出になるし、ね。ちょっとしたロマンスとか、ロマンチックな。

なので、プロムに異性(最近では同性の場合もあり得るけれど、恋愛対象としても)を誘うのは、ちょっとした「プロポーズ」であり、多少の勇気が要る雰囲気で。

前の彼と別れた後、割りと暫くの間で浮いた話の無かった Erikaだけど、今年のヴァレンタインには赤い薔薇の花をくれる男の子がいて、へぇ〜♪と思ってたら、やっぱり案の定、その子と付き合う事になり、自然の流れでプロムのデートにも誘われた。

彼は D君(仮称)と言って、プロムへの誘いには予め用意されたカップケーキのデコレーションに"Prom?"  "Yes or No"とあり、Erikaに選ばせてくれたそうで。

なんか、ほんとに結婚のプロポーズみたいに手が込んでることに感心してしまった。

そうして先週の土曜日、いよいよプロムの当日だった。

黒のタキシードでピシッと決めた D君が黒いフィアットに乗って Erikaを迎えにやって来た。

*ピカピカのエナメルの靴に惚れ惚れしてしまった*


正装してるし、わざわざ靴を脱ぐ必要も無かったんだけど、取り敢えず、何となく半分日本人文化の我が家の風習を意識して、慣れない靴紐の靴を脱ぐ D君。

エナメルのピカピカした紳士靴が余りにカッコ良くて思わず写真を撮ってしまった。

カッコいい紳士靴に対するちょっとしたフェチがあるかも?な私。

履き心地優先で幅広な Davidの靴には何も感じないんだけど。だはっ。

因に Erikaの靴は、、、と言えば高いヒールのパンプス、とかじゃなく。


底厚のプラットフォームに「コウモリ」の羽根が付いたデザインの "Goth"と言うか "Punk"な感じの彼女らしいスタイルの靴で。

ドレスは割りとヒラヒラとした感じのスカートだし、ピンク色だから女の子らしいと言えない事も無いんだけど、黒いレースのビスチュエと合わせて甘くなり過ぎず。

世間一般では、一生に一度のプロムなので豪華でセクシーなドレスを調達する女の子が多いかと思うんだけど、Erikaの場合は例外でこれが2度目のプロム。

去年、カナダで彼女が通っていた高校のプロムに特別参加して来たから。

カナダでは中高が5年制で、アメリカへ引っ越す前に通っていた高校のクラスメイト達が卒業するのに合わせたプロムへ、サプライズの飛び入り参加的に出席して来た。

予め前もって長期計画してた訳では無かったから、慌ててドレスを調達したんだけど、だから調達先は『Goodwill』(寄附された不要品を売るセカンドハンドの店)で、タイミング良く見つけたサイズもそこそこ合って気に入ったデザインのドレスは、たったの9ドルだった。

カナダで義妹にドレスのデザインを手直しして貰う事を依頼して、それに必要な生地を調達して持参したのではあるけれど。

ピンクのワンピースだったドレスが、黒いコルセット風のビスチュエのトップと、ピンクのスカートのボトムとのセパレート式になった。

感心したのは、D君の蝶ネクタイと胸ポケットからのぞくハンカチーフの色が、Erikaのドレスの色にマッチしてコーディネイトされたものだった事。

Erikaの髪がドレスにマッチしたピンクに染めてあるってのは予め知ってたケド。


更にほぉ〜♡と感心したのは、これまた色をコーディネイトしたピンクの可愛らしい薔薇の花をあしらったブーケが、Erikaの髪とドレスに合わせて手首に巻かれて素敵だったのと、それと同じブーケが D君の胸ポケットにも入ってた事で、これは D君が調達したんだそう。

それは北米での儀礼らしいんだけど、私は全くの未体験なので知らなかったし、何だかちょっとした結婚式みたいに大袈裟で立派に見える事にも驚き。

余談で、カナダでのプロムはチケットが140ドルで、テーブルに着席し、3コースでの食事だったらしいんだけど、アメリカでのプロムはチケットが40ドルで、立食形式のパーティだったんだそうで、それぞれ学校によって違うのは面白い。

いずれの場合も、家庭によってはリムジンのサービスを依頼する場合もあるとかで、本当に豪華なお祭り騒ぎって感じ。

その後、学校からのニュースレターに添付されたプロムのアルバムを見て驚いた。

アメリカの高校3年生は本当に大人っぽい!

Erikaとは比べ物にならないくらいに大胆にセクシーなドレス、胸元が深く開いてブラを付けて無い胸の割れ目がはっきりと見えたり、スリットが上まで開いたスカートで太腿があらわになっていたり、最近のハリウッドの女優たちにに見るファッションがそのまま再現されてる感じで。

しかも写真の中でのカップルが公然とキスしてるものも多く。

あぁ〜、日本の高校生とは大違いだわ。。。と。

少なくとも、昭和生まれの私が高校生だった当時に比べると、だけど。正確には。

そして、夜8時からのプロムは真夜中の12時まで開催され。

私が高校生の頃、門限が10時くらいだったし!と、ここでも驚き。

自分が育ったのと違う文化で子育てするって、それなりに大変。

週が開けて月曜日は、例年、プロムに参加した生徒たちは学校をサボっても良いという暗黙の了解みたいなものがあるらしい、、、ってのも本当なのかどうか、とにかく Erikaは学校に行かず家でのんびりしてた。

プロムのドレスとは大違いの格好で。

*学校をさぼって家でぐーたらな月曜日*


次なる卒業式は6月。


2017年4月21日金曜日

強まる陽射し


今朝、私の机の上の方の壁に

光のカーテンがオーロラみたいな動きで揺らめいてた。



プリズムの役割りを果たしてるのは

スカイライトのガラス窓の上に溜まった雨水。


オフィスと仕事場の上に一つずつのスカイライトが

それぞれ異なる縞模様の影を作ってた。

自然が作る無作為のデザインには、

時々ハッとさせられて息を呑む。

青い空を真っ直ぐに飛んで行く飛行機の後ろに

白い線が伸びて

まるで絵に描いたみたいに完璧な飛行機雲の図。



朝、自然の光で目覚めたり、

ベッドの中で鳥のさえずりが聞こえたり、

ようやく冬が終わるのかと思うだけで気分が弾む。

日中、割りと意欲的に効率良く家事をこなす事が出来たりするのが、何だか久し振りな気がして、やっぱり自分はこの土地で、暗くて寒くて長い冬の間ちょっとした「冬鬱」みたいな状態だったんだな〜ってのを実感する。

もうこれは毎年、周期的な事であり、避けられないような気がしてるんだけど。

自然に逆らうことが出来ない、自然の摂理に沿った冬眠状態のように。

冬の間は運動量も減って、体の動きも鈍って、色んな事をするのが面倒になる。

ようやく今週あたりになって、眩しい太陽の光を浴びて光合成をするみたいに、再び体の中にエネルギーが充電されて行くのが分かるくらい、何だか体の組織や細胞の隅々にまで栄養素が行き渡り始めたような感覚で。

まさに再生と言うか復活と言うか冬眠からの目覚めのよう。

これから夏に向かって、どんどんと活動的に身軽になれるのが嬉しい。




2017年4月20日木曜日

Erikaとプロムナード


昨日は水曜日だったけれど Erikaは学校がお休みだったから、滅多にないこの週の真ん中の機会に!ってので、二人で 『IKEA』と『Mall of America』に出掛けた。

平日だから混雑してないし、のんびりと気ままな買物が出来て良かった。

まずはイケアに寄って取り敢えず店内をひと通り見て回りカフェテリアで昼食。

Erikaは既にボーイフレンドと朝一でカフェ・ベーカリーにてのデートでパンケーキを食べて来たから、余りお腹は空いてないらしかったけれど。

私はイケアにてのランチで恒例のスモークドサーモン・サラダに、ワイルドライスの入ったトマトのスープ、そしてチョコレート・ケーキを Erikaと半分こ。

Erikaはブロッコリーが入ったチェダーチーズのスープ。

大した買物もしなくて、Erikaがガラス製のジャーが4つ入ったパックを買ったのと、私がこの日の目的だったガラス製のグラスを4つと、簡易なフライパンと、あとはプラスチックのキャスター付きコンテナー、それから安価でシンプルなティータオルを数枚、そんな程度で出費も50ドルそこそこ。

近くにあって気軽に行けるから、気合いを入れた買物をする必要が無いのは本当に嬉しくて便利。

春先は大掃除と断捨離的な片付けの季節でもあり、整理整頓したい欲求が高まり、だからまたオーガナイズする為の備品をイケアで買ってしまう、という何だか本末転倒な流れで。

今週は不要になった Erikaと Davidの衣料品を中心に 『Goodwill』へ寄附の持ち込みをしたばかりで、モノが処分出来た達成感を味わったばかりなんだけど。

とにかくイケアの後は、ほとんど隣接する場所にあるモール・オブ・アメリカへ。

こちらも平日なのでまるで混んでなく。

*割りと閑散とした水曜日のモール・オブ・アメリカ*


去年オープンしたばかりで何かと話題になってた『Tim Hortons』に歓喜。

*目に懐かしく映る赤地に白い文字の看板*


勿論、珈琲とドーナツ(Erikaはお約束メープル風味のを選択♪)を買って、でも Erikaは店頭メニューにフランス語表記が無いのが物足りないね〜と言ってた。

私がふざけて「メルシィ♪」と言ったら店員さんが「ボクゥ〜♪」ってので笑った。

モール内で幾つか目当ての店を廻った後『Hot Topic』に寄った。

詳しくは知らないんだけど日本で人気のゲーム?「ねこあつめ」の猫ちゃん達が、色んなコスチューム姿の小さなぬいぐるみで売られていて、特にメイドカフェのメイド風のが可愛かった♪

*こ、こんな所で、ね、ねこあつめ!?ですかっ!?*


アメリカではどんな人が買うんだろ〜、と楽しい謎。

私は『H&M』でセールになってた服(定価35ドルのセーターが7ドルとか!)を2点買って、あとはホット・トピックで、これまたセールになってたネール・ポリッシュを2つお買い上げ。

*Buy 1 Get 1 for Free @Hot Topic*


ガラスの "skull/スカル"に入ったメタリックな色と面白い質感のある色と。

どちらも凄くカッコいい色の仕上がりで、2つで5ドルに大満足♪

今月いよいよ18歳になる Erikaと久々に母娘での外出は楽しかった。

それは彼女も同様だったみたいで、「一緒に出掛けてくれてありがとね♪」と嬉しそうだったのは多分、服を買って貰えたのが大きかったんだろうけど。

何しろ女同士、しかも強情で頑固な性格の二人だから、時々衝突すると激しく対立する事もあって、男子をオロオロとさせる場面があったりもするんだけど。

それでもやっぱり女同士っていいな、とは思う。

今週土曜日はいよいよプロム。

ピンク色のドレスに合わせて昨日から淡いピンク色の髪になってる Erika。

そして私は、久し振りに両眼コンタクト・レンズを入れて長時間の外出だったものだから、夜になって眼が炎症を起こしたらしく苦しんだのは初めての体験。

今日は目薬を点眼しつつ一日、眼を休ませて回復待ち。

ブラブラと長時間で歩くのも運動不足の老体に響いたらしいし。

春の片付けと共に何らかのエクササイズも再開しないと。。。

そういえば「50肩」は知らないうちに割りと良くなってる気がする。

ほんと生きてると色んな事を体験するなぁ。



2017年4月17日月曜日

スタッフ・ランチ


自分でも割りと自画自賛的に感心してるのではあるけれど、引き続き、高級シニア施設内のギフトショップにて、月に2回のヴォランティアを飽きずに楽しんでる。

元々、割りと大規模で、湖に面した敷地に建てられた素晴らしく立派で洒落たデザインの施設なのだけど、最近、増設工事が終了して更に大きくなった。

ギフトショップの他にゼネラルストア(売店)があったり、「ビストロ」と呼ばれる吹き抜けの天井があるレストランみたいに立派なダイニングルームがあったり、図書室やミニ映画館、美容室が2個、トレーニング・ジム、なども兼ね備えていて、確かスイミング・プールもあると聞いたような記憶も。

あとは勿論、クリスチャン系組織なので日曜のミサの為のチャペルも完備。

施設の外へ出掛けて行かなくても、ほとんど全ての事が間に合うように配慮されたレジデンスは、ちょっとしたコミュニティであり「ミニ都市」であり、リゾート感覚で言えば「ヴィラ」って感じの雰囲気。

快適な空間なので足を運ぶのも楽しいし、無償の勤務であるからお気楽な部分もあるし、奉仕によって日頃の罪を浄化する潜在意識もあったり。

*イースターの商品が飾られたギフトショップ内*


そもそもギフトショップで働くのは昔から好きだから、小学生の頃は購買部で文房具を販売してたり、学生の頃にはサンリオでアルバイトしてたり、商品を扱って小銭のやり取りをするのは本当に自分の魂が好きな分野なんだろうと実感してる。

小銭のやり取り、ってのがポイントで、本格的なビジネスや投資や資産運用で大きな数字を動かす事に関わる仕事にはまるで向いてないんだけど。

あとは商品の在庫管理とか、店内のディスプレイをするのが大好き。

最近、ギフトショップの責任者であるリズさんが私の能力を大いに認めてくれていて、店内の配置や飾り付けなどで私に助言を求めたり、私の好きなようにさせてくれるのもやり甲斐があって嬉しく楽しい。

アピールの弱いディスプレイに手を加えて、商品の陳列にボリューム感を持たせたり、商品が素敵に見えるような工夫をした途端に、それらの商品が売れて行ったりする事も実際にあって、面白いな〜と思う。

勤務のシフトが、1回ほんの3時間なので制限はあるのだけど。

手直しして自分が触れた商品が即座に売れて行く醍醐味を感じる機会は多い。

当然、数字として売り上げに結果が目に見えて出る張り合いもあるし。

因みにギフトショップの売り上げは全て、施設内のアクティビティなどに還元されるのは、非営利団体として運営される施設という背景もあり。


そしてそして、私がギフトショップ勤務へ行くもう一つのお楽しみは。

ズバリ、社員食堂で賄われる無料のランチ♪

自分は本当に食いしん坊だな〜と思うんだけど、特に、自分以外の誰かが作ってくれた料理ってのが好きで、しかも一般的には嫌われる傾向のある「機内食」とか、「病院食」とかってのも好きだったりするのよね、何故か。

いったい何が出されるんだろう?っていう謎に対するワクワク感は、機内食のアルミフォイルの下とか、病院食のプラスチックのカバーの下とか、それを開ける際の絶頂感が溜まらないの。

自宅から詰めて持って行くお弁当が余り好きじゃないのは、このドキドキ感がまるで味わえないからってのもあるのかも知れない。

高校生の時も、だから専ら「学食」を利用してた。

まぁ学食も社食も、蓋を開ける行為は無いけれど。


ギフトショップの奥にある社員食堂の昼食は、スタッフだと4ドルで食べることが出来るんだけど、ヴォランティアは無料。

割りと長い間で利用することなく過ごしてたんだけど、コーディネイターのダイアンさんに勧められて、せっかく無料だし是非、食べて♪ってので試してみたのが最近。

ヴォランティアとは言え、昭和の日本人気質が根強い、(無駄に)真面目な私にとって、単独で任されてるギフトショップを空けたり、店内で飲食したり、勤務時間内に座ったままの状態を続けたり、等々、諸々の「小さくてどうでもいい事」に対するこだわりと言うか、ちょっとした抵抗があったりしたってのもある。

20年になる北米暮らしの中で、自分にとっての「タブー」が、自分以外の人は全く気に留めない本当にどうでもいい下らない事である、って現実は重々に体験として学んではいるんだけど。

自分自身の中にある価値観に手を加えるのは、頭で理解して意識的に変えることを試みても、思った通りにすんなりと行かないのは私が頑固だからなのかどうか。


とにかく、自分を訓練して、少しずつ慣れさせて行く手法で。

ギフトショップの閑散時を狙って店を離れ、社員食堂で料理を受け取り、足早に店に戻った後は外から見え難いようレジカウンターの後ろの椅子に腰掛け、顧客が来たらいつでも即座に対応できるよう小口で食べる、みたいな。

現実には、食べてる途中でお客さんが現れても何ら問題ないし、ヴォランティアさんの中にはシフトの間じゅうで座ったまま本を読んでる人なんかもいて、それはそれで全く問題なかったりするんだけど。

ほとんど全ての事が自分次第で自由で自己責任な社会の傾向な北米。

そんな自由な社会で、未だに「こうでなければ」とか「こうしなければ」とか、自分の置かれた立場に見合った義務を務める意識が高い自分は無駄に疲れる。

これでも、昔に比べればかなりリラックスしてるとは思うんだけど。


最初の頃、要領が解らず、「少しずつ色んなもの」を盛り付けて貰った。

*ポーク、ミートボール、エンゼル・フードケーキなど*


家で作ると手間が掛かるロールキャベツは有り難さも手伝って美味しい。

*肉とライスのロールキャベツ、マッシュポテト、フルーツのゼリー*


多分、日替わりで変わる献立なのだろうけれど、私の勤務がいつも金曜日だから、なのかどうか、このところミートボールに出くわす事が多い。



小皿に盛られたサラダやデザートには選択肢が幾つかあって、好きなものを選ぶ。


とにかく、大量に作られた料理ならではの美味しさみたいなものを感じる。

大雑把に作られていて、ちょっと濃い目の味付けで、でもどれも美味しい。

朝10時から午後1時までの勤務で、合間のランチ。

「賄い」って響きにも何となく魅力を感じる不思議。

まぁこの場合は、単に裏方さんのスタッフ料理ってだけで、だから賄い料理って訳でもないんだけど、テクニカルには。



2017年4月16日日曜日

今年のイースターあれこれ

何だか割りと慌ただしくしてました、最近。

何はともあれ、イースターの日曜日もほぼ終了。

身内が近くにいれば集まってご馳走を食べるパターンなんだろうけど。

改めてふと、ミネソタでの浮き草生活を実感させられるような。

普段は孤独を感じる事もなく家族揃って仲良く楽しく暮らしてるんだけど。

でも、季節のイベントや誕生日なんかがあると家族4人だけなのを知ると言うか。

物足りない気もしつつ、まぁラクでいいや、とも思える。

そんな訳で盛り上がりにも欠け、特別な準備も無い分、飾り付けも地味に。


*鳥の巣に見立てて飾ってみた*



*チョコレートに見えるプラスチック製の卵たち*


あとはまぁ、子供たちが大きくなってしまった、と言うのもあるかな。

エッグハントの為の卵を隠すわけでもないし、イースター・バニーからのプレゼントの大きなチョコレートを前の晩に準備する事もなくなってしまった。


最近、St. Paul市で発掘した気に入りのベーカリーで特別なパンを買った。

*写真を撮る前にすっかり食べてしまった。。。*

この辺りでは、イースターの時期にしか買うことの出来ない "Hot Cross Buns/ホット・クロス・バンズ"は、名前の通りに十字架のデザインが施されて、ドライフルーツの入った甘いおやつパン。

カナダでは年中いつでもスーパーマーケットで買うことが出来たんだけど。

*カナダでは、甘党の義父が大好きでしょちゅう食べてる*


そしてイースターに因んで、金曜の外出時に選んだ指輪。


*Etsyとか ebayとかで Avonの Vintageとして安価で売ってる*


ブロンズ色の指輪に白いエナメルのウサギを真ん中に、ピンク色の花と、あとは黄色の花に蝶のデザインの指輪が3つセットになったもの。

Avon化粧品から販売されてたらしいヴィンテージで7ドルくらいで買った。


もう一つ、これまた Avon化粧品のヴィンテージの指輪も着用。


*Etsyか ebayで買った、Avonの Vintage Ring*


ヴィンテージの指輪にしては珍しい?2本の指にはめるタイプ。

真ん中に透明で淡い紫色の石(ガラス?)があしらわれてて、その周囲をエナメルのカラフルな花々と蝶とてんとう虫が飾るデザイン。

こちらも確か10ドル前後で購入。

安い指輪でも、季節柄のデザインに魅了されて気に入ってる。

春先のイースターの時期にしか身に付ける機会は無いんだけど、その分、特別な気がするし、春の訪れを祝う儀式みたいな意味合いもあり。

出掛けた先々で、割りと多くの人の目に留ったようで言葉を掛けられた。

そういう意味でも身に付けるのが楽しいハッピーな指輪たち。


2017年4月9日日曜日

フランク・L・ライト設計の家

先週の火曜日はテキスタイル・センターにての会に出席。

このグループのメンバーは皆、一筋縄では行かないような個性的な顔触れ。

それぞれの道で私よりも長い人生を生きて来た女性たちばかりなので、この輪の中にいると自分がほんのひよッ子みたいな気分にさせられる事も多く。

意見の食い違いで論争になると、それはもうまるで喧嘩ですか?みたいな勢いで、日本人の私だったらもう喧嘩別れして以降は顔も見たく無い状況なんじゃないか?と心配になるくらいの迫力で、正直言って怖いほど。

特に大統領選挙があった前後はピリピリとした緊張感もあったり。

支持する政党も違って、宗教観も違って、おまけにテキスタイル・デザイン上の趣味が合わずに意見が対立してる顔触れは、ひょっとして仲が悪くお互いの事を嫌ってるんじゃないか?って言うくらいに思えるのに、ところがどっこい、会の後で一緒に和気あいあいと昼食を食べに出掛けたりするのを見るにつけ、大人のオンナ同士ならでは、なのか、「北米の」大人のオンナ同士ならでは、の関係なのか、とにかく私にとってはまだまだ未知の世界であり、人間として到達してない成熟の過程があるのを実感させられる。

私は北米暮らしが長くなった今でも、日本社会で暮らした常識とか価値観を引き摺ってる部分があって、未だに「本音と建前」的な自分を使い分ける癖があったり、Noと言えない八方美人的なところがあるのも否定出来ないのを痛感してる。

Be Yourselfって、本当に難しい。

そして先週の火曜日もミーティングの後で昼食に出掛ける話になり、中華のブッフェがいいだの、グルテンフリー・ダイエットをしてるから食べられるものの制限があるだの、皆それぞれの嗜好や事情に固執して譲らず。

私みたいに「何でも食べられるから大丈夫♪」とか「多数決で多い方に行きます♪」って感じで、犬のように尻尾を振るってことが無いのは潔いほどで、感心と共に尊敬しつつ、私もいつかそんな域に達することがあるのかどうか?知りたい。

良く言えば順応性とか協調性があるのかも知れないけれど、余り強く自己主張する場面が無い私は、何だかやっぱり昔の日本育ちなのかな、と思う。

でもまぁ、そんな自分であることが心地悪いとは思わないので、これが私ならではの要素を反映した個性なのかな、とある意味、開き直って納得してる部分もあるけど。

ここぞ、という必要性があれば譲らない強さは袖の下に隠してるって感じで。

とにかく、グループが昼食に向かう先が分裂し、私は自分にとって、未だ行った事の無いエリアに行くと言うグループに付いて行った。

Dさんが運転する黄色いニュー・ビートルに乗せて貰い、"Kenwood"と言う小さなエリアにある "The Kenwood"と言う名前のお洒落で感じのいいレストランで昼食。

小さいけれど有名の本屋さんとか、額縁を作る専門店とかにも案内してくれた。

何だか雰囲気のある高級住宅地って印象のその地域に、Dさんも家を持っていて、過去に30年くらいをそこで暮らしたんだそうで、せっかくだから面白い建築物を外から見て廻るツアーをしてくれる、ってので、車で走って色々と説明をしつつ見せてくれた。

ミネソタのこの辺りには本当に個性豊かな建築物が多いのを日頃から感じて、素敵な建物や住宅を見るのは目の保養にもなってるんだけど。

その後、Dさんが車を停めて、これは特別な家って感じで、「これは今、誰も住んでない家なんだけどね」と話し始めたので、何だろう?と思ったら、何と!それは、かのフランク・ロイド・ライトが設計した家屋なんだそうで驚いてしまった。



*Wikiで拾って来た同じ家屋の写真*


勿論、勝手に敷地内を散策する訳にも行かないので、遠巻きに眺めただけではあるんだけど。

彼が設計した建物がこの周辺に幾つかあるのは知っていたし、夏の時期にツアーがあって、内観も出来るのも知ってたけれど、まだ機会が無かった。

せっかくアメリカに住んでるうちに、是非、いずれかの見学に行きたいと思う。


クリムトの世界#2

ミネアポリスのテキスタイル・センターにて、5月のグループ展に出展するシリーズの作品作りが、意外と早くに終了してしまった。

ちょっと呆気ないくらいに。

油絵で描かれたクリムトの絵画の世界をファイバー・アートの三次元で表現するコンセプトで、「アデールの肖像」「接吻」「クリムト本人」を作ったあと、最後の一点は「メイダ・プリマヴェシの肖像」。

*"Mäda Primavesi"*



彼女が描かれた時、9歳の少女だったという現実を、シャドーボックスの仕上げにも反映させたくて、背景の壁紙同様にお花で飾りたい気がした。

Etsyで見つけた Lucite/アクリル製の薔薇のビーズを注文して、大概の場合(Etsyであちこちの出店者から様々な商品を頻繁に購入してる体験上)は翌日に発送されて、手元に届くまでほんの2〜4日ってパターンに慣れていたので、そんな計算で素材待ちしてたから作業は中断状態だったのだけど。

発送されるまでに1週間も掛かったのは計算違いだった。

今週の金曜日が作品の持ち込み締め切りなので、気になってたんだけど。

昨日、ようやく届いて(アメリカは土曜日にも郵便配達がされるのがカナダと違うところで助かる!)開けて見たら、Lucite(ルサイト)ならではの控え目にくすんだ感じの色合いの薔薇たちが可愛くて、嬉しくなってしまった。

気に入った素材を使う時は作業にも気分が乗って捗る。

季節柄、薔薇のビーズを取り付ける作業はまさに「花を咲かせる」作業でもあり、♪枯れ木に花を咲かせましょう〜♪の花咲か爺さんの心境で楽しかった。

夢のように楽しい作業のあと、気がついて見れば作品が完成してしまってた。

あとはデリバリーを残すのみ。

勿論、嬉しいし、完成の達成感みたいなのはあるのだけれど、ずっと懸念だった締め切り日に間に合うよう意識して作業を進めて来たプレッシャーと言うかストレスから、一気に開放されてしまい、急に自由になった感覚が心もとないと言うか。

とは言え、次は別の作品応募の締め切りが7月にあって、それに向けての作業も進めてるので、今度はそれに専念することが出来る歓びがあるのは事実。

何だかかんだ言って、怠け者の私にとって「締め切り日」があるってのは効果的かも知れないな、なんて思ってる。


2017年4月4日火曜日

クリムトの世界

5月にテキスタイル・センターにてのグループ展に出品する作品のタイトルを

"The World of Gustav Klimt in Three Dimensions"

に決めて、4つの作品を一つのシリーズとして参加させて貰う予定。


*Portrait of Adele Bloch-Bauer*
11"x16"x4"







*The Kiss*
12"x21"x3.5"



あとは "Mäda Primavesi"を完成させないと。



因みに4つ目の作品はニードル・フェルティングで作った「猫を抱えるクリムト」を再現した人形で、それは取り敢えず完成してる。



プリンス展の巡回

毎日、大それたニュースも無いまま1週間くらいあっと言う間に経ってしまう。

とは言え、ほんの小さな出来事は絶え間なくあってそれなりに面白い日々だけど。

昨日はうちのキッチン脇の窓の外にあるフェンスの上に、野生の七面鳥がデカデカと佇んでるのを目撃して、子供たちと共に驚きつつ盛り上がった一瞬。

*Wikiで拾って来た画像だけど、七面鳥はかなりデカい鳥*

「今夜はひょっとして七面鳥のご馳走?」なんて冗談半分に脳裏を過ったアイデア。

とにかくこの辺りでは野生の七面鳥が散歩してるのを頻繁に見掛ける。

でも、家の敷地に何故?フェンスに囲まれてるのに?飛んだの?と謎は残るけど。



引き続き作品作りには精を出してるけれど、経過も含め作品の写真をインスタグラムにアップしたり、ラグ・フッキングに関連の作品はフッキングのコミュニティのサイトにアップしたり、それで満足感が完結してしまい、ブログがおざなり気味な最近。

現在、ミネアポリスのテキスタイル・センターにて展示されているプリンスのキルト展は、どうやらアメリカ国内を巡るツアーになるらしく、2年間を掛けてあちらこちらの会場を巡り展示されることになれば、私の作品も自分の手元を離れたまま暫くお目に掛かる事が出来なくなりそうな気配。

テキスタイル・センターのディレクター:カールさんから、ツアーの前に交わす契約について少しだけ説明を受けたんだけど、彼の話によるとツアーとして巡回すると作品の価値が上がるんだそうで。

取り敢えず私の作品は "NFS/Not for Sale"で非売表示がしてあるんだけど、同じ企画展で展示されてる作品の多くに値札が付いていて、確か一番低い価格設定の作品が750ドル前後(一番サイズが小さくて割りとシンプルな手法の作品)で、最も高い作品には15000ドル(プリンスの舞台衣装のサンプル生地で作られた作品)の値段が付いていた。

作品が売れた場合、テキスタイル・センターでは40%のコミッションがセンターに行くことになっているし、多分、一般的なギャラリーの相場がその辺りなのかと思うので、売値としての価格にその分が反映しているはず。

さて、仮に私が自分の作品を売ることにした場合、周辺の作品価格を考慮すると多分、1500ドルから8000ドルの間かと思うんだけど、値段は飽くまでも漠然とした数字であって、果たして実際に購入希望の人がいるのかどうかは別の話で。

どんなに素晴らしい売値が付いていても、買い手がいなければ絵に描いた餅。

オークションならば需要に見合った値段の変動があるから解り易いけれど。

作品に対する価格設定は、私にとっては未知の世界でもあり難しい。

同じアーティストの立場として、高額に設定してある作品はひょっとすると、売れなくても構わないけれど、本当に作品に惚れ込んで価値を見出してくれる人が現れれば、その場合に限っては手放してもいい、なんて考えてるのかなと想像してみたり。

だったら私は、一体どれだけの価格ならば私のプリンスを手放す覚悟があるんだろう?

売るという選択肢を頭に置いて作業した訳ではないし、ピンと来ない。

自己満足的に、作業そのものに楽しみややり甲斐を感じて、空想の存在であるプリンスと対話しながら完成した作品であるから、そういう意味ではプロセスにおいての楽しみは全て十分過ぎる程に満喫してしまった達成感はあるんだけど。

それでも、作品として仕上がった以上、生みの親としての愛着もある。

作品がまるで自分の子供みたいな執着心もあるし。

だったらどんなにお金を積まれても手放す事は出来ないとも言える。

これからも作品を生み出し続けながら、作品たちとの関係を考えて行かなければならない局面を迎えてるような気がしてる。

*2年間のツアーに出掛ける可能性が濃厚?*